1人あたりで見ると、住まいの広さは都道府県でどれくらい違うのでしょうか。
47都道府県で比べます。
使うのは厚生労働省の国民生活基礎調査、2019年の都道府県別の数字。
富山県が51.1m2で1位。
47都道府県の平均は40.81m2、中央値は40.6m2です。
最も高い51.1m2と最も低い28.8m2の差は22.3m2、倍率にすると1.77倍でした。
47都道府県の単純平均
40.8m2
世帯人員1人当たり平均床面積(2019年)
最も多い 富山県
51.1m2
最も少ない 沖縄県
28.8m2
地図で見る
| 項目 | 世帯人員1人当たり平均床面積 |
|---|---|
| 北海道 | 40.8m2 |
| 青森県 | 46.5m2 |
| 岩手県 | 45m2 |
| 宮城県 | 37.8m2 |
| 秋田県 | 48.3m2 |
| 山形県 | 46.3m2 |
| 福島県 | 40.6m2 |
| 茨城県 | 41.5m2 |
| 栃木県 | 40.2m2 |
| 群馬県 | 40.5m2 |
| 埼玉県 | 34.6m2 |
| 千葉県 | 36.4m2 |
| 東京都 | 31m2 |
| 神奈川県 | 32.9m2 |
| 新潟県 | 45.2m2 |
| 富山県 | 51.1m2 |
| 石川県 | 44.7m2 |
| 福井県 | 46.5m2 |
| 山梨県 | 42.3m2 |
| 長野県 | 44.6m2 |
| 岐阜県 | 43.4m2 |
| 静岡県 | 39.9m2 |
| 愛知県 | 37m2 |
| 三重県 | 41.9m2 |
| 滋賀県 | 41.8m2 |
| 京都府 | 37m2 |
| 大阪府 | 33.3m2 |
| 兵庫県 | 40.5m2 |
| 奈良県 | 43.7m2 |
| 和歌山県 | 42.9m2 |
| 鳥取県 | 44.7m2 |
| 島根県 | 45.6m2 |
| 岡山県 | 39.8m2 |
| 広島県 | 38.9m2 |
| 山口県 | 43.6m2 |
| 徳島県 | 41.8m2 |
| 香川県 | 43.1m2 |
| 愛媛県 | 42.7m2 |
| 高知県 | 39.5m2 |
| 福岡県 | 37.2m2 |
| 佐賀県 | 39.8m2 |
| 長崎県 | 38.8m2 |
| 熊本県 | 38.4m2 |
| 大分県 | 39.3m2 |
| 宮崎県 | 38.8m2 |
| 鹿児島県 | 39.2m2 |
| 沖縄県 | 28.8m2 |
日本地図で見ると、色が濃く出るのは富山県です。
次いで秋田県、青森県、福井県、山形県が続きます。
淡いのは沖縄県、東京都、神奈川県でした。
47都道府県の平均は40.81m2、中央値は40.6m2です。
富山県の51.1m2は平均を10.29m2上回ります。
1位と47位の差は22.3m2、倍率にすると1.77倍でした。
1世帯当たり平均床面積で並べ替えると富山県が140.3で最も高く、開きは2.05倍になります。
主指標で1位の富山県は1世帯当たり平均床面積では1位、1世帯当たり平均床面積で1位の富山県は主指標では1位でした。
| 順位 | 都道府県 | 世帯人員1人当たり平均床面積(m2) | 地方 | 1世帯当たり平均床面積 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 富山県 | 51.1 | 中部 | 140.3 |
| 2 | 秋田県 | 48.3 | 東北 | 123.8 |
| 3 | 青森県 | 46.5 | 東北 | 113.5 |
| 3 | 福井県 | 46.5 | 中部 | 127.8 |
| 5 | 山形県 | 46.3 | 東北 | 129.3 |
| 6 | 島根県 | 45.6 | 中国 | 117.4 |
| 7 | 新潟県 | 45.2 | 中部 | 120.7 |
| 8 | 岩手県 | 45 | 東北 | 114.2 |
| 9 | 石川県 | 44.7 | 中部 | 115.1 |
| 9 | 鳥取県 | 44.7 | 中国 | 118.5 |
| 11 | 長野県 | 44.6 | 中部 | 113.1 |
| 12 | 奈良県 | 43.7 | 近畿 | 110.8 |
| 13 | 山口県 | 43.6 | 中国 | 102.1 |
| 14 | 岐阜県 | 43.4 | 中部 | 115.4 |
| 15 | 香川県 | 43.1 | 四国 | 103.7 |
| 16 | 和歌山県 | 42.9 | 近畿 | 104.7 |
| 17 | 愛媛県 | 42.7 | 四国 | 97.3 |
| 18 | 山梨県 | 42.3 | 中部 | 105.4 |
| 19 | 三重県 | 41.9 | 近畿 | 105.2 |
| 20 | 滋賀県 | 41.8 | 近畿 | 112.9 |
| 20 | 徳島県 | 41.8 | 四国 | 103.2 |
| 22 | 茨城県 | 41.5 | 関東 | 109.4 |
| 23 | 北海道 | 40.8 | 北海道 | 87 |
