打ちっぱなしと呼ばれるゴルフ練習場は、どこに多いのでしょうか。
47都道府県で比べます。
使うのは文部科学省の社会教育調査、2015年10月1日時点の数字。
東京都が82か所で1位。
47都道府県の平均は30.5か所、中央値は22か所です。
1位と47位の間には11.7倍の開き、人口10万人あたりでは8.6倍の開きがありました。
47都道府県の単純平均
31か所
民間のゴルフ練習場数(平成27年度(2015年10月1日現在))
最も多い 東京都
82か所
最も少ない 鳥取県
7か所
地図で見る
| 項目 | 民間のゴルフ練習場数 |
|---|---|
| 北海道 | 67か所 |
| 青森県 | 22か所 |
| 岩手県 | 12か所 |
| 宮城県 | 18か所 |
| 秋田県 | 18か所 |
| 山形県 | 18か所 |
| 福島県 | 22か所 |
| 茨城県 | 65か所 |
| 栃木県 | 57か所 |
| 群馬県 | 20か所 |
| 埼玉県 | 64か所 |
| 千葉県 | 67か所 |
| 東京都 | 82か所 |
| 神奈川県 | 81か所 |
| 新潟県 | 33か所 |
| 富山県 | 22か所 |
| 石川県 | 13か所 |
| 福井県 | 8か所 |
| 山梨県 | 13か所 |
| 長野県 | 43か所 |
| 岐阜県 | 38か所 |
| 静岡県 | 53か所 |
| 愛知県 | 73か所 |
| 三重県 | 17か所 |
| 滋賀県 | 18か所 |
| 京都府 | 15か所 |
| 大阪府 | 31か所 |
| 兵庫県 | 71か所 |
| 奈良県 | 16か所 |
| 和歌山県 | 9か所 |
| 鳥取県 | 7か所 |
| 島根県 | 7か所 |
| 岡山県 | 32か所 |
| 広島県 | 31か所 |
| 山口県 | 24か所 |
| 徳島県 | 10か所 |
| 香川県 | 26か所 |
| 愛媛県 | 26か所 |
| 高知県 | 11か所 |
| 福岡県 | 55か所 |
| 佐賀県 | 9か所 |
| 長崎県 | 19か所 |
| 熊本県 | 21か所 |
| 大分県 | 25か所 |
| 宮崎県 | 18か所 |
| 鹿児島県 | 16か所 |
| 沖縄県 | 12か所 |
日本地図で見ると、色が濃く出るのは東京都です。
次いで神奈川県、愛知県、兵庫県、北海道が続きます。
淡いのは島根県、鳥取県、福井県でした。
47都道府県の平均は30.5か所、中央値は22か所です。
東京都の82か所は平均の2.7倍にあたります。
上位3で16.4パーセント、1位と47位で11.7倍の開きがありました。
人口10万人あたりに直すと栃木県が3.02か所で最も多く、開きは8.6倍になります。
実数1位の東京都は人数あたりでは46位、人数あたり1位の栃木県は実数では9位でした。
| 順位 | 都道府県 | 民間のゴルフ練習場数(か所) | 地方 | 人口10万人あたりの民間のゴルフ練習場数 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 東京都 | 82 | 関東 | 0.58 |
| 2 | 神奈川県 | 81 | 関東 | 0.88 |
| 3 | 愛知県 | 73 | 中部 | 0.98 |
| 4 | 兵庫県 | 71 | 近畿 | 1.33 |
| 5 | 千葉県 | 67 | 関東 | 1.07 |
| 5 | 北海道 | 67 | 北海道 | 1.33 |
| 7 | 茨城県 | 65 | 関東 | 2.32 |
| 8 | 埼玉県 | 64 | 関東 | 0.87 |
| 9 | 栃木県 | 57 | 関東 | 3.02 |
| 10 | 福岡県 | 55 | 九州 | 1.08 |
| 11 | 静岡県 | 53 | 中部 | 1.5 |
| 12 | 長野県 | 43 | 中部 | 2.16 |
| 13 | 岐阜県 | 38 | 中部 | 1.98 |
| 14 | 新潟県 | 33 | 中部 | 1.57 |
| 15 | 岡山県 | 32 | 中国 | 1.75 |
| 16 | 広島県 | 31 | 中国 | 1.14 |
| 16 | 大阪府 | 31 | 近畿 | 0.35 |
| 18 | 愛媛県 | 26 | 四国 | 2.04 |
| 18 | 香川県 | 26 | 四国 | 2.84 |
| 20 | 大分県 | 25 | 九州 | 2.3 |
| 21 | 山口県 | 24 | 中国 | 1.87 |
| 22 | 青森県 | 22 | 東北 | 1.89 |
| 22 | 富山県 | 22 | 中部 | 2.21 |
