【お酒を飲まない人】全国36.46パーセント、3人に1人以上

【お酒を飲まない人】全国36.46パーセント、3人に1人以上

20歳以上のうち、お酒を飲まない人はどれくらいいるのでしょうか。
47都道府県で比べます。

使うのは厚生労働省の国民生活基礎調査、2019年の都道府県別の数字。

徳島県が43.43%で1位。
47都道府県の平均は36.46%、中央値は36.38%です。
最も高い43.43%と最も低い30.03%の差は13.4ポイント、倍率にすると1.45倍でした。
実数で見るか率で見るかによって並びは変わります。
この記事では率のほうを主に見ていきます。

47都道府県の単純平均

36.5%

飲まない人の割合(2019年)

最も多い 徳島県

43.4%

最も少ない 東京都

30.0%

飲まない人が多い上位5県

上位5都道府県の飲まない人の割合
上位5都道府県の飲まない人の割合 国民生活基礎調査(都道府県別 世帯人員20歳以上・飲酒の頻度)(2019年) 010203040徳島県: 43.4%43.4%和歌山県: 42.6%42.6%三重県: 42.1%42.1%香川県: 41.9%41.9%栃木県: 40.2%40.2%徳島県和歌山県三重県香川県栃木県
上位5都道府県の飲まない人の割合
項目飲まない人の割合
徳島県43.4%
和歌山県42.6%
三重県42.1%
香川県41.9%
栃木県40.2%
下位5都道府県の飲まない人の割合
下位5都道府県の飲まない人の割合 国民生活基礎調査(都道府県別 世帯人員20歳以上・飲酒の頻度)(2019年) 051015202530東京都: 30.0%30.0%新潟県: 31.3%31.3%山形県: 31.7%31.7%神奈川県: 32.1%32.1%宮城県: 32.4%32.4%東京都新潟県山形県神奈川県宮城県
下位5都道府県の飲まない人の割合
項目飲まない人の割合
東京都30.0%
新潟県31.3%
山形県31.7%
神奈川県32.1%
宮城県32.4%

飲まない人が多い上位5県です。

徳島県は43.43%、和歌山県は42.59%、三重県は42.07%でした。
1位と2位の差は0.84ポイントです。

4位は香川県で41.94%、5位は栃木県で40.23%。
上位5はいずれも47都道府県の平均36.46%を上回りました。

1位の徳島県は平均を6.97ポイント上回りました。
中央値の36.38%と比べると7.05ポイント高く、平均に対する比では1.19倍にあたります。

6位以下は愛媛県で40.13%、群馬県で39.76%、山口県で39.69%と続きました。

2位と3位の差は0.52ポイント、3位と4位の差は0.13ポイント。
上位のなかでも順位が近いほど差は小さく、5位と8位の間は0.54ポイントでした。

1位から5位までの幅は3.2ポイント、1位から8位までの幅は3.74ポイントでした。
上位のなかでも順位が下がるにつれて差は緩やかになります。

徳島県は毎日飲酒する人の割合でも45位に入っています。
全国の値は36.46%で、上位5はいずれもこれを上回りました。

1位は四国の県でした。
全国の平均を7ポイント上回ります。

毎日飲む人の割合と並べて見ます

ここからは統計を離れて、お酒を飲まない人の割合の背景を推測します。
確かめられた事実ではなく、ほかの数字と並べて考えた見立てとして読んでください。

毎日飲酒する人の割合で並べ替えると、順位が変わります。

1位は新潟県の20.46、2位は秋田県の20.3、3位は広島県の18.94。

4位以下は宮崎県、島根県と続きます。
逆に下位は静岡県が14.67、沖縄県が11.87。
新潟県と沖縄県では1.72倍の開きです。

毎日飲む人の割合と並べると、順位がほぼ逆になります。
ただし完全に裏返しではありません。

お酒を飲まない理由には、体質で飲めない場合と、飲まない選択をしている場合の両方があります。

アルコールを分解する力は生まれつき決まっており、その分布には地域差があることが知られています。

地方ごとに県の平均を出すと、四国4県が40.89%で最も高く、東北6県が33.78%で最も低くなります。
中国5県37.69%と近畿7府県37.66%がそれに続きました。

