【国内観光旅行をする人の割合】全国25.0%、4人に1人が泊まりの観光旅行に出かけた計算です

【国内観光旅行をする人の割合】全国25.0%、4人に1人が泊まりの観光旅行に出かけた計算です

47都道府県で、1年間に国内観光旅行をした人の割合を比べます。
1泊2日以上の観光目的の国内旅行が対象です。

使うのは総務省統計局の社会生活基本調査、令和3年の調査。

全国では10歳以上の25.0パーセント、4人に1人が出かけた計算になります。

47都道府県の単純平均

20.9%

国内観光旅行の行動者率(令和3年(2021年))

最も多い 東京都

34.2%

最も少ない 徳島県

11.4%

地図で見る国内観光旅行の行動者率

国内観光旅行の行動者率(令和3年(2021年))
国内観光旅行の行動者率(令和3年(2021年)) 社会生活基本調査(都道府県、旅行・行楽の種類別行動者率)(総務省統計局)をもとに作成。単位は%。 北海道 24.7%青森 13.8%岩手 20%宮城 23.3%秋田 19.8%山形 17.8%福島 17.5%茨城 20.1%栃木 22.5%群馬 23.8%埼玉 27.3%千葉 25.3%東京 34.2%神奈川 30.1%新潟 24.5%富山 20.2%石川 21.3%福井 18.3%山梨 21.2%長野 21.8%岐阜 22.1%静岡 18.5%愛知 31.1%三重 21.4%滋賀 25.8%京都 28.6%大阪 28.2%兵庫 26.9%奈良 27.1%和歌山 21.3%鳥取 15.1%島根 15.3%岡山 17.4%広島 19.1%山口 16.9%徳島 11.4%香川 14.1%愛媛 12.2%高知 13.9%福岡 27%佐賀 23.8%長崎 15.7%熊本 22.2%大分 17.1%宮崎 14.6%鹿児島 16.6%沖縄 12.5%
国内観光旅行の行動者率(%)
国内観光旅行の行動者率(令和3年(2021年))
項目国内観光旅行の行動者率
北海道24.7%
青森県13.8%
岩手県20%
宮城県23.3%
秋田県19.8%
山形県17.8%
福島県17.5%
茨城県20.1%
栃木県22.5%
群馬県23.8%
埼玉県27.3%
千葉県25.3%
東京都34.2%
神奈川県30.1%
新潟県24.5%
富山県20.2%
石川県21.3%
福井県18.3%
山梨県21.2%
長野県21.8%
岐阜県22.1%
静岡県18.5%
愛知県31.1%
三重県21.4%
滋賀県25.8%
京都府28.6%
大阪府28.2%
兵庫県26.9%
奈良県27.1%
和歌山県21.3%
鳥取県15.1%
島根県15.3%
岡山県17.4%
広島県19.1%
山口県16.9%
徳島県11.4%
香川県14.1%
愛媛県12.2%
高知県13.9%
福岡県27%
佐賀県23.8%
長崎県15.7%
熊本県22.2%
大分県17.1%
宮崎県14.6%
鹿児島県16.6%
沖縄県12.5%

日本地図で見ると、色が濃く出るのは首都圏と近畿、東海、それに北海道と福岡県です。
淡いのは四国全域と沖縄県、山陰でした。

47都道府県の単純平均は20.92パーセント、中央値は21.20パーセントです。
全国値の25.0パーセントより低いのは、人口の多い都府県ほど割合が高いためです。

