【1か月の贈与金】平均4,790円、人づきあいの厚さを映す

【1か月の贈与金】平均4,790円、人づきあいの厚さを映す

お祝いや香典など人に渡すお金に、1世帯はひと月いくら使っているのでしょうか。
47都道府県で比べます。

使うのは総務省統計局の全国家計構造調査、2024年の数字。

新潟県が8,858円で1位。
47都道府県の平均は4,790円、中央値は4,618円です。
1位と47位の差は3.26倍、消費支出に占める割合で見ると3.13倍でした。
金額そのものと、消費支出に占める割合の両方から見ていきます。

47都道府県の単純平均

4,790円

1か月の贈与金(2024年)

最も多い 新潟県

8,858円

最も少ない 京都府

2,714円

地図で見る

1か月の贈与金(2024年)
1か月の贈与金(2024年) 全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)(総務省統計局)をもとに作成。単位は円。 北海道 4,039円青森 2,766円岩手 5,709円宮城 5,020円秋田 4,625円山形 4,645円福島 6,878円茨城 4,093円栃木 5,299円群馬 5,170円埼玉 4,393円千葉 4,951円東京 3,499円神奈川 3,211円新潟 8,858円富山 8,311円石川 4,417円福井 6,114円山梨 6,906円長野 4,701円岐阜 4,267円静岡 5,250円愛知 3,171円三重 3,507円滋賀 3,845円京都 2,714円大阪 2,958円兵庫 4,617円奈良 3,541円和歌山 3,490円鳥取 6,501円島根 5,033円岡山 4,586円広島 3,483円山口 8,404円徳島 4,807円香川 3,076円愛媛 4,823円高知 3,716円福岡 4,368円佐賀 4,935円長崎 5,859円熊本 4,618円大分 5,682円宮崎 4,204円鹿児島 5,572円沖縄 4,481円
1か月の贈与金(円)
1か月の贈与金(2024年)
項目1か月の贈与金
北海道4,039円
青森県2,766円
岩手県5,709円
宮城県5,020円
秋田県4,625円
山形県4,645円
福島県6,878円
茨城県4,093円
栃木県5,299円
群馬県5,170円
埼玉県4,393円
千葉県4,951円
東京都3,499円
神奈川県3,211円
新潟県8,858円
富山県8,311円
石川県4,417円
福井県6,114円
山梨県6,906円
長野県4,701円
岐阜県4,267円
静岡県5,250円
愛知県3,171円
三重県3,507円
滋賀県3,845円
京都府2,714円
大阪府2,958円
兵庫県4,617円
奈良県3,541円
和歌山県3,490円
鳥取県6,501円
島根県5,033円
岡山県4,586円
広島県3,483円
山口県8,404円
徳島県4,807円
香川県3,076円
愛媛県4,823円
高知県3,716円
福岡県4,368円
佐賀県4,935円
長崎県5,859円
熊本県4,618円
大分県5,682円
宮崎県4,204円
鹿児島県5,572円
沖縄県4,481円

