お祝いや香典など受け取る特別なお金は、ひと月あたりに直すといくらになるのでしょうか。
勤労者世帯について47都道府県で比べます。
使うのは総務省統計局の全国家計構造調査、2024年の数字。
和歌山県が27,854円で1位。
47都道府県の平均は8,351円、中央値は6,596円です。
1位と47位の差は9.64倍、実収入に占める割合で見ると9.89倍でした。
47都道府県の単純平均
8,351円
1か月の特別収入(2024年)
最も多い 和歌山県
27,854円
最も少ない 山形県
2,889円
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| 項目 | 1か月の特別収入 |
|---|---|
| 北海道 | 6,596円 |
| 青森県 | 5,302円 |
| 岩手県 | 20,306円 |
| 宮城県 | 7,831円 |
| 秋田県 | 4,320円 |
| 山形県 | 2,889円 |
| 福島県 | 21,562円 |
| 茨城県 | 11,250円 |
| 栃木県 | 6,626円 |
| 群馬県 | 7,165円 |
| 埼玉県 | 4,796円 |
| 千葉県 | 4,381円 |
| 東京都 | 16,390円 |
| 神奈川県 | 4,951円 |
| 新潟県 | 5,226円 |
| 富山県 | 6,623円 |
| 石川県 | 5,556円 |
| 福井県 | 7,917円 |
| 山梨県 | 9,233円 |
| 長野県 | 7,821円 |
| 岐阜県 | 6,672円 |
| 静岡県 | 5,364円 |
| 愛知県 | 4,932円 |
| 三重県 | 4,379円 |
| 滋賀県 | 5,989円 |
| 京都府 | 19,316円 |
| 大阪府 | 3,410円 |
| 兵庫県 | 6,483円 |
| 奈良県 | 3,591円 |
| 和歌山県 | 27,854円 |
| 鳥取県 | 5,262円 |
| 島根県 | 14,396円 |
| 岡山県 | 6,086円 |
| 広島県 | 13,196円 |
| 山口県 | 8,323円 |
| 徳島県 | 7,882円 |
| 香川県 | 4,193円 |
| 愛媛県 | 8,498円 |
| 高知県 | 17,790円 |
| 福岡県 | 7,255円 |
| 佐賀県 | 4,184円 |
| 長崎県 | 4,528円 |
| 熊本県 | 6,870円 |
| 大分県 | 6,575円 |
| 宮崎県 | 4,000円 |
| 鹿児島県 | 14,657円 |
| 沖縄県 | 4,074円 |
日本地図で見ると、色が濃く出るのは和歌山県です。
次いで福島県、岩手県、京都府、高知県が続きます。
淡いのは山形県、大阪府、奈良県でした。
47都道府県の平均は8,351円、中央値は6,596円です。
和歌山県の27,854円は平均の3.34倍にあたります。
1位と47位で9.64倍の開きがありました。
金額の差は月あたり24,965円です。
実収入に占める割合で見ると和歌山県が6.13パーセントで最も高く、開きは9.89倍になります。
金額1位の和歌山県は割合では1位、割合1位の和歌山県は金額では1位でした。
| 順位 | 都道府県 | 1か月の特別収入(円) | 地方 | 実収入に占める割合 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 和歌山県 | 27854 | 近畿 | 6.13 |
| 2 | 福島県 | 21562 | 東北 | 4.64 |
| 3 | 岩手県 | 20306 | 東北 | 4.35 |
| 4 | 京都府 | 19316 | 近畿 | 4.46 |
| 5 | 高知県 | 17790 | 四国 | 3.94 |
| 6 | 東京都 | 16390 | 関東 | 3.27 |
| 7 | 鹿児島県 | 14657 | 九州 | 3.47 |
| 8 | 島根県 | 14396 | 中国 | 3.05 |
| 9 | 広島県 | 13196 | 中国 | 2.74 |
| 10 | 茨城県 | 11250 | 関東 | 2.23 |
| 11 | 山梨県 | 9233 | 中部 | 1.94 |
| 12 | 愛媛県 | 8498 | 四国 | 2.02 |
| 13 | 山口県 | 8323 | 中国 | 1.83 |
| 14 | 福井県 | 7917 | 中部 | 1.54 |
| 15 | 徳島県 | 7882 | 四国 | 1.56 |
| 16 | 宮城県 | 7831 | 東北 | 1.67 |
| 17 | 長野県 | 7821 | 中部 | 1.69 |
| 18 | 福岡県 | 7255 | 九州 | 1.7 |
| 19 | 群馬県 | 7165 | 関東 | 1.45 |
