【梨に使う金額】平均年2,033円、りんごの県が最下位に

【梨に使う金額】平均年2,033円、りんごの県が最下位に

梨を買うのに、1世帯あたり年間いくら使っているのでしょうか。
地域によってどれくらい違うのか比べます。

このランキングは、総務省統計局の「家計調査」をもとにしています。
2023年から2025年までの3年間の平均を使い、梨の購入に使った金額を都道府県ごとに見ていきます。

全国平均は2,033円、中央値は1,699円。
最も支出額が多い鳥取県は7,465円で、最も少ない県の665円との差は6,800円です。
金額を比べると、約11倍の開きがありました。

47都道府県の単純平均

2,033円

1世帯当たりの梨への支出(2023年〜2025年平均)

最も多い 鳥取県

7,465円

最も少ない 青森県

665円

梨に使う金額が多い上位5県

上位5都道府県の1世帯当たりの梨への支出
上位5都道府県の1世帯当たりの梨への支出 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(2023年〜2025年平均) 01,0002,0003,0004,0005,0006,0007,000鳥取県: 7,465円7,465円富山県: 4,322円4,322円島根県: 3,852円3,852円新潟県: 3,715円3,715円千葉県: 3,610円3,610円鳥取県富山県島根県新潟県千葉県
上位5都道府県の1世帯当たりの梨への支出
項目1世帯当たりの梨への支出
鳥取県7,465円
富山県4,322円
島根県3,852円
新潟県3,715円
千葉県3,610円
下位5都道府県の1世帯当たりの梨への支出
下位5都道府県の1世帯当たりの梨への支出 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(2023年〜2025年平均) 0200400600800青森県: 665円665円山梨県: 839円839円沖縄県: 859円859円北海道: 881円881円静岡県: 996円996円青森県山梨県沖縄県北海道静岡県
下位5都道府県の1世帯当たりの梨への支出
項目1世帯当たりの梨への支出
青森県665円
山梨県839円
沖縄県859円
北海道881円
静岡県996円

梨に使う金額が多い上位5県です。

鳥取県は7,465円、富山県は4,322円、島根県は3,852円でした。
1位と2位の差は3,143円です。

4位は新潟県で3,715円、5位は千葉県で3,610円。
上位5はいずれも47都道府県の平均2,033円を上回りました。

1位の鳥取県は平均を5,432円上回りました。
中央値の1,699円と比べると5,766円高く、平均に対する比では3.67倍にあたります。

6位以下は栃木県で3,379円、山形県で3,176円、三重県で2,889円と続きました。

2位と3位の差は470円、3位と4位の差は137円。
上位のなかでも順位が近いほど差は小さく、5位と8位の間は721円でした。

1位から5位までの幅は3,855円、1位から8位までの幅は4,576円でした。
上位のなかでも順位が下がるにつれて差は緩やかになります。

鳥取県は桃への支出でも44位に入っています。
全国の値は2,033円で、上位5はいずれもこれを上回りました。

1位は鳥取県の7,465円。
2位の富山県4,322円に1.7倍の差をつけました。

桃への支出と並べて見ます

ここからは統計から離れて、この結果をどう読むかを考えてみます。
以下は確かめられた事実ではなく、ほかの指標と突き合わせて立てた推測です。

桃への支出で並べ替えると、順位が変わります。

1位は福島県の6,663、2位は岡山県の3,565、3位は長野県の3,094。

4位以下は和歌山県、山梨県と続きます。
逆に下位は宮崎県が447、沖縄県が336。
福島県と沖縄県では19.83倍の開きです。

鳥取県には二十世紀梨という名産があります。
県の特産として長く親しまれ、地元での消費も多いと考えられます。
全国平均2,033円に対して7,465円ですから、3.7倍を使っている計算です。

この記事で目を引くのは、47位が青森県だったことです。
青森県はりんごの産地として知られ、りんごへの支出では上位に入ります。
同じ果物でも、地元でとれるものに支出が集中し、それ以外の果物は買われにくくなるのかもしれません。

桃への支出と並べると、梨1位の鳥取県は桃では44位。
果物は種類ごとに、上位の顔ぶれが大きく入れかわります。

地方ごとに県の平均を出すと、中国5県が3,252円で最も高く、北海道が881円で最も低くなります。
関東7都県2,471円と中部9県2,070円がそれに続きました。

