サッカーにも野球にも使える多目的運動広場は、全国で7,711施設。
地域のグラウンドとして最も数の多い施設です。
47都道府県で比べます。
使うのは総務省統計局の社会・人口統計体系、2021年の数字。
北海道が330施設で1位。
実数の差は7倍と小さく、全国にまんべんなく置かれています。
47都道府県の平均は164.1施設、中央値は145施設です。
1位と47位の間には7倍の開き、人口10万人あたりでは21.1倍の開きがありました。
47都道府県の単純平均
164施設
公共多目的運動広場数(2021年)
最も多い 北海道
330施設
最も少ない 福井県
47施設
地図で見る
| 項目 | 公共多目的運動広場数 |
|---|---|
| 北海道 | 330施設 |
| 青森県 | 71施設 |
| 岩手県 | 116施設 |
| 宮城県 | 145施設 |
| 秋田県 | 140施設 |
| 山形県 | 102施設 |
| 福島県 | 264施設 |
| 茨城県 | 177施設 |
| 栃木県 | 114施設 |
| 群馬県 | 247施設 |
| 埼玉県 | 261施設 |
| 千葉県 | 208施設 |
| 東京都 | 134施設 |
| 神奈川県 | 322施設 |
| 新潟県 | 166施設 |
| 富山県 | 109施設 |
| 石川県 | 81施設 |
| 福井県 | 47施設 |
| 山梨県 | 131施設 |
| 長野県 | 263施設 |
| 岐阜県 | 209施設 |
| 静岡県 | 317施設 |
| 愛知県 | 245施設 |
| 三重県 | 103施設 |
| 滋賀県 | 116施設 |
| 京都府 | 141施設 |
| 大阪府 | 237施設 |
| 兵庫県 | 186施設 |
| 奈良県 | 83施設 |
| 和歌山県 | 91施設 |
| 鳥取県 | 111施設 |
| 島根県 | 97施設 |
| 岡山県 | 146施設 |
| 広島県 | 298施設 |
| 山口県 | 186施設 |
| 徳島県 | 78施設 |
| 香川県 | 71施設 |
| 愛媛県 | 149施設 |
| 高知県 | 87施設 |
| 福岡県 | 235施設 |
| 佐賀県 | 145施設 |
| 長崎県 | 177施設 |
| 熊本県 | 231施設 |
| 大分県 | 100施設 |
| 宮崎県 | 132施設 |
| 鹿児島県 | 232施設 |
| 沖縄県 | 80施設 |
日本地図で見ると、色が濃く出るのは北海道です。
次いで神奈川県、静岡県、広島県、福島県が続きます。
淡いのは福井県、香川県、青森県でした。
47都道府県の平均は164.1施設、中央値は145施設です。
北海道の330施設は平均の2.0倍にあたります。
上位3で12.6パーセント、1位と47位で7倍の開きがありました。
人口10万人あたりに直すと鳥取県が20.22施設で最も多く、開きは21.1倍になります。
実数1位の北海道は人口あたりでは30位、人口あたり1位の鳥取県は実数では33位でした。
| 順位 | 都道府県 | 公共多目的運動広場数(施設) | 地方 | 人口10万人あたりの公共多目的運動広場数 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 北海道 | 330 | 北海道 | 6.37 |
| 2 | 神奈川県 | 322 | 関東 | 3.49 |
| 3 | 静岡県 | 317 | 中部 | 8.79 |
| 4 | 広島県 | 298 | 中国 | 10.72 |
| 5 | 福島県 | 264 | 東北 | 14.57 |
| 6 | 長野県 | 263 | 中部 | 12.94 |
| 7 | 埼玉県 | 261 | 関東 | 3.56 |
| 8 | 群馬県 | 247 | 関東 | 12.82 |
| 9 | 愛知県 | 245 | 中部 | 3.26 |
| 10 | 大阪府 | 237 | 近畿 | 2.69 |
| 11 | 福岡県 | 235 | 九州 | 4.59 |
| 12 | 鹿児島県 | 232 | 九州 | 14.72 |
| 13 | 熊本県 | 231 | 九州 | 13.37 |
| 14 | 岐阜県 | 209 | 中部 | 10.66 |
| 15 | 千葉県 | 208 | 関東 | 3.31 |
| 16 | 山口県 | 186 | 中国 | 14.01 |
| 16 | 兵庫県 | 186 | 近畿 | 3.42 |
| 18 | 茨城県 | 177 | 関東 | 6.21 |
| 18 | 長崎県 | 177 | 九州 | 13.65 |
| 20 | 新潟県 | 166 | 中部 | 7.63 |
| 21 | 愛媛県 | 149 | 四国 | 11.28 |
| 22 | 岡山県 | 146 | 中国 | 7.78 |
| 23 | 宮城県 | 145 | 東北 | 6.33 |
| 23 | 佐賀県 | 145 | 九州 | 17.99 |
