ビールより手ごろな発泡酒・第三のビールに、1世帯は1年でいくら使っているのでしょうか。
47都道府県で比べます。
使うのは総務省統計局の家計調査、2023年から2025年の3か年平均。
高知県が14,116円で1位。
47都道府県の平均は8,509円、中央値は7,891円です。
最も高い14,116円と最も低い4,872円の差は9,244円、倍率にすると2.9倍でした。
47都道府県の単純平均
8,509円
1世帯当たりの発泡酒への支出(2023年〜2025年平均)
最も多い 高知県
14,116円
最も少ない 三重県
4,872円
地図で見る
| 項目 | 1世帯当たりの発泡酒への支出 |
|---|---|
| 北海道 | 7,269円 |
| 青森県 | 11,306円 |
| 岩手県 | 10,641円 |
| 宮城県 | 6,624円 |
| 秋田県 | 10,766円 |
| 山形県 | 10,057円 |
| 福島県 | 7,363円 |
| 茨城県 | 6,057円 |
| 栃木県 | 6,135円 |
| 群馬県 | 6,206円 |
| 埼玉県 | 7,912円 |
| 千葉県 | 7,101円 |
| 東京都 | 6,520円 |
| 神奈川県 | 7,141円 |
| 新潟県 | 12,248円 |
| 富山県 | 10,014円 |
| 石川県 | 8,173円 |
| 福井県 | 7,399円 |
| 山梨県 | 6,271円 |
| 長野県 | 7,423円 |
| 岐阜県 | 6,419円 |
| 静岡県 | 6,412円 |
| 愛知県 | 6,310円 |
| 三重県 | 4,872円 |
| 滋賀県 | 8,963円 |
| 京都府 | 7,498円 |
| 大阪府 | 11,822円 |
| 兵庫県 | 6,116円 |
| 奈良県 | 6,057円 |
| 和歌山県 | 7,881円 |
| 鳥取県 | 11,421円 |
| 島根県 | 10,069円 |
| 岡山県 | 8,352円 |
| 広島県 | 12,089円 |
| 山口県 | 10,422円 |
| 徳島県 | 9,496円 |
| 香川県 | 7,864円 |
| 愛媛県 | 9,263円 |
| 高知県 | 14,116円 |
| 福岡県 | 8,419円 |
| 佐賀県 | 8,850円 |
| 長崎県 | 7,467円 |
| 熊本県 | 11,696円 |
| 大分県 | 8,575円 |
| 宮崎県 | 11,174円 |
| 鹿児島県 | 7,891円 |
| 沖縄県 | 7,804円 |
日本地図で見ると、色が濃く出るのは高知県です。
次いで新潟県、広島県、大阪府、熊本県が続きます。
淡いのは三重県、奈良県、茨城県でした。
47都道府県の平均は8,509円、中央値は7,891円です。
高知県の14,116円は平均を5,607円上回ります。
1位と47位の差は9,244円、倍率にすると2.9倍でした。
チューハイへの支出で並べ替えると宮城県が8,207で最も高く、開きは2.61倍になります。
主指標で1位の高知県はチューハイへの支出では9位、チューハイへの支出で1位の宮城県は主指標では36位でした。
| 順位 | 都道府県 | 1世帯当たりの発泡酒への支出(円) | 地方 | チューハイへの支出 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 高知県 | 14116 | 四国 | 6485 |
| 2 | 新潟県 | 12248 | 中部 | 7146 |
| 3 | 広島県 | 12089 | 中国 | 5542 |
| 4 | 大阪府 | 11822 | 近畿 | 7861 |
| 5 | 熊本県 | 11696 | 九州 | 5279 |
| 6 | 鳥取県 | 11421 | 中国 | 4635 |
| 7 | 青森県 | 11306 | 東北 | 7612 |
| 8 | 宮崎県 | 11174 | 九州 | 4716 |
| 9 | 秋田県 | 10766 | 東北 | 5794 |
| 10 | 岩手県 | 10641 | 東北 | 8013 |
| 11 | 山口県 | 10422 | 中国 | 6064 |
| 12 | 島根県 | 10069 | 中国 | 6384 |
| 13 | 山形県 | 10057 | 東北 | 6371 |
| 14 | 富山県 | 10014 | 中部 | 6477 |
| 15 | 徳島県 | 9496 | 四国 | 4900 |
| 16 | 愛媛県 | 9263 | 四国 | 3818 |
| 17 | 滋賀県 | 8963 | 近畿 | 5187 |
| 18 | 佐賀県 | 8850 | 九州 | 4109 |
| 19 | 大分県 | 8575 | 九州 | 4080 |
| 20 | 福岡県 | 8419 | 九州 | 4210 |
| 21 | 岡山県 | 8352 | 中国 | 6676 |
| 22 | 石川県 | 8173 | 中部 | 4836 |
| 23 | 埼玉県 | 7912 | 関東 | 5771 |
| 24 | 鹿児島県 | 7891 | 九州 | 4530 |
