【ぶどうに使う金額】平均年3,391円、産地で3.7倍の差

【ぶどうに使う金額】平均年3,391円、産地で3.7倍の差

シャインマスカットで人気の高まったぶどうに、1世帯はいくら使っているのでしょうか。
47都道府県で比べます。

使うのは総務省統計局の家計調査、2023年から2025年の3か年平均。

山梨県が6,577円で1位。
47都道府県の平均は3,391円、中央値は3,281円です。
最も高い6,577円と最も低い1,780円の差は4,797円、倍率にすると3.69倍でした。

47都道府県の単純平均

3,391円

1世帯当たりのぶどうへの支出(2023年〜2025年平均)

最も多い 山梨県

6,577円

最も少ない 青森県

1,780円

ぶどうへの支出が多い上位5県

上位5都道府県の1世帯当たりのぶどうへの支出
上位5都道府県の1世帯当たりのぶどうへの支出 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(2023年〜2025年平均) 02,0004,0006,000山梨県: 6,577円6,577円長野県: 5,013円5,013円岡山県: 4,956円4,956円愛知県: 4,466円4,466円千葉県: 4,449円4,449円山梨県長野県岡山県愛知県千葉県
上位5都道府県の1世帯当たりのぶどうへの支出
項目1世帯当たりのぶどうへの支出
山梨県6,577円
長野県5,013円
岡山県4,956円
愛知県4,466円
千葉県4,449円
下位5都道府県の1世帯当たりのぶどうへの支出
下位5都道府県の1世帯当たりのぶどうへの支出 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(2023年〜2025年平均) 05001,0001,5002,000青森県: 1,780円1,780円沖縄県: 1,781円1,781円北海道: 2,085円2,085円佐賀県: 2,284円2,284円宮城県: 2,434円2,434円青森県沖縄県北海道佐賀県宮城県
下位5都道府県の1世帯当たりのぶどうへの支出
項目1世帯当たりのぶどうへの支出
青森県1,780円
沖縄県1,781円
北海道2,085円
佐賀県2,284円
宮城県2,434円

ぶどうへの支出が多い上位5県です。

山梨県は6,577円、長野県は5,013円、岡山県は4,956円でした。
1位と2位の差は1,564円です。

4位は愛知県で4,466円、5位は千葉県で4,449円。
上位5はいずれも47都道府県の平均3,391円を上回りました。

1位の山梨県は平均を3,186円上回りました。
中央値の3,281円と比べると3,296円高く、平均に対する比では1.94倍にあたります。

6位以下は山形県で4,266円、東京都で4,059円、香川県で4,052円と続きました。

2位と3位の差は57円、3位と4位の差は490円。
上位のなかでも順位が近いほど差は小さく、5位と8位の間は397円でした。

1位から5位までの幅は2,128円、1位から8位までの幅は2,525円でした。
上位のなかでも順位が下がるにつれて差は緩やかになります。

山梨県はメロンへの支出でも44位に入っています。
全国の値は3,391円で、上位5はいずれもこれを上回りました。

1位は山梨県の6,577円。
日本一のぶどう産地です。

メロンへの支出と並べて見ます

ここからは統計を離れて、1世帯が1年間にぶどうへ使う金額の背景を推測します。
確かめられた事実ではなく、ほかの数字と並べて考えた見立てとして読んでください。

メロンへの支出で並べ替えると、順位が変わります。

1位は茨城県の3,823、2位は秋田県の1,903、3位は北海道の1,824。

4位以下は青森県、熊本県と続きます。
逆に下位は石川県が458、福島県が434。
茨城県と福島県では8.81倍の開きです。

ぶどうは産地の県が上位を占めます。
山梨県、長野県、岡山県といった名産地が並びました。

りんごで1位だった青森県が、ぶどうでは最下位。
果物は産地ごとに食べるものがはっきり分かれます。

当サイトのりんごへの支出の記事と並べて読むと、その対比が楽しめます。

地方ごとに県の平均を出すと、中部9県が4,033円で最も高く、北海道が2,085円で最も低くなります。
中国5県3,748円と近畿7府県3,528円がそれに続きました。

同じ指標でも、実数で見るか率で見るかで並びは変わります。
どちらか一方だけを見て県の姿を決めつけないことが大切です。

実数で見ると順位は変わる

メロンへの支出の上位5都道府県
メロンへの支出の上位5都道府県 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(2023年〜2025年平均) 01,0002,0003,000茨城県: 3,8233,823秋田県: 1,9031,903北海道: 1,8241,824青森県: 1,6001,600熊本県: 1,5531,553茨城県秋田県北海道青森県熊本県
メロンへの支出の上位5都道府県
項目メロンへの支出
茨城県3,823
秋田県1,903
北海道1,824
青森県1,600
熊本県1,553

