【博物館の入館者数】1年でおよそ1億2,958万人ののべ入館

【博物館の入館者数】1年でおよそ1億2,958万人ののべ入館

博物館には、1年間でどれくらいの人が入っているのでしょうか。
47都道府県で比べます。

使うのは文部科学省の社会教育調査、2014年度の1年間の数字。

東京都が16,499,956人で1位。
47都道府県の平均は2,757,000.3人、中央値は1,615,991人です。
1位と47位の間には82.6倍の開き、県民1人あたりでは13.4倍の開きがありました。

47都道府県の単純平均

2,757,000人

博物館の入館者数(平成26年度間(2014年度))

最も多い 東京都

16,499,956人

最も少ない 佐賀県

199,759人

入館者が多い上位5都道府県

上位5都道府県の博物館の入館者数
上位5都道府県の博物館の入館者数 社会教育調査(平成26年度間(2014年度)) 05,000,00010,000,00015,000,000東京都: 16,499,956人16,499,956人神奈川県: 9,847,252人9,847,252人愛知県: 9,320,680人9,320,680人大阪府: 9,005,368人9,005,368人兵庫県: 7,437,596人7,437,596人東京都神奈川県愛知県大阪府兵庫県
上位5都道府県の博物館の入館者数
項目博物館の入館者数
東京都16,499,956人
神奈川県9,847,252人
愛知県9,320,680人
大阪府9,005,368人
兵庫県7,437,596人
下位5都道府県の博物館の入館者数
下位5都道府県の博物館の入館者数 社会教育調査(平成26年度間(2014年度)) 0100,000200,000300,000400,000500,000佐賀県: 199,759人199,759人鳥取県: 311,635人311,635人青森県: 328,961人328,961人山形県: 519,357人519,357人岩手県: 565,513人565,513人佐賀県鳥取県青森県山形県岩手県
下位5都道府県の博物館の入館者数
項目博物館の入館者数
佐賀県199,759人
鳥取県311,635人
青森県328,961人
山形県519,357人
岩手県565,513人

入館者が多い上位5都道府県です。

東京都は16,499,956人、神奈川県は9,847,252人、愛知県は9,320,680人でした。
東京都は2位の神奈川県の1.68倍です。

4位は大阪府で9,005,368人、5位は兵庫県で7,437,596人。
上位5で全国の40.2パーセント、上位3で27.5パーセント、上位10で58.5パーセントでした。

1位だけで12.7パーセントを占めます。
47都道府県の平均は2,757,000.3人なので、1位は平均の6.0倍。
中央値の1,615,991人と比べると10.2倍にあたります。

6位以下は福岡県で5,190,800人、沖縄県で4,924,237人、北海道で4,884,898人と続きました。

2位と3位の差は526,572人、3位と4位の差は315,312人でした。
上位5より下の42都道府県で、全国の59.8パーセントを分け合っています。

1位と2位を合わせると26,347,208人。
これだけで全国の20.3パーセントにあたります。

上位に並ぶのは、大きな博物館が集まる都市部です。

県民1人あたりでは沖縄県が1位です

ここからは統計を離れて、博物館の入館者数の背景を推測します。
確かめられた事実ではなく、ほかの数字と並べて考えた見立てとして読んでください。

県民1人あたりで割り直すと、並びが変わります。

1位は沖縄県の3.36人、2位は島根県3人、3位は石川県2.85人。

4位以下は福井県、和歌山県と続きます。
逆に人口あたりの下位は埼玉県0.27人、佐賀県0.25人。
沖縄県と佐賀県では13.4倍の開きです。

県民1人あたりに直すと、沖縄県が1位になります。
観光で訪れた人も入館者に数えられるためです。

入館者数は、その県に住む人だけを数えたものではありません。
旅行先で博物館に寄れば、その県の入館者として記録されます。
観光地をかかえる県が人口のわりに多く出るのは、そのためだと考えられます。

当サイトの博物館の数の記事と並べて見ると、1館あたりでどれくらいの人を集めているかが見えてきます。

地方別に県民1人あたりの平均を出すと、中国5県が1.33人で最も多く、東北6県が0.59人で最も少なくなります。
中部9県1.29人と九州・沖縄8県1.23人がそれに続きました。

実数で見ると順位は変わる

県民1人あたりの博物館の入館者数の上位5都道府県
県民1人あたりの博物館の入館者数の上位5都道府県 社会教育調査(平成26年度間(2014年度)) 0.00.51.01.52.02.53.0沖縄県: 3.43.4島根県: 33石川県: 2.92.9福井県: 1.91.9和歌山県: 1.81.8沖縄県島根県石川県福井県和歌山県
県民1人あたりの博物館の入館者数の上位5都道府県
項目県民1人あたりの博物館の入館者数
沖縄県3.4
島根県3
石川県2.9
福井県1.9
和歌山県1.8

