【1か月の食費】平均7万610円、消費支出の28.5%にあたる

【1か月の食費】平均7万610円、消費支出の28.5%にあたる

1か月に食べものへ使うお金は、47都道府県の平均で70,610円。
消費支出のおよそ28.5パーセントを占める、家計で最も大きな費目です。
47都道府県で比べます。

使うのは総務省統計局の全国家計構造調査、2024年の数字。

富山県が80,540円で1位。
47都道府県の平均は70,610円、中央値は70,892円です。
1位と47位の差は1.26倍、消費支出に占める割合で見ると1.25倍でした。

47都道府県の単純平均

70,610円

1か月の食料費(2024年)

最も多い 富山県

80,540円

最も少ない 宮崎県

63,756円

地図で見る

1か月の食料費(2024年)
1か月の食料費(2024年) 全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)(総務省統計局)をもとに作成。単位は円。 北海道 64,553円青森 65,923円岩手 70,427円宮城 72,381円秋田 71,853円山形 75,931円福島 73,859円茨城 71,263円栃木 73,629円群馬 70,266円埼玉 73,117円千葉 75,500円東京 72,444円神奈川 78,280円新潟 72,578円富山 80,540円石川 76,695円福井 76,238円山梨 71,205円長野 72,877円岐阜 75,942円静岡 72,093円愛知 71,669円三重 69,269円滋賀 74,887円京都 68,954円大阪 70,892円兵庫 72,888円奈良 74,481円和歌山 65,879円鳥取 70,539円島根 71,558円岡山 68,846円広島 69,127円山口 67,804円徳島 65,969円香川 70,516円愛媛 64,326円高知 65,367円福岡 66,225円佐賀 67,026円長崎 68,734円熊本 68,997円大分 65,295円宮崎 63,756円鹿児島 63,827円沖縄 64,261円
1か月の食料費(円)
1か月の食料費(2024年)
項目1か月の食料費
北海道64,553円
青森県65,923円
岩手県70,427円
宮城県72,381円
秋田県71,853円
山形県75,931円
福島県73,859円
茨城県71,263円
栃木県73,629円
群馬県70,266円
埼玉県73,117円
千葉県75,500円
東京都72,444円
神奈川県78,280円
新潟県72,578円
富山県80,540円
石川県76,695円
福井県76,238円
山梨県71,205円
長野県72,877円
岐阜県75,942円
静岡県72,093円
愛知県71,669円
三重県69,269円
滋賀県74,887円
京都府68,954円
大阪府70,892円
兵庫県72,888円
奈良県74,481円
和歌山県65,879円
鳥取県70,539円
島根県71,558円
岡山県68,846円
広島県69,127円
山口県67,804円
徳島県65,969円
香川県70,516円
愛媛県64,326円
高知県65,367円
福岡県66,225円
佐賀県67,026円
長崎県68,734円
熊本県68,997円
大分県65,295円
宮崎県63,756円
鹿児島県63,827円
沖縄県64,261円

日本地図で見ると、色が濃く出るのは富山県です。
次いで神奈川県、石川県、福井県、岐阜県が続きます。
淡いのは宮崎県、鹿児島県、沖縄県でした。

47都道府県の平均は70,610円、中央値は70,892円です。
富山県の80,540円は平均の1.14倍にあたります。

1位と47位で1.26倍の開きがありました。
金額の差は月あたり16,784円です。

消費支出に占める割合で見ると青森県が31.44パーセントで最も高く、開きは1.25倍になります。

金額1位の富山県は割合では30位、割合1位の青森県は金額では39位でした。

順位都道府県1か月の食料費(円)地方消費支出に占める割合
1富山県80540中部28.25
2神奈川県78280関東29.33
3石川県76695中部27.57
4福井県76238中部28.67
5岐阜県75942中部29.58
6山形県75931東北29.63
7千葉県75500関東27.53
8滋賀県74887近畿26.6
9奈良県74481近畿28.68
10福島県73859東北28.96
11栃木県73629関東28.55
12埼玉県73117関東28.97
13兵庫県72888近畿28.56
14長野県72877中部27.76
15新潟県72578中部27.92
16東京都72444関東27.57
17宮城県72381東北28.95
18静岡県72093中部28.22
19秋田県71853東北29.96
20愛知県71669中部28.15
21島根県71558中国27.26
22茨城県71263関東26.25
23山梨県71205中部27.41
24大阪府70892近畿29.14
25鳥取県70539中国25.22
26香川県70516四国29.96
27岩手県70427東北27.83
28群馬県70266関東26.5
29三重県69269近畿29.85
30広島県69127中国26.98
31熊本県68997九州29.37
32京都府68954近畿28.69
33岡山県68846中国29.31
34長崎県68734九州29.09
35山口県67804中国28.53
36佐賀県67026九州29.43
37福岡県66225九州29.8
38徳島県65969四国27.47
39青森県65923東北31.44
40和歌山県65879近畿30.21
41高知県65367四国29.47
42大分県65295九州27.05
43北海道64553北海道28.51
44愛媛県64326四国28.79
45沖縄県64261九州30.04
46鹿児島県63827九州28.7
47宮崎県63756九州29.86
全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)(2024年、総務省統計局)をもとに作成