ぶどうへの支出が少ない下位5県

ぶどうへの支出が少ない下位5県です。

47位の青森県は1,780円、46位の沖縄県は1,781円、45位の北海道は2,085円でした。
1位の山梨県とは4,797円の差があります。

44位は佐賀県で2,284円、43位は宮城県で2,434円、42位は長崎県で2,529円と続きます。

最も少ない青森県は1,780円。
1位と47位の差は3.7倍です。

47都道府県の中央値は3,281円、平均は3,391円です。
47位の青森県は平均を1,611円下回りました。

47位の青森県は1位の山梨県の27.1パーセントにあたる水準で、倍率にすると3.69倍の開きです。

46位との差は1円、45位との差は305円。
下位のほうは差が詰まっており、47位と42位の間でも749円しかありません。

下位5県はいずれも47都道府県の平均3,391円を下回りました。
47位から43位までの幅は654円です。

青森県はメロンへの支出では4位です。
全国の値は3,391円なので、47位はこれを1,611円下回っています。

地図で見る

1世帯当たりのぶどうへの支出(2023年〜2025年平均)
1世帯当たりのぶどうへの支出(2023年〜2025年平均) 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(総務省統計局)をもとに作成。単位は円。 北海道 2,085円青森 1,780円岩手 2,681円宮城 2,434円秋田 2,998円山形 4,266円福島 3,274円茨城 3,658円栃木 2,744円群馬 2,849円埼玉 3,362円千葉 4,449円東京 4,059円神奈川 3,446円新潟 2,993円富山 3,795円石川 3,548円福井 2,969円山梨 6,577円長野 5,013円岐阜 3,401円静岡 3,539円愛知 4,466円三重 4,010円滋賀 3,169円京都 3,934円大阪 3,872円兵庫 3,169円奈良 3,387円和歌山 3,158円鳥取 3,091円島根 3,627円岡山 4,956円広島 3,529円山口 3,536円徳島 3,566円香川 4,052円愛媛 3,246円高知 2,894円福岡 2,870円佐賀 2,284円長崎 2,529円熊本 3,281円大分 2,891円宮崎 3,209円鹿児島 2,958円沖縄 1,781円
1世帯当たりのぶどうへの支出(円)
1世帯当たりのぶどうへの支出(2023年〜2025年平均)
項目1世帯当たりのぶどうへの支出
北海道2,085円
青森県1,780円
岩手県2,681円
宮城県2,434円
秋田県2,998円
山形県4,266円
福島県3,274円
茨城県3,658円
栃木県2,744円
群馬県2,849円
埼玉県3,362円
千葉県4,449円
東京都4,059円
神奈川県3,446円
新潟県2,993円
富山県3,795円
石川県3,548円
福井県2,969円
山梨県6,577円
長野県5,013円
岐阜県3,401円
静岡県3,539円
愛知県4,466円
三重県4,010円
滋賀県3,169円
京都府3,934円
大阪府3,872円
兵庫県3,169円
奈良県3,387円
和歌山県3,158円
鳥取県3,091円
島根県3,627円
岡山県4,956円
広島県3,529円
山口県3,536円
徳島県3,566円
香川県4,052円
愛媛県3,246円
高知県2,894円
福岡県2,870円
佐賀県2,284円
長崎県2,529円
熊本県3,281円
大分県2,891円
宮崎県3,209円
鹿児島県2,958円
沖縄県1,781円