| 25 | 京都府 | 141 | 近畿 | 5.51 |
| 26 | 秋田県 | 140 | 東北 | 14.81 |
| 27 | 東京都 | 134 | 関東 | 0.96 |
| 28 | 宮崎県 | 132 | 九州 | 12.44 |
| 29 | 山梨県 | 131 | 中部 | 16.27 |
| 30 | 岩手県 | 116 | 東北 | 9.70 |
| 30 | 滋賀県 | 116 | 近畿 | 8.22 |
| 32 | 栃木県 | 114 | 関東 | 5.93 |
| 33 | 鳥取県 | 111 | 中国 | 20.22 |
| 34 | 富山県 | 109 | 中部 | 10.63 |
| 35 | 三重県 | 103 | 近畿 | 5.87 |
| 36 | 山形県 | 102 | 東北 | 9.67 |
| 37 | 大分県 | 100 | 九州 | 8.98 |
| 38 | 島根県 | 97 | 中国 | 14.59 |
| 39 | 和歌山県 | 91 | 近畿 | 9.96 |
| 40 | 高知県 | 87 | 四国 | 12.72 |
| 41 | 奈良県 | 83 | 近畿 | 6.31 |
| 42 | 石川県 | 81 | 中部 | 7.20 |
| 43 | 沖縄県 | 80 | 九州 | 5.45 |
| 44 | 徳島県 | 78 | 四国 | 10.96 |
| 45 | 香川県 | 71 | 四国 | 7.54 |
| 45 | 青森県 | 71 | 東北 | 5.81 |
| 47 | 福井県 | 47 | 中部 | 6.18 |
多目的運動広場が多い5道県
多目的運動広場が多い上位5道県です。
北海道は330施設、神奈川県は322施設、静岡県は317施設でした。
北海道は2位の神奈川県の1.02倍です。
4位は広島県で298施設、5位は福島県で264施設。
上位5で全国の19.9パーセント、上位3で12.6パーセント、上位10で36.1パーセントでした。
1位だけで4.3パーセントを占めます。
47都道府県の平均は164.1施設なので、1位は平均の2.0倍。
中央値の145施設と比べると2.3倍にあたります。
6位以下は長野県で263施設、埼玉県で261施設、群馬県で247施設と続きました。
2位と3位の差は5施設、3位と4位の差は19施設でした。
上位5より下の42都道府県で、全国の80.1パーセントを分け合っています。
1位と2位を合わせると652施設。
これだけで全国の8.5パーセントにあたります。
1位と2位はごくわずかな差でした。
面積の広い道と人口の多い県が並ぶところに、この施設の性格が出ています。
実数の差は7倍と、この記事では最も小さい部類です
数字を並べるところまでが統計の仕事で、ここから先は解釈になります。
公共の多目的運動広場の数の分布について、ほかの指標と突き合わせて立てた推測を書きます。
事実として確かめたものではありません。
人口10万人あたりで割り直すと、差はむしろ広がります。
1位は鳥取県の20.22施設、2位は佐賀県17.99施設、3位は山梨県16.27施設。
4位以下は秋田県、鹿児島県と続きます。
逆に人口あたりの下位は大阪府2.69施設、東京都0.96施設。
鳥取県と東京都では21.1倍の開きです。
多目的運動広場は、専用の設備を持たない土のグラウンドが中心です。
造る費用が小さいため、小さな自治体でも整備しやすい施設だと言えます。
ですから市町村の数が多い県ほど、住民あたりの数は増えます。
実数では7倍だった差が、人口あたりでは21.1倍に広がるのはそのためです。
人口あたりの下位に来るのは大都市を抱える都府県です。
用地が限られ、1面のグラウンドを多くの人が分け合うことになります。
陸上競技場のような専用施設とは違い、この広場は日常の運動の場です。
数の多さがそのまま身近さにつながります。
地方別に人口10万人あたりの平均を出すと、中国5県が11.6施設で最も多く、関東7都県が3.4施設で最も少なくなります。
四国4県10.5施設と東北6県9.8施設がそれに続きました。
実数で見ると順位は変わる
多目的運動広場が少ない5県
多目的運動広場が少ない下位5県です。
47位の福井県は47施設、46位の香川県は71施設、45位の青森県は71施設でした。
1位の北海道とは7倍の差があります。
44位は徳島県で78施設、43位は沖縄県で80施設、42位は石川県で81施設と続きます。
1位と47位で7倍。
この記事で扱う指標のなかで最も小さい開きです。
47都道府県の中央値は145施設。
平均は164.1施設なので、平均が中央値の1.1倍です。
47位の福井県は平均の28.6パーセント、中央値の32.4パーセントにあたります。
下位5県を合わせても全国の4.5パーセントにしかなりません。
1位の北海道1つで4.3パーセントを占めるのとは対照的です。
47位の福井県は、1位の北海道の14.24パーセントにあたる水準です。
46位との差は24施設、45位との差は24施設でした。
