夏だけ開く屋外プールは、どこに多いのでしょうか。
47都道府県で比べます。
使うのは文部科学省の社会教育調査、2015年10月1日時点の数字。
神奈川県が123か所で1位。
47都道府県の平均は39.9か所、中央値は33か所です。
1位と47位の間には12.3倍の開き、人口10万人あたりでは8.3倍の開きがありました。
47都道府県の単純平均
40か所
公共の屋外水泳プール数(平成27年度(2015年10月1日現在))
最も多い 神奈川県
123か所
最も少ない 香川県
10か所
地図で見る
| 項目 | 公共の屋外水泳プール数 |
|---|---|
| 北海道 | 81か所 |
| 青森県 | 32か所 |
| 岩手県 | 31か所 |
| 宮城県 | 19か所 |
| 秋田県 | 23か所 |
| 山形県 | 28か所 |
| 福島県 | 67か所 |
| 茨城県 | 30か所 |
| 栃木県 | 43か所 |
| 群馬県 | 48か所 |
| 埼玉県 | 39か所 |
| 千葉県 | 65か所 |
| 東京都 | 74か所 |
| 神奈川県 | 123か所 |
| 新潟県 | 52か所 |
| 富山県 | 23か所 |
| 石川県 | 18か所 |
| 福井県 | 25か所 |
| 山梨県 | 23か所 |
| 長野県 | 49か所 |
| 岐阜県 | 46か所 |
| 静岡県 | 47か所 |
| 愛知県 | 89か所 |
| 三重県 | 36か所 |
| 滋賀県 | 20か所 |
| 京都府 | 36か所 |
| 大阪府 | 92か所 |
| 兵庫県 | 30か所 |
| 奈良県 | 20か所 |
| 和歌山県 | 38か所 |
| 鳥取県 | 21か所 |
| 島根県 | 21か所 |
| 岡山県 | 33か所 |
| 広島県 | 76か所 |
| 山口県 | 38か所 |
| 徳島県 | 19か所 |
| 香川県 | 10か所 |
| 愛媛県 | 36か所 |
| 高知県 | 13か所 |
| 福岡県 | 73か所 |
| 佐賀県 | 24か所 |
| 長崎県 | 44か所 |
| 熊本県 | 22か所 |
| 大分県 | 30か所 |
| 宮崎県 | 17か所 |
| 鹿児島県 | 39か所 |
| 沖縄県 | 11か所 |
日本地図で見ると、色が濃く出るのは神奈川県です。
次いで大阪府、愛知県、北海道、広島県が続きます。
淡いのは香川県、沖縄県、高知県でした。
47都道府県の平均は39.9か所、中央値は33か所です。
神奈川県の123か所は平均の3.1倍にあたります。
上位3で16.2パーセント、1位と47位で12.3倍の開きがありました。
人口10万人あたりに直すと和歌山県が4.32か所で最も多く、開きは8.3倍になります。
実数1位の神奈川県は人数あたりでは35位、人数あたり1位の和歌山県は実数では19位でした。
| 順位 | 都道府県 | 公共の屋外水泳プール数(か所) | 地方 | 人口10万人あたりの公共の屋外水泳プール数 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 神奈川県 | 123 | 関東 | 1.33 |
| 2 | 大阪府 | 92 | 近畿 | 1.05 |
| 3 | 愛知県 | 89 | 中部 | 1.19 |
| 4 | 北海道 | 81 | 北海道 | 1.61 |
| 5 | 広島県 | 76 | 中国 | 2.8 |
| 6 | 東京都 | 74 | 関東 | 0.52 |
| 7 | 福岡県 | 73 | 九州 | 1.43 |
| 8 | 福島県 | 67 | 東北 | 3.84 |
| 9 | 千葉県 | 65 | 関東 | 1.04 |
| 10 | 新潟県 | 52 | 中部 | 2.48 |
| 11 | 長野県 | 49 | 中部 | 2.47 |
| 12 | 群馬県 | 48 | 関東 | 2.54 |
| 13 | 静岡県 | 47 | 中部 | 1.33 |
| 14 | 岐阜県 | 46 | 中部 | 2.4 |
| 15 | 長崎県 | 44 | 九州 | 3.51 |
| 16 | 栃木県 | 43 | 関東 | 2.28 |
| 17 | 埼玉県 | 39 | 関東 | 0.53 |
| 17 | 鹿児島県 | 39 | 九州 | 2.55 |
| 19 | 山口県 | 38 | 中国 | 2.97 |
| 19 | 和歌山県 | 38 | 近畿 | 4.32 |
| 21 | 愛媛県 | 36 | 四国 | 2.82 |
| 21 | 京都府 | 36 | 近畿 | 1.43 |
| 21 | 三重県 | 36 | 近畿 | 2.1 |