30パーセントを超えたのは3都県、15パーセントを下回ったのは7県。
上位と下位ではっきり分かれた分布でした。

順位都道府県国内観光旅行の行動者率(%)地方帰省・訪問などの旅行旅行(1泊2日以上)海外観光旅行
1東京都34.2関東19.141.90.4
2愛知県31.1中部17.239.90.4
3神奈川県30.1関東16.138.20.5
4京都府28.6近畿19.437.70.7
5大阪府28.2近畿1635.60.2
6埼玉県27.3関東13.534.10.3
7奈良県27.1近畿1333.60.2
8福岡県27九州17.536.50.3
9兵庫県26.9近畿1534.30.6
10滋賀県25.8近畿15.934.30.6
11千葉県25.3関東14.632.50.4
12北海道24.7北海道18.234.70.4
13新潟県24.5中部10.329.70.4
14群馬県23.8関東9.928.80.2
14佐賀県23.8九州11.729.40.3
16宮城県23.3東北16.332.20.3
17栃木県22.5関東11.628.20.4
18熊本県22.2九州13.529.90.3
19岐阜県22.1中部10.127.40.4
20長野県21.8中部11.5280.2
21三重県21.4近畿12.628.10.2
22石川県21.3中部1328.60.3
22和歌山県21.3近畿1026.80.5
24山梨県21.2中部11.126.90.2
25富山県20.2中部8.925.10.3
26茨城県20.1関東10.625.90.6
27岩手県20東北10.2260.2
28秋田県19.8東北7.323.60.5
29広島県19.1中国15.928.60.4
30静岡県18.5中部9.123.10.3
31福井県18.3中部8.623.80.4
32山形県17.8東北8.122.70.2
33福島県17.5東北9.323.10.2
34岡山県17.4中国11.724.30.5
35大分県17.1九州13.324.80.3
36山口県16.9中国12.724.20.4
37鹿児島県16.6九州11.523.60.3
38長崎県15.7九州9.521.60.4
39島根県15.3中国9.321.20.1
40鳥取県15.1中国9.520.80.4
41宮崎県14.6九州11.622.20.3
42香川県14.1四国10.621.30.3
43高知県13.9四国11210.1
44青森県13.8東北919.70.2
45沖縄県12.5九州6.316.80.4
46愛媛県12.2四国9.218.10.1
47徳島県11.4四国8.316.40.2
社会生活基本調査(都道府県、旅行・行楽の種類別行動者率)(令和3年(2021年)、総務省統計局)をもとに作成

地方別に見る国内観光旅行の行動者率

地方別の平均(国内観光旅行の行動者率)
地方別の平均(国内観光旅行の行動者率) 社会生活基本調査(都道府県、旅行・行楽の種類別行動者率)(令和3年(2021年)) 0510152025北海道: 24.7%24.7%東北: 18.7%18.7%関東: 26.2%26.2%中部: 22.1%22.1%近畿: 25.6%25.6%中国: 16.8%16.8%四国: 12.9%12.9%九州: 18.7%18.7%北海道東北関東中部近畿中国四国九州
地方別の平均(国内観光旅行の行動者率)
項目国内観光旅行の行動者率の平均
北海道24.7%
東北18.7%
関東26.2%
中部22.1%
近畿25.6%
中国16.8%
四国12.9%
九州18.7%

地方別に平均を出すと、関東が最も高くなります。

関東7都県が26.19パーセント、近畿7府県が25.61パーセント、北海道が24.70パーセント、中部9県が22.11パーセントと続きます。
低いほうは東北6県が18.70パーセント、九州8県が18.69パーセント、中国5県が16.76パーセント、四国4県が12.90パーセントでした。
関東と四国では2.03倍の差があります。

地方どうしで2.03倍というのは大きな開きです。
旅行・行楽全体の1.38倍、日帰り行楽の1.37倍と比べても際立ちます。

四国4県が突出して低い理由は、この統計だけでは分かりません。
ただ4県すべてが同じように低いので、県ごとの事情というより地方に共通する条件があると考えるほうが自然でしょう。

