家庭で飲むワインに、1世帯は1年でいくら使っているのでしょうか。
47都道府県で比べます。
使うのは総務省統計局の家計調査、2023年から2025年の3か年平均。
東京都が7,460円で1位。
47都道府県の平均は3,347円、中央値は3,233円です。
最も高い7,460円と最も低い1,293円の差は6,167円、倍率にすると5.77倍でした。
実数で見るか率で見るかによって並びは変わります。
この記事では率のほうを主に見ていきます。
47都道府県の単純平均
3,347円
1世帯当たりのワインへの支出(2023年〜2025年平均)
最も多い 東京都
7,460円
最も少ない 愛媛県
1,293円
地図で見る
| 項目 | 1世帯当たりのワインへの支出 |
|---|---|
| 北海道 | 4,526円 |
| 青森県 | 4,154円 |
| 岩手県 | 4,009円 |
| 宮城県 | 3,843円 |
| 秋田県 | 4,310円 |
| 山形県 | 3,980円 |
| 福島県 | 3,172円 |
| 茨城県 | 3,233円 |
| 栃木県 | 2,995円 |
| 群馬県 | 2,362円 |
| 埼玉県 | 5,833円 |
| 千葉県 | 5,702円 |
| 東京都 | 7,460円 |
| 神奈川県 | 5,436円 |
| 新潟県 | 4,414円 |
| 富山県 | 3,764円 |
| 石川県 | 3,561円 |
| 福井県 | 2,176円 |
| 山梨県 | 3,979円 |
| 長野県 | 3,744円 |
| 岐阜県 | 3,152円 |
| 静岡県 | 3,858円 |
| 愛知県 | 3,993円 |
| 三重県 | 1,796円 |
| 滋賀県 | 3,597円 |
| 京都府 | 4,124円 |
| 大阪府 | 2,882円 |
| 兵庫県 | 4,041円 |
| 奈良県 | 3,427円 |
| 和歌山県 | 1,589円 |
| 鳥取県 | 2,383円 |
| 島根県 | 2,464円 |
| 岡山県 | 2,049円 |
| 広島県 | 4,132円 |
| 山口県 | 2,099円 |
| 徳島県 | 1,917円 |
| 香川県 | 2,297円 |
| 愛媛県 | 1,293円 |
| 高知県 | 2,374円 |
| 福岡県 | 3,095円 |
| 佐賀県 | 1,658円 |
| 長崎県 | 1,891円 |
| 熊本県 | 5,254円 |
| 大分県 | 2,050円 |
| 宮崎県 | 2,671円 |
| 鹿児島県 | 2,062円 |
| 沖縄県 | 2,505円 |
日本地図で見ると、色が濃く出るのは東京都です。
次いで埼玉県、千葉県、神奈川県、熊本県が続きます。
淡いのは愛媛県、和歌山県、佐賀県でした。
47都道府県の平均は3,347円、中央値は3,233円です。
東京都の7,460円は平均を4,113円上回ります。
1位と47位の差は6,167円、倍率にすると5.77倍でした。
ウイスキーへの支出で並べ替えると秋田県が4,994で最も高く、開きは4.17倍になります。
主指標で1位の東京都はウイスキーへの支出では6位、ウイスキーへの支出で1位の秋田県は主指標では8位でした。
| 順位 | 都道府県 | 1世帯当たりのワインへの支出(円) | 地方 | ウイスキーへの支出 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 東京都 | 7460 | 関東 | 3776 |
| 2 | 埼玉県 | 5833 | 関東 | 3238 |
| 3 | 千葉県 | 5702 | 関東 | 3496 |
| 4 | 神奈川県 | 5436 | 関東 | 3439 |
| 5 | 熊本県 | 5254 | 九州 | 2271 |
| 6 | 北海道 | 4526 | 北海道 | 3676 |
| 7 | 新潟県 | 4414 | 中部 | 3745 |
| 8 | 秋田県 | 4310 | 東北 | 4994 |
| 9 | 青森県 | 4154 | 東北 | 4574 |
| 10 | 広島県 | 4132 | 中国 | 2451 |
| 11 | 京都府 | 4124 | 近畿 | 2728 |
| 12 | 兵庫県 | 4041 | 近畿 | 3150 |
| 13 | 岩手県 | 4009 | 東北 | 2962 |
| 14 | 愛知県 | 3993 | 中部 | 3289 |
| 15 | 山形県 | 3980 | 東北 | 4503 |
| 16 | 山梨県 | 3979 | 中部 | 3320 |
| 17 | 静岡県 | 3858 | 中部 | 3154 |
| 18 | 宮城県 | 3843 | 東北 | 4837 |
| 19 | 富山県 | 3764 | 中部 | 2572 |
| 20 | 長野県 | 3744 | 中部 | 3078 |
| 21 | 滋賀県 | 3597 | 近畿 | 1723 |
