【1か月の消費支出】平均26万1,003円、実収入の56%を使う

【1か月の消費支出】平均26万1,003円、実収入の56%を使う

勤労者世帯が1か月に使うお金は、47都道府県の平均で261,003円。
食費も光熱費も教育費も含めた、暮らしにかかる支出の合計です。
47都道府県で比べます。

使うのは総務省統計局の全国家計構造調査、2024年の数字。

滋賀県が309,657円で1位。
47都道府県の平均は261,003円、中央値は259,208円です。
1位と47位の差は1.38倍、実収入に占める割合で見ると1.28倍でした。

47都道府県の単純平均

261,003円

1か月の消費支出(2024年)

最も多い 滋賀県

309,657円

最も少ない 青森県

224,811円

地図で見る

1か月の消費支出(2024年)
1か月の消費支出(2024年) 全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)(総務省統計局)をもとに作成。単位は円。 北海道 236,497円青森 224,811円岩手 262,171円宮城 259,072円秋田 245,953円山形 255,932円福島 250,488円茨城 276,071円栃木 254,391円群馬 275,632円埼玉 263,658円千葉 284,479円東京 274,030円神奈川 280,142円新潟 267,897円富山 300,241円石川 266,501円福井 286,114円山梨 274,500円長野 266,105円岐阜 251,087円静岡 258,540円愛知 263,130円三重 240,294円滋賀 309,657円京都 259,208円大阪 251,259円兵庫 260,134円奈良 280,793円和歌山 238,687円鳥取 288,596円島根 285,797円岡山 236,823円広島 283,416円山口 275,250円徳島 278,515円香川 255,337円愛媛 241,959円高知 245,884円福岡 230,603円佐賀 242,312円長崎 277,862円熊本 252,541円大分 254,211円宮崎 229,060円鹿児島 243,596円沖縄 227,922円
1か月の消費支出(円)
1か月の消費支出(2024年)
項目1か月の消費支出
北海道236,497円
青森県224,811円
岩手県262,171円
宮城県259,072円
秋田県245,953円
山形県255,932円
福島県250,488円
茨城県276,071円
栃木県254,391円
群馬県275,632円
埼玉県263,658円
千葉県284,479円
東京都274,030円
神奈川県280,142円
新潟県267,897円
富山県300,241円
石川県266,501円
福井県286,114円
山梨県274,500円
長野県266,105円
岐阜県251,087円
静岡県258,540円
愛知県263,130円
三重県240,294円
滋賀県309,657円
京都府259,208円
大阪府251,259円
兵庫県260,134円
奈良県280,793円
和歌山県238,687円
鳥取県288,596円
島根県285,797円
岡山県236,823円
広島県283,416円
山口県275,250円
徳島県278,515円
香川県255,337円
愛媛県241,959円
高知県245,884円
福岡県230,603円
佐賀県242,312円
長崎県277,862円
熊本県252,541円
大分県254,211円
宮崎県229,060円
鹿児島県243,596円
沖縄県227,922円

日本地図で見ると、色が濃く出るのは滋賀県です。
次いで富山県、鳥取県、福井県、島根県が続きます。
淡いのは青森県、沖縄県、宮崎県でした。

47都道府県の平均は261,003円、中央値は259,208円です。
滋賀県の309,657円は平均の1.19倍にあたります。

1位と47位で1.38倍の開きがありました。
金額の差は月あたり84,846円です。

実収入に占める割合で見ると滋賀県が64.49パーセントで最も高く、開きは1.28倍になります。

金額1位の滋賀県は割合では1位、割合1位の滋賀県は金額では1位でした。

順位都道府県1か月の消費支出(円)地方実収入に占める割合
1滋賀県309657近畿64.49
2富山県300241中部56.62
3鳥取県288596中国62.11
4福井県286114中部55.58
5島根県285797中国60.49
6千葉県284479関東56.4
7広島県283416中国58.91
8奈良県280793近畿57.85
9神奈川県280142関東54.31
10徳島県278515四国55.12
11長崎県277862九州63.22
12茨城県276071関東54.83
13群馬県275632関東55.59
14山口県275250中国60.46
15山梨県274500中部57.82
16東京都274030関東54.61
17新潟県267897中部56.23
18石川県266501中部57.78
19長野県266105中部57.52
20埼玉県263658関東54.37
21愛知県263130中部52.73
22岩手県262171東北56.13
23兵庫県260134近畿55.57
24京都府259208近畿59.85
25宮城県259072東北55.15
26静岡県258540中部53.36
27山形県255932東北55.16
28香川県255337四国54.69
29栃木県254391関東51.37
30大分県254211九州57.18
31熊本県252541九州56.9
32大阪府251259近畿55.11
33岐阜県251087中部50.24
34福島県250488東北53.89
35秋田県245953東北56.1
36高知県245884四国54.39
37鹿児島県243596九州57.74
38佐賀県242312九州53.71
39愛媛県241959四国57.39
40三重県240294近畿52.05
41和歌山県238687近畿52.55
42岡山県236823中国52.61
43北海道236497北海道56.29
44福岡県230603九州54.08
45宮崎県229060九州54.73
46沖縄県227922九州60.08
47青森県224811東北53.08
全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)(2024年、総務省統計局)をもとに作成