日本地図で見ると、色が濃く出るのは新潟県です。
次いで山口県、富山県、山梨県、福島県が続きます。
淡いのは京都府、青森県、大阪府でした。

47都道府県の平均は4,790円、中央値は4,618円です。
新潟県の8,858円は平均の1.85倍にあたります。

1位と47位で3.26倍の開きがありました。
金額の差は月あたり6,144円です。

消費支出に占める割合で見ると山口県が3.54パーセントで最も高く、開きは3.13倍になります。

金額1位の新潟県は割合では2位、割合1位の山口県は金額では2位でした。

順位都道府県1か月の贈与金(円)地方消費支出に占める割合
1新潟県8858中部3.41
2山口県8404中国3.54
3富山県8311中部2.92
4山梨県6906中部2.66
5福島県6878東北2.7
6鳥取県6501中国2.32
7福井県6114中部2.3
8長崎県5859九州2.48
9岩手県5709東北2.26
10大分県5682九州2.35
11鹿児島県5572九州2.51
12栃木県5299関東2.05
13静岡県5250中部2.05
14群馬県5170関東1.95
15島根県5033中国1.92
16宮城県5020東北2.01
17千葉県4951関東1.81
18佐賀県4935九州2.17
19愛媛県4823四国2.16
20徳島県4807四国2
21長野県4701中部1.79
22山形県4645東北1.81
23秋田県4625東北1.93
24熊本県4618九州1.97
25兵庫県4617近畿1.81
26岡山県4586中国1.95
27沖縄県4481九州2.09
28石川県4417中部1.59
29埼玉県4393関東1.74
30福岡県4368九州1.97
31岐阜県4267中部1.66
32宮崎県4204九州1.97
33茨城県4093関東1.51
34北海道4039北海道1.78
35滋賀県3845近畿1.37
36高知県3716四国1.68
37奈良県3541近畿1.36
38三重県3507近畿1.51
39東京都3499関東1.33
40和歌山県3490近畿1.6
41広島県3483中国1.36
42神奈川県3211関東1.2
43愛知県3171中部1.25
44香川県3076四国1.31
45大阪府2958近畿1.22
46青森県2766東北1.32
47京都府2714近畿1.13
全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)(2024年、総務省統計局)をもとに作成

贈与金が多い上位5県

上位5都道府県の1か月の贈与金
上位5都道府県の1か月の贈与金 全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)(2024年) 02,0004,0006,0008,000新潟県: 8,858円8,858円山口県: 8,404円8,404円富山県: 8,311円8,311円山梨県: 6,906円6,906円福島県: 6,878円6,878円新潟県山口県富山県山梨県福島県
上位5都道府県の1か月の贈与金
項目1か月の贈与金
新潟県8,858円
山口県8,404円
富山県8,311円
山梨県6,906円
福島県6,878円
下位5都道府県の1か月の贈与金
下位5都道府県の1か月の贈与金 全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)(2024年) 01,0002,0003,000京都府: 2,714円2,714円青森県: 2,766円2,766円大阪府: 2,958円2,958円香川県: 3,076円3,076円愛知県: 3,171円3,171円京都府青森県大阪府香川県愛知県
下位5都道府県の1か月の贈与金
項目1か月の贈与金
京都府2,714円
青森県2,766円
大阪府2,958円
香川県3,076円
愛知県3,171円

贈与金が多い上位5県です。

新潟県は8,858円、山口県は8,404円、富山県は8,311円でした。
新潟県は2位の山口県の1.05倍です。

4位は山梨県で6,906円、5位は福島県で6,878円。
6位以下は鳥取県、福井県、長崎県と続きました。

47都道府県の平均は4,790円、中央値は4,618円です。
1位の新潟県は平均を4,068円上回り、平均の1.85倍にあたります。

2位と3位の差は93円、3位と4位の差は1,405円でした。
上位のなかでも順位ごとの開きは小さく、団子になっています。

1年に直すと、1位の新潟県は106,296円ほどになります。
上位5県の平均は7,871円で、47都道府県の平均を3,081円上回りました。

上位5県のなかでも、1位と5位の差は1,980円あります。
中央値と比べると1位は1.92倍でした。

1位は北陸の県でした。
全国の平均を大きく上回ります。

1位の新潟県と5位の福島県の差は1,980円、1位と8位の差は2,999円でした。

消費支出に占める割合で見ます

この分布の背景を、ここから考えてみます。
1世帯当たりの贈与金の統計が答えを持っているわけではないので、以下はほかの数字と照らして立てた推測です。

消費支出に占める割合で割り直すと、並びが変わります。

1位は山口県の3.54パーセント、2位は新潟県3.41パーセント、3位は富山県2.92パーセント。

4位以下は福島県、山梨県と続きます。
逆に割合の下位は神奈川県1.2パーセント、京都府1.13パーセント。
山口県と京都府では3.13倍の開きです。
47都道府県の平均は1.93パーセントでした。

消費支出に占める割合で見ると、中国地方の県が上位に来ます。
人づきあいの厚さが表れる費目です。

冠婚葬祭に人を多く招く地域では、渡すお金も受け取るお金も大きくなります。

当サイトの交際費を比べた記事とあわせて見ると、人づきあいにかける費用の姿がつかめます。

地方別に県の平均を出すと、中部9県が5,777円で最も高く、近畿7府県が3,525円で最も低くなります。
中国5県5,601円と九州・沖縄8県4,965円がそれに続きました。

実数で見ると順位は変わる

消費支出に占める割合の上位5都道府県
消費支出に占める割合の上位5都道府県 全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)(2024年) 0.00.51.01.52.02.53.03.5山口県: 3.53.5新潟県: 3.43.4富山県: 2.92.9福島県: 2.72.7山梨県: 2.72.7山口県新潟県富山県福島県山梨県
消費支出に占める割合の上位5都道府県
項目消費支出に占める割合
山口県3.5
新潟県3.4
富山県2.9
福島県2.7
山梨県2.7