入館者が少ない下位5県

入館者が少ない下位5県です。

47位の佐賀県は199,759人、46位の鳥取県は311,635人、45位の青森県は328,961人でした。
1位の東京都とは82.6倍の差があります。

44位は山形県で519,357人、43位は岩手県で565,513人、42位は香川県で599,260人と続きます。

人が入る数は、施設の数だけでなく1館あたりの規模にも左右されます。

47都道府県の中央値は1,615,991人。
平均は2,757,000.3人なので、平均が中央値の1.7倍です。

47位の佐賀県は平均の7.2パーセント、中央値の12.4パーセントにあたります。

下位5県を合わせても全国の1.5パーセントにしかなりません。
1位の東京都1つで12.7パーセントを占めるのとは対照的です。

47位の佐賀県は、1位の東京都の1.21パーセントにあたる水準です。

46位との差は111,876人、45位との差は129,202人でした。
1位の東京都と47位の佐賀県の間には16,300,197人の開きがあります。

地図で見る

博物館の入館者数(平成26年度間(2014年度))
博物館の入館者数(平成26年度間(2014年度)) 社会教育調査(文部科学省)をもとに作成。単位は人。 北海道 4,884,898人青森 328,961人岩手 565,513人宮城 2,026,730人秋田 626,210人山形 519,357人福島 742,138人茨城 2,808,134人栃木 1,132,158人群馬 1,119,818人埼玉 1,994,353人千葉 3,100,433人東京 16,499,956人神奈川 9,847,252人新潟 1,129,905人富山 1,329,934人石川 3,126,675人福井 1,429,488人山梨 1,271,485人長野 2,307,007人岐阜 1,910,365人静岡 4,848,868人愛知 9,320,680人三重 2,155,725人滋賀 1,204,445人京都 3,856,381人大阪 9,005,368人兵庫 7,437,596人奈良 1,030,246人和歌山 1,615,991人鳥取 311,635人島根 1,928,797人岡山 1,333,776人広島 3,486,802人山口 2,231,331人徳島 672,762人香川 599,260人愛媛 1,683,856人高知 992,076人福岡 5,190,800人佐賀 199,759人長崎 2,124,535人熊本 1,306,069人大分 1,215,793人宮崎 788,204人鹿児島 1,413,253人沖縄 4,924,237人
博物館の入館者数(人)
博物館の入館者数(平成26年度間(2014年度))
項目博物館の入館者数
北海道4,884,898人
青森県328,961人
岩手県565,513人
宮城県2,026,730人
秋田県626,210人
山形県519,357人
福島県742,138人
茨城県2,808,134人
栃木県1,132,158人
群馬県1,119,818人
埼玉県1,994,353人
千葉県3,100,433人
東京都16,499,956人
神奈川県9,847,252人
新潟県1,129,905人
富山県1,329,934人
石川県3,126,675人
福井県1,429,488人
山梨県1,271,485人
長野県2,307,007人
岐阜県1,910,365人
静岡県4,848,868人
愛知県9,320,680人
三重県2,155,725人
滋賀県1,204,445人
京都府3,856,381人
大阪府9,005,368人
兵庫県7,437,596人
奈良県1,030,246人
和歌山県1,615,991人
鳥取県311,635人
島根県1,928,797人
岡山県1,333,776人
広島県3,486,802人
山口県2,231,331人
徳島県672,762人
香川県599,260人
愛媛県1,683,856人
高知県992,076人
福岡県5,190,800人
佐賀県199,759人
長崎県2,124,535人
熊本県1,306,069人
大分県1,215,793人
宮崎県788,204人
鹿児島県1,413,253人
沖縄県4,924,237人