| 24 | 岡山県 | 33 | 中国 | 1.8 |
| 25 | 青森県 | 32 | 東北 | 2.75 |
| 26 | 岩手県 | 31 | 東北 | 2.71 |
| 27 | 茨城県 | 30 | 関東 | 1.07 |
| 27 | 大分県 | 30 | 九州 | 2.76 |
| 27 | 兵庫県 | 30 | 近畿 | 0.56 |
| 30 | 山形県 | 28 | 東北 | 2.77 |
| 31 | 福井県 | 25 | 中部 | 3.38 |
| 32 | 佐賀県 | 24 | 九州 | 3.05 |
| 33 | 山梨県 | 23 | 中部 | 2.91 |
| 33 | 秋田県 | 23 | 東北 | 2.56 |
| 33 | 富山県 | 23 | 中部 | 2.31 |
| 36 | 熊本県 | 22 | 九州 | 1.3 |
| 37 | 鳥取県 | 21 | 中国 | 3.95 |
| 37 | 島根県 | 21 | 中国 | 3.27 |
| 39 | 滋賀県 | 20 | 近畿 | 1.43 |
| 39 | 奈良県 | 20 | 近畿 | 1.56 |
| 41 | 宮城県 | 19 | 東北 | 0.85 |
| 41 | 徳島県 | 19 | 四国 | 2.77 |
| 43 | 石川県 | 18 | 中部 | 1.64 |
| 44 | 宮崎県 | 17 | 九州 | 1.65 |
| 45 | 高知県 | 13 | 四国 | 1.98 |
| 46 | 沖縄県 | 11 | 九州 | 0.75 |
| 47 | 香川県 | 10 | 四国 | 1.09 |
屋外プールが多い上位5都県
屋外プールが多い上位5都県です。
神奈川県は123か所、大阪府は92か所、愛知県は89か所でした。
神奈川県は2位の大阪府の1.34倍です。
4位は北海道で81か所、5位は広島県で76か所。
上位5で全国の24.6パーセント、上位3で16.2パーセント、上位10で42.3パーセントでした。
1位だけで6.6パーセントを占めます。
47都道府県の平均は39.9か所なので、1位は平均の3.1倍。
中央値の33か所と比べると3.7倍にあたります。
6位以下は東京都で74か所、福岡県で73か所、福島県で67か所と続きました。
2位と3位の差は3か所、3位と4位の差は8か所でした。
上位5より下の42都道府県で、全国の75.4パーセントを分け合っています。
1位と2位を合わせると215か所。
これだけで全国の11.5パーセントにあたります。
屋内プールとは違う顔ぶれが上位に並びました。
人口10万人あたりでは和歌山県が1位です
以下は、屋外プールの数にこれだけの差がつく理由についての推測です。
統計から確かめられる話ではなく、ほかの指標との突き合わせから考えたものです。
人口10万人あたりで割り直すと、並びが変わります。
1位は和歌山県の4.32か所、2位は鳥取県3.95か所、3位は福島県3.84か所。
4位以下は長崎県、福井県と続きます。
逆に人口あたりの下位は埼玉県0.53か所、東京都0.52か所。
和歌山県と東京都では8.3倍の開きです。
人口10万人あたりでは和歌山県が1位です。
屋内プールの並びとはかなり違う結果になりました。
屋外プールは、夏のあいだだけ開く市民プールが中心です。
建てるお金は屋内より安く済みますが、使える期間は短くなります。
当サイトの屋内プールの記事と見比べると、気候や自治体の考え方の違いが読み取れます。
地方別に人口10万人あたりの平均を出すと、中国5県が2.7か所で最も多く、関東7都県が0.97か所で最も少なくなります。
東北6県2.44か所と四国4県2.21か所がそれに続きました。
実数で見ると順位は変わる
屋外プールが少ない下位5県
屋外プールが少ない下位5県です。
47位の香川県は10か所、46位の沖縄県は11か所、45位の高知県は13か所でした。
1位の神奈川県とは12.3倍の差があります。
44位は宮崎県で17か所、43位は石川県で18か所、42位は徳島県で19か所と続きます。
屋外プールは老朽化で閉じるところも多く、数は減る傾向にあります。
47都道府県の中央値は33か所。
平均は39.9か所なので、平均が中央値の1.2倍です。
47位の香川県は平均の25.1パーセント、中央値の30.3パーセントにあたります。
下位5県を合わせても全国の3.7パーセントにしかなりません。
1位の神奈川県1つで6.6パーセントを占めるのとは対照的です。
47位の香川県は、1位の神奈川県の8.13パーセントにあたる水準です。
46位との差は1か所、45位との差は3か所でした。
1位の神奈川県と47位の香川県の間には113か所の開きがあります。
