【世帯の家計支出額】全国は月23.6万円、差は1.51倍

【世帯の家計支出額】全国は月23.6万円、差は1.51倍

1つの世帯が1か月に使うお金は、都道府県でどれくらい違うのでしょうか。
47都道府県で比べます。

使うのは厚生労働省の国民生活基礎調査、2019年の都道府県別の数字。

滋賀県が26.4万円で1位。
47都道府県の平均は22.65万円、中央値は22.9万円です。
最も高い26.4万円と最も低い17.5万円の差は8.9万円、倍率にすると1.51倍でした。

47都道府県の単純平均

22.6万円

1世帯当たり平均家計支出額(2019年)

最も多い 滋賀県

26.4万円

最も少ない 鹿児島県

17.5万円

地図で見る

1世帯当たり平均家計支出額(2019年)
1世帯当たり平均家計支出額(2019年) 国民生活基礎調査(都道府県別 1世帯当たり平均家計支出額)(厚生労働省)をもとに作成。単位は万円。 北海道 21.4万円青森 19.9万円岩手 21.2万円宮城 23.7万円秋田 20.6万円山形 22.9万円福島 23.1万円茨城 23.4万円栃木 23.3万円群馬 22.8万円埼玉 24.4万円千葉 22.7万円東京 26.3万円神奈川 26.1万円新潟 23.3万円富山 26万円石川 23万円福井 23.4万円山梨 24万円長野 22.4万円岐阜 23.7万円静岡 23.8万円愛知 25.4万円三重 24万円滋賀 26.4万円京都 24万円大阪 23.8万円兵庫 24.3万円奈良 25.4万円和歌山 21.2万円鳥取 21.3万円島根 22.2万円岡山 23.8万円広島 22.9万円山口 21.6万円徳島 21.7万円香川 22.9万円愛媛 20.1万円高知 21万円福岡 22.3万円佐賀 21.4万円長崎 19.6万円熊本 21.4万円大分 20万円宮崎 19.5万円鹿児島 17.5万円沖縄 19.3万円
1世帯当たり平均家計支出額(万円)
1世帯当たり平均家計支出額(2019年)
項目1世帯当たり平均家計支出額
北海道21.4万円
青森県19.9万円
岩手県21.2万円
宮城県23.7万円
秋田県20.6万円
山形県22.9万円
福島県23.1万円
茨城県23.4万円
栃木県23.3万円
群馬県22.8万円
埼玉県24.4万円
千葉県22.7万円
東京都26.3万円
神奈川県26.1万円
新潟県23.3万円
富山県26万円
石川県23万円
福井県23.4万円
山梨県24万円
長野県22.4万円
岐阜県23.7万円
静岡県23.8万円
愛知県25.4万円
三重県24万円
滋賀県26.4万円
京都府24万円
大阪府23.8万円
兵庫県24.3万円
奈良県25.4万円
和歌山県21.2万円
鳥取県21.3万円
島根県22.2万円
岡山県23.8万円
広島県22.9万円
山口県21.6万円
徳島県21.7万円
香川県22.9万円
愛媛県20.1万円
高知県21万円
福岡県22.3万円
佐賀県21.4万円
長崎県19.6万円
熊本県21.4万円
大分県20万円
宮崎県19.5万円
鹿児島県17.5万円
沖縄県19.3万円

日本地図で見ると、色が濃く出るのは滋賀県です。
次いで東京都、神奈川県、富山県、愛知県が続きます。
淡いのは鹿児島県、沖縄県、宮崎県でした。

47都道府県の平均は22.65万円、中央値は22.9万円です。
滋賀県の26.4万円は平均を3.75万円上回ります。

1位と47位の差は8.9万円、倍率にすると1.51倍でした。

1人世帯の平均家計支出額で並べ替えると滋賀県が20.3で最も高く、開きは1.77倍になります。

主指標で1位の滋賀県は1人世帯の平均家計支出額では1位、1人世帯の平均家計支出額で1位の滋賀県は主指標では1位でした。

順位都道府県1世帯当たり平均家計支出額(万円)地方1人世帯の平均家計支出額
1滋賀県26.4近畿20.3
2東京都26.3関東17.7
3神奈川県26.1関東18.2
4富山県26中部16.2
5愛知県25.4中部17.5
5奈良県25.4近畿18.5
7埼玉県24.4関東15.6
8兵庫県24.3近畿17.1
9京都府24近畿16.3
9三重県24近畿15.9
9山梨県24中部15.6
12岡山県23.8中国14.9
12静岡県23.8中部15.6
12大阪府23.8近畿16.4
15岐阜県23.7中部15.7
15宮城県23.7東北15.6
17茨城県23.4関東15.2
17福井県23.4中部15.3
19新潟県23.3中部15.2
19栃木県23.3関東14.3
21福島県23.1東北13.4
22石川県23中部14.3
23広島県22.9中国15.4
23香川県22.9四国15.2
23山形県22.9東北14.2
26群馬県22.8関東14.8
27千葉県22.7関東14.6
28長野県22.4中部14.8
29福岡県22.3九州14.3
30島根県22.2中国14.4
31徳島県21.7四国12.5
32山口県21.6中国15.3
33熊本県21.4九州13.4
33佐賀県21.4九州12.5
33北海道21.4北海道15
36鳥取県21.3中国13.4
37岩手県21.2東北13.3
37和歌山県21.2近畿13.7
39高知県21四国17
40秋田県20.6東北13.2
41愛媛県20.1四国14
42大分県20九州13.8
43青森県19.9東北13
44長崎県19.6九州13.1
45宮崎県19.5九州12.6
46沖縄県19.3九州12.4
47鹿児島県17.5九州11.5
国民生活基礎調査(都道府県別 1世帯当たり平均家計支出額)(2019年、厚生労働省)をもとに作成

