【屋内プールの数】全国1,567か所、冬の長い地域に多い

【屋内プールの数】全国1,567か所、冬の長い地域に多い

一年じゅう泳げる屋内プールは、どこに多いのでしょうか。
47都道府県で比べます。

使うのは文部科学省の社会教育調査、2015年10月1日時点の数字。

北海道が214か所で1位。
47都道府県の平均は33.3か所、中央値は26か所です。
1位と47位の間には26.8倍の開き、人口10万人あたりでは9.4倍の開きがありました。

47都道府県の単純平均

33か所

公共の屋内水泳プール数(平成27年度(2015年10月1日現在))

最も多い 北海道

214か所

最も少ない 佐賀県

8か所

屋内プールが多い上位5道県

上位5都道府県の公共の屋内水泳プール数
上位5都道府県の公共の屋内水泳プール数 社会教育調査(平成27年度(2015年10月1日現在)) 050100150200北海道: 214か所214か所東京都: 117か所117か所愛知県: 72か所72か所兵庫県: 61か所61か所静岡県: 55か所55か所北海道東京都愛知県兵庫県静岡県
上位5都道府県の公共の屋内水泳プール数
項目公共の屋内水泳プール数
北海道214か所
東京都117か所
愛知県72か所
兵庫県61か所
静岡県55か所
下位5都道府県の公共の屋内水泳プール数
下位5都道府県の公共の屋内水泳プール数 社会教育調査(平成27年度(2015年10月1日現在)) 024681012佐賀県: 8か所8か所宮崎県: 9か所9か所奈良県: 10か所10か所徳島県: 11か所11か所高知県: 12か所12か所佐賀県宮崎県奈良県徳島県高知県
下位5都道府県の公共の屋内水泳プール数
項目公共の屋内水泳プール数
佐賀県8か所
宮崎県9か所
奈良県10か所
徳島県11か所
高知県12か所

屋内プールが多い上位5道県です。

北海道は214か所、東京都は117か所、愛知県は72か所でした。
北海道は2位の東京都の1.83倍です。

4位は兵庫県で61か所、5位は静岡県で55か所。
上位5で全国の33.1パーセント、上位3で25.7パーセント、上位10で48.5パーセントでした。

1位だけで13.7パーセントを占めます。
47都道府県の平均は33.3か所なので、1位は平均の6.4倍。
中央値の26か所と比べると8.2倍にあたります。

6位以下は大阪府で54か所、神奈川県で53か所、新潟県で49か所と続きました。

2位と3位の差は45か所、3位と4位の差は11か所でした。
上位5より下の42都道府県で、全国の66.9パーセントを分け合っています。

1位と2位を合わせると331か所。
これだけで全国の21.1パーセントにあたります。

寒い地域ほど、屋根のあるプールが多く作られてきました。

人口10万人あたりでも北海道が1位です

以下は、屋内プールの数にこれだけの差がつく理由についての推測です。
統計から確かめられる話ではなく、ほかの指標との突き合わせから考えたものです。

人口10万人あたりで割り直すと、並びが変わります。

1位は北海道の4.24か所、2位は秋田県3.57か所、3位は山梨県3.29か所。

4位以下は鳥取県、岩手県と続きます。
逆に人口あたりの下位は千葉県0.53か所、埼玉県0.45か所。
北海道と埼玉県では9.4倍の開きです。

人口10万人あたりでも北海道が1位でした。
実数と人口あたりの両方で1位になるのは珍しいことです。

屋外のプールが使えるのは夏のあいだだけです。
冬の長い地域では、屋根をかけて一年じゅう使えるようにする必要がありました。
気候が施設の形を決めている例といえます。

当サイトの屋外プールの記事と並べると、その違いがはっきりします。

地方別に人口10万人あたりの平均を出すと、北海道が4.24か所で最も多く、関東7都県が0.74か所で最も少なくなります。
東北6県2か所と四国4県1.67か所がそれに続きました。

実数で見ると順位は変わる

人口10万人あたりの公共の屋内水泳プール数の上位5都道府県
人口10万人あたりの公共の屋内水泳プール数の上位5都道府県 社会教育調査(平成27年度(2015年10月1日現在)) 01234北海道: 4.24.2秋田県: 3.63.6山梨県: 3.33.3鳥取県: 2.62.6岩手県: 2.62.6北海道秋田県山梨県鳥取県岩手県
人口10万人あたりの公共の屋内水泳プール数の上位5都道府県
項目人口10万人あたりの公共の屋内水泳プール数
北海道4.2
秋田県3.6
山梨県3.3
鳥取県2.6
岩手県2.6

