スイミングスクールなど民間の屋内プールは、どこに多いのでしょうか。
47都道府県で比べます。
使うのは文部科学省の社会教育調査、2015年10月1日時点の数字。
東京都が166か所で1位。
47都道府県の平均は32.3か所、中央値は21か所です。
1位と47位の間には41.5倍の開き、人口10万人あたりでは5.9倍の開きがありました。
47都道府県の単純平均
32か所
民間の屋内水泳プール数(平成27年度(2015年10月1日現在))
最も多い 東京都
166か所
最も少ない 宮崎県
4か所
地図で見る
| 項目 | 民間の屋内水泳プール数 |
|---|---|
| 北海道 | 41か所 |
| 青森県 | 13か所 |
| 岩手県 | 10か所 |
| 宮城県 | 22か所 |
| 秋田県 | 13か所 |
| 山形県 | 18か所 |
| 福島県 | 27か所 |
| 茨城県 | 42か所 |
| 栃木県 | 33か所 |
| 群馬県 | 24か所 |
| 埼玉県 | 71か所 |
| 千葉県 | 78か所 |
| 東京都 | 166か所 |
| 神奈川県 | 116か所 |
| 新潟県 | 31か所 |
| 富山県 | 15か所 |
| 石川県 | 22か所 |
| 福井県 | 8か所 |
| 山梨県 | 13か所 |
| 長野県 | 28か所 |
| 岐阜県 | 21か所 |
| 静岡県 | 46か所 |
| 愛知県 | 86か所 |
| 三重県 | 14か所 |
| 滋賀県 | 19か所 |
| 京都府 | 22か所 |
| 大阪府 | 91か所 |
| 兵庫県 | 58か所 |
| 奈良県 | 17か所 |
| 和歌山県 | 12か所 |
| 鳥取県 | 8か所 |
| 島根県 | 9か所 |
| 岡山県 | 18か所 |
| 広島県 | 31か所 |
| 山口県 | 24か所 |
| 徳島県 | 10か所 |
| 香川県 | 21か所 |
| 愛媛県 | 13か所 |
| 高知県 | 6か所 |
| 福岡県 | 103か所 |
| 佐賀県 | 9か所 |
| 長崎県 | 14か所 |
| 熊本県 | 13か所 |
| 大分県 | 13か所 |
| 宮崎県 | 4か所 |
| 鹿児島県 | 17か所 |
| 沖縄県 | 30か所 |
日本地図で見ると、色が濃く出るのは東京都です。
次いで神奈川県、福岡県、大阪府、愛知県が続きます。
淡いのは宮崎県、高知県、鳥取県でした。
47都道府県の平均は32.3か所、中央値は21か所です。
東京都の166か所は平均の5.1倍にあたります。
上位3で25.3パーセント、1位と47位で41.5倍の開きがありました。
人口10万人あたりに直すと香川県が2.29か所で最も多く、開きは5.9倍になります。
実数1位の東京都は人数あたりでは26位、人数あたり1位の香川県は実数では24位でした。
| 順位 | 都道府県 | 民間の屋内水泳プール数(か所) | 地方 | 人口10万人あたりの民間の屋内水泳プール数 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 東京都 | 166 | 関東 | 1.17 |
| 2 | 神奈川県 | 116 | 関東 | 1.26 |
| 3 | 福岡県 | 103 | 九州 | 2.02 |
| 4 | 大阪府 | 91 | 近畿 | 1.04 |
| 5 | 愛知県 | 86 | 中部 | 1.15 |
| 6 | 千葉県 | 78 | 関東 | 1.25 |
| 7 | 埼玉県 | 71 | 関東 | 0.97 |
| 8 | 兵庫県 | 58 | 近畿 | 1.09 |
| 9 | 静岡県 | 46 | 中部 | 1.3 |
| 10 | 茨城県 | 42 | 関東 | 1.5 |
| 11 | 北海道 | 41 | 北海道 | 0.81 |
| 12 | 栃木県 | 33 | 関東 | 1.75 |
| 13 | 広島県 | 31 | 中国 | 1.14 |
| 13 | 新潟県 | 31 | 中部 | 1.48 |
| 15 | 沖縄県 | 30 | 九州 | 2.05 |
| 16 | 長野県 | 28 | 中部 | 1.41 |
| 17 | 福島県 | 27 | 東北 | 1.55 |
| 18 | 群馬県 | 24 | 関東 | 1.27 |
| 18 | 山口県 | 24 | 中国 | 1.87 |
| 20 | 宮城県 | 22 | 東北 | 0.98 |