国内観光旅行をする人が多い5都府県

上位5都道府県の国内観光旅行の行動者率
上位5都道府県の国内観光旅行の行動者率 社会生活基本調査(都道府県、旅行・行楽の種類別行動者率)(令和3年(2021年)) 051015202530東京都: 34.2%34.2%愛知県: 31.1%31.1%神奈川県: 30.1%30.1%京都府: 28.6%28.6%大阪府: 28.2%28.2%東京都愛知県神奈川県京都府大阪府
上位5都道府県の国内観光旅行の行動者率
項目国内観光旅行の行動者率
東京都34.2%
愛知県31.1%
神奈川県30.1%
京都府28.6%
大阪府28.2%
下位5都道府県の国内観光旅行の行動者率
下位5都道府県の国内観光旅行の行動者率 社会生活基本調査(都道府県、旅行・行楽の種類別行動者率)(令和3年(2021年)) 024681012徳島県: 11.4%11.4%愛媛県: 12.2%12.2%沖縄県: 12.5%12.5%青森県: 13.8%13.8%高知県: 13.9%13.9%徳島県愛媛県沖縄県青森県高知県
下位5都道府県の国内観光旅行の行動者率
項目国内観光旅行の行動者率
徳島県11.4%
愛媛県12.2%
沖縄県12.5%
青森県13.8%
高知県13.9%

国内観光旅行をする人が多い上位5都府県です。

東京都は34.2パーセント、愛知県は31.1パーセント、神奈川県は30.1パーセント、京都府は28.6パーセント、大阪府は28.2パーセントでした。
東京都と最下位の徳島県では3.00倍の差があります。

6位以下は埼玉県27.3パーセント、奈良県27.1パーセント、福岡県27.0パーセントと続きます。
30パーセントを超えたのは3都県だけでした。

上位に並ぶのは大都市圏の都府県です。
奈良県が7位に入るのは、大阪・京都への通勤圏で所得水準が比較的高いことと関係があるかもしれません。

泊まりの旅行は、日帰りより県の差が大きく出る

ここから先は、1年間に国内観光旅行をした人の割合がこう分かれる理由についての見立てです。
ほかの指標と突き合わせて立てた推測で、統計そのものが示している事実ではありません。

泊まりの旅行は、日帰りの行楽より県ごとの差がはっきり出ます。

倍率を並べると、日帰りの行楽が2.00倍、旅行・行楽全体が1.85倍なのに対し、国内観光旅行は3.00倍。
帰省・訪問などの旅行も3.08倍でした。
泊まりを伴う行動ほど、県による差が広がります。
旅行・行楽全体との相関係数はプラス0.93と高いので順位の傾向は似ていますが、開き方が違うということになります。

差を作っているのは費用と時間でしょう。
日帰りなら交通費だけで済みますが、泊まりの旅行には宿泊費が加わります。
旅行への年間支出を比べた記事でも、上位は大都市圏の都府県が占めていました。

平均年齢との相関係数はマイナス0.52。
若い県ほど国内観光旅行をする人が多いという関係が、旅行・行楽全体のマイナス0.42より強く出ています。

四国4県の12.90パーセントは、地方別で圧倒的に低い数字です。
2番目に低い中国5県の16.76パーセントとも4ポイント近く開きます。
徳島県11.4パーセント、愛媛県12.2パーセント、高知県13.9パーセント、香川県14.1パーセントと、4県すべてが下位10県に入りました。

沖縄県は12.5パーセントで45位。
訪れる人の多い県が、出かける人の割合では下位に来るという逆転が起きています。

国内観光旅行をする人が少ない5県

国内観光旅行をする人が少ない下位5県です。

徳島県は11.4パーセント、愛媛県は12.2パーセント、沖縄県は12.5パーセント、青森県は13.8パーセント、高知県は13.9パーセントでした。
東京都の34.2パーセントとは3.00倍の差があります。