| 24 | 福島県 | 40.6 | 東北 | 107.4 |
| 25 | 群馬県 | 40.5 | 関東 | 101.2 |
| 25 | 兵庫県 | 40.5 | 近畿 | 96.4 |
| 27 | 栃木県 | 40.2 | 関東 | 104.3 |
| 28 | 静岡県 | 39.9 | 中部 | 101.5 |
| 29 | 岡山県 | 39.8 | 中国 | 101 |
| 29 | 佐賀県 | 39.8 | 九州 | 105.5 |
| 31 | 高知県 | 39.5 | 四国 | 88.4 |
| 32 | 大分県 | 39.3 | 九州 | 93.3 |
| 33 | 鹿児島県 | 39.2 | 九州 | 83.6 |
| 34 | 広島県 | 38.9 | 中国 | 91.4 |
| 35 | 宮崎県 | 38.8 | 九州 | 90.5 |
| 35 | 長崎県 | 38.8 | 九州 | 89 |
| 37 | 熊本県 | 38.4 | 九州 | 100.2 |
| 38 | 宮城県 | 37.8 | 東北 | 93.9 |
| 39 | 福岡県 | 37.2 | 九州 | 84.7 |
| 40 | 愛知県 | 37 | 中部 | 93 |
| 40 | 京都府 | 37 | 近畿 | 86.7 |
| 42 | 千葉県 | 36.4 | 関東 | 83.4 |
| 43 | 埼玉県 | 34.6 | 関東 | 84.2 |
| 44 | 大阪府 | 33.3 | 近畿 | 76.4 |
| 45 | 神奈川県 | 32.9 | 関東 | 78.4 |
| 46 | 東京都 | 31 | 関東 | 68.5 |
| 47 | 沖縄県 | 28.8 | 九州 | 70.5 |
1人あたりの床面積が広い上位5県
1人あたりの床面積が広い上位5県です。
富山県は51.1m2、秋田県は48.3m2、青森県は46.5m2でした。
1位と2位の差は2.8m2です。
4位は福井県で46.5m2、5位は山形県で46.3m2。
上位5はいずれも47都道府県の平均40.81m2を上回りました。
1位の富山県は平均を10.29m2上回りました。
中央値の40.6m2と比べると10.5m2高く、平均に対する比では1.25倍にあたります。
6位以下は島根県で45.6m2、新潟県で45.2m2、岩手県で45m2と続きました。
2位と3位の差は1.8m2、3位と4位の差は0m2。
上位のなかでも順位が近いほど差は小さく、5位と8位の間は1.3m2でした。
1位から5位までの幅は4.8m2、1位から8位までの幅は6.1m2でした。
上位のなかでも順位が下がるにつれて差は緩やかになります。
富山県は1世帯当たり平均床面積でも1位に入っています。
全国の値は38m2で、上位5はいずれもこれを上回りました。
上位は北陸と山陰の県です。
1世帯あたりの床面積でも上位に来る顔ぶれと重なります。
1世帯あたりで見ると並びが変わります
なぜこういう並びになるのか、ここからは考えてみます。
以下は1人あたりの床面積の統計から直接読み取れることではなく、別の数字と照らして立てた推測です。
1世帯当たり平均床面積で並べ替えると、順位が変わります。
1位は富山県の140.3、2位は山形県の129.3、3位は福井県の127.8。
4位以下は秋田県、新潟県と続きます。
逆に下位は沖縄県が70.5、東京都が68.5。
富山県と東京都では2.05倍の開きです。
1世帯あたりで見ると並びが変わります。
世帯の人数が多い県は、1人あたりでは順位を下げるためです。
住まいの広さを暮らしやすさの目安として見るなら、1人あたりのほうが実感に近いといえます。
当サイトの最低居住面積水準に満たない世帯を比べた記事とあわせて見てみてください。
地方ごとに県の平均を出すと、東北6県が44.08m2で最も高く、関東7都県が36.73m2で最も低くなります。
中部9県43.86m2と中国5県42.52m2がそれに続きました。
同じ指標でも、実数で見るか率で見るかで並びは変わります。
どちらか一方だけを見て県の姿を決めつけないことが大切です。
実数で見ると順位は変わる
1人あたりの床面積が狭い下位5県
1人あたりの床面積が狭い下位5県です。
47位の沖縄県は28.8m2、46位の東京都は31m2、45位の神奈川県は32.9m2でした。
1位の富山県とは22.3m2の差があります。
44位は大阪府で33.3m2、43位は埼玉県で34.6m2、42位は千葉県で36.4m2と続きます。
下位は南の島の県と大都市圏でした。
世帯の人数が多い地域も含まれます。
47都道府県の中央値は40.6m2、平均は40.81m2です。
47位の沖縄県は平均を12.01m2下回りました。
47位の沖縄県は1位の富山県の56.4パーセントにあたる水準で、倍率にすると1.77倍の開きです。
46位との差は2.2m2、45位との差は4.1m2。
下位のほうは差が詰まっており、47位と42位の間でも7.6m2しかありません。
下位5県はいずれも47都道府県の平均40.81m2を下回りました。
47位から43位までの幅は5.8m2です。