| 25 | 和歌山県 | 7881 | 近畿 | 5876 |
| 26 | 香川県 | 7864 | 四国 | 5582 |
| 27 | 沖縄県 | 7804 | 九州 | 6838 |
| 28 | 京都府 | 7498 | 近畿 | 4871 |
| 29 | 長崎県 | 7467 | 九州 | 3145 |
| 30 | 長野県 | 7423 | 中部 | 4513 |
| 31 | 福井県 | 7399 | 中部 | 6066 |
| 32 | 福島県 | 7363 | 東北 | 5550 |
| 33 | 北海道 | 7269 | 北海道 | 6837 |
| 34 | 神奈川県 | 7141 | 関東 | 5155 |
| 35 | 千葉県 | 7101 | 関東 | 5105 |
| 36 | 宮城県 | 6624 | 東北 | 8207 |
| 37 | 東京都 | 6520 | 関東 | 5768 |
| 38 | 岐阜県 | 6419 | 中部 | 4539 |
| 39 | 静岡県 | 6412 | 中部 | 4891 |
| 40 | 愛知県 | 6310 | 中部 | 5250 |
| 41 | 山梨県 | 6271 | 中部 | 5470 |
| 42 | 群馬県 | 6206 | 関東 | 4204 |
| 43 | 栃木県 | 6135 | 関東 | 5111 |
| 44 | 兵庫県 | 6116 | 近畿 | 5215 |
| 45 | 茨城県 | 6057 | 関東 | 3987 |
| 45 | 奈良県 | 6057 | 近畿 | 4452 |
| 47 | 三重県 | 4872 | 近畿 | 4618 |
地方別に見る
発泡酒への支出は、四国と九州で多くなります。
地方ごとに県の平均を出すと、中国5県が10,471円で最も高くなります。
次いで四国4県が10,185円、東北6県が9,460円、九州・沖縄8県が8,985円と続きました。
低いほうは中部9県が7,852円、近畿7府県が7,601円、北海道が7,269円、関東7都県が6,725円でした。
最も高い中国5県と最も低い関東7都県の差は3,746円です。
チューハイへの支出で見ると東北6県が最も高く、九州・沖縄8県が最も低くなりました。
発泡酒への支出が多い上位5県
発泡酒への支出が多い上位5県です。
高知県は14,116円、新潟県は12,248円、広島県は12,089円でした。
1位と2位の差は1,868円です。
4位は大阪府で11,822円、5位は熊本県で11,696円。
上位5はいずれも47都道府県の平均8,509円を上回りました。
1位の高知県は平均を5,607円上回りました。
中央値の7,891円と比べると6,225円高く、平均に対する比では1.66倍にあたります。
6位以下は鳥取県で11,421円、青森県で11,306円、宮崎県で11,174円と続きました。
2位と3位の差は159円、3位と4位の差は267円。
上位のなかでも順位が近いほど差は小さく、5位と8位の間は522円でした。
1位から5位までの幅は2,420円、1位から8位までの幅は2,942円でした。
上位のなかでも順位が下がるにつれて差は緩やかになります。
高知県はチューハイへの支出でも9位に入っています。
全国の値は8,509円で、上位5はいずれもこれを上回りました。
1位は高知県の1万4,116円。
ビールで最下位だった県が発泡酒では1位です。
チューハイへの支出と並べて見ます
数字を並べるところまでが統計の仕事で、ここから先は解釈になります。
1世帯が1年間に発泡酒へ使う金額の分布について、ほかの指標と突き合わせて立てた推測を書きます。
事実として確かめたものではありません。
チューハイへの支出で並べ替えると、順位が変わります。
1位は宮城県の8,207、2位は岩手県の8,013、3位は大阪府の7,861。
4位以下は青森県、新潟県と続きます。
逆に下位は愛媛県が3,818、長崎県が3,145。
宮城県と長崎県では2.61倍の開きです。
ビールで最下位の高知県が発泡酒で1位という、きれいな入れかわりが起きています。
飲む量ではなく、何を選ぶかの違いです。
高知県は宴会文化が強く、酒量の多い県として知られます。
日常はより手ごろな発泡酒を選んでいるのかもしれません。
当サイトのビールへの支出の記事と並べて読むと、この対比が鮮やかです。
地方ごとに県の平均を出すと、中国5県が10,471円で最も高く、関東7都県が6,725円で最も低くなります。
四国4県10,185円と東北6県9,460円がそれに続きました。
実数で見ると順位は変わる
発泡酒への支出が少ない下位5県
発泡酒への支出が少ない下位5県です。
47位の三重県は4,872円、46位の奈良県は6,057円、45位の茨城県は6,057円でした。
1位の高知県とは9,244円の差があります。
44位は兵庫県で6,116円、43位は栃木県で6,135円、42位は群馬県で6,206円と続きます。
最も少ない三重県は4,872円。
1位と47位の差は2.9倍です。
47都道府県の中央値は7,891円、平均は8,509円です。
47位の三重県は平均を3,637円下回りました。
47位の三重県は1位の高知県の34.5パーセントにあたる水準で、倍率にすると2.9倍の開きです。