屋内プールが少ない下位5県

屋内プールが少ない下位5県です。

47位の佐賀県は8か所、46位の宮崎県は9か所、45位の奈良県は10か所でした。
1位の北海道とは26.8倍の差があります。

44位は徳島県で11か所、43位は高知県で12か所、42位は島根県で13か所と続きます。

暖かい地域では、屋外プールで足りる場面が多くなります。

47都道府県の中央値は26か所。
平均は33.3か所なので、平均が中央値の1.3倍です。

47位の佐賀県は平均の24.0パーセント、中央値の30.8パーセントにあたります。

下位5県を合わせても全国の3.2パーセントにしかなりません。
1位の北海道1つで13.7パーセントを占めるのとは対照的です。

47位の佐賀県は、1位の北海道の3.74パーセントにあたる水準です。

46位との差は1か所、45位との差は2か所でした。
1位の北海道と47位の佐賀県の間には206か所の開きがあります。

地図で見る

公共の屋内水泳プール数(平成27年度(2015年10月1日現在))
公共の屋内水泳プール数(平成27年度(2015年10月1日現在)) 社会教育調査(文部科学省)をもとに作成。単位はか所。 北海道 214か所青森 28か所岩手 30か所宮城 32か所秋田 32か所山形 13か所福島 29か所茨城 43か所栃木 21か所群馬 21か所埼玉 33か所千葉 33か所東京 117か所神奈川 53か所新潟 49か所富山 26か所石川 25か所福井 13か所山梨 26か所長野 33か所岐阜 23か所静岡 55か所愛知 72か所三重 16か所滋賀 21か所京都 22か所大阪 54か所兵庫 61か所奈良 10か所和歌山 13か所鳥取 14か所島根 13か所岡山 33か所広島 38か所山口 14か所徳島 11か所香川 18か所愛媛 18か所高知 12か所福岡 42か所佐賀 8か所長崎 26か所熊本 22か所大分 25か所宮崎 9か所鹿児島 32か所沖縄 14か所
公共の屋内水泳プール数(か所)
公共の屋内水泳プール数(平成27年度(2015年10月1日現在))
項目公共の屋内水泳プール数
北海道214か所
青森県28か所
岩手県30か所
宮城県32か所
秋田県32か所
山形県13か所
福島県29か所
茨城県43か所
栃木県21か所
群馬県21か所
埼玉県33か所
千葉県33か所
東京都117か所
神奈川県53か所
新潟県49か所
富山県26か所
石川県25か所
福井県13か所
山梨県26か所
長野県33か所
岐阜県23か所
静岡県55か所
愛知県72か所
三重県16か所
滋賀県21か所
京都府22か所
大阪府54か所
兵庫県61か所
奈良県10か所
和歌山県13か所
鳥取県14か所
島根県13か所
岡山県33か所
広島県38か所
山口県14か所
徳島県11か所
香川県18か所
愛媛県18か所
高知県12か所
福岡県42か所
佐賀県8か所
長崎県26か所
熊本県22か所
大分県25か所
宮崎県9か所
鹿児島県32か所
沖縄県14か所

