【総菜など調理食品】1か月の平均は1万1,019円、食費の16%

【総菜など調理食品】1か月の平均は1万1,019円、食費の16%

弁当、総菜、冷凍食品などへの支出は、47都道府県の平均で1か月11,019円。
食費のおよそ15.6パーセントにあたります。
47都道府県で比べます。

使うのは総務省統計局の全国家計構造調査、2024年の数字。

富山県が12,953円で1位。
47都道府県の平均は11,019円、中央値は10,992円です。
1位と47位の差は1.47倍、消費支出に占める割合で見ると1.36倍でした。

47都道府県の単純平均

11,019円

1か月の調理食品への支出(2024年)

最も多い 富山県

12,953円

最も少ない 北海道

8,828円

地図で見る

1か月の調理食品への支出(2024年)
1か月の調理食品への支出(2024年) 全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)(総務省統計局)をもとに作成。単位は円。 北海道 8,828円青森 10,021円岩手 10,369円宮城 10,402円秋田 10,455円山形 11,258円福島 11,016円茨城 10,799円栃木 11,186円群馬 12,054円埼玉 12,421円千葉 12,587円東京 11,618円神奈川 12,644円新潟 11,283円富山 12,953円石川 11,347円福井 11,679円山梨 11,969円長野 11,510円岐阜 11,241円静岡 12,349円愛知 10,427円三重 11,617円滋賀 11,189円京都 10,413円大阪 10,652円兵庫 11,320円奈良 10,658円和歌山 9,972円鳥取 10,668円島根 10,992円岡山 10,691円広島 12,558円山口 10,004円徳島 9,743円香川 10,143円愛媛 10,311円高知 10,592円福岡 10,370円佐賀 10,101円長崎 11,641円熊本 11,224円大分 10,339円宮崎 10,410円鹿児島 10,750円沖縄 11,121円
1か月の調理食品への支出(円)
1か月の調理食品への支出(2024年)
項目1か月の調理食品への支出
北海道8,828円
青森県10,021円
岩手県10,369円
宮城県10,402円
秋田県10,455円
山形県11,258円
福島県11,016円
茨城県10,799円
栃木県11,186円
群馬県12,054円
埼玉県12,421円
千葉県12,587円
東京都11,618円
神奈川県12,644円
新潟県11,283円
富山県12,953円
石川県11,347円
福井県11,679円
山梨県11,969円
長野県11,510円
岐阜県11,241円
静岡県12,349円
愛知県10,427円
三重県11,617円
滋賀県11,189円
京都府10,413円
大阪府10,652円
兵庫県11,320円
奈良県10,658円
和歌山県9,972円
鳥取県10,668円
島根県10,992円
岡山県10,691円
広島県12,558円
山口県10,004円
徳島県9,743円
香川県10,143円
愛媛県10,311円
高知県10,592円
福岡県10,370円
佐賀県10,101円
長崎県11,641円
熊本県11,224円
大分県10,339円
宮崎県10,410円
鹿児島県10,750円
沖縄県11,121円

日本地図で見ると、色が濃く出るのは富山県です。
次いで神奈川県、千葉県、広島県、埼玉県が続きます。
淡いのは北海道、徳島県、和歌山県でした。

47都道府県の平均は11,019円、中央値は10,992円です。
富山県の12,953円は平均の1.18倍にあたります。

1位と47位で1.47倍の開きがありました。
金額の差は月あたり4,125円です。

消費支出に占める割合で見ると沖縄県が5.2パーセントで最も高く、開きは1.36倍になります。

金額1位の富山県は割合では20位、割合1位の沖縄県は金額では22位でした。

順位都道府県1か月の調理食品への支出(円)地方消費支出に占める割合
1富山県12953中部4.54
2神奈川県12644関東4.74
3千葉県12587関東4.59
4広島県12558中国4.9
5埼玉県12421関東4.92
6静岡県12349中部4.83
7群馬県12054関東4.55
8山梨県11969中部4.61
9福井県11679中部4.39
10長崎県11641九州4.93
11東京都11618関東4.42
12三重県11617近畿5.01
13長野県11510中部4.38
14石川県11347中部4.08
15兵庫県11320近畿4.44
16新潟県11283中部4.34
17山形県11258東北4.39
18岐阜県11241中部4.38
19熊本県11224九州4.78
20滋賀県11189近畿3.97
21栃木県11186関東4.34
22沖縄県11121九州5.2
23福島県11016東北4.32
24島根県10992中国4.19
25茨城県10799関東3.98
26鹿児島県10750九州4.83
27岡山県10691中国4.55
28鳥取県10668中国3.81
29奈良県10658近畿4.1
30大阪府10652近畿4.38
31高知県10592四国4.78
32秋田県10455東北4.36
33愛知県10427中部4.1
34京都府10413近畿4.33
35宮崎県10410九州4.88
36宮城県10402東北4.16
37福岡県10370九州4.67
38岩手県10369東北4.1
39大分県10339九州4.28
40愛媛県10311四国4.61
41香川県10143四国4.31
42佐賀県10101九州4.43
43青森県10021東北4.78
44山口県10004中国4.21
45和歌山県9972近畿4.57
46徳島県9743四国4.06
47北海道8828北海道3.9
全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)(2024年、総務省統計局)をもとに作成

