【事業所が生む付加価値】全国336兆円、上位3都府県で46.6%

【事業所が生む付加価値】全国336兆円、上位3都府県で46.6%

売上から仕入れや減価償却を差し引いて残る純付加価値額は、全国で3,362,595.18億円。
事業所がどれだけの価値を生み出したかを表す数字です。
47都道府県で比べます。

使うのは総務省統計局の社会・人口統計体系、2020年の数字。

東京都が1,127,290.8億円で1位。
47都道府県の平均は71,544.6億円、中央値は29,470.92億円です。
1位と47位の間には128.1倍の開き、人口10万人あたりでは6.3倍の開きがありました。

47都道府県の単純平均

71,544.6億円

民営事業所の純付加価値額(2020年)

最も多い 東京都

1,127,290.8億円

最も少ない 鳥取県

8,797.3億円

地図で見る

民営事業所の純付加価値額(2020年)
民営事業所の純付加価値額(2020年) 社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)(総務省統計局)をもとに作成。単位は億円。 北海道 93,794.1億円青森 19,506.7億円岩手 21,113.9億円宮城 49,669.5億円秋田 15,457.5億円山形 19,552.0億円福島 33,964.3億円茨城 61,080.2億円栃木 40,180.5億円群馬 43,214.8億円埼玉 117,542.0億円千葉 92,791.0億円東京 1,127,290.8億円神奈川 178,796.7億円新潟 42,281.6億円富山 22,336.6億円石川 23,996.8億円福井 17,374.4億円山梨 16,028.1億円長野 40,080.6億円岐阜 37,250.4億円静岡 83,156.9億円愛知 198,200.8億円三重 37,039.4億円滋賀 30,331.0億円京都 54,824.6億円大阪 241,806.7億円兵庫 99,590.4億円奈良 16,891.2億円和歌山 15,024.6億円鳥取 8,797.3億円島根 12,134.5億円岡山 36,913.4億円広島 61,130.0億円山口 26,818.1億円徳島 13,919.7億円香川 20,280.6億円愛媛 24,007.5億円高知 10,857.6億円福岡 106,246.4億円佐賀 15,267.9億円長崎 20,800.3億円熊本 29,470.9億円大分 21,958.3億円宮崎 17,335.0億円鹿児島 26,675.1億円沖縄 19,814.6億円
民営事業所の純付加価値額(億円)
民営事業所の純付加価値額(2020年)
項目民営事業所の純付加価値額
北海道93,794.1億円
青森県19,506.7億円
岩手県21,113.9億円
宮城県49,669.5億円
秋田県15,457.5億円
山形県19,552.0億円
福島県33,964.3億円
茨城県61,080.2億円
栃木県40,180.5億円
群馬県43,214.8億円
埼玉県117,542.0億円
千葉県92,791.0億円
東京都1,127,290.8億円
神奈川県178,796.7億円
新潟県42,281.6億円
富山県22,336.6億円
石川県23,996.8億円
福井県17,374.4億円
山梨県16,028.1億円
長野県40,080.6億円
岐阜県37,250.4億円
静岡県83,156.9億円
愛知県198,200.8億円
三重県37,039.4億円
滋賀県30,331.0億円
京都府54,824.6億円
大阪府241,806.7億円
兵庫県99,590.4億円
奈良県16,891.2億円
和歌山県15,024.6億円
鳥取県8,797.3億円
島根県12,134.5億円
岡山県36,913.4億円
広島県61,130.0億円
山口県26,818.1億円
徳島県13,919.7億円
香川県20,280.6億円
愛媛県24,007.5億円
高知県10,857.6億円
福岡県106,246.4億円
佐賀県15,267.9億円
長崎県20,800.3億円
熊本県29,470.9億円
大分県21,958.3億円
宮崎県17,335.0億円
鹿児島県26,675.1億円
沖縄県19,814.6億円