1位の北海道と47位の福井県の間には283施設の開きがあります。
地方別に見る
多目的運動広場は、全国にまんべんなく置かれています。
地方別に合計を出すと、中部9県が全国の20.3パーセントで最も大きくなります。
次いで関東7都県が19パーセント、九州・沖縄8県が17.3パーセント、近畿7府県が12.4パーセントと続きました。
少ないほうは東北6県が10.9パーセント、中国5県が10.9パーセント、四国4県が5パーセント、北海道が4.3パーセントでした。
人口10万人あたりの平均で見ると並びが変わります。
中国5県が11.6施設、四国4県が10.5施設、東北6県が9.8施設の順に多く、最も少ないのは関東7都県が3.4施設です。
このグラフについての豆知識
多目的運動広場とは
特定の競技専用ではなく、サッカー、野球、陸上など複数の用途に使えるグラウンドのことです。
社会体育施設のなかで最も数の多い区分です。
専用の観客席や照明を持たない、簡素な施設が中心になります。
造りやすい施設
土のグラウンドであれば、整備の費用は建物を建てるよりずっと小さくなります。
小規模な自治体でも用意しやすい施設です。
全国では7,711施設。
47都道府県の平均はおよそ164施設になります。
数字の開き
1位の北海道は330施設、47位の福井県は47施設。
両者の間には7倍の開きがあります。
上位3で全国の12.6パーセント、上位10で36.1パーセントを占めます。
中央値は145施設、平均は164.1施設です。
平均が中央値を上回るのは、上位のいくつかの都道府県が全体を押し上げているためです。
人口10万人あたりに直すと21.1倍の開きになります。
実数の順位がどこまで人口の多さを映しているかは、この2つを見比べると分かります。
10年前とくらべると
全国の公共の多目的運動広場の数は、2011年の7,346施設から2021年の7,711施設へ、この10年で5%増えました。
1位は2011年も北海道で、10年たっても変わっていません。
伸びがいちばん大きかったのは愛媛県で、33%増でした。
順位の並びがにている記事
公共の多目的運動広場の数とよく似た並びになる記事が、当サイトにあるか探しました。
最も似ていたのは【公共のスポーツ施設】全国4万5,658施設、人口あたりでは大都市が下位(順位相関0.83)です。
逆に、ほぼ裏返しの並びになったのが【ひとりが使う部屋数】全国1.93室、差は1.52倍(相関-0.52)でした。
並びが似ていても、そこに関係があるとまでは言えません。
ただ、2つの地図をならべると読み方のヒントにはなります。
地方のなかで見た公共多目的運動広場数
| 地方 | 最も多い(施設) | 最も少ない(施設) |
|---|---|---|
| 東北 | 福島県 264 | 青森県 71 |
| 関東 | 神奈川県 322 | 栃木県 114 |
| 中部 | 静岡県 317 | 福井県 47 |
| 近畿 | 大阪府 237 | 奈良県 83 |
| 中国 | 広島県 298 | 島根県 97 |
| 四国 | 愛媛県 149 | 香川県 71 |
| 九州 | 福岡県 235 | 沖縄県 80 |
まとめ
公共の多目的運動広場の数を47都道府県で比べると、最も多い北海道で330施設、最も少ない福井県で47施設でした。
1位と47位の間には7倍の開きがあります。
上位3で全国の12.6パーセント、上位10で36.1パーセントを占めます。
47都道府県の中央値は145施設、平均は164.1施設でした。
人口10万人あたりに直すと21.1倍の開きになります。
公共の多目的運動広場の数の順位を見るときは、次の3点をあわせて見てください。
1つ目は、公共の施設だけを数えること。
2つ目は、学校のグラウンドは含まないこと。
3つ目は2021年の数字であることです。
人口10万人あたりでは鳥取県が20.22施設で最多。
実数の1位とは顔ぶれが変わります。
地方別に合計を出すと中部9県が全国の20.3パーセントで最多、人口10万人あたりでは中国5県が11.6施設で最多でした。
陸上競技場や運動公園の数を比べた記事とあわせて読んでみてください。
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出典
- 統計名: 社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)
- 調査年: 2021年
- 公開元: 総務省統計局
- 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/regional-statistics/ssdsview/prefectures
- 備考: 指標コードG310203(公共多目的運動広場数)の2021年の値。人口10万人あたりは2021年の総人口で割った参考値
注記: 指標コードG310203(公共多目的運動広場数)の2021年の値。
人口10万人あたりは2021年の総人口で割った参考値