贈与金が少ない下位5府県

贈与金が少ない下位5府県です。

47位の京都府は2,714円、46位の青森県は2,766円、45位の大阪府は2,958円でした。
1位の新潟県とは3.26倍の差があります。

44位は香川県で3,076円、43位は愛知県で3,171円、42位は神奈川県で3,211円と続きます。

47位は近畿の府県でした。
1位との差は3.26倍にのぼります。

47位の京都府は平均の56.7パーセント、中央値の58.8パーセントにあたります。
平均との差は2,076円でした。

1位と47位の差は月あたり6,144円。
1年に直すと73,728円の開きになります。

46位との差は52円、45位との差は244円でした。
下位のほうも順位ごとの差はわずかです。

下位5県の平均は2,937円。
47都道府県の平均を1,853円下回り、上位5県との差は4,934円になります。

47位の京都府と43位の愛知県の差は457円です。
下位のほうは金額が近く、順位は僅差で決まりました。

このグラフについての豆知識

交際費のなかの贈与金

交際費は贈与金と他の交際費に分かれます。
贈与金は結婚祝い、出産祝い、香典など人に渡すお金です。

他の交際費には、贈りものの品代や接待の費用などが含まれます。

家計調査とは対象が違う

当サイトには「1世帯が1年間に払う◯◯代」という記事もありますが、あちらは家計調査がもとで、対象は県庁所在市です。
この記事の全国家計構造調査は都道府県の全域が対象になります。

同じ品目でも数字が違うのはそのためです。
また標本調査による推計値なので、金額が小さく買う頻度の低い品目ほど、年による振れが大きくなります。

数字の開き

1位の新潟県は8,858円、47位の京都府は2,714円。
両者の間には3.26倍、金額にして月6,144円の開きがあります。

47都道府県の平均は4,790円、中央値は4,618円です。
平均と中央値が近いのは、極端に高い県や低い県が少なく、多くの県が真ん中あたりに集まっているためです。

消費支出に占める割合で見ると山口県が3.54パーセントで最も高く、平均は1.93パーセント。
開きは3.13倍になります。

地方のなかで見た1か月の贈与金

地方最も多い(円)最も少ない(円)
東北福島県 6878青森県 2766
関東栃木県 5299神奈川県 3211
中部新潟県 8858愛知県 3171
近畿兵庫県 4617京都府 2714
中国山口県 8404広島県 3483
四国愛媛県 4823香川県 3076
九州長崎県 5859宮崎県 4204
全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)(2024年、総務省統計局)をもとに作成

まとめ

1か月の贈与金を47都道府県で比べると、最も高い新潟県で8,858円、最も低い京都府で2,714円でした。
1位と47位の差は3.26倍です。

47都道府県の平均は4,790円、中央値は4,618円。
1位と47位の金額の差は月あたり6,144円、1年で73,728円になります。
消費支出に占める割合で見ると開きは3.13倍でした。

1世帯当たりの贈与金の順位を見るときは、次の3点をあわせて見てください。
1つ目は、1世帯あたりひと月の平均額であること。
2つ目は、受け取るお金は含まないこと。
3つ目は標本調査なので、細かい項目ほど年による振れが大きいことです。

消費支出に占める割合では山口県が3.54パーセントで最も高くなりました。

地方別に県の平均を出すと中部9県が5,777円で最も高く、消費支出に占める割合では中国5県が2.22パーセントで最も高くなりました。
交際費全体や仕送り金を比べた記事とあわせて読んでみてください。

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出典

  • 統計名: 全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)
  • 調査年: 2024年
  • 公開元: 総務省統計局
  • 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/stat-search/database?statdisp_id=0004040009
  • 備考: 総世帯のうち全世帯の、1世帯当たり1か月間の平均額(収支項目コード210110031)。県庁所在市を対象とする家計調査とは違い、都道府県の全域が対象。消費支出に占める割合は同じ調査から計算した参考値

注記: 総世帯のうち全世帯の、1世帯当たり1か月間の平均額(収支項目コード210110031)。
県庁所在市を対象とする家計調査とは違い、都道府県の全域が対象。
消費支出に占める割合は同じ調査から計算した参考値

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