日本地図で見ると、色が濃く出るのは東京都です。
次いで神奈川県、愛知県、大阪府、兵庫県が続きます。
淡いのは佐賀県、鳥取県、青森県でした。

47都道府県の平均は2,757,000.3人、中央値は1,615,991人です。
東京都の16,499,956人は平均の6.0倍にあたります。

上位3で27.5パーセント、1位と47位で82.6倍の開きがありました。

県民1人あたりに直すと沖縄県が3.36人で最も多く、開きは13.4倍になります。

実数1位の東京都は人数あたりでは18位、人数あたり1位の沖縄県は実数では7位でした。

順位都道府県博物館の入館者数(人)地方県民1人あたりの博物館の入館者数
1東京都16499956関東1.16
2神奈川県9847252関東1.07
3愛知県9320680中部1.25
4大阪府9005368近畿1.03
5兵庫県7437596近畿1.39
6福岡県5190800九州1.02
7沖縄県4924237九州3.36
8北海道4884898北海道0.97
9静岡県4848868中部1.37
10京都府3856381近畿1.53
11広島県3486802中国1.28
12石川県3126675中部2.85
13千葉県3100433関東0.5
14茨城県2808134関東1
15長野県2307007中部1.16
16山口県2231331中国1.74
17三重県2155725近畿1.26
18長崎県2124535九州1.7
19宮城県2026730東北0.9
20埼玉県1994353関東0.27
21島根県1928797中国3
22岐阜県1910365中部1
23愛媛県1683856四国1.32
24和歌山県1615991近畿1.84
25福井県1429488中部1.93
26鹿児島県1413253九州0.92
27岡山県1333776中国0.73
28富山県1329934中部1.33
29熊本県1306069九州0.77
30山梨県1271485中部1.61
31大分県1215793九州1.12
32滋賀県1204445近畿0.86
33栃木県1132158関東0.6
34新潟県1129905中部0.54
35群馬県1119818関東0.59
36奈良県1030246近畿0.8
37高知県992076四国1.51
38宮崎県788204九州0.76
39福島県742138東北0.43
40徳島県672762四国0.98
41秋田県626210東北0.7
42香川県599260四国0.65
43岩手県565513東北0.49
44山形県519357東北0.51
45青森県328961東北0.28
46鳥取県311635中国0.59
47佐賀県199759九州0.25
社会教育調査(平成26年度間(2014年度)、文部科学省)をもとに作成

このグラフについての豆知識

入館者数は「のべ人数」

入館者数は、同じ人が2回入れば2人と数えるのべ人数です。
何人の人が博物館を訪れたか、という数ではありません。

この記事の数字は、登録博物館と博物館相当施設に入った人の合計です。
規模の小さい博物館類似施設はここには入っていません。

社会教育調査という統計

社会教育調査は、図書館や博物館、体育施設など学校の外にある学びの場を全国分まとめた統計です。
3年ごとに行われ、e-Statのデータベースに収められているのは2015年度の調査までです。

施設の数は調査時点のもので、そのあと新しくできた施設や閉じた施設は反映されていません。

数字の開き

1位の東京都は16,499,956人、47位の佐賀県は199,759人。
両者の間には82.6倍の開きがあります。
上位3で全国の27.5パーセント、上位10で58.5パーセントを占めます。

中央値は1,615,991人、平均は2,757,000.3人です。
平均が中央値を上回るのは、上位のいくつかの都道府県が全体を押し上げているためです。

県民1人あたりに直すと13.4倍の開きになります。
実数の順位がどこまで人口の多さを映しているかは、この2つを見比べると分かります。

順位の並びがにている記事

博物館の入館者数の並びと似ている記事、そして正反対の記事を挙げます。

0.88という高い相関を示したのが【特別展の入館者数】1年でおよそ5,064万人、入館者のおよそ4割でした。
反対に、並びがいちばん逆だったのは【ホームセンターの数】を人口あたりで比べると約8倍の差、都市部ほど少なくなります(順位相関-0.79)です。

これは並びが近いというだけで、片方がもう片方を生んでいるという意味ではありません。
地図を2枚ならべてみてください。

地方のなかで見た博物館の入館者数

地方最も多い(人)最も少ない(人)
東北宮城県 2026730青森県 328961
関東東京都 16499956群馬県 1119818
中部愛知県 9320680新潟県 1129905
近畿大阪府 9005368奈良県 1030246
中国広島県 3486802鳥取県 311635
四国愛媛県 1683856香川県 599260
九州福岡県 5190800佐賀県 199759
社会教育調査(平成26年度間(2014年度)、文部科学省)をもとに作成

まとめ

博物館の入館者数を47都道府県で比べると、最も多い東京都で16,499,956人、最も少ない佐賀県で199,759人でした。
1位と47位の間には82.6倍の開きがあります。

上位3で全国の27.5パーセント、上位10で58.5パーセントを占めます。
47都道府県の中央値は1,615,991人、平均は2,757,000.3人でした。
県民1人あたりに直すと13.4倍の開きになります。

博物館の入館者数の数字を読むときは、3つの点に気をつけてください。
1つ目は、同じ人が何度も入れば、その回数だけ数えること。
2つ目は、観光で訪れた人も含まれること。
3つ目は2014年の数字であることです。

県民1人あたりでは沖縄県が3.36人で最多。
実数1位の東京都は人数あたりでは18位でした。

地方別に合計を出すと関東7都県が全国の28.2パーセントで最多、県民1人あたりでは中国5県が1.33人で最多でした。
博物館の数や特別展の入館者数を比べた記事とあわせて読んでみてください。

関連記事

出典

  • 統計名: 社会教育調査
  • 調査年: 平成26年度間(2014年度)
  • 公開元: 文部科学省
  • 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/stat-search/database?statdisp_id=0003348798
  • 備考: 2014年度の1年間に登録博物館と博物館相当施設へ入館した人ののべ人数。同じ人が何度も入れば、その回数だけ数える。県民1人あたりの博物館の入館者数は2024年の総人口で割った参考値

注記: 2014年度の1年間に登録博物館と博物館相当施設へ入館した人ののべ人数。
同じ人が何度も入れば、その回数だけ数える。
県民1人あたりの博物館の入館者数は2024年の総人口で割った参考値

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