下位5県のうち3県が四国です。
四国4県のうち香川県も14.1パーセントで42位に入り、4県すべてが下位に固まりました。

15パーセントを下回ったのは7県。
四国4県に加えて青森県、宮崎県、沖縄県でした。

延べ宿泊者数を比べた記事で上位に入った北海道は、この記事では24.7パーセントで12位。
訪れる人の多さと、出かける人の割合は別のものです。

このグラフについての豆知識

帰省・訪問は含まない

この記事の数字は観光目的の旅行に限ります。
実家への帰省や親族・知人を訪ねる旅行は「帰省・訪問などの旅行」という別の区分です。

全国では国内観光旅行が25.0パーセント、帰省・訪問などの旅行が14.3パーセント。
両方をした人は両方に数えられます。

出張や修学旅行などは、この調査では旅行に含まれません。

海外観光旅行は全国0.4パーセント

令和3年の調査では、海外観光旅行の行動者率は全国0.4パーセントでした。
最も高い京都府でも0.7パーセント、最も低い愛媛県は0.1パーセントです。

国境をまたぐ移動がほぼ止まっていた時期にあたるため、平時の数字とは大きく異なります。
参考程度に見てください。

数字は令和3年、2021年のものです。

順位の並びがにている記事

1年間に国内観光旅行をした人の割合の並びと似ている記事、そして正反対の記事を挙げます。

最も似ていたのは【旅行・行楽をする人の割合】全国49.5%、コロナ禍の1年でも半数近くが出かけたことになります(順位相関0.95)です。
逆に、ほぼ裏返しの並びになったのが【スーパーの数】が多いのは大都市ではありませんでした、人口あたりで比較(相関-0.86)でした。

似ているからといって理由が同じとはかぎりません。
それでも、2つを重ねると土地の性格が見えてくることがあります。

地方のなかで見た国内観光旅行の行動者率

地方最も多い(%)最も少ない(%)
東北宮城県 23.3青森県 13.8
関東東京都 34.2茨城県 20.1
中部愛知県 31.1福井県 18.3
近畿京都府 28.6和歌山県 21.3
中国広島県 19.1鳥取県 15.1
四国香川県 14.1徳島県 11.4
九州福岡県 27沖縄県 12.5
社会生活基本調査(都道府県、旅行・行楽の種類別行動者率)(令和3年(2021年)、総務省統計局)をもとに作成

まとめ

1年間に国内観光旅行をした人の割合を比べると、最も高い東京都は34.2パーセント、最も低い徳島県は11.4パーセントで、その差は3.00倍でした。
全国では10歳以上の25.0パーセントです。

1年間に国内観光旅行をした人の割合の数字を読むときは、3つの点に気をつけてください。
1つ目は、帰省・訪問や出張を含まない観光目的の旅行に限ること。
2つ目は、住んでいる人が出かけたかどうかであること。
3つ目はコロナ禍のさなかの調査であることです。

四国4県はすべて下位10県に入りました。
地方別でも12.90パーセントで、関東の26.19パーセントとは2.03倍の差があります。

泊まりの旅行は日帰りの行楽より県の差が大きく出ます。
旅行・行楽全体や延べ宿泊者数を比べた記事とあわせて読んでみてください。

関連記事

出典

  • 統計名: 社会生活基本調査(都道府県、旅行・行楽の種類別行動者率)
  • 調査年: 令和3年(2021年)
  • 公開元: 総務省統計局
  • 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?stat_infid=000032262826
  • 備考: 10歳以上の人のうち、過去1年間にその行動をした人の割合。調査は2021年10月20日現在で、過去1年間は新型コロナウイルスの影響を強く受けた時期にあたる。国内観光旅行は1泊2日以上の観光目的の国内旅行で、帰省・訪問などの旅行は含まない

注記: 10歳以上の人のうち、過去1年間にその行動をした人の割合。
調査は2021年10月20日現在で、過去1年間は新型コロナウイルスの影響を強く受けた時期にあたる。
国内観光旅行は1泊2日以上の観光目的の国内旅行で、帰省・訪問などの旅行は含まない

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