調理食品への支出が多い上位5県

上位5都道府県の1か月の調理食品への支出
上位5都道府県の1か月の調理食品への支出 全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)(2024年) 02,0004,0006,0008,00010,00012,000富山県: 12,953円12,953円神奈川県: 12,644円12,644円千葉県: 12,587円12,587円広島県: 12,558円12,558円埼玉県: 12,421円12,421円富山県神奈川県千葉県広島県埼玉県
上位5都道府県の1か月の調理食品への支出
項目1か月の調理食品への支出
富山県12,953円
神奈川県12,644円
千葉県12,587円
広島県12,558円
埼玉県12,421円
下位5都道府県の1か月の調理食品への支出
下位5都道府県の1か月の調理食品への支出 全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)(2024年) 02,0004,0006,0008,00010,000北海道: 8,828円8,828円徳島県: 9,743円9,743円和歌山県: 9,972円9,972円山口県: 10,004円10,004円青森県: 10,021円10,021円北海道徳島県和歌山県山口県青森県
下位5都道府県の1か月の調理食品への支出
項目1か月の調理食品への支出
北海道8,828円
徳島県9,743円
和歌山県9,972円
山口県10,004円
青森県10,021円

調理食品への支出が多い上位5県です。

富山県は12,953円、神奈川県は12,644円、千葉県は12,587円でした。
富山県は2位の神奈川県の1.02倍です。

4位は広島県で12,558円、5位は埼玉県で12,421円。
6位以下は静岡県、群馬県、山梨県と続きました。

47都道府県の平均は11,019円、中央値は10,992円です。
1位の富山県は平均を1,934円上回り、平均の1.18倍にあたります。

2位と3位の差は57円、3位と4位の差は29円でした。
上位のなかでも順位ごとの開きは小さく、団子になっています。

1年に直すと、1位の富山県は155,436円ほどになります。
上位5県の平均は12,633円で、47都道府県の平均を1,614円上回りました。

上位5県のなかでも、1位と5位の差は532円あります。
中央値と比べると1位は1.18倍でした。

上位に並ぶのは、共働きが多く、調理の時間を買う余裕のある県だと考えられます。

消費支出に占める割合では順位が変わります

ここからは統計を離れて、1世帯当たりの調理食品への支出の背景を推測します。
確かめられた事実ではなく、ほかの数字と並べて考えた見立てとして読んでください。

消費支出に占める割合で割り直すと、並びが変わります。

1位は沖縄県の5.2パーセント、2位は三重県5.01パーセント、3位は長崎県4.93パーセント。

4位以下は埼玉県、広島県と続きます。
逆に割合の下位は北海道3.9パーセント、鳥取県3.81パーセント。
沖縄県と鳥取県では1.36倍の開きです。
47都道府県の平均は4.46パーセントでした。

消費支出に占める比率で見ると、南の県が首位に立ちます。
所得が相対的に低くても、調理食品への依存が高い地域です。

調理食品への支出は全国で伸び続けてきました。
単身世帯と共働き世帯が増えたことが大きな理由です。

調味料への支出が低い県ほど、この項目が高くなる傾向があります。
作るか買うかの選択が数字に表れます。

地方別に県の平均を出すと、関東7都県が11,901円で最も高く、北海道が8,828円で最も低くなります。
中部9県11,640円と中国5県10,983円がそれに続きました。

実数で見ると順位は変わる

消費支出に占める割合の上位5都道府県
消費支出に占める割合の上位5都道府県 全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)(2024年) 012345沖縄県: 5.25.2三重県: 5.05.0長崎県: 4.94.9埼玉県: 4.94.9広島県: 4.94.9沖縄県三重県長崎県埼玉県広島県
消費支出に占める割合の上位5都道府県
項目消費支出に占める割合
沖縄県5.2
三重県5.0
長崎県4.9
埼玉県4.9
広島県4.9

調理食品への支出が少ない下位5道県

調理食品への支出が少ない下位5道県です。

47位の北海道は8,828円、46位の徳島県は9,743円、45位の和歌山県は9,972円でした。
1位の富山県とは1.47倍の差があります。

44位は山口県で10,004円、43位は青森県で10,021円、42位は佐賀県で10,101円と続きます。

下位に来た道県では、家で作る比重が大きいのかもしれません。
ただし1.47倍と、開きそのものは大きくありません。

47位の北海道は平均の80.1パーセント、中央値の80.3パーセントにあたります。
平均との差は2,191円でした。

1位と47位の差は月あたり4,125円。
1年に直すと49,500円の開きになります。

46位との差は915円、45位との差は1,144円でした。
下位のほうも順位ごとの差はわずかです。

下位5県の平均は9,714円。
47都道府県の平均を1,305円下回り、上位5県との差は2,919円になります。

地方別に見る

地方別の平均(1か月の調理食品への支出)
地方別の平均(1か月の調理食品への支出) 全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)(2024年) 04,0008,000北海道: 8,828円8,828円東北: 10,587円10,587円関東: 11,901円11,901円中部: 11,640円11,640円近畿: 10,832円10,832円中国: 10,983円10,983円四国: 10,197円10,197円九州: 10,745円10,745円北海道東北関東中部近畿中国四国九州
地方別の平均(1か月の調理食品への支出)
項目1か月の調理食品への支出の平均
北海道8,828円
東北10,587円
関東11,901円
中部11,640円
近畿10,832円
中国10,983円
四国10,197円
九州10,745円

