晩酌の定番であるビールに、1世帯は1年でいくら使っているのでしょうか。
47都道府県で比べます。
使うのは総務省統計局の家計調査、2023年から2025年の3か年平均。
青森県が18,770円で1位。
47都道府県の平均は12,506円、中央値は12,079円です。
最も高い18,770円と最も低い8,455円の差は10,315円、倍率にすると2.22倍でした。
47都道府県の単純平均
12,506円
1世帯当たりのビールへの支出(2023年〜2025年平均)
最も多い 青森県
18,770円
最も少ない 高知県
8,455円
地図で見る
| 項目 | 1世帯当たりのビールへの支出 |
|---|---|
| 北海道 | 15,615円 |
| 青森県 | 18,770円 |
| 岩手県 | 18,264円 |
| 宮城県 | 11,924円 |
| 秋田県 | 15,661円 |
| 山形県 | 14,371円 |
| 福島県 | 13,258円 |
| 茨城県 | 11,727円 |
| 栃木県 | 11,308円 |
| 群馬県 | 10,956円 |
| 埼玉県 | 13,624円 |
| 千葉県 | 11,537円 |
| 東京都 | 14,352円 |
| 神奈川県 | 12,462円 |
| 新潟県 | 15,192円 |
| 富山県 | 14,682円 |
| 石川県 | 11,377円 |
| 福井県 | 12,079円 |
| 山梨県 | 10,139円 |
| 長野県 | 15,800円 |
| 岐阜県 | 9,440円 |
| 静岡県 | 12,582円 |
| 愛知県 | 11,242円 |
| 三重県 | 10,210円 |
| 滋賀県 | 12,493円 |
| 京都府 | 14,810円 |
| 大阪府 | 12,039円 |
| 兵庫県 | 13,851円 |
| 奈良県 | 9,430円 |
| 和歌山県 | 11,645円 |
| 鳥取県 | 13,893円 |
| 島根県 | 12,696円 |
| 岡山県 | 10,087円 |
| 広島県 | 16,098円 |
| 山口県 | 12,531円 |
| 徳島県 | 10,977円 |
| 香川県 | 11,865円 |
| 愛媛県 | 10,118円 |
| 高知県 | 8,455円 |
| 福岡県 | 13,150円 |
| 佐賀県 | 10,376円 |
| 長崎県 | 10,112円 |
| 熊本県 | 12,361円 |
| 大分県 | 8,847円 |
| 宮崎県 | 11,708円 |
| 鹿児島県 | 10,321円 |
| 沖縄県 | 13,324円 |
日本地図で見ると、色が濃く出るのは青森県です。
次いで岩手県、広島県、長野県、秋田県が続きます。
淡いのは高知県、大分県、奈良県でした。
47都道府県の平均は12,506円、中央値は12,079円です。
青森県の18,770円は平均を6,264円上回ります。
1位と47位の差は10,315円、倍率にすると2.22倍でした。
清酒への支出で並べ替えると秋田県が10,089で最も高く、開きは6.82倍になります。
主指標で1位の青森県は清酒への支出では8位、清酒への支出で1位の秋田県は主指標では5位でした。
| 順位 | 都道府県 | 1世帯当たりのビールへの支出(円) | 地方 | 清酒への支出 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 青森県 | 18770 | 東北 | 6761 |
| 2 | 岩手県 | 18264 | 東北 | 7136 |
| 3 | 広島県 | 16098 | 中国 | 4841 |
| 4 | 長野県 | 15800 | 中部 | 7350 |
| 5 | 秋田県 | 15661 | 東北 | 10089 |
| 6 | 北海道 | 15615 | 北海道 | 5861 |
| 7 | 新潟県 | 15192 | 中部 | 7344 |
| 8 | 京都府 | 14810 | 近畿 | 5407 |
| 9 | 富山県 | 14682 | 中部 | 6691 |
| 10 | 山形県 | 14371 | 東北 | 7029 |
| 11 | 東京都 | 14352 | 関東 | 6229 |
| 12 | 鳥取県 | 13893 | 中国 | 5544 |
| 13 | 兵庫県 | 13851 | 近畿 | 5437 |
| 14 | 埼玉県 | 13624 | 関東 | 6399 |
| 15 | 沖縄県 | 13324 | 九州 | 1479 |
| 16 | 福島県 | 13258 | 東北 | 9366 |
| 17 | 福岡県 | 13150 | 九州 | 5286 |
| 18 | 島根県 | 12696 | 中国 | 5847 |
| 19 | 静岡県 | 12582 | 中部 | 4063 |
| 20 | 山口県 | 12531 | 中国 | 5094 |
| 21 | 滋賀県 | 12493 | 近畿 | 5097 |
| 22 | 神奈川県 | 12462 | 関東 | 5619 |
| 23 | 熊本県 | 12361 | 九州 | 4782 |
| 24 | 福井県 | 12079 | 中部 | 5923 |