日本地図で見ると、色が濃く出るのは東京都です。
次いで大阪府、愛知県、神奈川県、埼玉県が続きます。
淡いのは鳥取県、高知県、島根県でした。

47都道府県の平均は71,544.6億円、中央値は29,470.92億円です。
東京都の1,127,290.8億円は平均の15.8倍にあたります。

上位3で46.6パーセント、1位と47位で128.1倍の開きがありました。

人口10万人あたりに直すと東京都が8,024.8億円で最も多く、開きは6.3倍になります。

実数1位の東京都は人口あたりでは1位、人口あたり1位の東京都は実数では1位でした。

順位都道府県民営事業所の純付加価値額(億円)地方人口10万人あたりの民営事業所の純付加価値額
1東京都1127290.8関東8024.80
2大阪府241806.72近畿2736.09
3愛知県198200.84中部2627.82
4神奈川県178796.69関東1935.59
5埼玉県117541.97関東1600.35
6福岡県106246.36九州2068.98
7兵庫県99590.42近畿1822.33
8北海道93794.11北海道1795.24
9千葉県92791.02関東1476.51
10静岡県83156.92中部2288.81
11広島県61129.95中国2183.44
12茨城県61080.17関東2130.45
13京都府54824.58近畿2126.56
14宮城県49669.54東北2157.67
15群馬県43214.77関東2228.59
16新潟県42281.6中部1920.78
17栃木県40180.45関東2078.50
18長野県40080.61中部1957.05
19岐阜県37250.37中部1882.53
20三重県37039.43近畿2092.32
21岡山県36913.43中国1954.71
22福島県33964.27東北1852.78
23滋賀県30330.97近畿2145.64
24熊本県29470.92九州1695.39
25山口県26818.08中国1998.28
26鹿児島県26675.09九州1679.52
27愛媛県24007.53四国1798.53
28石川県23996.78中部2118.87
29富山県22336.64中部2158.52
30大分県21958.32九州1953.84
31岩手県21113.91東北1744.18
32長崎県20800.33九州1585.01
33香川県20280.61四国2134.25
34沖縄県19814.62九州1350.25
35山形県19551.96東北1830.66
36青森県19506.73東北1575.69
37福井県17374.39中部2265.64
38宮崎県17334.97九州1620.73
39奈良県16891.23近畿1275.32
40山梨県16028.07中部1978.84
41秋田県15457.48東北1610.99
42佐賀県15267.92九州1881.58
43和歌山県15024.63近畿1628.54
44徳島県13919.65四国1934.47
45島根県12134.51中国1808.08
46高知県10857.55四国1570.08
47鳥取県8797.29中国1589.66
社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)(2020年、総務省統計局)をもとに作成

付加価値が大きい5都府県

上位5都道府県の民営事業所の純付加価値額
上位5都道府県の民営事業所の純付加価値額 社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)(2020年) 0600,000東京都: 1,127,290.8億円1,127,290.8億円大阪府: 241,806.7億円241,806.7億円愛知県: 198,200.8億円198,200.8億円神奈川県: 178,796.7億円178,796.7億円埼玉県: 117,542.0億円117,542.0億円東京都大阪府愛知県神奈川県埼玉県
上位5都道府県の民営事業所の純付加価値額
項目民営事業所の純付加価値額
東京都1,127,290.8億円
大阪府241,806.7億円
愛知県198,200.8億円
神奈川県178,796.7億円
埼玉県117,542.0億円
下位5都道府県の民営事業所の純付加価値額
下位5都道府県の民営事業所の純付加価値額 社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)(2020年) 06,00012,000鳥取県: 8,797.3億円8,797.3億円高知県: 10,857.6億円10,857.6億円島根県: 12,134.5億円12,134.5億円徳島県: 13,919.7億円13,919.7億円和歌山県: 15,024.6億円15,024.6億円鳥取県高知県島根県徳島県和歌山県
下位5都道府県の民営事業所の純付加価値額
項目民営事業所の純付加価値額
鳥取県8,797.3億円
高知県10,857.6億円
島根県12,134.5億円
徳島県13,919.7億円
和歌山県15,024.6億円

付加価値が大きい上位5都府県です。

東京都は1,127,290.8億円、大阪府は241,806.72億円、愛知県は198,200.84億円でした。
東京都は2位の大阪府の4.66倍です。

4位は神奈川県で178,796.69億円、5位は埼玉県で117,541.97億円。
上位5で全国の55.4パーセント、上位3で46.6パーセント、上位10で69.6パーセントでした。

1位だけで33.5パーセントを占めます。
47都道府県の平均は71,544.6億円なので、1位は平均の15.8倍。
中央値の29,470.92億円と比べると38.3倍にあたります。

6位以下は福岡県で106,246.36億円、兵庫県で99,590.42億円、北海道で93,794.11億円と続きました。

2位と3位の差は43,605.88億円、3位と4位の差は19,404.15億円でした。
上位5より下の42都道府県で、全国の44.6パーセントを分け合っています。