| 20 | 熊本県 | 6870 | 九州 | 1.55 |
| 21 | 岐阜県 | 6672 | 中部 | 1.34 |
| 22 | 栃木県 | 6626 | 関東 | 1.34 |
| 23 | 富山県 | 6623 | 中部 | 1.25 |
| 24 | 北海道 | 6596 | 北海道 | 1.57 |
| 25 | 大分県 | 6575 | 九州 | 1.48 |
| 26 | 兵庫県 | 6483 | 近畿 | 1.38 |
| 27 | 岡山県 | 6086 | 中国 | 1.35 |
| 28 | 滋賀県 | 5989 | 近畿 | 1.25 |
| 29 | 石川県 | 5556 | 中部 | 1.2 |
| 30 | 静岡県 | 5364 | 中部 | 1.11 |
| 31 | 青森県 | 5302 | 東北 | 1.25 |
| 32 | 鳥取県 | 5262 | 中国 | 1.13 |
| 33 | 新潟県 | 5226 | 中部 | 1.1 |
| 34 | 神奈川県 | 4951 | 関東 | 0.96 |
| 35 | 愛知県 | 4932 | 中部 | 0.99 |
| 36 | 埼玉県 | 4796 | 関東 | 0.99 |
| 37 | 長崎県 | 4528 | 九州 | 1.03 |
| 38 | 千葉県 | 4381 | 関東 | 0.87 |
| 39 | 三重県 | 4379 | 近畿 | 0.95 |
| 40 | 秋田県 | 4320 | 東北 | 0.99 |
| 41 | 香川県 | 4193 | 四国 | 0.9 |
| 42 | 佐賀県 | 4184 | 九州 | 0.93 |
| 43 | 沖縄県 | 4074 | 九州 | 1.07 |
| 44 | 宮崎県 | 4000 | 九州 | 0.96 |
| 45 | 奈良県 | 3591 | 近畿 | 0.74 |
| 46 | 大阪府 | 3410 | 近畿 | 0.75 |
| 47 | 山形県 | 2889 | 東北 | 0.62 |
特別収入が多い上位5県
特別収入が多い上位5県です。
和歌山県は27,854円、福島県は21,562円、岩手県は20,306円でした。
和歌山県は2位の福島県の1.29倍です。
4位は京都府で19,316円、5位は高知県で17,790円。
6位以下は東京都、鹿児島県、島根県と続きました。
47都道府県の平均は8,351円、中央値は6,596円です。
1位の和歌山県は平均を19,503円上回り、平均の3.34倍にあたります。
2位と3位の差は1,256円、3位と4位の差は990円でした。
上位のなかでも順位ごとの開きは小さく、団子になっています。
1年に直すと、1位の和歌山県は334,248円ほどになります。
上位5県の平均は21,366円で、47都道府県の平均を13,015円上回りました。
上位5県のなかでも、1位と5位の差は10,064円あります。
中央値と比べると1位は4.22倍でした。
1位は近畿の県でした。
全国の平均の2倍を超えます。
実収入に占める割合で見ます
なぜこういう並びになるのか、ここからは考えてみます。
以下は1世帯当たりの特別収入の統計から直接読み取れることではなく、別の数字と照らして立てた推測です。
実収入に占める割合で割り直すと、並びが変わります。
1位は和歌山県の6.13パーセント、2位は福島県4.64パーセント、3位は京都府4.46パーセント。
4位以下は岩手県、高知県と続きます。
逆に割合の下位は奈良県0.74パーセント、山形県0.62パーセント。
和歌山県と山形県では9.89倍の開きです。
47都道府県の平均は1.8パーセントでした。
実収入に占める割合で見ても1位は変わりません。
受け取るお金は年による振れがとても大きい項目です。
特別収入には受贈金や相続にかかわるお金が含まれます。
たまたま大きな受け取りがあった世帯が平均を動かします。
当サイトの贈与金への支出を比べた記事とあわせて見ると、お金のやりとりの姿が見えてきます。
地方別に県の平均を出すと、東北6県が10,368円で最も高く、九州・沖縄8県が6,518円で最も低くなります。
近畿7府県10,146円と四国4県9,591円がそれに続きました。
実数で見ると順位は変わる
特別収入が少ない下位5県
特別収入が少ない下位5県です。
47位の山形県は2,889円、46位の大阪府は3,410円、45位の奈良県は3,591円でした。
1位の和歌山県とは9.64倍の差があります。
44位は宮崎県で4,000円、43位は沖縄県で4,074円、42位は佐賀県で4,184円と続きます。
47位は東北の県でした。
1位との差は9.64倍にのぼります。
47位の山形県は平均の34.6パーセント、中央値の43.8パーセントにあたります。
平均との差は5,462円でした。
