お茶、コーヒー、ジュース、ミネラルウォーターなどへの支出は、47都道府県の平均で1か月4,226円。
お酒は含みません。
47都道府県で比べます。
使うのは総務省統計局の全国家計構造調査、2024年の数字。
茨城県が4,882円で1位。
47都道府県の平均は4,226円、中央値は4,168円です。
1位と47位の差は1.37倍、消費支出に占める割合で見ると1.46倍でした。
47都道府県の単純平均
4,226円
1か月の飲料への支出(2024年)
最も多い 茨城県
4,882円
最も少ない 愛媛県
3,573円
飲みものへの支出が多い上位5県
飲みものへの支出が多い上位5県です。
茨城県は4,882円、群馬県は4,830円、岩手県は4,812円でした。
茨城県は2位の群馬県の1.01倍です。
4位は岐阜県で4,732円、5位は栃木県で4,684円。
6位以下は千葉県、福島県、山形県と続きました。
47都道府県の平均は4,226円、中央値は4,168円です。
1位の茨城県は平均を656円上回り、平均の1.16倍にあたります。
2位と3位の差は18円、3位と4位の差は80円でした。
上位のなかでも順位ごとの開きは小さく、団子になっています。
1年に直すと、1位の茨城県は58,584円ほどになります。
上位5県の平均は4,788円で、47都道府県の平均を562円上回りました。
上位5県のなかでも、1位と5位の差は198円あります。
中央値と比べると1位は1.17倍でした。
北関東の県が上位に並びました。
車での移動が多く、外で飲みものを買う機会が多いためだと考えられます。
消費支出に占める割合では順位が変わります
以下は、1世帯当たりの飲料への支出にこれだけの差がつく理由についての推測です。
統計から確かめられる話ではなく、ほかの指標との突き合わせから考えたものです。
消費支出に占める割合で割り直すと、並びが変わります。
1位は沖縄県の2.13パーセント、2位は青森県2.06パーセント、3位は鹿児島県2パーセント。
4位以下は岩手県、秋田県と続きます。
逆に割合の下位は滋賀県1.48パーセント、東京都1.46パーセント。
沖縄県と東京都では1.46倍の開きです。
47都道府県の平均は1.71パーセントでした。
消費支出に占める比率で見ると、南の県が首位に立ちます。
暑い地域では飲む量そのものが増えます。
ペットボトル飲料の普及で、この項目は長く伸びてきました。
水道水を飲む習慣が薄れたことも背景にあります。
当サイトにはコーヒーへの支出を比べた記事もあります。
あちらは家計調査の県庁所在市ベースなので、数字の性格が違います。
地方別に県の平均を出すと、東北6県が4,538円で最も高く、四国4県が3,965円で最も低くなります。
関東7都県4,509円と中部9県4,310円がそれに続きました。
実数で見ると順位は変わる
飲みものへの支出が少ない下位5県
飲みものへの支出が少ない下位5県です。
47位の愛媛県は3,573円、46位の大分県は3,638円、45位の大阪府は3,819円でした。
1位の茨城県とは1.37倍の差があります。
44位は東京都で3,840円、43位は高知県で3,846円、42位は岡山県で3,859円と続きます。
1.37倍という開きは小さいほうです。
飲みものは全国どこでも同じように買われており、価格の地域差も大きくありません。
47位の愛媛県は平均の84.5パーセント、中央値の85.7パーセントにあたります。
平均との差は653円でした。
1位と47位の差は月あたり1,309円。
1年に直すと15,708円の開きになります。
46位との差は65円、45位との差は246円でした。
下位のほうも順位ごとの差はわずかです。
下位5県の平均は3,743円。
47都道府県の平均を483円下回り、上位5県との差は1,045円になります。
地方別に見る
飲みものへの支出は、車社会の地方で高くなります。
地方別に県の平均を出すと、東北6県が4,538円で最も高くなります。
次いで関東7都県が4,509円、中部9県が4,310円、北海道が4,162円と続きました。
低いほうは中国5県が4,106円、九州・沖縄8県が4,088円、近畿7府県が3,971円、四国4県が3,965円でした。
消費支出に占める割合で見ると並びが変わります。
東北6県が1.87パーセント、北海道が1.84パーセント、九州・沖縄8県が1.81パーセントの順に高く、最も低いのは中国5県が1.62パーセントです。
地図で見る
| 項目 | 1か月の飲料への支出 |
|---|---|
| 北海道 | 4,162円 |
| 青森県 | 4,324円 |
| 岩手県 | 4,812円 |
| 宮城県 | 4,378円 |
| 秋田県 | 4,479円 |
| 山形県 | 4,584円 |
| 福島県 | 4,650円 |
| 茨城県 | 4,882円 |
| 栃木県 | 4,684円 |
| 群馬県 | 4,830円 |
| 埼玉県 | 4,331円 |
| 千葉県 | 4,679円 |