1位と2位を合わせると1,369,097.52億円。
これだけで全国の40.7パーセントにあたります。

1位のシェアは売上金額より大きくなりました。
利益率の高い事業が本社に集まっていることの表れだと考えられます。

実数でも人口あたりでも同じ都が1位です

ここからは統計を離れて、民営事業所の純付加価値額の背景を推測します。
確かめられた事実ではなく、ほかの数字と並べて考えた見立てとして読んでください。

人口10万人あたりで割り直しても、1位は変わりません。

1位は東京都の8,024.8億円、2位は大阪府2,736.09億円、3位は愛知県2,627.82億円。

4位以下は静岡県、福井県と続きます。
逆に人口あたりの下位は沖縄県1,350.25億円、奈良県1,275.32億円。
東京都と奈良県では6.3倍の開きです。

純付加価値額は、売上から仕入れなどを差し引いた残りです。
ですから同じものが何度も数えられる売上金額より、実態に近い数字だと言えます。

それでも1位のシェアは33.5パーセント。
売上の28.6パーセントより高く、県内総生産の19.7パーセントよりずっと高い水準です。
本社に利益が集まる構図が読み取れます。

製造業の付加価値額を比べた記事では、上位に工業県が並びました。
全産業でみると、その姿は大きく変わります。

実数で128.1倍、人口あたりでも6.3倍でした。

地方別に人口10万人あたりの平均を出すと、関東7都県が3,804.7億円で最も多く、北海道が1,795.2億円で最も少なくなります。
中部9県2,273.1億円と近畿7府県2,220.8億円がそれに続きました。

実数で見ると順位は変わる

人口10万人あたりの民営事業所の純付加価値額の上位5都道府県
人口10万人あたりの民営事業所の純付加価値額の上位5都道府県 社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)(2020年) 02,0004,0006,0008,000東京都: 8,024.88,024.8大阪府: 2,736.12,736.1愛知県: 2,627.82,627.8静岡県: 2,288.82,288.8福井県: 2,265.62,265.6東京都大阪府愛知県静岡県福井県
人口10万人あたりの民営事業所の純付加価値額の上位5都道府県
項目人口10万人あたりの民営事業所の純付加価値額
東京都8,024.8
大阪府2,736.1
愛知県2,627.8
静岡県2,288.8
福井県2,265.6

付加価値が小さい5県

付加価値が小さい下位5県です。

47位の鳥取県は8,797.29億円、46位の高知県は10,857.55億円、45位の島根県は12,134.51億円でした。
1位の東京都とは128.1倍の差があります。

44位は徳島県で13,919.65億円、43位は和歌山県で15,024.63億円、42位は佐賀県で15,267.92億円と続きます。

売上金額の112.8倍よりさらに大きい開きです。
稼ぐ力の差は、取引額の差より大きく出ます。

47都道府県の中央値は29,470.92億円。
平均は71,544.6億円なので、平均が中央値の2.4倍です。

47位の鳥取県は平均の12.3パーセント、中央値の29.9パーセントにあたります。

下位5県を合わせても全国の1.8パーセントにしかなりません。
1位の東京都1つで33.5パーセントを占めるのとは対照的です。

47位の鳥取県は、1位の東京都の0.78パーセントにあたる水準です。

46位との差は2,060.26億円、45位との差は3,337.22億円でした。
1位の東京都と47位の鳥取県の間には1,118,493.51億円の開きがあります。

地方別に見る

地方別の平均(民営事業所の純付加価値額)
地方別の平均(民営事業所の純付加価値額) 社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)(2020年) 050,000100,000150,000200,000北海道: 93,794.1億円93,794.1億円東北: 26,544.0億円26,544.0億円関東: 237,270.8億円237,270.8億円中部: 53,411.8億円53,411.8億円近畿: 70,786.9億円70,786.9億円中国: 29,158.7億円29,158.7億円四国: 17,266.3億円17,266.3億円九州: 32,196.1億円32,196.1億円北海道東北関東中部近畿中国四国九州
地方別の平均(民営事業所の純付加価値額)
項目民営事業所の純付加価値額の平均
北海道93,794.1億円
東北26,544.0億円
関東237,270.8億円
中部53,411.8億円
近畿70,786.9億円
中国29,158.7億円
四国17,266.3億円
九州32,196.1億円

付加価値は、本社機能のある地方に厚く集まります。

地方別に合計を出すと、関東7都県が全国の49.4パーセントで最も大きくなります。
次いで近畿7府県が14.7パーセント、中部9県が14.3パーセント、九州・沖縄8県が7.7パーセントと続きました。