地方別に見る
屋外プールは、夏の長い地方で多くなります。
地方別に合計を出すと、関東7都県が全国の22.5パーセントで最も大きくなります。
次いで中部9県が19.9パーセント、近畿7府県が14.5パーセント、九州・沖縄8県が13.9パーセントと続きました。
少ないほうは東北6県が10.7パーセント、中国5県が10.1パーセント、北海道が4.3パーセント、四国4県が4.2パーセントでした。
人口10万人あたりの平均で見ると並びが変わります。
中国5県が2.7か所、東北6県が2.44か所、四国4県が2.21か所の順に多く、最も少ないのは関東7都県が0.97か所です。
このグラフについての豆知識
減りつつある市民プール
屋外の市民プールは、高度成長期に各地で作られました。
建ててから何十年もたち、修理にお金がかかるため、閉じるところも出ています。
この記事の数字は2015年時点のもので、そのあとの増減は反映されていません。
社会教育調査という統計
社会教育調査は、図書館や博物館、体育施設など学校の外にある学びの場を全国分まとめた統計です。
3年ごとに行われ、e-Statのデータベースに収められているのは2015年度の調査までです。
施設の数は調査時点のもので、そのあと新しくできた施設や閉じた施設は反映されていません。
数字の開き
1位の神奈川県は123か所、47位の香川県は10か所。
両者の間には12.3倍の開きがあります。
上位3で全国の16.2パーセント、上位10で42.3パーセントを占めます。
中央値は33か所、平均は39.9か所です。
平均が中央値を上回るのは、上位のいくつかの都道府県が全体を押し上げているためです。
人口10万人あたりに直すと8.3倍の開きになります。
実数の順位がどこまで人口の多さを映しているかは、この2つを見比べると分かります。
順位の並びがにている記事
同じ形の地図になる記事はあるでしょうか。
屋外プールの数の順位で探してみます。
いちばん近かったのは【地元で働く人の数】全国3,122万人、大都市ほど割合が下がるで、順位相関は0.82でした。
正反対だったのは【1か月の配偶者の収入】平均6万2,240円、共働きの姿が出るで、相関は-0.49です。
並びが似ていても、そこに関係があるとまでは言えません。
ただ、2つの地図をならべると読み方のヒントにはなります。
地方のなかで見た公共の屋外水泳プール数
| 地方 | 最も多い(か所) | 最も少ない(か所) |
|---|---|---|
| 東北 | 福島県 67 | 宮城県 19 |
| 関東 | 神奈川県 123 | 茨城県 30 |
| 中部 | 愛知県 89 | 石川県 18 |
| 近畿 | 大阪府 92 | 奈良県 20 |
| 中国 | 広島県 76 | 島根県 21 |
| 四国 | 愛媛県 36 | 香川県 10 |
| 九州 | 福岡県 73 | 沖縄県 11 |
まとめ
屋外プールの数を47都道府県で比べると、最も多い神奈川県で123か所、最も少ない香川県で10か所でした。
1位と47位の間には12.3倍の開きがあります。
上位3で全国の16.2パーセント、上位10で42.3パーセントを占めます。
47都道府県の中央値は33か所、平均は39.9か所でした。
人口10万人あたりに直すと8.3倍の開きになります。
屋外プールの数の統計を読むときの注意点は3つです。
1つ目は、公共の施設だけを数えていること。
2つ目は、学校のプールは含まれないこと。
3つ目は2015年の数字であることです。
人口10万人あたりでは和歌山県が4.32か所で最多。
実数1位の神奈川県は人数あたりでは35位でした。
地方別に合計を出すと関東7都県が全国の22.5パーセントで最多、人口10万人あたりでは中国5県が2.7か所で最多でした。
屋内プールや公共スポーツ施設の数を比べた記事とあわせて読んでみてください。
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出典
- 統計名: 社会教育調査
- 調査年: 平成27年度(2015年10月1日現在)
- 公開元: 文部科学省
- 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/stat-search/database?statdisp_id=0003348897
- 備考: 屋根のない公共の水泳プールの数。学校のプールは含まない。人口10万人あたりの公共の屋外水泳プール数は2024年の総人口で割った参考値
注記: 屋根のない公共の水泳プールの数。
学校のプールは含まない。
人口10万人あたりの公共の屋外水泳プール数は2024年の総人口で割った参考値