| 22 | 福島県 | 22 | 東北 | 1.26 |
| 25 | 熊本県 | 21 | 九州 | 1.24 |
| 26 | 群馬県 | 20 | 関東 | 1.06 |
| 27 | 長崎県 | 19 | 九州 | 1.52 |
| 28 | 宮崎県 | 18 | 九州 | 1.74 |
| 28 | 宮城県 | 18 | 東北 | 0.8 |
| 28 | 山形県 | 18 | 東北 | 1.78 |
| 28 | 滋賀県 | 18 | 近畿 | 1.28 |
| 28 | 秋田県 | 18 | 東北 | 2.01 |
| 33 | 三重県 | 17 | 近畿 | 0.99 |
| 34 | 鹿児島県 | 16 | 九州 | 1.04 |
| 34 | 奈良県 | 16 | 近畿 | 1.25 |
| 36 | 京都府 | 15 | 近畿 | 0.6 |
| 37 | 山梨県 | 13 | 中部 | 1.64 |
| 37 | 石川県 | 13 | 中部 | 1.18 |
| 39 | 沖縄県 | 12 | 九州 | 0.82 |
| 39 | 岩手県 | 12 | 東北 | 1.05 |
| 41 | 高知県 | 11 | 四国 | 1.68 |
| 42 | 徳島県 | 10 | 四国 | 1.46 |
| 43 | 佐賀県 | 9 | 九州 | 1.14 |
| 43 | 和歌山県 | 9 | 近畿 | 1.02 |
| 45 | 福井県 | 8 | 中部 | 1.08 |
| 46 | 鳥取県 | 7 | 中国 | 1.32 |
| 46 | 島根県 | 7 | 中国 | 1.09 |
ゴルフ練習場が多い上位5都府県
ゴルフ練習場が多い上位5都府県です。
東京都は82か所、神奈川県は81か所、愛知県は73か所でした。
東京都は2位の神奈川県の1.01倍です。
4位は兵庫県で71か所、5位は北海道で67か所。
上位5で全国の26.1パーセント、上位3で16.4パーセント、上位10で47.5パーセントでした。
1位だけで5.7パーセントを占めます。
47都道府県の平均は30.5か所なので、1位は平均の2.7倍。
中央値の22か所と比べると3.7倍にあたります。
6位以下は千葉県で67か所、茨城県で65か所、埼玉県で64か所と続きました。
2位と3位の差は8か所、3位と4位の差は2か所でした。
上位5より下の42都道府県で、全国の73.9パーセントを分け合っています。
1位と2位を合わせると163か所。
これだけで全国の11.4パーセントにあたります。
人口の多い都府県が上位に来ました。
人口10万人あたりでは栃木県が1位です
なぜこういう並びになるのか、ここからは考えてみます。
以下はゴルフ練習場の数の統計から直接読み取れることではなく、別の数字と照らして立てた推測です。
人口10万人あたりで割り直すと、並びが変わります。
1位は栃木県の3.02か所、2位は香川県2.84か所、3位は茨城県2.32か所。
4位以下は大分県、富山県と続きます。
逆に人口あたりの下位は東京都0.58か所、大阪府0.35か所。
栃木県と大阪府では8.6倍の開きです。
人口10万人あたりでは栃木県が1位です。
実数1位の都は人口あたりでは大きく順位を下げます。
練習場は、コースに出る前に球を打つ場所です。
都市の近くに置かれることが多く、仕事帰りに寄れる立地が選ばれてきました。
当サイトのゴルフ場の記事と並べると、練習する場所とプレーする場所の分かれ方が見えてきます。
地方別に人口10万人あたりの平均を出すと、四国4県が2.07か所で最も多く、近畿7府県が0.81か所で最も少なくなります。
中部9県1.44か所と中国5県1.44か所がそれに続きました。
実数で見ると順位は変わる
ゴルフ練習場が少ない下位5県
ゴルフ練習場が少ない下位5県です。
47位の島根県は7か所、46位の鳥取県は7か所、45位の福井県は8か所でした。
1位の東京都とは11.7倍の差があります。
44位は佐賀県で9か所、43位は和歌山県で9か所、42位は徳島県で10か所と続きます。
ゴルフ場そのものが多い県と、練習場が多い県は必ずしも一致しません。
47都道府県の中央値は22か所。
平均は30.5か所なので、平均が中央値の1.4倍です。
47位の島根県は平均の23.0パーセント、中央値の31.8パーセントにあたります。
下位5県を合わせても全国の2.8パーセントにしかなりません。
1位の東京都1つで5.7パーセントを占めるのとは対照的です。
47位の島根県は、1位の東京都の8.54パーセントにあたる水準です。
46位との差は0か所、45位との差は1か所でした。
1位の東京都と47位の島根県の間には75か所の開きがあります。
地方別に見る