実数で見ると順位は変わる

桃への支出の上位5都道府県
桃への支出の上位5都道府県 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(2023年〜2025年平均) 02,0004,0006,000福島県: 6,6636,663岡山県: 3,5653,565長野県: 3,0943,094和歌山県: 2,5762,576山梨県: 2,4072,407福島県岡山県長野県和歌山県山梨県
桃への支出の上位5都道府県
項目桃への支出
福島県6,663
岡山県3,565
長野県3,094
和歌山県2,576
山梨県2,407

梨に使う金額が少ない下位5道県

梨に使う金額が少ない下位5道県です。

47位の青森県は665円、46位の山梨県は839円、45位の沖縄県は859円でした。
1位の鳥取県とは6,800円の差があります。

44位は北海道で881円、43位は静岡県で996円、42位は岩手県で1,064円と続きます。

最も少ない県は665円。
上位の県とは11倍の開きがありました。

47都道府県の中央値は1,699円、平均は2,033円です。
47位の青森県は平均を1,368円下回りました。

47位の青森県は1位の鳥取県の8.9パーセントにあたる水準で、倍率にすると11.23倍の開きです。

46位との差は174円、45位との差は194円。
下位のほうは差が詰まっており、47位と42位の間でも399円しかありません。

下位5県はいずれも47都道府県の平均2,033円を下回りました。
47位から43位までの幅は331円です。

青森県は桃への支出では中位位です。
全国の値は2,033円なので、47位はこれを1,368円下回っています。

地図で見る

1世帯当たりの梨への支出(2023年〜2025年平均)
1世帯当たりの梨への支出(2023年〜2025年平均) 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(総務省統計局)をもとに作成。単位は円。 北海道 881円青森 665円岩手 1,064円宮城 1,714円秋田 1,953円山形 3,176円福島 2,168円茨城 2,560円栃木 3,379円群馬 2,674円埼玉 1,576円千葉 3,610円東京 1,944円神奈川 1,554円新潟 3,715円富山 4,322円石川 2,339円福井 2,123円山梨 839円長野 1,166円岐阜 1,427円静岡 996円愛知 1,699円三重 2,889円滋賀 1,329円京都 1,627円大阪 1,499円兵庫 1,666円奈良 1,896円和歌山 1,348円鳥取 7,465円島根 3,852円岡山 1,233円広島 1,179円山口 2,530円徳島 1,808円香川 1,977円愛媛 1,303円高知 2,462円福岡 1,479円佐賀 1,828円長崎 1,607円熊本 1,769円大分 1,539円宮崎 1,553円鹿児島 1,320円沖縄 859円
1世帯当たりの梨への支出(円)
1世帯当たりの梨への支出(2023年〜2025年平均)
項目1世帯当たりの梨への支出
北海道881円
青森県665円
岩手県1,064円
宮城県1,714円
秋田県1,953円
山形県3,176円
福島県2,168円
茨城県2,560円
栃木県3,379円
群馬県2,674円
埼玉県1,576円
千葉県3,610円
東京都1,944円
神奈川県1,554円
新潟県3,715円
富山県4,322円
石川県2,339円
福井県2,123円
山梨県839円
長野県1,166円
岐阜県1,427円
静岡県996円
愛知県1,699円
三重県2,889円
滋賀県1,329円
京都府1,627円
大阪府1,499円
兵庫県1,666円
奈良県1,896円
和歌山県1,348円
鳥取県7,465円
島根県3,852円
岡山県1,233円
広島県1,179円
山口県2,530円
徳島県1,808円
香川県1,977円
愛媛県1,303円
高知県2,462円
福岡県1,479円
佐賀県1,828円
長崎県1,607円
熊本県1,769円
大分県1,539円
宮崎県1,553円
鹿児島県1,320円
沖縄県859円