消費支出が多い上位5県

上位5都道府県の1か月の消費支出
上位5都道府県の1か月の消費支出 全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)(2024年) 050,000100,000150,000200,000250,000300,000滋賀県: 309,657円309,657円富山県: 300,241円300,241円鳥取県: 288,596円288,596円福井県: 286,114円286,114円島根県: 285,797円285,797円滋賀県富山県鳥取県福井県島根県
上位5都道府県の1か月の消費支出
項目1か月の消費支出
滋賀県309,657円
富山県300,241円
鳥取県288,596円
福井県286,114円
島根県285,797円
下位5都道府県の1か月の消費支出
下位5都道府県の1か月の消費支出 全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)(2024年) 050,000100,000150,000200,000青森県: 224,811円224,811円沖縄県: 227,922円227,922円宮崎県: 229,060円229,060円福岡県: 230,603円230,603円北海道: 236,497円236,497円青森県沖縄県宮崎県福岡県北海道
下位5都道府県の1か月の消費支出
項目1か月の消費支出
青森県224,811円
沖縄県227,922円
宮崎県229,060円
福岡県230,603円
北海道236,497円

消費支出が多い上位5県です。

滋賀県は309,657円、富山県は300,241円、鳥取県は288,596円でした。
滋賀県は2位の富山県の1.03倍です。

4位は福井県で286,114円、5位は島根県で285,797円。
6位以下は千葉県、広島県、奈良県と続きました。

47都道府県の平均は261,003円、中央値は259,208円です。
1位の滋賀県は平均を48,654円上回り、平均の1.19倍にあたります。

2位と3位の差は11,645円、3位と4位の差は2,482円でした。
上位のなかでも順位ごとの開きは小さく、団子になっています。

1年に直すと、1位の滋賀県は3,715,884円ほどになります。
上位5県の平均は294,081円で、47都道府県の平均を33,078円上回りました。

上位5県のなかでも、1位と5位の差は23,860円あります。
中央値と比べると1位は1.19倍でした。

上位には、世帯の人数が多く、車の保有台数も多い県が並びます。
使う額は、家族の大きさと生活の形で決まります。

実収入に占める割合でも同じ県が1位です

数字を並べるところまでが統計の仕事で、ここから先は解釈になります。
1世帯当たりの消費支出の分布について、ほかの指標と突き合わせて立てた推測を書きます。
事実として確かめたものではありません。

実収入に占める割合で割り直すと、並びが変わります。

1位は滋賀県の64.49パーセント、2位は長崎県63.22パーセント、3位は鳥取県62.11パーセント。

4位以下は島根県、山口県と続きます。
逆に割合の下位は栃木県51.37パーセント、岐阜県50.24パーセント。
滋賀県と岐阜県では1.28倍の開きです。
47都道府県の平均は56.09パーセントでした。

実収入に対する消費支出の比率は、家計の余裕を映します。
比率が高いほど、稼ぎのうち手元に残る分が小さいということです。

比率の高い県では、車の維持や子どもの教育など、避けにくい支出が重くのしかかっている可能性があります。

逆に比率の低い県では、収入のうち貯蓄や保険に回る分が大きくなります。
この記事の預貯金や保険料の記事と見比べると、その関係がつかめます。

地方別に県の平均を出すと、中国5県が273,976円で最も高く、北海道が236,497円で最も低くなります。
関東7都県272,629円と中部9県270,457円がそれに続きました。

実数で見ると順位は変わる

実収入に占める割合の上位5都道府県
実収入に占める割合の上位5都道府県 全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)(2024年) 0102030405060滋賀県: 64.564.5長崎県: 63.263.2鳥取県: 62.162.1島根県: 60.560.5山口県: 60.560.5滋賀県長崎県鳥取県島根県山口県
実収入に占める割合の上位5都道府県
項目実収入に占める割合
滋賀県64.5
長崎県63.2
鳥取県62.1
島根県60.5
山口県60.5