同じ指標でも、実数で見るか率で見るかで並びは変わります。
どちらか一方だけを見て県の姿を決めつけないことが大切です。

実数で見ると順位は変わる

毎日飲酒する人の割合の上位5都道府県
毎日飲酒する人の割合の上位5都道府県 国民生活基礎調査(都道府県別 世帯人員20歳以上・飲酒の頻度)(2019年) 05101520新潟県: 20.520.5秋田県: 20.320.3広島県: 18.918.9宮崎県: 18.818.8島根県: 18.718.7新潟県秋田県広島県宮崎県島根県
毎日飲酒する人の割合の上位5都道府県
項目毎日飲酒する人の割合
新潟県20.5
秋田県20.3
広島県18.9
宮崎県18.8
島根県18.7

飲まない人が少ない下位5都県

飲まない人が少ない下位5都県です。

47位の東京都は30.03%、46位の新潟県は31.28%、45位の山形県は31.68%でした。
1位の徳島県とは13.4ポイントの差があります。

44位は神奈川県で32.11%、43位は宮城県で32.44%、42位は宮崎県で32.62%と続きます。

47位は最も人口の多い都でした。
全国の平均を6ポイントほど下回ります。

47都道府県の中央値は36.38%、平均は36.46%です。
47位の東京都は平均を6.43ポイント下回りました。

47位の東京都は1位の徳島県の69.1パーセントにあたる水準で、倍率にすると1.45倍の開きです。

46位との差は1.25ポイント、45位との差は1.65ポイント。
下位のほうは差が詰まっており、47位と42位の間でも2.59ポイントしかありません。

下位5県はいずれも47都道府県の平均36.46%を下回りました。
47位から43位までの幅は2.41ポイントです。

東京都は毎日飲酒する人の割合では中位位です。
全国の値は36.46%なので、47位はこれを6.43ポイント下回っています。

地方別に見る

地方別の平均(飲まない人の割合)
地方別の平均(飲まない人の割合) 国民生活基礎調査(都道府県別 世帯人員20歳以上・飲酒の頻度)(2019年) 010203040北海道: 34.3%34.3%東北: 33.8%33.8%関東: 35.2%35.2%中部: 36.4%36.4%近畿: 37.7%37.7%中国: 37.7%37.7%四国: 40.9%40.9%九州: 35.9%35.9%北海道東北関東中部近畿中国四国九州
地方別の平均(飲まない人の割合)
項目飲まない人の割合の平均
北海道34.3%
東北33.8%
関東35.2%
中部36.4%
近畿37.7%
中国37.7%
四国40.9%
九州35.9%

お酒を飲まない人は、西日本で多くなります。

地方ごとに県の平均を出すと、四国4県が40.89%で最も高くなります。
次いで中国5県が37.69%、近畿7府県が37.66%、中部9県が36.37%と続きました。