沖縄県は1世帯当たり平均床面積では46位です。
全国の値は38m2なので、47位はこれを9.2m2下回っています。
地方別に見る
1人あたりの床面積は、北陸と山陰で広くなります。
地方ごとに県の平均を出すと、東北6県が44.08m2で最も高くなります。
次いで中部9県が43.86m2、中国5県が42.52m2、四国4県が41.78m2と続きました。
低いほうは北海道が40.8m2、近畿7府県が40.16m2、九州・沖縄8県が37.54m2、関東7都県が36.73m2でした。
最も高い東北6県と最も低い関東7都県の差は7.35m2です。
1世帯当たり平均床面積で見ると中部9県が最も高く、北海道が最も低くなりました。
このグラフについての豆知識
世帯の人数を除いて見る
2019年の全国の世帯人員1人当たり平均床面積は38平方メートルでした。
1世帯当たりでは91平方メートルです。
1人あたりの差は1.77倍。
1世帯あたりの2.05倍より小さくなります。
6年前の調査であること
国民生活基礎調査は毎年行われますが、都道府県別に集計されるのは3年ごとの大規模調査の年だけです。
そのうち都道府県別の表が公表されている最新のものが2019年(令和元年)分になります。
この記事の数字は6年前のものです。
そのあいだに世帯の姿は少しずつ変わっているため、いまの状態とは違う可能性があります。
標本調査にもとづく推計値である点にも注意してください。
数字の散らばり
1位の富山県は51.1m2、47位の沖縄県は28.8m2。
差は22.3m2、倍率にすると1.77倍です。
中央値は40.6m2、平均は40.81m2でした。
平均と中央値がどれだけ離れているかを見ると、一部の都道府県が全体を引っぱっているかどうかが分かります。
この指標では0.21m2の差でした。
1世帯当たり平均床面積で並べ替えると開きは2.05倍になります。
2つの見方を突き合わせると、順位の意味がはっきりします。
順位の並びがにている記事
1人あたりの床面積の並びと似ている記事、そして正反対の記事を挙げます。
0.93という高い相関を示したのが【世帯が使う部屋数】全国4.63室、1位と47位で1.84倍でした。
反対に、並びがいちばん逆だったのは【着工した鉄筋コンクリートの広さ】全国1,332万m2、実数で791倍(順位相関-0.84)です。
順位が近いことと、原因がつながっていることは別の話です。
それでも、見くらべると気づくことがあります。
地方のなかで見た世帯人員1人当たり平均床面積
| 地方 | 最も多い(m2) | 最も少ない(m2) |
|---|---|---|
| 東北 | 秋田県 48.3 | 宮城県 37.8 |
| 関東 | 茨城県 41.5 | 東京都 31 |
| 中部 | 富山県 51.1 | 愛知県 37 |
| 近畿 | 奈良県 43.7 | 大阪府 33.3 |
| 中国 | 島根県 45.6 | 広島県 38.9 |
| 四国 | 香川県 43.1 | 高知県 39.5 |
| 九州 | 佐賀県 39.8 | 沖縄県 28.8 |
まとめ
1人あたりの床面積を47都道府県で比べると、最も高い富山県で51.1m2、最も低い沖縄県で28.8m2でした。
その差は22.3m2、倍率にすると1.77倍です。
47都道府県の中央値は40.6m2、平均は40.81m2でした。
全国の値は38m2です。
1世帯当たり平均床面積で並べ替えると開きは2.05倍になり、主指標で1位の富山県はその見方では1位に位置します。
1人あたりの床面積を読み取るうえで、確かめておきたいことが3つあります。
1つ目は、標本調査にもとづく推計値であること。
2つ目は、世帯の人数で割った数字であること。
3つ目は2019年の数字であることです。
1世帯当たり平均床面積では富山県が140.3で最も高く、主指標で1位の富山県はこの見方では1位でした。
地方ごとの平均では東北6県が44.08m2で最も高く、関東7都県が36.73m2で最も低くなりました。
1世帯あたりの床面積や狭い住まいの世帯を比べた記事とあわせて読んでみてください。
1位の富山県と2位の秋田県の差は2.8m2で、上位のなかでも順位は僅差で決まりました。
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出典
- 統計名: 国民生活基礎調査(都道府県別 1世帯当たり平均室数・平均床面積)
- 調査年: 2019年
- 公開元: 厚生労働省
- 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/stat-search/database?statdisp_id=0003441533
- 備考: 2019年の世帯人員1人当たり平均床面積。都道府県を足し合わせても意味がないため、合計や人口10万人あたりは載せていない。参考指標は1世帯当たり平均床面積
注記: 2019年の世帯人員1人当たり平均床面積。
都道府県を足し合わせても意味がないため、合計や人口10万人あたりは載せていない。
参考指標は1世帯当たり平均床面積