| 25 | 大阪府 | 12039 | 近畿 | 4689 |
| 26 | 宮城県 | 11924 | 東北 | 6729 |
| 27 | 香川県 | 11865 | 四国 | 5052 |
| 28 | 茨城県 | 11727 | 関東 | 6398 |
| 29 | 宮崎県 | 11708 | 九州 | 2408 |
| 30 | 和歌山県 | 11645 | 近畿 | 5181 |
| 31 | 千葉県 | 11537 | 関東 | 5428 |
| 32 | 石川県 | 11377 | 中部 | 7122 |
| 33 | 栃木県 | 11308 | 関東 | 6428 |
| 34 | 愛知県 | 11242 | 中部 | 5361 |
| 35 | 徳島県 | 10977 | 四国 | 3952 |
| 36 | 群馬県 | 10956 | 関東 | 4643 |
| 37 | 佐賀県 | 10376 | 九州 | 4881 |
| 38 | 鹿児島県 | 10321 | 九州 | 2378 |
| 39 | 三重県 | 10210 | 近畿 | 3874 |
| 40 | 山梨県 | 10139 | 中部 | 6024 |
| 41 | 愛媛県 | 10118 | 四国 | 3574 |
| 42 | 長崎県 | 10112 | 九州 | 4583 |
| 43 | 岡山県 | 10087 | 中国 | 4422 |
| 44 | 岐阜県 | 9440 | 中部 | 4036 |
| 45 | 奈良県 | 9430 | 近畿 | 6098 |
| 46 | 大分県 | 8847 | 九州 | 3644 |
| 47 | 高知県 | 8455 | 四国 | 3148 |
ビールへの支出が多い上位5県
ビールへの支出が多い上位5県です。
青森県は18,770円、岩手県は18,264円、広島県は16,098円でした。
1位と2位の差は506円です。
4位は長野県で15,800円、5位は秋田県で15,661円。
上位5はいずれも47都道府県の平均12,506円を上回りました。
1位の青森県は平均を6,264円上回りました。
中央値の12,079円と比べると6,691円高く、平均に対する比では1.5倍にあたります。
6位以下は北海道で15,615円、新潟県で15,192円、京都府で14,810円と続きました。
2位と3位の差は2,166円、3位と4位の差は298円。
上位のなかでも順位が近いほど差は小さく、5位と8位の間は851円でした。
1位から5位までの幅は3,109円、1位から8位までの幅は3,960円でした。
上位のなかでも順位が下がるにつれて差は緩やかになります。
青森県は清酒への支出でも8位に入っています。
全国の値は12,506円で、上位5はいずれもこれを上回りました。
1位は青森県の1万8,770円。
東北の県が上位に並びます。
清酒への支出と並べて見ます
数字を並べるところまでが統計の仕事で、ここから先は解釈になります。
1世帯が1年間にビールへ使う金額の分布について、ほかの指標と突き合わせて立てた推測を書きます。
事実として確かめたものではありません。
清酒への支出で並べ替えると、順位が変わります。
1位は秋田県の10,089、2位は福島県の9,366、3位は長野県の7,350。
4位以下は新潟県、岩手県と続きます。
逆に下位は鹿児島県が2,378、沖縄県が1,479。
秋田県と沖縄県では6.82倍の開きです。
清酒や焼酎に比べると差は2.2倍と小さめで、ビールは全国共通の飲みものだと分かります。
この数字は発泡酒や第三のビールを含まない「ビール」だけの支出です。
価格の高いビールを選ぶ地域ほど数字が大きく出ます。
当サイトのお酒への支出全体の記事とあわせて見ると、飲み方の違いが見えてきます。
地方ごとに県の平均を出すと、北海道が15,615円で最も高く、四国4県が10,354円で最も低くなります。
東北6県15,375円と中国5県13,061円がそれに続きました。
同じ指標でも、実数で見るか率で見るかで並びは変わります。
どちらか一方だけを見て県の姿を決めつけないことが大切です。
実数で見ると順位は変わる
ビールへの支出が少ない下位5県
ビールへの支出が少ない下位5県です。
47位の高知県は8,455円、46位の大分県は8,847円、45位の奈良県は9,430円でした。
1位の青森県とは10,315円の差があります。
44位は岐阜県で9,440円、43位は岡山県で10,087円、42位は長崎県で10,112円と続きます。
最も少ない高知県は8,455円。
1位と47位の差は2.2倍です。
47都道府県の中央値は12,079円、平均は12,506円です。
47位の高知県は平均を4,051円下回りました。
47位の高知県は1位の青森県の45.0パーセントにあたる水準で、倍率にすると2.22倍の開きです。
46位との差は392円、45位との差は975円。
下位のほうは差が詰まっており、47位と42位の間でも1,657円しかありません。
下位5県はいずれも47都道府県の平均12,506円を下回りました。
47位から43位までの幅は1,632円です。
高知県は清酒への支出では44位です。
全国の値は12,506円なので、47位はこれを4,051円下回っています。