低いほうは九州・沖縄8県が35.89%、関東7都県が35.23%、北海道が34.34%、東北6県が33.78%でした。

最も高い四国4県と最も低い東北6県の差は7.11ポイントです。
毎日飲酒する人の割合で見ると東北6県が最も高く、北海道が最も低くなりました。

地図で見る

飲まない人の割合(2019年)
飲まない人の割合(2019年) 国民生活基礎調査(都道府県別 世帯人員20歳以上・飲酒の頻度)(厚生労働省)をもとに作成。単位は%。 北海道 34.3%青森 36.0%岩手 34.3%宮城 32.4%秋田 33.4%山形 31.7%福島 34.9%茨城 38.5%栃木 40.2%群馬 39.8%埼玉 32.7%千葉 33.2%東京 30.0%神奈川 32.1%新潟 31.3%富山 35.1%石川 35.3%福井 37.4%山梨 38.4%長野 35.3%岐阜 39.1%静岡 39.2%愛知 36.4%三重 42.1%滋賀 35.5%京都 33.9%大阪 34.5%兵庫 37.1%奈良 38.0%和歌山 42.6%鳥取 38.9%島根 36.4%岡山 38.6%広島 34.9%山口 39.7%徳島 43.4%香川 41.9%愛媛 40.1%高知 38.1%福岡 33.1%佐賀 36.6%長崎 39.5%熊本 35.3%大分 36.5%宮崎 32.6%鹿児島 37.2%沖縄 36.3%
飲まない人の割合(%)
飲まない人の割合(2019年)
項目飲まない人の割合
北海道34.3%
青森県36.0%
岩手県34.3%
宮城県32.4%
秋田県33.4%
山形県31.7%
福島県34.9%
茨城県38.5%
栃木県40.2%
群馬県39.8%
埼玉県32.7%
千葉県33.2%
東京都30.0%
神奈川県32.1%
新潟県31.3%
富山県35.1%
石川県35.3%
福井県37.4%
山梨県38.4%
長野県35.3%
岐阜県39.1%
静岡県39.2%
愛知県36.4%
三重県42.1%
滋賀県35.5%
京都府33.9%
大阪府34.5%
兵庫県37.1%
奈良県38.0%
和歌山県42.6%
鳥取県38.9%
島根県36.4%
岡山県38.6%
広島県34.9%
山口県39.7%
徳島県43.4%
香川県41.9%
愛媛県40.1%
高知県38.1%
福岡県33.1%
佐賀県36.6%
長崎県39.5%
熊本県35.3%
大分県36.5%
宮崎県32.6%
鹿児島県37.2%
沖縄県36.3%

日本地図で見ると、色が濃く出るのは徳島県です。
次いで和歌山県、三重県、香川県、栃木県が続きます。
淡いのは東京都、新潟県、山形県でした。

47都道府県の平均は36.46%、中央値は36.38%です。
徳島県の43.43%は平均を6.97ポイント上回ります。

1位と47位の差は13.4ポイント、倍率にすると1.45倍でした。

毎日飲酒する人の割合で並べ替えると新潟県が20.46で最も高く、開きは1.72倍になります。

主指標で1位の徳島県は毎日飲酒する人の割合では45位、毎日飲酒する人の割合で1位の新潟県は主指標では46位でした。

順位都道府県飲まない人の割合(%)地方毎日飲酒する人の割合
1徳島県43.43四国14.89
2和歌山県42.59近畿17.12
3三重県42.07近畿15.48
4香川県41.94四国15.71
5栃木県40.23関東16.26
6愛媛県40.13四国15.18
7群馬県39.76関東16.24
8山口県39.69中国18.51
9長崎県39.54九州15.87
10静岡県39.16中部14.67
11岐阜県39.08中部15.02
12鳥取県38.89中国17.33
13岡山県38.62中国16.69
14茨城県38.52関東15.35
15山梨県38.35中部15.37
16高知県38.07四国18.07
17奈良県37.99近畿16.05
18福井県37.44中部16.09
19鹿児島県37.18九州17.96
20兵庫県37.05近畿16.57
21佐賀県36.62九州16.72
22大分県36.52九州16.72
23愛知県36.39中部14.95
24島根県36.38中国18.66
25沖縄県36.28九州11.87
26青森県36.03東北18.59
27滋賀県35.45近畿15.83
28石川県35.33中部17.78
29熊本県35.32九州17.26
30長野県35.29中部15.74
31富山県35.05中部18.25
32福島県34.89東北17.41
33広島県34.85中国18.94
34大阪府34.5近畿16.43
35北海道34.34北海道15.88
36岩手県34.3東北18.46
37京都府33.94近畿16.87
38秋田県33.37東北20.3
39千葉県33.24関東15.79
40福岡県33.07九州16.69
41埼玉県32.72関東17.08
42宮崎県32.62九州18.81
43宮城県32.44東北17.18
44神奈川県32.11関東15.69
45山形県31.68東北17.17
46新潟県31.28中部20.46
47東京都30.03関東16.35
国民生活基礎調査(都道府県別 世帯人員20歳以上・飲酒の頻度)(2019年、厚生労働省)をもとに作成