日本地図で見ると、色が濃く出るのは北海道です。
次いで東京都、愛知県、兵庫県、静岡県が続きます。
淡いのは佐賀県、宮崎県、奈良県でした。

47都道府県の平均は33.3か所、中央値は26か所です。
北海道の214か所は平均の6.4倍にあたります。

上位3で25.7パーセント、1位と47位で26.8倍の開きがありました。

人口10万人あたりに直すと北海道が4.24か所で最も多く、開きは9.4倍になります。

実数1位の北海道は人数あたりでは1位、人数あたり1位の北海道は実数では1位でした。

順位都道府県公共の屋内水泳プール数(か所)地方人口10万人あたりの公共の屋内水泳プール数
1北海道214北海道4.24
2東京都117関東0.83
3愛知県72中部0.97
4兵庫県61近畿1.14
5静岡県55中部1.56
6大阪府54近畿0.62
7神奈川県53関東0.57
8新潟県49中部2.33
9茨城県43関東1.53
10福岡県42九州0.82
11広島県38中国1.4
12岡山県33中国1.8
12埼玉県33関東0.45
12千葉県33関東0.53
12長野県33中部1.66
16宮城県32東北1.42
16鹿児島県32九州2.09
16秋田県32東北3.57
19岩手県30東北2.62
20福島県29東北1.66
21青森県28東北2.4
22山梨県26中部3.29
22長崎県26九州2.08
22富山県26中部2.61
25石川県25中部2.28
25大分県25九州2.3
27岐阜県23中部1.2
28京都府22近畿0.87
28熊本県22九州1.3
30群馬県21関東1.11
30滋賀県21近畿1.5
30栃木県21関東1.11
33愛媛県18四国1.41
33香川県18四国1.96
35三重県16近畿0.94
36沖縄県14九州0.95
36山口県14中国1.09
36鳥取県14中国2.64
39山形県13東北1.29
39島根県13中国2.02
39福井県13中部1.76
39和歌山県13近畿1.48
43高知県12四国1.83
44徳島県11四国1.61
45奈良県10近畿0.78
46宮崎県9九州0.87
47佐賀県8九州1.02
社会教育調査(平成27年度(2015年10月1日現在)、文部科学省)をもとに作成

このグラフについての豆知識

屋根の有無で分けて数える

社会教育調査では、水泳プールを屋内と屋外に分けて数えています。
屋内は屋根のあるもの、屋外は屋根のないものです。

学校のプールは学校体育施設として別に数えるので、この数には入っていません。

社会教育調査という統計

社会教育調査は、図書館や博物館、体育施設など学校の外にある学びの場を全国分まとめた統計です。
3年ごとに行われ、e-Statのデータベースに収められているのは2015年度の調査までです。

施設の数は調査時点のもので、そのあと新しくできた施設や閉じた施設は反映されていません。

数字の開き

1位の北海道は214か所、47位の佐賀県は8か所。
両者の間には26.8倍の開きがあります。
上位3で全国の25.7パーセント、上位10で48.5パーセントを占めます。

中央値は26か所、平均は33.3か所です。
平均が中央値を上回るのは、上位のいくつかの都道府県が全体を押し上げているためです。

人口10万人あたりに直すと9.4倍の開きになります。
実数の順位がどこまで人口の多さを映しているかは、この2つを見比べると分かります。

順位の並びがにている記事

屋内プールの数の47都道府県の並びを、ほかの記事の並びと総当たりで比べました。

最も似ていたのは【消防の出動回数】年間333万2,070回、人口あたりの差は4.1倍(順位相関0.88)です。
最も食い違ったのは【スーパーの数】が多いのは大都市ではありませんでした、人口あたりで比較(順位相関-0.57)でした。

順位が近いことと、原因がつながっていることは別の話です。
それでも、見くらべると気づくことがあります。

地方のなかで見た公共の屋内水泳プール数

地方最も多い(か所)最も少ない(か所)
東北宮城県 32山形県 13
関東東京都 117群馬県 21
中部愛知県 72福井県 13
近畿兵庫県 61奈良県 10
中国広島県 38島根県 13
四国香川県 18徳島県 11
九州福岡県 42佐賀県 8
社会教育調査(平成27年度(2015年10月1日現在)、文部科学省)をもとに作成

まとめ

屋内プールの数を47都道府県で比べると、最も多い北海道で214か所、最も少ない佐賀県で8か所でした。
1位と47位の間には26.8倍の開きがあります。

上位3で全国の25.7パーセント、上位10で48.5パーセントを占めます。
47都道府県の中央値は26か所、平均は33.3か所でした。
人口10万人あたりに直すと9.4倍の開きになります。

屋内プールの数の数字には、但し書きが3つつきます。
1つ目は、公共の施設だけを数えていること。
2つ目は、学校のプールは含まれないこと。
3つ目は2015年の数字であることです。

人口10万人あたりでは北海道が4.24か所で最多。
実数1位の北海道は人数あたりでは1位でした。

地方別に合計を出すと関東7都県が全国の20.5パーセントで最多、人口10万人あたりでは北海道が4.24か所で最多でした。
屋外プールや民間の屋内プールの数を比べた記事とあわせて読んでみてください。

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出典

  • 統計名: 社会教育調査
  • 調査年: 平成27年度(2015年10月1日現在)
  • 公開元: 文部科学省
  • 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/stat-search/database?statdisp_id=0003348897
  • 備考: 屋根のある公共の水泳プールの数。学校のプールは含まない。人口10万人あたりの公共の屋内水泳プール数は2024年の総人口で割った参考値

注記: 屋根のある公共の水泳プールの数。
学校のプールは含まない。
人口10万人あたりの公共の屋内水泳プール数は2024年の総人口で割った参考値

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