食費が多い上位5県

上位5都道府県の1か月の食料費
上位5都道府県の1か月の食料費 全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)(2024年) 040,00080,000富山県: 80,540円80,540円神奈川県: 78,280円78,280円石川県: 76,695円76,695円福井県: 76,238円76,238円岐阜県: 75,942円75,942円富山県神奈川県石川県福井県岐阜県
上位5都道府県の1か月の食料費
項目1か月の食料費
富山県80,540円
神奈川県78,280円
石川県76,695円
福井県76,238円
岐阜県75,942円
下位5都道府県の1か月の食料費
下位5都道府県の1か月の食料費 全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)(2024年) 020,00040,00060,000宮崎県: 63,756円63,756円鹿児島県: 63,827円63,827円沖縄県: 64,261円64,261円愛媛県: 64,326円64,326円北海道: 64,553円64,553円宮崎県鹿児島県沖縄県愛媛県北海道
下位5都道府県の1か月の食料費
項目1か月の食料費
宮崎県63,756円
鹿児島県63,827円
沖縄県64,261円
愛媛県64,326円
北海道64,553円

食費が多い上位5県です。

富山県は80,540円、神奈川県は78,280円、石川県は76,695円でした。
富山県は2位の神奈川県の1.03倍です。

4位は福井県で76,238円、5位は岐阜県で75,942円。
6位以下は山形県、千葉県、滋賀県と続きました。

47都道府県の平均は70,610円、中央値は70,892円です。
1位の富山県は平均を9,930円上回り、平均の1.14倍にあたります。

2位と3位の差は1,585円、3位と4位の差は457円でした。
上位のなかでも順位ごとの開きは小さく、団子になっています。

1年に直すと、1位の富山県は966,480円ほどになります。
上位5県の平均は77,539円で、47都道府県の平均を6,929円上回りました。

上位5県のなかでも、1位と5位の差は4,598円あります。
中央値と比べると1位は1.14倍でした。

上位に並ぶのは、世帯の人数が多い県です。
食べる人が多ければ、それだけ食費もかさみます。

消費支出に占める割合では順位が変わります

この分布の背景を、ここから考えてみます。
1世帯当たりの食料費の統計が答えを持っているわけではないので、以下はほかの数字と照らして立てた推測です。

消費支出に占める割合で割り直すと、並びが変わります。

1位は青森県の31.44パーセント、2位は和歌山県30.21パーセント、3位は沖縄県30.04パーセント。

4位以下は秋田県、香川県と続きます。
逆に割合の下位は茨城県26.25パーセント、鳥取県25.22パーセント。
青森県と鳥取県では1.25倍の開きです。
47都道府県の平均は28.54パーセントでした。

消費支出に占める食費の比率をエンゲル係数と呼びます。
この記事の参考指標がそれにあたります。

エンゲル係数は、所得が低いほど高くなるとされてきました。
食費は削りにくいため、収入が減ると相対的に比重が増すからです。

比率の高い県では、外食や調理食品に頼る割合も影響します。
作る手間を省くほど、同じ量でも金額は上がります。

地方別に県の平均を出すと、中部9県が74,426円で最も高く、北海道が64,553円で最も低くなります。
関東7都県73,500円と東北6県71,729円がそれに続きました。

実数で見ると順位は変わる

消費支出に占める割合の上位5都道府県
消費支出に占める割合の上位5都道府県 全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)(2024年) 051015202530青森県: 31.431.4和歌山県: 30.230.2沖縄県: 30.030.0秋田県: 30.030.0香川県: 30.030.0青森県和歌山県沖縄県秋田県香川県
消費支出に占める割合の上位5都道府県
項目消費支出に占める割合
青森県31.4
和歌山県30.2
沖縄県30.0
秋田県30.0
香川県30.0

食費が少ない下位5県

食費が少ない下位5県です。

47位の宮崎県は63,756円、46位の鹿児島県は63,827円、45位の沖縄県は64,261円でした。
1位の富山県とは1.26倍の差があります。

44位は愛媛県で64,326円、43位は北海道で64,553円、42位は大分県で65,295円と続きます。

1.26倍という開きは、この記事で扱う項目のなかで最も小さいものです。
食べることは誰にとっても欠かせません。

47位の宮崎県は平均の90.3パーセント、中央値の89.9パーセントにあたります。
平均との差は6,854円でした。

1位と47位の差は月あたり16,784円。
1年に直すと201,408円の開きになります。

46位との差は71円、45位との差は505円でした。
下位のほうも順位ごとの差はわずかです。

下位5県の平均は64,145円。
47都道府県の平均を6,465円下回り、上位5県との差は13,394円になります。

地方別に見る

地方別の平均(1か月の食料費)
地方別の平均(1か月の食料費) 全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)(2024年) 010,00020,00030,00040,00050,00060,00070,000北海道: 64,553円64,553円東北: 71,729円71,729円関東: 73,500円73,500円中部: 74,426円74,426円近畿: 71,036円71,036円中国: 69,575円69,575円四国: 66,545円66,545円九州: 66,015円66,015円北海道東北関東中部近畿中国四国九州
地方別の平均(1か月の食料費)
項目1か月の食料費の平均
北海道64,553円
東北71,729円
関東73,500円
中部74,426円
近畿71,036円
中国69,575円
四国66,545円
九州66,015円