| 22 | 石川県 | 3561 | 中部 | 2470 |
| 23 | 奈良県 | 3427 | 近畿 | 2168 |
| 24 | 茨城県 | 3233 | 関東 | 2855 |
| 25 | 福島県 | 3172 | 東北 | 3005 |
| 26 | 岐阜県 | 3152 | 中部 | 3797 |
| 27 | 福岡県 | 3095 | 九州 | 3160 |
| 28 | 栃木県 | 2995 | 関東 | 3675 |
| 29 | 大阪府 | 2882 | 近畿 | 2146 |
| 30 | 宮崎県 | 2671 | 九州 | 1197 |
| 31 | 沖縄県 | 2505 | 九州 | 1401 |
| 32 | 島根県 | 2464 | 中国 | 1886 |
| 33 | 鳥取県 | 2383 | 中国 | 2191 |
| 34 | 高知県 | 2374 | 四国 | 1860 |
| 35 | 群馬県 | 2362 | 関東 | 3012 |
| 36 | 香川県 | 2297 | 四国 | 2424 |
| 37 | 福井県 | 2176 | 中部 | 1638 |
| 38 | 山口県 | 2099 | 中国 | 2895 |
| 39 | 鹿児島県 | 2062 | 九州 | 1256 |
| 40 | 大分県 | 2050 | 九州 | 1954 |
| 41 | 岡山県 | 2049 | 中国 | 1365 |
| 42 | 徳島県 | 1917 | 四国 | 2165 |
| 43 | 長崎県 | 1891 | 九州 | 1268 |
| 44 | 三重県 | 1796 | 近畿 | 1232 |
| 45 | 佐賀県 | 1658 | 九州 | 1854 |
| 46 | 和歌山県 | 1589 | 近畿 | 1752 |
| 47 | 愛媛県 | 1293 | 四国 | 1514 |
ワインへの支出が多い上位5都府県
ワインへの支出が多い上位5都府県です。
東京都は7,460円、埼玉県は5,833円、千葉県は5,702円でした。
1位と2位の差は1,627円です。
4位は神奈川県で5,436円、5位は熊本県で5,254円。
上位5はいずれも47都道府県の平均3,347円を上回りました。
1位の東京都は平均を4,113円上回りました。
中央値の3,233円と比べると4,227円高く、平均に対する比では2.23倍にあたります。
6位以下は北海道で4,526円、新潟県で4,414円、秋田県で4,310円と続きました。
2位と3位の差は131円、3位と4位の差は266円。
上位のなかでも順位が近いほど差は小さく、5位と8位の間は944円でした。
1位から5位までの幅は2,206円、1位から8位までの幅は3,150円でした。
上位のなかでも順位が下がるにつれて差は緩やかになります。
東京都はウイスキーへの支出でも6位に入っています。
全国の値は3,347円で、上位5はいずれもこれを上回りました。
1位は東京都の7,460円。
都市部と山梨県が上位に入ります。
ウイスキーへの支出と並べて見ます
なぜこういう並びになるのか、ここからは考えてみます。
以下は1世帯が1年間にワインへ使う金額の統計から直接読み取れることではなく、別の数字と照らして立てた推測です。
ウイスキーへの支出で並べ替えると、順位が変わります。
1位は秋田県の4,994、2位は宮城県の4,837、3位は青森県の4,574。
4位以下は山形県、岐阜県と続きます。
逆に下位は三重県が1,232、宮崎県が1,197。
秋田県と宮崎県では4.17倍の開きです。
ワインは都市部で支出が多く、清酒や焼酎とはまったく違う分布です。
輸入品が中心で、洋風の食卓と結びついています。
ぶどうの産地である山梨県も上位に入り、国産ワインの地元消費がうかがえます。
当サイトのぶどうへの支出の記事とあわせて見てみてください。
地方ごとに県の平均を出すと、関東7都県が4,717円で最も高く、四国4県が1,970円で最も低くなります。
北海道4,526円と東北6県3,911円がそれに続きました。
同じ指標でも、実数で見るか率で見るかで並びは変わります。
どちらか一方だけを見て県の姿を決めつけないことが大切です。
実数で見ると順位は変わる
ワインへの支出が少ない下位5県
ワインへの支出が少ない下位5県です。
47位の愛媛県は1,293円、46位の和歌山県は1,589円、45位の佐賀県は1,658円でした。
1位の東京都とは6,167円の差があります。
44位は三重県で1,796円、43位は長崎県で1,891円、42位は徳島県で1,917円と続きます。
最も少ない愛媛県は1,293円。
1位と47位の差は5.8倍にひらきます。
47都道府県の中央値は3,233円、平均は3,347円です。
47位の愛媛県は平均を2,054円下回りました。
47位の愛媛県は1位の東京都の17.3パーセントにあたる水準で、倍率にすると5.77倍の開きです。
46位との差は296円、45位との差は365円。