消費支出が少ない下位5県

消費支出が少ない下位5県です。

47位の青森県は224,811円、46位の沖縄県は227,922円、45位の宮崎県は229,060円でした。
1位の滋賀県とは1.38倍の差があります。

44位は福岡県で230,603円、43位は北海道で236,497円、42位は岡山県で236,823円と続きます。

下位に並ぶのは、実収入そのものが低い県です。
使えるお金が限られれば、支出も抑えられます。

47位の青森県は平均の86.1パーセント、中央値の86.7パーセントにあたります。
平均との差は36,192円でした。

1位と47位の差は月あたり84,846円。
1年に直すと1,018,152円の開きになります。

46位との差は3,111円、45位との差は4,249円でした。
下位のほうも順位ごとの差はわずかです。

下位5県の平均は229,779円。
47都道府県の平均を31,224円下回り、上位5県との差は64,302円になります。

このグラフについての豆知識

消費支出と非消費支出

消費支出は、食料、住居、光熱・水道、家具、被服、保健医療、交通・通信、教育、教養娯楽、その他の10の費目からなります。

税や社会保険料は非消費支出として別に数えられます。
貯蓄や借金の返済も消費支出には含まれません。

家計調査との違い

当サイトには家計調査をもとにした「1世帯が1年間に払う◯◯代」の記事もあります。
あちらは各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)を対象にした調査で、県全体の平均ではありません。

この記事で使う全国家計構造調査は、5年に1度、都道府県の全域を対象に行われます。
同じ品目でも数字が違うのはそのためです。

数字の開き

1位の滋賀県は309,657円、47位の青森県は224,811円。
両者の間には1.38倍、金額にして月84,846円の開きがあります。

47都道府県の平均は261,003円、中央値は259,208円です。
平均と中央値が近いのは、極端に高い県や低い県が少なく、多くの県が真ん中あたりに集まっているためです。

実収入に占める割合で見ると滋賀県が64.49パーセントで最も高く、平均は56.09パーセント。
開きは1.28倍になります。

順位の並びがにている記事

1世帯当たりの消費支出の順位を、当サイトの全記事の並びと突き合わせてみました。

並びが最も重なったのは【税と社会保険料の負担】非消費支出は1か月平均7万8,583円で、相関は0.74です。
反対に、並びがいちばん逆だったのは【世帯所得300万円未満】全国19.4%、年金世帯も含む(順位相関-0.56)です。

順位が近いことと、原因がつながっていることは別の話です。
それでも、見くらべると気づくことがあります。

地方のなかで見た1か月の消費支出

地方最も多い(円)最も少ない(円)
東北岩手県 262171青森県 224811
関東千葉県 284479栃木県 254391
中部富山県 300241岐阜県 251087
近畿滋賀県 309657和歌山県 238687
中国鳥取県 288596岡山県 236823
四国徳島県 278515愛媛県 241959
九州長崎県 277862沖縄県 227922
全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)(2024年、総務省統計局)をもとに作成

まとめ

勤労者世帯の消費支出を47都道府県で比べると、最も高い滋賀県で309,657円、最も低い青森県で224,811円でした。
1位と47位の差は1.38倍です。

47都道府県の平均は261,003円、中央値は259,208円。
1位と47位の金額の差は月あたり84,846円、1年で1,018,152円になります。
実収入に占める割合で見ると開きは1.28倍でした。

1世帯当たりの消費支出の数字を受け取る前に、3つ添えておきます。
1つ目は、税や社会保険料は含まないこと。
2つ目は、貯蓄や返済も含まないこと。
3つ目は標本調査なので、細かい項目ほど年による振れが大きいことです。

実収入に占める割合では滋賀県が64.49パーセントで最も高くなりました。

地方別に県の平均を出すと中国5県が273,976円で最も高く、実収入に占める割合では中国5県が58.92パーセントで最も高くなりました。
実収入や手取りの収入を比べた記事とあわせて読んでみてください。

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出典

  • 統計名: 全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)
  • 調査年: 2024年
  • 公開元: 総務省統計局
  • 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/stat-search/database?statdisp_id=0004040009
  • 備考: 総世帯のうち勤労者世帯の、1世帯当たり1か月間の平均額(収支項目コード2101)。県庁所在市を対象とする家計調査とは違い、都道府県の全域が対象。実収入に占める割合は同じ調査から計算した参考値

注記: 総世帯のうち勤労者世帯の、1世帯当たり1か月間の平均額(収支項目コード2101)。
県庁所在市を対象とする家計調査とは違い、都道府県の全域が対象。
実収入に占める割合は同じ調査から計算した参考値

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