日本地図で見ると、色が濃く出るのは鳥取県です。
次いで富山県、島根県、新潟県、千葉県が続きます。
淡いのは青森県、山梨県、沖縄県でした。

47都道府県の平均は2,033円、中央値は1,699円です。
鳥取県の7,465円は平均を5,432円上回ります。

1位と47位の差は6,800円、倍率にすると11.23倍でした。

桃への支出で並べ替えると福島県が6,663で最も高く、開きは19.83倍になります。

主指標で1位の鳥取県は桃への支出では44位、桃への支出で1位の福島県は主指標では14位でした。

順位都道府県1世帯当たりの梨への支出(円)地方桃への支出
1鳥取県7465中国536
2富山県4322中部816
3島根県3852中国562
4新潟県3715中部1464
5千葉県3610関東1309
6栃木県3379関東1084
7山形県3176東北1350
8三重県2889近畿708
9群馬県2674関東918
10茨城県2560関東1214
11山口県2530中国568
12高知県2462四国728
13石川県2339中部1004
14福島県2168東北6663
15福井県2123中部636
16香川県1977四国1913
17秋田県1953東北917
18東京都1944関東1258
19奈良県1896近畿1547
20佐賀県1828九州628
21徳島県1808四国951
22熊本県1769九州561
23宮城県1714東北1534
24愛知県1699中部1047
25兵庫県1666近畿1045
26京都府1627近畿1356
27長崎県1607九州885
28埼玉県1576関東1235
29神奈川県1554関東1082
30宮崎県1553九州447
31大分県1539九州752
32大阪府1499近畿1151
33福岡県1479九州808
34岐阜県1427中部954
35和歌山県1348近畿2576
36滋賀県1329近畿1067
37鹿児島県1320九州481
38愛媛県1303四国735
39岡山県1233中国3565
40広島県1179中国830
41長野県1166中部3094
42岩手県1064東北749
43静岡県996中部1362
44北海道881北海道667
45沖縄県859九州336
46山梨県839中部2407
47青森県665東北729
家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(2023年〜2025年平均、総務省統計局)をもとに作成

このグラフについての豆知識

二十世紀梨

梨への支出は全国平均で年2,033円。
中央値は1,699円で、平均より低くなっています。

一部の県が突出して高いため、平均が中央値を上回る形になりました。

県庁所在市の数字であること

家計調査の品目別のデータは、各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で集められています。
県全体の平均ではないので、県内でも地域によって事情は違うはずです。

1年ごとの数字は標本のばらつきで動くため、この記事では2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算しました。

対象は二人以上の世帯です。
ひとり暮らしの世帯は含まれていません。

数字の散らばり

1位の鳥取県は7,465円、47位の青森県は665円。
差は6,800円、倍率にすると11.23倍です。

中央値は1,699円、平均は2,033円でした。
平均と中央値がどれだけ離れているかを見ると、一部の都道府県が全体を引っぱっているかどうかが分かります。
この指標では334円の差でした。

桃への支出で並べ替えると開きは19.83倍になります。
2つの見方を突き合わせると、順位の意味がはっきりします。

地方のなかで見た1世帯当たりの梨への支出

地方最も多い(円)最も少ない(円)
東北山形県 3176青森県 665
関東千葉県 3610神奈川県 1554
中部富山県 4322山梨県 839
近畿三重県 2889滋賀県 1329
中国鳥取県 7465広島県 1179
四国高知県 2462愛媛県 1303
九州佐賀県 1828沖縄県 859
家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(2023年〜2025年平均、総務省統計局)をもとに作成

まとめ

1世帯が1年間に梨へ使う金額を47都道府県で比べると、最も高い鳥取県で7,465円、最も低い青森県で665円でした。
その差は6,800円、倍率にすると11.23倍です。

47都道府県の中央値は1,699円、平均は2,033円でした。
全国の値は2,033円です。
桃への支出で並べ替えると開きは19.83倍になり、主指標で1位の鳥取県はその見方では44位に位置します。

読むときの注意点を3つ挙げます。
1つ目は、県庁所在市で調べた数字であること。
2つ目は、西洋梨もふくむこと。
3つ目は2025年の数字であることです。

桃への支出では福島県が6,663で最も高く、主指標で1位の鳥取県はこの見方では44位でした。

地方ごとの平均では中国5県が3,252円で最も高く、北海道が881円で最も低くなりました。
桃やりんごへの支出を比べた記事とあわせて読んでみてください。

1位の鳥取県と2位の富山県の差は3,143円で、上位のなかでも順位は僅差で決まりました。

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出典

  • 統計名: 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)
  • 調査年: 2023年〜2025年平均
  • 公開元: 総務省統計局
  • 参照URL: https://www.stat.go.jp/data/kakei/5.html
  • 備考: 生鮮の梨への支出。西洋梨もふくむ。数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した

注記: 生鮮の梨への支出。
西洋梨もふくむ。
数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。
2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した

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