| 20 | 京都府 | 22 | 近畿 | 0.87 |
| 20 | 石川県 | 22 | 中部 | 2 |
| 23 | 岐阜県 | 21 | 中部 | 1.1 |
| 23 | 香川県 | 21 | 四国 | 2.29 |
| 25 | 滋賀県 | 19 | 近畿 | 1.36 |
| 26 | 岡山県 | 18 | 中国 | 0.98 |
| 26 | 山形県 | 18 | 東北 | 1.78 |
| 28 | 鹿児島県 | 17 | 九州 | 1.11 |
| 28 | 奈良県 | 17 | 近畿 | 1.32 |
| 30 | 富山県 | 15 | 中部 | 1.5 |
| 31 | 三重県 | 14 | 近畿 | 0.82 |
| 31 | 長崎県 | 14 | 九州 | 1.12 |
| 33 | 愛媛県 | 13 | 四国 | 1.02 |
| 33 | 熊本県 | 13 | 九州 | 0.77 |
| 33 | 山梨県 | 13 | 中部 | 1.64 |
| 33 | 秋田県 | 13 | 東北 | 1.45 |
| 33 | 青森県 | 13 | 東北 | 1.12 |
| 33 | 大分県 | 13 | 九州 | 1.2 |
| 39 | 和歌山県 | 12 | 近畿 | 1.36 |
| 40 | 岩手県 | 10 | 東北 | 0.87 |
| 40 | 徳島県 | 10 | 四国 | 1.46 |
| 42 | 佐賀県 | 9 | 九州 | 1.14 |
| 42 | 島根県 | 9 | 中国 | 1.4 |
| 44 | 鳥取県 | 8 | 中国 | 1.51 |
| 44 | 福井県 | 8 | 中部 | 1.08 |
| 46 | 高知県 | 6 | 四国 | 0.91 |
| 47 | 宮崎県 | 4 | 九州 | 0.39 |
民間の屋内プールが多い上位5都府県
民間の屋内プールが多い上位5都府県です。
東京都は166か所、神奈川県は116か所、福岡県は103か所でした。
東京都は2位の神奈川県の1.43倍です。
4位は大阪府で91か所、5位は愛知県で86か所。
上位5で全国の37パーセント、上位3で25.3パーセント、上位10で56.4パーセントでした。
1位だけで10.9パーセントを占めます。
47都道府県の平均は32.3か所なので、1位は平均の5.1倍。
中央値の21か所と比べると7.9倍にあたります。
6位以下は千葉県で78か所、埼玉県で71か所、兵庫県で58か所と続きました。
2位と3位の差は13か所、3位と4位の差は12か所でした。
上位5より下の42都道府県で、全国の63パーセントを分け合っています。
1位と2位を合わせると282か所。
これだけで全国の18.6パーセントにあたります。
人口の多い都府県が上位に並びました。
人口10万人あたりでは香川県が1位です
ここから先は、民間の屋内プールの数がこう分かれる理由についての見立てです。
ほかの指標と突き合わせて立てた推測で、統計そのものが示している事実ではありません。
人口10万人あたりで割り直すと、並びが変わります。
1位は香川県の2.29か所、2位は沖縄県2.05か所、3位は福岡県2.02か所。
4位以下は石川県、山口県と続きます。
逆に人口あたりの下位は熊本県0.77か所、宮崎県0.39か所。
香川県と宮崎県では5.9倍の開きです。
人口10万人あたりでは香川県が1位です。
実数の並びとは顔ぶれが変わります。
民間の屋内プールの多くは、子ども向けのスイミングスクールです。
習いごととして通う子が多い地域ほど、教室の数も多くなると考えられます。
当サイトの公共の屋内プールの記事と並べると、公と民の役割の分かれ方が見えてきます。
地方別に人口10万人あたりの平均を出すと、九州・沖縄8県が1.46か所で最も多く、北海道が0.81か所で最も少なくなります。
四国4県1.41か所と中部9県1.31か所がそれに続きました。
実数で見ると順位は変わる
民間の屋内プールが少ない下位5県
民間の屋内プールが少ない下位5県です。
47位の宮崎県は4か所、46位の高知県は6か所、45位の鳥取県は8か所でした。
1位の東京都とは41.5倍の差があります。
44位は福井県で8か所、43位は佐賀県で9か所、42位は島根県で9か所と続きます。
民間の施設は、通う人が見込める場所に作られます。
47都道府県の中央値は21か所。
平均は32.3か所なので、平均が中央値の1.5倍です。
47位の宮崎県は平均の12.4パーセント、中央値の19.0パーセントにあたります。