日本地図で見ると、色が濃く出るのは山梨県です。
次いで長野県、岡山県、愛知県、千葉県が続きます。
淡いのは青森県、沖縄県、北海道でした。

47都道府県の平均は3,391円、中央値は3,281円です。
山梨県の6,577円は平均を3,186円上回ります。

1位と47位の差は4,797円、倍率にすると3.69倍でした。

メロンへの支出で並べ替えると茨城県が3,823で最も高く、開きは8.81倍になります。

主指標で1位の山梨県はメロンへの支出では44位、メロンへの支出で1位の茨城県は主指標では13位でした。

順位都道府県1世帯当たりのぶどうへの支出(円)地方メロンへの支出
1山梨県6577中部492
2長野県5013中部781
3岡山県4956中国682
4愛知県4466中部964
5千葉県4449関東1202
6山形県4266東北927
7東京都4059関東1009
8香川県4052四国668
9三重県4010近畿567
10京都府3934近畿646
11大阪府3872近畿590
12富山県3795中部787
13茨城県3658関東3823
14島根県3627中国1298
15徳島県3566四国646
16石川県3548中部458
17静岡県3539中部857
18山口県3536中国764
19広島県3529中国637
20神奈川県3446関東1154
21岐阜県3401中部759
22奈良県3387近畿697
23埼玉県3362関東1198
24熊本県3281九州1553
25福島県3274東北434
26愛媛県3246四国582
27宮崎県3209九州1442
28滋賀県3169近畿678
28兵庫県3169近畿543
30和歌山県3158近畿460
31鳥取県3091中国1153
32秋田県2998東北1903
33新潟県2993中部973
34福井県2969中部849
35鹿児島県2958九州678
36高知県2894四国773
37大分県2891九州691
38福岡県2870九州627
39群馬県2849関東574
40栃木県2744関東857
41岩手県2681東北1012
42長崎県2529九州879
43宮城県2434東北786
44佐賀県2284九州681
45北海道2085北海道1824
46沖縄県1781九州515
47青森県1780東北1600
家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(2023年〜2025年平均、総務省統計局)をもとに作成

このグラフについての豆知識

シャインマスカットの時代

ぶどうへの支出は全国平均で年3,391円。
高級品種のシャインマスカットが広まり、単価が上がってきました。

山梨県の収穫量は全国のおよそ2割。
産地に住むと、旬の時期に手ごろな値段で手に入ります。

県庁所在市の数字であること

家計調査の品目別のデータは、各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で集められています。
県全体の平均ではないので、県内でも地域によって事情は違うはずです。

1年ごとの数字は標本のばらつきで動くため、この記事では2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算しました。

対象は二人以上の世帯です。
ひとり暮らしの世帯は含まれていません。

数字の散らばり

1位の山梨県は6,577円、47位の青森県は1,780円。
差は4,797円、倍率にすると3.69倍です。

中央値は3,281円、平均は3,391円でした。
平均と中央値がどれだけ離れているかを見ると、一部の都道府県が全体を引っぱっているかどうかが分かります。
この指標では110円の差でした。

メロンへの支出で並べ替えると開きは8.81倍になります。
2つの見方を突き合わせると、順位の意味がはっきりします。

順位の並びがにている記事

1世帯が1年間にぶどうへ使う金額とよく似た並びになる記事が、当サイトにあるか探しました。

並びが最も重なったのは【1か月のシャツ代】平均1,295円、差は1.92倍で、相関は0.65です。
最も食い違ったのは【小1のむし歯】全国43.37パーセント、入学時点で差がつく(順位相関-0.58)でした。

順位が近いことと、原因がつながっていることは別の話です。
それでも、見くらべると気づくことがあります。

地方のなかで見た1世帯当たりのぶどうへの支出

地方最も多い(円)最も少ない(円)
東北山形県 4266青森県 1780
関東千葉県 4449栃木県 2744
中部山梨県 6577福井県 2969
近畿三重県 4010和歌山県 3158
中国岡山県 4956鳥取県 3091
四国香川県 4052高知県 2894
九州熊本県 3281沖縄県 1781
家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(2023年〜2025年平均、総務省統計局)をもとに作成

まとめ

1世帯が1年間にぶどうへ使う金額を47都道府県で比べると、最も高い山梨県で6,577円、最も低い青森県で1,780円でした。
その差は4,797円、倍率にすると3.69倍です。

47都道府県の中央値は3,281円、平均は3,391円でした。
全国の値は3,391円です。
メロンへの支出で並べ替えると開きは8.81倍になり、主指標で1位の山梨県はその見方では44位に位置します。

1世帯が1年間にぶどうへ使う金額をほかの数字と見くらべる前に、3つ確かめてください。
1つ目は、県庁所在市で調べた数字であること。
2つ目は、ワインなどの加工品を含まないこと。
3つ目は2025年の数字であることです。

メロンへの支出では茨城県が3,823で最も高く、主指標で1位の山梨県はこの見方では44位でした。

地方ごとの平均では中部9県が4,033円で最も高く、北海道が2,085円で最も低くなりました。
メロンやりんごへの支出を比べた記事とあわせて読んでみてください。

1位の山梨県と2位の長野県の差は1,564円で、上位のなかでも順位は僅差で決まりました。

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出典

  • 統計名: 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)
  • 調査年: 2023年〜2025年平均
  • 公開元: 総務省統計局
  • 参照URL: https://www.stat.go.jp/data/kakei/5.html
  • 備考: 生鮮のぶどうへの支出。ワインなどの加工品は含まない。数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した

注記: 生鮮のぶどうへの支出。
ワインなどの加工品は含まない。
数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。
2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した

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