| 東京都 | 3,840円 |
| 神奈川県 | 4,318円 |
| 新潟県 | 4,038円 |
| 富山県 | 4,469円 |
| 石川県 | 4,419円 |
| 福井県 | 4,168円 |
| 山梨県 | 4,245円 |
| 長野県 | 4,098円 |
| 岐阜県 | 4,732円 |
| 静岡県 | 4,390円 |
| 愛知県 | 4,235円 |
| 三重県 | 3,983円 |
| 滋賀県 | 4,153円 |
| 京都府 | 3,881円 |
| 大阪府 | 3,819円 |
| 兵庫県 | 4,164円 |
| 奈良県 | 3,871円 |
| 和歌山県 | 3,925円 |
| 鳥取県 | 4,552円 |
| 島根県 | 3,960円 |
| 岡山県 | 3,859円 |
| 広島県 | 3,927円 |
| 山口県 | 4,232円 |
| 徳島県 | 4,115円 |
| 香川県 | 4,327円 |
| 愛媛県 | 3,573円 |
| 高知県 | 3,846円 |
| 福岡県 | 3,910円 |
| 佐賀県 | 4,109円 |
| 長崎県 | 3,996円 |
| 熊本県 | 4,067円 |
| 大分県 | 3,638円 |
| 宮崎県 | 3,971円 |
| 鹿児島県 | 4,458円 |
| 沖縄県 | 4,557円 |
日本地図で見ると、色が濃く出るのは茨城県です。
次いで群馬県、岩手県、岐阜県、栃木県が続きます。
淡いのは愛媛県、大分県、大阪府でした。
47都道府県の平均は4,226円、中央値は4,168円です。
茨城県の4,882円は平均の1.16倍にあたります。
1位と47位で1.37倍の開きがありました。
金額の差は月あたり1,309円です。
消費支出に占める割合で見ると沖縄県が2.13パーセントで最も高く、開きは1.46倍になります。
金額1位の茨城県は割合では13位、割合1位の沖縄県は金額では9位でした。
| 順位 | 都道府県 | 1か月の飲料への支出(円) | 地方 | 消費支出に占める割合 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 茨城県 | 4882 | 関東 | 1.8 |
| 2 | 群馬県 | 4830 | 関東 | 1.82 |
| 3 | 岩手県 | 4812 | 東北 | 1.9 |
| 4 | 岐阜県 | 4732 | 中部 | 1.84 |
| 5 | 栃木県 | 4684 | 関東 | 1.82 |
| 6 | 千葉県 | 4679 | 関東 | 1.71 |
| 7 | 福島県 | 4650 | 東北 | 1.82 |
| 8 | 山形県 | 4584 | 東北 | 1.79 |
| 9 | 沖縄県 | 4557 | 九州 | 2.13 |
| 10 | 鳥取県 | 4552 | 中国 | 1.63 |
| 11 | 秋田県 | 4479 | 東北 | 1.87 |
| 12 | 富山県 | 4469 | 中部 | 1.57 |
| 13 | 鹿児島県 | 4458 | 九州 | 2 |
| 14 | 石川県 | 4419 | 中部 | 1.59 |
| 15 | 静岡県 | 4390 | 中部 | 1.72 |
| 16 | 宮城県 | 4378 | 東北 | 1.75 |
| 17 | 埼玉県 | 4331 | 関東 | 1.72 |
| 18 | 香川県 | 4327 | 四国 | 1.84 |
| 19 | 青森県 | 4324 | 東北 | 2.06 |
| 20 | 神奈川県 | 4318 | 関東 | 1.62 |
| 21 | 山梨県 | 4245 | 中部 | 1.63 |
| 22 | 愛知県 | 4235 | 中部 | 1.66 |
| 23 | 山口県 | 4232 | 中国 | 1.78 |
| 24 | 福井県 | 4168 | 中部 | 1.57 |
| 25 | 兵庫県 | 4164 | 近畿 | 1.63 |
| 26 | 北海道 | 4162 | 北海道 | 1.84 |
| 27 | 滋賀県 | 4153 | 近畿 | 1.48 |
| 28 | 徳島県 | 4115 | 四国 | 1.71 |
| 29 | 佐賀県 | 4109 | 九州 | 1.8 |
| 30 | 長野県 | 4098 | 中部 | 1.56 |
| 31 | 熊本県 | 4067 | 九州 | 1.73 |
| 32 | 新潟県 | 4038 | 中部 | 1.55 |
| 33 | 長崎県 | 3996 | 九州 | 1.69 |
| 34 | 三重県 | 3983 | 近畿 | 1.72 |
| 35 | 宮崎県 | 3971 | 九州 | 1.86 |
| 36 | 島根県 | 3960 | 中国 | 1.51 |
| 37 | 広島県 | 3927 | 中国 | 1.53 |
| 38 | 和歌山県 | 3925 | 近畿 | 1.8 |