下位のほうは差が詰まっており、47位と42位の間でも624円しかありません。
下位5県はいずれも47都道府県の平均3,347円を下回りました。
47位から43位までの幅は598円です。
愛媛県はウイスキーへの支出では中位位です。
全国の値は3,347円なので、47位はこれを2,054円下回っています。
このグラフについての豆知識
都市の酒
ワインへの支出は全国平均で年3,347円。
清酒の5,420円、焼酎の5,970円より少なめです。
東京都の7,460円は全国平均の2倍を超え、お酒のなかでも都市集中の目立つ品目です。
県庁所在市の数字であること
家計調査の品目別のデータは、各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で集められています。
県全体の平均ではないので、県内でも地域によって事情は違うはずです。
1年ごとの数字は標本のばらつきで動くため、この記事では2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算しました。
対象は二人以上の世帯です。
ひとり暮らしの世帯は含まれていません。
数字の散らばり
1位の東京都は7,460円、47位の愛媛県は1,293円。
差は6,167円、倍率にすると5.77倍です。
中央値は3,233円、平均は3,347円でした。
平均と中央値がどれだけ離れているかを見ると、一部の都道府県が全体を引っぱっているかどうかが分かります。
この指標では114円の差でした。
ウイスキーへの支出で並べ替えると開きは4.17倍になります。
2つの見方を突き合わせると、順位の意味がはっきりします。
順位の並びがにている記事
1世帯が1年間にワインへ使う金額の並びと似ている記事、そして正反対の記事を挙げます。
最も似ていたのは【指定野菜になったブロッコリー】1世帯の支出は平均年2,719円(順位相関0.77)です。
反対に、並びがいちばん逆だったのは【お酒を飲まない人】全国36.46パーセント、3人に1人以上(順位相関-0.73)です。
並びが似ていても、そこに関係があるとまでは言えません。
ただ、2つの地図をならべると読み方のヒントにはなります。
地方のなかで見た1世帯当たりのワインへの支出
| 地方 | 最も多い(円) | 最も少ない(円) |
|---|---|---|
| 東北 | 秋田県 4310 | 福島県 3172 |
| 関東 | 東京都 7460 | 群馬県 2362 |
| 中部 | 新潟県 4414 | 福井県 2176 |
| 近畿 | 京都府 4124 | 和歌山県 1589 |
| 中国 | 広島県 4132 | 岡山県 2049 |
| 四国 | 高知県 2374 | 愛媛県 1293 |
| 九州 | 熊本県 5254 | 佐賀県 1658 |
まとめ
1世帯が1年間にワインへ使う金額を47都道府県で比べると、最も高い東京都で7,460円、最も低い愛媛県で1,293円でした。
その差は6,167円、倍率にすると5.77倍です。
47都道府県の中央値は3,233円、平均は3,347円でした。
全国の値は3,347円です。
ウイスキーへの支出で並べ替えると開きは4.17倍になり、主指標で1位の東京都はその見方では6位に位置します。
1世帯が1年間にワインへ使う金額の数字を受け取る前に、3つ添えておきます。
1つ目は、県庁所在市で調べた数字であること。
2つ目は、飲食店での飲酒代を含まないこと。
3つ目は2025年の数字であることです。
ウイスキーへの支出では秋田県が4,994で最も高く、主指標で1位の東京都はこの見方では6位でした。
地方ごとの平均では関東7都県が4,717円で最も高く、四国4県が1,970円で最も低くなりました。
発泡酒やビールへの支出を比べた記事とあわせて読んでみてください。
1位の東京都と2位の埼玉県の差は1,627円で、上位のなかでも順位は僅差で決まりました。
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出典
- 統計名: 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)
- 調査年: 2023年〜2025年平均
- 公開元: 総務省統計局
- 参照URL: https://www.stat.go.jp/data/kakei/5.html
- 備考: 家庭で飲むワイン(果実酒)への支出。飲食店での飲酒代は含まない。数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した
注記: 家庭で飲むワイン(果実酒)への支出。
飲食店での飲酒代は含まない。
数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。
2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した