下位5県を合わせても全国の2.3パーセントにしかなりません。
1位の東京都1つで10.9パーセントを占めるのとは対照的です。
47位の宮崎県は、1位の東京都の2.41パーセントにあたる水準です。
46位との差は2か所、45位との差は4か所でした。
1位の東京都と47位の宮崎県の間には162か所の開きがあります。
このグラフについての豆知識
習いごととしての水泳
水泳は、子どもの習いごととして長く上位に入ってきました。
学校の授業で泳ぐ機会があることも、通う理由のひとつになっています。
この記事で数えているのは民間が運営するプールで、市民プールは含まれていません。
社会教育調査という統計
社会教育調査は、図書館や博物館、体育施設など学校の外にある学びの場を全国分まとめた統計です。
3年ごとに行われ、e-Statのデータベースに収められているのは2015年度の調査までです。
施設の数は調査時点のもので、そのあと新しくできた施設や閉じた施設は反映されていません。
数字の開き
1位の東京都は166か所、47位の宮崎県は4か所。
両者の間には41.5倍の開きがあります。
上位3で全国の25.3パーセント、上位10で56.4パーセントを占めます。
中央値は21か所、平均は32.3か所です。
平均が中央値を上回るのは、上位のいくつかの都道府県が全体を押し上げているためです。
人口10万人あたりに直すと5.9倍の開きになります。
実数の順位がどこまで人口の多さを映しているかは、この2つを見比べると分かります。
順位の並びがにている記事
民間の屋内プールの数の47都道府県の並びを、ほかの記事の並びと総当たりで比べました。
並びが最も重なったのは【都道府県民税】全国6兆1,926億円、1位だけで3割近くで、相関は0.92です。
最も食い違ったのは【スーパーの数】が多いのは大都市ではありませんでした、人口あたりで比較(順位相関-0.78)でした。
並びが似ていても、そこに関係があるとまでは言えません。
ただ、2つの地図をならべると読み方のヒントにはなります。
地方のなかで見た民間の屋内水泳プール数
| 地方 | 最も多い(か所) | 最も少ない(か所) |
|---|---|---|
| 東北 | 福島県 27 | 岩手県 10 |
| 関東 | 東京都 166 | 群馬県 24 |
| 中部 | 愛知県 86 | 福井県 8 |
| 近畿 | 大阪府 91 | 和歌山県 12 |
| 中国 | 広島県 31 | 鳥取県 8 |
| 四国 | 香川県 21 | 高知県 6 |
| 九州 | 福岡県 103 | 宮崎県 4 |
まとめ
民間の屋内プールの数を47都道府県で比べると、最も多い東京都で166か所、最も少ない宮崎県で4か所でした。
1位と47位の間には41.5倍の開きがあります。
上位3で全国の25.3パーセント、上位10で56.4パーセントを占めます。
47都道府県の中央値は21か所、平均は32.3か所でした。
人口10万人あたりに直すと5.9倍の開きになります。
民間の屋内プールの数の数字には、但し書きが3つつきます。
1つ目は、民間の施設だけを数えていること。
2つ目は、公共のプールは含まれないこと。
3つ目は2015年の数字であることです。
人口10万人あたりでは香川県が2.29か所で最多。
実数1位の東京都は人数あたりでは26位でした。
地方別に合計を出すと関東7都県が全国の34.9パーセントで最多、人口10万人あたりでは九州・沖縄8県が1.46か所で最多でした。
公共の屋内プールや民間体育施設の記事とあわせて読んでみてください。
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出典
- 統計名: 社会教育調査
- 調査年: 平成27年度(2015年10月1日現在)
- 公開元: 文部科学省
- 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/stat-search/database?statdisp_id=0003348938
- 備考: スイミングスクールなど民間が運営する屋内プールの数。公共のプールは含まない。人口10万人あたりの民間の屋内水泳プール数は2024年の総人口で割った参考値
注記: スイミングスクールなど民間が運営する屋内プールの数。
公共のプールは含まない。
人口10万人あたりの民間の屋内水泳プール数は2024年の総人口で割った参考値