少ないほうは東北6県が4.7パーセント、中国5県が4.3パーセント、北海道が2.8パーセント、四国4県が2.1パーセントでした。

人口10万人あたりの平均で見ると並びが変わります。
関東7都県が3,804.7億円、中部9県が2,273.1億円、近畿7府県が2,220.8億円の順に多く、最も少ないのは北海道が1,795.2億円です。

このグラフについての豆知識

純付加価値額とは

売上金額から、原材料費や仕入れ、外注費などを引いたものが粗付加価値額です。
そこからさらに減価償却費を引いたのが純付加価値額になります。

人件費や営業利益、支払利息などがここに含まれます。
事業所がどれだけの価値を生んだかを示す数字です。

売上との違い

全国の売上金額は1,708兆円、純付加価値額は3,362,595.18億円。
およそ5分の1という関係です。

売上は取引の総額、付加価値は正味の稼ぎ。
同じ経済センサスの数字でも、意味はまったく違います。

数字の開き

1位の東京都は1,127,290.8億円、47位の鳥取県は8,797.29億円。
両者の間には128.1倍の開きがあります。
上位3で全国の46.6パーセント、上位10で69.6パーセントを占めます。

中央値は29,470.92億円、平均は71,544.6億円です。
平均が中央値を上回るのは、上位のいくつかの都道府県が全体を押し上げているためです。

人口10万人あたりに直すと6.3倍の開きになります。
実数の順位がどこまで人口の多さを映しているかは、この2つを見比べると分かります。

10年前とくらべると

全国の民営事業所の純付加価値額は、2011年の2,446,671.3億円から2020年の3,362,595.2億円へ、この10年でおよそ37%増えました。

1位は2011年も東京都で、10年たっても変わっていません。

県ごとに見ると、いちばん増えたのは東京都で103%増です。

順位の並びがにている記事

民営事業所の純付加価値額の順位を、当サイトの全記事の並びと突き合わせてみました。

いちばん近かったのは【事業所の売上金額】全国1,708兆円、1位だけで28.6%で、順位相関は0.99でした。
反対に、並びがいちばん逆だったのは【スーパーの数】が多いのは大都市ではありませんでした、人口あたりで比較(順位相関-0.8)です。

並びが似ていても、そこに関係があるとまでは言えません。
ただ、2つの地図をならべると読み方のヒントにはなります。

地方のなかで見た民営事業所の純付加価値額

地方最も多い(億円)最も少ない(億円)
東北宮城県 49669.54秋田県 15457.48
関東東京都 1127290.8栃木県 40180.45
中部愛知県 198200.84山梨県 16028.07
近畿大阪府 241806.72和歌山県 15024.63
中国広島県 61129.95鳥取県 8797.29
四国愛媛県 24007.53高知県 10857.55
九州福岡県 106246.36佐賀県 15267.92
社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)(2020年、総務省統計局)をもとに作成

まとめ

民営事業所の純付加価値額を47都道府県で比べると、最も多い東京都で1,127,290.8億円、最も少ない鳥取県で8,797.29億円でした。
1位と47位の間には128.1倍の開きがあります。

上位3で全国の46.6パーセント、上位10で69.6パーセントを占めます。
47都道府県の中央値は29,470.92億円、平均は71,544.6億円でした。
人口10万人あたりに直すと6.3倍の開きになります。

ここまでの民営事業所の純付加価値額の数字には、注意点が3つあります。
1つ目は、売上から仕入れなどを引いた額であること。
2つ目は、事業所の所在地で数えること。
3つ目は2020年の数字であることです。

人口10万人あたりでも東京都が8,024.8億円で1位。
実数と同じ顔ぶれです。

地方別に合計を出すと関東7都県が全国の49.4パーセントで最多、人口10万人あたりでは関東7都県が3,804.7億円で最多でした。
事業所の売上金額や県内総生産を比べた記事とあわせて読んでみてください。

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出典

  • 統計名: 社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)
  • 調査年: 2020年
  • 公開元: 総務省統計局
  • 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/regional-statistics/ssdsview/prefectures
  • 備考: 指標コードC6201(民営事業所の純付加価値額)の2020年の値を億円に換算したもの。人口10万人あたりは2020年の総人口で割った参考値

注記: 指標コードC6201(民営事業所の純付加価値額)の2020年の値を億円に換算したもの。
人口10万人あたりは2020年の総人口で割った参考値

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