| 39 | 福岡県 | 3910 | 九州 | 1.76 |
| 40 | 京都府 | 3881 | 近畿 | 1.62 |
| 41 | 奈良県 | 3871 | 近畿 | 1.49 |
| 42 | 岡山県 | 3859 | 中国 | 1.64 |
| 43 | 高知県 | 3846 | 四国 | 1.73 |
| 44 | 東京都 | 3840 | 関東 | 1.46 |
| 45 | 大阪府 | 3819 | 近畿 | 1.57 |
| 46 | 大分県 | 3638 | 九州 | 1.51 |
| 47 | 愛媛県 | 3573 | 四国 | 1.6 |
このグラフについての豆知識
飲料の中身
茶類、コーヒー・ココア、他の飲料(果実・野菜ジュース、炭酸飲料、乳酸菌飲料、ミネラルウォーターなど)が含まれます。
酒類は別の費目として数えられ、ここには入りません。
喫茶店で飲むコーヒーは外食です。
家計調査との違い
当サイトには家計調査をもとにした食品の支出の記事もあります。
あちらは各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)を対象にした調査で、県全体の平均ではありません。
この記事で使う全国家計構造調査は、5年に1度、都道府県の全域を対象に行われます。
同じ品目でも数字が違うのはそのためです。
数字の開き
1位の茨城県は4,882円、47位の愛媛県は3,573円。
両者の間には1.37倍、金額にして月1,309円の開きがあります。
47都道府県の平均は4,226円、中央値は4,168円です。
平均と中央値が近いのは、極端に高い県や低い県が少なく、多くの県が真ん中あたりに集まっているためです。
消費支出に占める割合で見ると沖縄県が2.13パーセントで最も高く、平均は1.71パーセント。
開きは1.46倍になります。
順位の並びがにている記事
1世帯当たりの飲料への支出とよく似た並びになる記事が、当サイトにあるか探しました。
いちばん近かったのは【納豆への支出】平均年4,888円、東で多く西で少ないで、順位相関は0.61でした。
正反対だったのは【鶏肉への支出】平均年1万9,209円、産地と食卓が近いで、相関は-0.65です。
これは並びが近いというだけで、片方がもう片方を生んでいるという意味ではありません。
地図を2枚ならべてみてください。
地方のなかで見た1か月の飲料への支出
| 地方 | 最も多い(円) | 最も少ない(円) |
|---|---|---|
| 東北 | 岩手県 4812 | 青森県 4324 |
| 関東 | 茨城県 4882 | 東京都 3840 |
| 中部 | 岐阜県 4732 | 新潟県 4038 |
| 近畿 | 兵庫県 4164 | 大阪府 3819 |
| 中国 | 鳥取県 4552 | 岡山県 3859 |
| 四国 | 香川県 4327 | 愛媛県 3573 |
| 九州 | 沖縄県 4557 | 大分県 3638 |
まとめ
1世帯の飲料への支出を47都道府県で比べると、最も高い茨城県で4,882円、最も低い愛媛県で3,573円でした。
1位と47位の差は1.37倍です。
47都道府県の平均は4,226円、中央値は4,168円。
1位と47位の金額の差は月あたり1,309円、1年で15,708円になります。
消費支出に占める割合で見ると開きは1.46倍でした。
ここまでの1世帯当たりの飲料への支出の数字には、注意点が3つあります。
1つ目は、お酒は含まないこと。
2つ目は、喫茶店で飲む分は外食になること。
3つ目は標本調査なので、細かい項目ほど年による振れが大きいことです。
消費支出に占める割合では沖縄県が2.13パーセントで最も高くなりました。
地方別に県の平均を出すと東北6県が4,538円で最も高く、消費支出に占める割合では東北6県が1.87パーセントで最も高くなりました。
お酒への支出やコーヒーへの支出を比べた記事とあわせて読んでみてください。
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出典
- 統計名: 全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)
- 調査年: 2024年
- 公開元: 総務省統計局
- 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/stat-search/database?statdisp_id=0004040009
- 備考: 総世帯のうち全世帯の、1世帯当たり1か月間の平均額(収支項目コード21010110)。県庁所在市を対象とする家計調査とは違い、都道府県の全域が対象。消費支出に占める割合は同じ調査から計算した参考値
注記: 総世帯のうち全世帯の、1世帯当たり1か月間の平均額(収支項目コード21010110)。
県庁所在市を対象とする家計調査とは違い、都道府県の全域が対象。
消費支出に占める割合は同じ調査から計算した参考値