ゴルフ練習場は、人口の多い地方に集まります。
地方別に合計を出すと、関東7都県が全国の30.4パーセントで最も大きくなります。
次いで中部9県が20.6パーセント、近畿7府県が12.3パーセント、九州・沖縄8県が12.2パーセントと続きました。
少ないほうは東北6県が7.7パーセント、中国5県が7パーセント、四国4県が5.1パーセント、北海道が4.7パーセントでした。
人口10万人あたりの平均で見ると並びが変わります。
四国4県が2.07か所、中部9県が1.44か所、中国5県が1.44か所の順に多く、最も少ないのは近畿7府県が0.81か所です。
このグラフについての豆知識
練習場とコースの違い
ゴルフ練習場は球を打つだけの施設で、コースを回る場所ではありません。
網で囲んだ細長い土地があれば作れるため、街なかにも置かれています。
この記事ではゴルフ場そのものは数えていません。
社会教育調査という統計
社会教育調査は、図書館や博物館、体育施設など学校の外にある学びの場を全国分まとめた統計です。
3年ごとに行われ、e-Statのデータベースに収められているのは2015年度の調査までです。
施設の数は調査時点のもので、そのあと新しくできた施設や閉じた施設は反映されていません。
数字の開き
1位の東京都は82か所、47位の島根県は7か所。
両者の間には11.7倍の開きがあります。
上位3で全国の16.4パーセント、上位10で47.5パーセントを占めます。
中央値は22か所、平均は30.5か所です。
平均が中央値を上回るのは、上位のいくつかの都道府県が全体を押し上げているためです。
人口10万人あたりに直すと8.6倍の開きになります。
実数の順位がどこまで人口の多さを映しているかは、この2つを見比べると分かります。
順位の並びがにている記事
同じ形の地図になる記事はあるでしょうか。
ゴルフ練習場の数の順位で探してみます。
最も似ていたのは【働く歯科技工士の数】全国3万4,826人、歯をつくる職人(順位相関0.87)です。
反対に、並びがいちばん逆だったのは【スーパーの数】が多いのは大都市ではありませんでした、人口あたりで比較(順位相関-0.63)です。
相関は因果ではないので、関係があると決めつけることはできません。
見くらべる手がかりとして使ってください。
地方のなかで見た民間のゴルフ練習場数
| 地方 | 最も多い(か所) | 最も少ない(か所) |
|---|---|---|
| 東北 | 青森県 22 | 岩手県 12 |
| 関東 | 東京都 82 | 群馬県 20 |
| 中部 | 愛知県 73 | 福井県 8 |
| 近畿 | 兵庫県 71 | 和歌山県 9 |
| 中国 | 岡山県 32 | 島根県 7 |
| 四国 | 香川県 26 | 徳島県 10 |
| 九州 | 福岡県 55 | 佐賀県 9 |
まとめ
ゴルフ練習場の数を47都道府県で比べると、最も多い東京都で82か所、最も少ない島根県で7か所でした。
1位と47位の間には11.7倍の開きがあります。
上位3で全国の16.4パーセント、上位10で47.5パーセントを占めます。
47都道府県の中央値は22か所、平均は30.5か所でした。
人口10万人あたりに直すと8.6倍の開きになります。
ゴルフ練習場の数を読み取るうえで、確かめておきたいことが3つあります。
1つ目は、民間の施設だけを数えていること。
2つ目は、ゴルフ場そのものは含まれないこと。
3つ目は2015年の数字であることです。
人口10万人あたりでは栃木県が3.02か所で最多。
実数1位の東京都は人数あたりでは46位でした。
地方別に合計を出すと関東7都県が全国の30.4パーセントで最多、人口10万人あたりでは四国4県が2.07か所で最多でした。
ゴルフ場や民間体育施設の記事とあわせて読んでみてください。
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出典
- 統計名: 社会教育調査
- 調査年: 平成27年度(2015年10月1日現在)
- 公開元: 文部科学省
- 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/stat-search/database?statdisp_id=0003348938
- 備考: 民間が運営する打ちっぱなしなどのゴルフ練習場の数。ゴルフ場そのものは別に数える。人口10万人あたりの民間のゴルフ練習場数は2024年の総人口で割った参考値
注記: 民間が運営する打ちっぱなしなどのゴルフ練習場の数。
ゴルフ場そのものは別に数える。
人口10万人あたりの民間のゴルフ練習場数は2024年の総人口で割った参考値