家計支出額が多い上位5都府県

上位5都道府県の1世帯当たり平均家計支出額
上位5都道府県の1世帯当たり平均家計支出額 国民生活基礎調査(都道府県別 1世帯当たり平均家計支出額)(2019年) 0510152025滋賀県: 26.4万円26.4万円東京都: 26.3万円26.3万円神奈川県: 26.1万円26.1万円富山県: 26万円26万円愛知県: 25.4万円25.4万円奈良県: 25.4万円25.4万円滋賀県東京都神奈川県富山県愛知県奈良県
上位5都道府県の1世帯当たり平均家計支出額
項目1世帯当たり平均家計支出額
滋賀県26.4万円
東京都26.3万円
神奈川県26.1万円
富山県26万円
愛知県25.4万円
奈良県25.4万円
下位5都道府県の1世帯当たり平均家計支出額
下位5都道府県の1世帯当たり平均家計支出額 国民生活基礎調査(都道府県別 1世帯当たり平均家計支出額)(2019年) 051015鹿児島県: 17.5万円17.5万円沖縄県: 19.3万円19.3万円宮崎県: 19.5万円19.5万円長崎県: 19.6万円19.6万円青森県: 19.9万円19.9万円鹿児島県沖縄県宮崎県長崎県青森県
下位5都道府県の1世帯当たり平均家計支出額
項目1世帯当たり平均家計支出額
鹿児島県17.5万円
沖縄県19.3万円
宮崎県19.5万円
長崎県19.6万円
青森県19.9万円

家計支出額が多い上位5都府県です。

滋賀県は26.4万円、東京都は26.3万円、神奈川県は26.1万円でした。
1位と2位の差は0.1万円です。

4位は富山県で26万円、5位は愛知県で25.4万円。
上位5はいずれも47都道府県の平均22.65万円を上回りました。

1位の滋賀県は平均を3.75万円上回りました。
中央値の22.9万円と比べると3.5万円高く、平均に対する比では1.17倍にあたります。

6位以下は奈良県で25.4万円、埼玉県で24.4万円、兵庫県で24.3万円と続きました。

2位と3位の差は0.2万円、3位と4位の差は0.1万円。
上位のなかでも順位が近いほど差は小さく、5位と8位の間は1.1万円でした。

1位から5位までの幅は1万円、1位から8位までの幅は2.1万円でした。
上位のなかでも順位が下がるにつれて差は緩やかになります。

滋賀県は1人世帯の平均家計支出額でも1位に入っています。
全国の値は23.6万円で、上位5はいずれもこれを上回りました。

上位は近畿と関東の府県です。
世帯の人数と収入の水準が効いています。

1人世帯だけで見ると並びが変わります

この分布の背景を、ここから考えてみます。
1世帯あたりの家計支出額の統計が答えを持っているわけではないので、以下はほかの数字と照らして立てた推測です。

1人世帯の平均家計支出額で並べ替えると、順位が変わります。

1位は滋賀県の20.3、2位は奈良県の18.5、3位は神奈川県の18.2。

4位以下は東京都、愛知県と続きます。
逆に下位は沖縄県が12.4、鹿児島県が11.5。
滋賀県と鹿児島県では1.77倍の開きです。

1人世帯だけで見ると並びが変わります。
世帯の人数が違えば、使う金額も変わるためです。

家計支出額は世帯の大きさと収入に左右されます。
物価の水準だけで決まる数字ではありません。

当サイトの消費支出を比べた記事とあわせて見ると、家計の姿がつかめます。

地方ごとに県の平均を出すと、近畿7府県が24.16万円で最も高く、九州・沖縄8県が20.13万円で最も低くなります。
関東7都県24.14万円と中部9県23.89万円がそれに続きました。

同じ指標でも、実数で見るか率で見るかで並びは変わります。
どちらか一方だけを見て県の姿を決めつけないことが大切です。

実数で見ると順位は変わる

1人世帯の平均家計支出額の上位5都道府県
1人世帯の平均家計支出額の上位5都道府県 国民生活基礎調査(都道府県別 1世帯当たり平均家計支出額)(2019年) 05101520滋賀県: 20.320.3奈良県: 18.518.5神奈川県: 18.218.2東京都: 17.717.7愛知県: 17.517.5滋賀県奈良県神奈川県東京都愛知県
1人世帯の平均家計支出額の上位5都道府県
項目1人世帯の平均家計支出額
滋賀県20.3
奈良県18.5
神奈川県18.2
東京都17.7
愛知県17.5