地方別に見る
ビールへの支出は、東北で多く、四国で少なめです。
地方ごとに県の平均を出すと、北海道が15,615円で最も高くなります。
次いで東北6県が15,375円、中国5県が13,061円、中部9県が12,504円と続きました。
低いほうは関東7都県が12,281円、近畿7府県が12,068円、九州・沖縄8県が11,275円、四国4県が10,354円でした。
最も高い北海道と最も低い四国4県の差は5,261円です。
清酒への支出で見ると東北6県が最も高く、九州・沖縄8県が最も低くなりました。
このグラフについての豆知識
ビールと発泡酒のあいだ
ビールへの支出は全国平均で年1万2,506円。
清酒・焼酎を上回る、家庭のお酒の主役です。
発泡酒や第三のビールは別の項目になるため、この数字だけでは飲む量までは分かりません。
県庁所在市の数字であること
家計調査の品目別のデータは、各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で集められています。
県全体の平均ではないので、県内でも地域によって事情は違うはずです。
1年ごとの数字は標本のばらつきで動くため、この記事では2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算しました。
対象は二人以上の世帯です。
ひとり暮らしの世帯は含まれていません。
数字の散らばり
1位の青森県は18,770円、47位の高知県は8,455円。
差は10,315円、倍率にすると2.22倍です。
中央値は12,079円、平均は12,506円でした。
平均と中央値がどれだけ離れているかを見ると、一部の都道府県が全体を引っぱっているかどうかが分かります。
この指標では427円の差でした。
清酒への支出で並べ替えると開きは6.82倍になります。
2つの見方を突き合わせると、順位の意味がはっきりします。
順位の並びがにている記事
1世帯が1年間にビールへ使う金額の47都道府県の並びを、ほかの記事の並びと総当たりで比べました。
いちばん近かったのは【平均雲量】空がいちばん曇っているのはどこか、日照時間との関係も見ますで、順位相関は0.63でした。
反対に、並びがいちばん逆だったのは【お酒を飲まない人】全国36.46パーセント、3人に1人以上(順位相関-0.58)です。
これは並びが近いというだけで、片方がもう片方を生んでいるという意味ではありません。
地図を2枚ならべてみてください。
地方のなかで見た1世帯当たりのビールへの支出
| 地方 | 最も多い(円) | 最も少ない(円) |
|---|---|---|
| 東北 | 青森県 18770 | 宮城県 11924 |
| 関東 | 東京都 14352 | 群馬県 10956 |
| 中部 | 長野県 15800 | 岐阜県 9440 |
| 近畿 | 京都府 14810 | 奈良県 9430 |
| 中国 | 広島県 16098 | 岡山県 10087 |
| 四国 | 香川県 11865 | 高知県 8455 |
| 九州 | 沖縄県 13324 | 大分県 8847 |
まとめ
1世帯が1年間にビールへ使う金額を47都道府県で比べると、最も高い青森県で18,770円、最も低い高知県で8,455円でした。
その差は10,315円、倍率にすると2.22倍です。
47都道府県の中央値は12,079円、平均は12,506円でした。
全国の値は12,506円です。
清酒への支出で並べ替えると開きは6.82倍になり、主指標で1位の青森県はその見方では8位に位置します。
1世帯が1年間にビールへ使う金額をほかの数字と見くらべる前に、3つ確かめてください。
1つ目は、県庁所在市で調べた数字であること。
2つ目は、発泡酒や第三のビールを含まないこと。
3つ目は2025年の数字であることです。
清酒への支出では秋田県が10,089で最も高く、主指標で1位の青森県はこの見方では8位でした。
地方ごとの平均では北海道が15,615円で最も高く、四国4県が10,354円で最も低くなりました。
清酒や焼酎への支出を比べた記事とあわせて読んでみてください。
1位の青森県と2位の岩手県の差は506円で、上位のなかでも順位は僅差で決まりました。
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出典
- 統計名: 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)
- 調査年: 2023年〜2025年平均
- 公開元: 総務省統計局
- 参照URL: https://www.stat.go.jp/data/kakei/5.html
- 備考: 家庭で飲むビールへの支出。発泡酒や第三のビールは別の項目になる。数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した
注記: 家庭で飲むビールへの支出。
発泡酒や第三のビールは別の項目になる。
数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。
2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した