1位と47位の差は月あたり24,965円。
1年に直すと299,580円の開きになります。
46位との差は521円、45位との差は702円でした。
下位のほうも順位ごとの差はわずかです。
下位5県の平均は3,593円。
47都道府県の平均を4,758円下回り、上位5県との差は17,773円になります。
47位の山形県と43位の沖縄県の差は1,185円です。
下位のほうは金額が近く、順位は僅差で決まりました。
地方別に見る
特別収入は、年による振れがとても大きい項目です。
地方別に県の平均を出すと、東北6県が10,368円で最も高くなります。
次いで近畿7府県が10,146円、四国4県が9,591円、中国5県が9,453円と続きました。
低いほうは関東7都県が7,937円、北海道が6,596円、中部9県が6,594円、九州・沖縄8県が6,518円でした。
実収入に占める割合で見ると並びが変わります。
東北6県が2.25パーセント、近畿7府県が2.24パーセント、四国4県が2.1パーセントの順に高く、最も低いのは中部9県が1.35パーセントです。
このグラフについての豆知識
受け取る側のお金
特別収入は、受贈金や他の特別収入からなります。
お祝いや香典を受け取った分がここに入ります。
払う側は交際費のなかの贈与金として集計されます。
当サイトにその記事もあります。
勤労者世帯が対象
収入にまつわる項目は、世帯主が会社などに勤めている勤労者世帯でしか集計されません。
自営業の世帯や無職の世帯は含まれないため、県全体の平均収入とは違います。
また県庁所在市を対象とする家計調査とは違い、この調査は都道府県の全域が対象です。
標本調査による推計値なので、金額の小さい項目ほど年による振れが大きくなります。
数字の開き
1位の和歌山県は27,854円、47位の山形県は2,889円。
両者の間には9.64倍、金額にして月24,965円の開きがあります。
47都道府県の平均は8,351円、中央値は6,596円です。
平均と中央値が近いのは、極端に高い県や低い県が少なく、多くの県が真ん中あたりに集まっているためです。
実収入に占める割合で見ると和歌山県が6.13パーセントで最も高く、平均は1.8パーセント。
開きは9.89倍になります。
地方のなかで見た1か月の特別収入
| 地方 | 最も多い(円) | 最も少ない(円) |
|---|---|---|
| 東北 | 福島県 21562 | 山形県 2889 |
| 関東 | 東京都 16390 | 千葉県 4381 |
| 中部 | 山梨県 9233 | 愛知県 4932 |
| 近畿 | 和歌山県 27854 | 大阪府 3410 |
| 中国 | 島根県 14396 | 鳥取県 5262 |
| 四国 | 高知県 17790 | 香川県 4193 |
| 九州 | 鹿児島県 14657 | 宮崎県 4000 |
まとめ
1か月の特別収入を47都道府県で比べると、最も高い和歌山県で27,854円、最も低い山形県で2,889円でした。
1位と47位の差は9.64倍です。
47都道府県の平均は8,351円、中央値は6,596円。
1位と47位の金額の差は月あたり24,965円、1年で299,580円になります。
実収入に占める割合で見ると開きは9.89倍でした。
1世帯当たりの特別収入の順位を見るときは、次の3点をあわせて見てください。
1つ目は、勤労者世帯だけを対象にしていること。
2つ目は、年による振れがとても大きいこと。
3つ目は標本調査なので、細かい項目ほど年による振れが大きいことです。
実収入に占める割合では和歌山県が6.13パーセントで最も高くなりました。
地方別に県の平均を出すと東北6県が10,368円で最も高く、実収入に占める割合では東北6県が2.25パーセントで最も高くなりました。
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出典
- 統計名: 全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)
- 調査年: 2024年
- 公開元: 総務省統計局
- 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/stat-search/database?statdisp_id=0004040009
- 備考: 総世帯のうち勤労者世帯の、1世帯当たり1か月間の平均額(収支項目コード3102)。県庁所在市を対象とする家計調査とは違い、都道府県の全域が対象。実収入に占める割合は同じ調査から計算した参考値
注記: 総世帯のうち勤労者世帯の、1世帯当たり1か月間の平均額(収支項目コード3102)。
県庁所在市を対象とする家計調査とは違い、都道府県の全域が対象。
実収入に占める割合は同じ調査から計算した参考値