家計支出額が少ない下位5県

家計支出額が少ない下位5県です。

47位の鹿児島県は17.5万円、46位の沖縄県は19.3万円、45位の宮崎県は19.5万円でした。
1位の滋賀県とは8.9万円の差があります。

44位は長崎県で19.6万円、43位は青森県で19.9万円、42位は大分県で20万円と続きます。

下位は九州や四国の県でした。
全国の平均を2割以上下回ります。

47都道府県の中央値は22.9万円、平均は22.65万円です。
47位の鹿児島県は平均を5.15万円下回りました。

47位の鹿児島県は1位の滋賀県の66.3パーセントにあたる水準で、倍率にすると1.51倍の開きです。

46位との差は1.8万円、45位との差は2万円。
下位のほうは差が詰まっており、47位と42位の間でも2.5万円しかありません。

下位5県はいずれも47都道府県の平均22.65万円を下回りました。
47位から43位までの幅は2.4万円です。

鹿児島県は1人世帯の平均家計支出額では47位です。
全国の値は23.6万円なので、47位はこれを6.1万円下回っています。

このグラフについての豆知識

世帯の人数別に見る

2019年の全国の1世帯当たり平均家計支出額は月23.6万円でした。

1人世帯では15.8万円、4人世帯では29.5万円。
世帯の人数によって大きく変わります。

6年前の調査であること

国民生活基礎調査は毎年行われますが、都道府県別に集計されるのは3年ごとの大規模調査の年だけです。
そのうち都道府県別の表が公表されている最新のものが2019年(令和元年)分になります。

この記事の数字は6年前のものです。
そのあいだに世帯の姿は少しずつ変わっているため、いまの状態とは違う可能性があります。
標本調査にもとづく推計値である点にも注意してください。

数字の散らばり

1位の滋賀県は26.4万円、47位の鹿児島県は17.5万円。
差は8.9万円、倍率にすると1.51倍です。

中央値は22.9万円、平均は22.65万円でした。
平均と中央値がどれだけ離れているかを見ると、一部の都道府県が全体を引っぱっているかどうかが分かります。
この指標では0.25万円の差でした。

1人世帯の平均家計支出額で並べ替えると開きは1.77倍になります。
2つの見方を突き合わせると、順位の意味がはっきりします。

順位の並びがにている記事

1世帯あたりの家計支出額の並びと似ている記事、そして正反対の記事を挙げます。

いちばん近かったのは【世帯所得1000万円以上】全国16.1%、首都圏に集中で、順位相関は0.89でした。
逆に、ほぼ裏返しの並びになったのが【世帯所得300万円未満】全国19.4%、年金世帯も含む(相関-0.79)でした。

順位が近いことと、原因がつながっていることは別の話です。
それでも、見くらべると気づくことがあります。

地方のなかで見た1世帯当たり平均家計支出額

地方最も多い(万円)最も少ない(万円)
東北宮城県 23.7青森県 19.9
関東東京都 26.3千葉県 22.7
中部富山県 26長野県 22.4
近畿滋賀県 26.4和歌山県 21.2
中国岡山県 23.8鳥取県 21.3
四国香川県 22.9愛媛県 20.1
九州福岡県 22.3鹿児島県 17.5
国民生活基礎調査(都道府県別 1世帯当たり平均家計支出額)(2019年、厚生労働省)をもとに作成

まとめ

1世帯あたりの家計支出額を47都道府県で比べると、最も高い滋賀県で26.4万円、最も低い鹿児島県で17.5万円でした。
その差は8.9万円、倍率にすると1.51倍です。

47都道府県の中央値は22.9万円、平均は22.65万円でした。
全国の値は23.6万円です。
1人世帯の平均家計支出額で並べ替えると開きは1.77倍になり、主指標で1位の滋賀県はその見方では1位に位置します。

1世帯あたりの家計支出額の数字を受け取る前に、3つ添えておきます。
1つ目は、標本調査にもとづく推計値であること。
2つ目は、世帯の人数の違いを含んだ数字であること。
3つ目は2019年の数字であることです。

1人世帯の平均家計支出額では滋賀県が20.3で最も高く、主指標で1位の滋賀県はこの見方では1位でした。

地方ごとの平均では近畿7府県が24.16万円で最も高く、九州・沖縄8県が20.13万円で最も低くなりました。
1人世帯や4人世帯の支出額を比べた記事とあわせて読んでみてください。

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出典

  • 統計名: 国民生活基礎調査(都道府県別 1世帯当たり平均家計支出額)
  • 調査年: 2019年
  • 公開元: 厚生労働省
  • 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/stat-search/database?statdisp_id=0003441535
  • 備考: 2019年の1世帯当たり平均家計支出額。都道府県を足し合わせても意味がないため、合計や人口10万人あたりは載せていない。参考指標は1人世帯の平均家計支出額

注記: 2019年の1世帯当たり平均家計支出額。
都道府県を足し合わせても意味がないため、合計や人口10万人あたりは載せていない。
参考指標は1人世帯の平均家計支出額

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