調理食品への支出は、共働きの多い地方で高くなります。

地方別に県の平均を出すと、関東7都県が11,901円で最も高くなります。
次いで中部9県が11,640円、中国5県が10,983円、近畿7府県が10,832円と続きました。

低いほうは九州・沖縄8県が10,745円、東北6県が10,587円、四国4県が10,197円、北海道が8,828円でした。

消費支出に占める割合で見ると並びが変わります。
九州・沖縄8県が4.75パーセント、関東7都県が4.51パーセント、四国4県が4.44パーセントの順に高く、最も低いのは北海道が3.9パーセントです。

このグラフについての豆知識

調理食品の中身

主食的調理食品(弁当、すし、おにぎり、調理パンなど)と、他の調理食品(総菜、冷凍調理食品、レトルトなど)が含まれます。

コンビニやスーパーで買う弁当や総菜がここに入ります。
店で食べれば外食です。

家計調査との違い

当サイトには家計調査をもとにした食品の支出の記事もあります。
あちらは各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)を対象にした調査で、県全体の平均ではありません。

この記事で使う全国家計構造調査は、5年に1度、都道府県の全域を対象に行われます。
同じ品目でも数字が違うのはそのためです。

数字の開き

1位の富山県は12,953円、47位の北海道は8,828円。
両者の間には1.47倍、金額にして月4,125円の開きがあります。

47都道府県の平均は11,019円、中央値は10,992円です。
平均と中央値が近いのは、極端に高い県や低い県が少なく、多くの県が真ん中あたりに集まっているためです。

消費支出に占める割合で見ると沖縄県が5.2パーセントで最も高く、平均は4.46パーセント。
開きは1.36倍になります。

順位の並びがにている記事

同じ形の地図になる記事はあるでしょうか。
1世帯当たりの調理食品への支出の順位で探してみます。

並びが最も重なったのは【1か月の食費】平均7万610円、消費支出の28.5%にあたるで、相関は0.63です。
正反対だったのは【世帯所得300万円未満】全国19.4%、年金世帯も含むで、相関は-0.67です。

これは並びが近いというだけで、片方がもう片方を生んでいるという意味ではありません。
地図を2枚ならべてみてください。

地方のなかで見た1か月の調理食品への支出

地方最も多い(円)最も少ない(円)
東北山形県 11258青森県 10021
関東神奈川県 12644茨城県 10799
中部富山県 12953愛知県 10427
近畿三重県 11617和歌山県 9972
中国広島県 12558山口県 10004
四国高知県 10592徳島県 9743
九州長崎県 11641佐賀県 10101
全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)(2024年、総務省統計局)をもとに作成

まとめ

1世帯の調理食品への支出を47都道府県で比べると、最も高い富山県で12,953円、最も低い北海道で8,828円でした。
1位と47位の差は1.47倍です。

47都道府県の平均は11,019円、中央値は10,992円。
1位と47位の金額の差は月あたり4,125円、1年で49,500円になります。
消費支出に占める割合で見ると開きは1.36倍でした。

1世帯当たりの調理食品への支出を読み取るうえで、確かめておきたいことが3つあります。
1つ目は、店で食べれば外食に分類されること。
2つ目は、共働きの多さに左右されること。
3つ目は標本調査なので、細かい項目ほど年による振れが大きいことです。

消費支出に占める割合では沖縄県が5.2パーセントで最も高くなりました。

地方別に県の平均を出すと関東7都県が11,901円で最も高く、消費支出に占める割合では九州・沖縄8県が4.75パーセントで最も高くなりました。
調味料への支出やコンビニの数を比べた記事とあわせて読んでみてください。

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出典

  • 統計名: 全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)
  • 調査年: 2024年
  • 公開元: 総務省統計局
  • 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/stat-search/database?statdisp_id=0004040009
  • 備考: 総世帯のうち全世帯の、1世帯当たり1か月間の平均額(収支項目コード21010109)。県庁所在市を対象とする家計調査とは違い、都道府県の全域が対象。消費支出に占める割合は同じ調査から計算した参考値

注記: 総世帯のうち全世帯の、1世帯当たり1か月間の平均額(収支項目コード21010109)。
県庁所在市を対象とする家計調査とは違い、都道府県の全域が対象。
消費支出に占める割合は同じ調査から計算した参考値

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