食費は、世帯の人数が多い地方で高くなります。

地方別に県の平均を出すと、中部9県が74,426円で最も高くなります。
次いで関東7都県が73,500円、東北6県が71,729円、近畿7府県が71,036円と続きました。

低いほうは中国5県が69,575円、四国4県が66,545円、九州・沖縄8県が66,015円、北海道が64,553円でした。

消費支出に占める割合で見ると並びが変わります。
東北6県が29.46パーセント、九州・沖縄8県が29.17パーセント、四国4県が28.92パーセントの順に高く、最も低いのは中国5県が27.46パーセントです。

このグラフについての豆知識

食料費に含まれるもの

穀類、魚介類、肉類、乳卵類、野菜・海藻、果物、油脂・調味料、菓子類、調理食品、飲料、酒類、外食が含まれます。

家で食べるものだけでなく、外食や学校給食もここに入ります。

家計調査との違い

当サイトには家計調査をもとにした食品の支出の記事もあります。
あちらは各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)を対象にした調査で、県全体の平均ではありません。

この記事で使う全国家計構造調査は、5年に1度、都道府県の全域を対象に行われます。
同じ品目でも数字が違うのはそのためです。

数字の開き

1位の富山県は80,540円、47位の宮崎県は63,756円。
両者の間には1.26倍、金額にして月16,784円の開きがあります。

47都道府県の平均は70,610円、中央値は70,892円です。
平均と中央値が近いのは、極端に高い県や低い県が少なく、多くの県が真ん中あたりに集まっているためです。

消費支出に占める割合で見ると青森県が31.44パーセントで最も高く、平均は28.54パーセント。
開きは1.25倍になります。

順位の並びがにている記事

この1世帯当たりの食料費の並びに近い記事を、全記事の順位から機械で洗い出しました。

0.81という高い相関を示したのが【野菜への支出】1か月の平均は7,275円、食費の1割強でした。
最も食い違ったのは【世帯所得300万円未満】全国19.4%、年金世帯も含む(順位相関-0.83)でした。

これは並びが近いというだけで、片方がもう片方を生んでいるという意味ではありません。
地図を2枚ならべてみてください。

地方のなかで見た1か月の食料費

地方最も多い(円)最も少ない(円)
東北山形県 75931青森県 65923
関東神奈川県 78280群馬県 70266
中部富山県 80540山梨県 71205
近畿滋賀県 74887和歌山県 65879
中国島根県 71558山口県 67804
四国香川県 70516愛媛県 64326
九州熊本県 68997宮崎県 63756
全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)(2024年、総務省統計局)をもとに作成

まとめ

1世帯の食料費を47都道府県で比べると、最も高い富山県で80,540円、最も低い宮崎県で63,756円でした。
1位と47位の差は1.26倍です。

47都道府県の平均は70,610円、中央値は70,892円。
1位と47位の金額の差は月あたり16,784円、1年で201,408円になります。
消費支出に占める割合で見ると開きは1.25倍でした。

ここまでの1世帯当たりの食料費の数字には、注意点が3つあります。
1つ目は、外食や給食も含むこと。
2つ目は、世帯の人数に左右されること。
3つ目は標本調査なので、細かい項目ほど年による振れが大きいことです。

消費支出に占める割合では青森県が31.44パーセントで最も高くなりました。

地方別に県の平均を出すと中部9県が74,426円で最も高く、消費支出に占める割合では東北6県が29.46パーセントで最も高くなりました。
穀類や肉類への支出を比べた記事とあわせて読んでみてください。

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出典

  • 統計名: 全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)
  • 調査年: 2024年
  • 公開元: 総務省統計局
  • 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/stat-search/database?statdisp_id=0004040009
  • 備考: 総世帯のうち全世帯の、1世帯当たり1か月間の平均額(収支項目コード210101)。県庁所在市を対象とする家計調査とは違い、都道府県の全域が対象。消費支出に占める割合は同じ調査から計算した参考値

注記: 総世帯のうち全世帯の、1世帯当たり1か月間の平均額(収支項目コード210101)。
県庁所在市を対象とする家計調査とは違い、都道府県の全域が対象。
消費支出に占める割合は同じ調査から計算した参考値

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