46位との差は1,185円、45位との差は1,185円。
下位のほうは差が詰まっており、47位と42位の間でも1,334円しかありません。
下位5県はいずれも47都道府県の平均8,509円を下回りました。
47位から43位までの幅は1,263円です。
三重県はチューハイへの支出では中位位です。
全国の値は8,509円なので、47位はこれを3,637円下回っています。
このグラフについての豆知識
選ぶのはビールか発泡酒か
発泡酒・第三のビールへの支出は全国平均で年8,509円。
ビールの1万2,506円の7割ほどです。
酒税の改正でビールとの価格差は縮まりつつあり、この構図は今後変わるかもしれません。
県庁所在市の数字であること
家計調査の品目別のデータは、各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で集められています。
県全体の平均ではないので、県内でも地域によって事情は違うはずです。
1年ごとの数字は標本のばらつきで動くため、この記事では2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算しました。
対象は二人以上の世帯です。
ひとり暮らしの世帯は含まれていません。
数字の散らばり
1位の高知県は14,116円、47位の三重県は4,872円。
差は9,244円、倍率にすると2.9倍です。
中央値は7,891円、平均は8,509円でした。
平均と中央値がどれだけ離れているかを見ると、一部の都道府県が全体を引っぱっているかどうかが分かります。
この指標では618円の差でした。
チューハイへの支出で並べ替えると開きは2.61倍になります。
2つの見方を突き合わせると、順位の意味がはっきりします。
順位の並びがにている記事
同じ形の地図になる記事はあるでしょうか。
1世帯が1年間に発泡酒へ使う金額の順位で探してみます。
並びが最も重なったのは【毎日お酒を飲む人】全国16.73パーセント、差は1.72倍で、相関は0.66です。
正反対だったのは【介護老人保健施設・10年推移】44都道府県が上向き、ただし2018年を山に反転で、相関は-0.65です。
これは並びが近いというだけで、片方がもう片方を生んでいるという意味ではありません。
地図を2枚ならべてみてください。
地方のなかで見た1世帯当たりの発泡酒への支出
| 地方 | 最も多い(円) | 最も少ない(円) |
|---|---|---|
| 東北 | 青森県 11306 | 宮城県 6624 |
| 関東 | 埼玉県 7912 | 茨城県 6057 |
| 中部 | 新潟県 12248 | 山梨県 6271 |
| 近畿 | 大阪府 11822 | 三重県 4872 |
| 中国 | 広島県 12089 | 岡山県 8352 |
| 四国 | 高知県 14116 | 香川県 7864 |
| 九州 | 熊本県 11696 | 長崎県 7467 |
まとめ
1世帯が1年間に発泡酒へ使う金額を47都道府県で比べると、最も高い高知県で14,116円、最も低い三重県で4,872円でした。
その差は9,244円、倍率にすると2.9倍です。
47都道府県の中央値は7,891円、平均は8,509円でした。
全国の値は8,509円です。
チューハイへの支出で並べ替えると開きは2.61倍になり、主指標で1位の高知県はその見方では9位に位置します。
1世帯が1年間に発泡酒へ使う金額をほかの数字と見くらべる前に、3つ確かめてください。
1つ目は、県庁所在市で調べた数字であること。
2つ目は、ビールは別の項目であること。
3つ目は2025年の数字であることです。
チューハイへの支出では宮城県が8,207で最も高く、主指標で1位の高知県はこの見方では9位でした。
地方ごとの平均では中国5県が10,471円で最も高く、関東7都県が6,725円で最も低くなりました。
ビールやワインへの支出を比べた記事とあわせて読んでみてください。
1位の高知県と2位の新潟県の差は1,868円で、上位のなかでも順位は僅差で決まりました。
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- 【チューハイに使う金額】平均年5,484円、新しい世代の酒
出典
- 統計名: 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)
- 調査年: 2023年〜2025年平均
- 公開元: 総務省統計局
- 参照URL: https://www.stat.go.jp/data/kakei/5.html
- 備考: 家庭で飲む発泡酒・第三のビールへの支出。ビールは別の項目になる。数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した
注記: 家庭で飲む発泡酒・第三のビールへの支出。
ビールは別の項目になる。
数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。
2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した