このグラフについての豆知識

飲めない人と飲まない人

この区分の「飲まない(飲めない)」には、体質でお酒を受けつけない人と、飲まない選択をしている人の両方が入ります。

2019年の全国では36.5パーセント。
3人に1人以上がこの区分にあたります。

6年前の調査であること

国民生活基礎調査で都道府県別に集計されるのは、3年ごとの大規模調査の年だけです。
そのうち都道府県別の表が公表されている最新のものが2019年(令和元年)分になります。

この記事の数字は6年前のものです。
標本調査にもとづく推計値でもあるため、小さな差を細かく読み取ることはできません。
おおまかな地域の傾向として見てください。

数字の散らばり

1位の徳島県は43.43%、47位の東京都は30.03%。
差は13.4ポイント、倍率にすると1.45倍です。

中央値は36.38%、平均は36.46%でした。
平均と中央値がどれだけ離れているかを見ると、一部の都道府県が全体を引っぱっているかどうかが分かります。
この指標では0.08ポイントの差でした。

毎日飲酒する人の割合で並べ替えると開きは1.72倍になります。
2つの見方を突き合わせると、順位の意味がはっきりします。

地方のなかで見た飲まない人の割合

地方最も多い(%)最も少ない(%)
東北青森県 36.03山形県 31.68
関東栃木県 40.23東京都 30.03
中部静岡県 39.16新潟県 31.28
近畿和歌山県 42.59京都府 33.94
中国山口県 39.69広島県 34.85
四国徳島県 43.43高知県 38.07
九州長崎県 39.54宮崎県 32.62
国民生活基礎調査(都道府県別 世帯人員20歳以上・飲酒の頻度)(2019年、厚生労働省)をもとに作成

まとめ

お酒を飲まない人の割合を47都道府県で比べると、最も高い徳島県で43.43%、最も低い東京都で30.03%でした。
その差は13.4ポイント、倍率にすると1.45倍です。

47都道府県の中央値は36.38%、平均は36.46%でした。
全国の値は36.46%です。
毎日飲酒する人の割合で並べ替えると開きは1.72倍になり、主指標で1位の徳島県はその見方では45位に位置します。

このお酒を飲まない人の割合の数字には、読み違えやすい点が3つあります。
1つ目は、標本調査にもとづく推計値であること。
2つ目は、飲めない人と飲まない人を合わせた数であること。
3つ目は2019年の数字であることです。

毎日飲酒する人の割合では新潟県が20.46で最も高く、主指標で1位の徳島県はこの見方では45位でした。

地方ごとの平均では四国4県が40.89%で最も高く、東北6県が33.78%で最も低くなりました。
毎日お酒を飲む人の割合を比べた記事とあわせて読んでみてください。

1位の徳島県と2位の和歌山県の差は0.84ポイントで、上位のなかでも順位は僅差で決まりました。

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出典

  • 統計名: 国民生活基礎調査(都道府県別 世帯人員20歳以上・飲酒の頻度)
  • 調査年: 2019年
  • 公開元: 厚生労働省
  • 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/stat-search/database?statdisp_id=0003442402
  • 備考: 20歳以上の世帯人員のうち「飲まない(飲めない)」と答えた人の割合。都道府県を足し合わせても意味がないため、合計や人口10万人あたりは載せていない。参考指標は毎日飲酒する人の割合

注記: 20歳以上の世帯人員のうち「飲まない(飲めない)」と答えた人の割合。
都道府県を足し合わせても意味がないため、合計や人口10万人あたりは載せていない。
参考指標は毎日飲酒する人の割合

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