【1か月の交際費】平均7,538円、2.97倍

【1か月の交際費】平均7,538円、2.97倍

贈り物やつきあいにかけるお金は、47都道府県の平均で1か月7,538円。
冠婚葬祭の費用もここに入ります。
47都道府県で比べます。

使うのは総務省統計局の全国家計構造調査、2024年の数字。

新潟県が11,755円で1位。
47都道府県の平均は7,538円、中央値は7,262円です。
1位と47位の差は2.97倍、消費支出に占める割合で見ると2.59倍でした。

47都道府県の単純平均

7,538円

1か月の交際費(2024年)

最も多い 新潟県

11,755円

最も少ない 青森県

3,964円

交際費が多い上位5県

上位5都道府県の1か月の交際費
上位5都道府県の1か月の交際費 全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)(2024年) 02,0004,0006,0008,00010,000新潟県: 11,755円11,755円山口県: 11,618円11,618円千葉県: 10,984円10,984円富山県: 10,440円10,440円兵庫県: 9,879円9,879円新潟県山口県千葉県富山県兵庫県
上位5都道府県の1か月の交際費
項目1か月の交際費
新潟県11,755円
山口県11,618円
千葉県10,984円
富山県10,440円
兵庫県9,879円
下位5都道府県の1か月の交際費
下位5都道府県の1か月の交際費 全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)(2024年) 01,0002,0003,0004,0005,000青森県: 3,964円3,964円香川県: 5,151円5,151円和歌山県: 5,257円5,257円高知県: 5,449円5,449円三重県: 5,562円5,562円青森県香川県和歌山県高知県三重県
下位5都道府県の1か月の交際費
項目1か月の交際費
青森県3,964円
香川県5,151円
和歌山県5,257円
高知県5,449円
三重県5,562円

交際費が多い上位5県です。

新潟県は11,755円、山口県は11,618円、千葉県は10,984円でした。
新潟県は2位の山口県の1.01倍です。

4位は富山県で10,440円、5位は兵庫県で9,879円。
6位以下は東京都、福島県、宮城県と続きました。

47都道府県の平均は7,538円、中央値は7,262円です。
1位の新潟県は平均を4,217円上回り、平均の1.56倍にあたります。

2位と3位の差は634円、3位と4位の差は544円でした。
上位のなかでも順位ごとの開きは小さく、団子になっています。

1年に直すと、1位の新潟県は141,060円ほどになります。
上位5県の平均は10,935円で、47都道府県の平均を3,397円上回りました。

上位5県のなかでも、1位と5位の差は1,876円あります。
中央値と比べると1位は1.62倍でした。

北陸と山陰の県が上位に並びました。
地域のつきあいが濃く残る地域だと考えられます。

消費支出に占める割合では順位が変わります

数字を並べるところまでが統計の仕事で、ここから先は解釈になります。
1世帯当たりの交際費の分布について、ほかの指標と突き合わせて立てた推測を書きます。
事実として確かめたものではありません。

消費支出に占める割合で割り直すと、並びが変わります。

1位は山口県の4.89パーセント、2位は新潟県4.52パーセント、3位は千葉県4パーセント。

4位以下は兵庫県、富山県と続きます。
逆に割合の下位は香川県2.19パーセント、青森県1.89パーセント。
山口県と青森県では2.59倍の開きです。
47都道府県の平均は3.03パーセントでした。

消費支出に占める比率で見ると、中国地方の県が首位に立ちます。
所得が相対的に低くても、つきあいにかけるお金は削りにくいということです。

結婚式や葬儀の規模、香典や祝儀の相場は地域によって違います。
慣習の差がそのまま金額に表れます。

お中元やお歳暮の習慣が残る地域でも、この項目は大きくなります。
当サイトの老人クラブの記事とあわせて見ると、地域のつながりの姿が見えてきます。

地方別に県の平均を出すと、中国5県が8,480円で最も高く、四国4県が6,085円で最も低くなります。
関東7都県8,269円と中部9県8,074円がそれに続きました。

実数で見ると順位は変わる

消費支出に占める割合の上位5都道府県
消費支出に占める割合の上位5都道府県 全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)(2024年) 01234山口県: 4.94.9新潟県: 4.54.5千葉県: 44兵庫県: 3.93.9富山県: 3.73.7山口県新潟県千葉県兵庫県富山県
消費支出に占める割合の上位5都道府県
項目消費支出に占める割合
山口県4.9
新潟県4.5
千葉県4
兵庫県3.9
富山県3.7

交際費が少ない下位5県

交際費が少ない下位5県です。

47位の青森県は3,964円、46位の香川県は5,151円、45位の和歌山県は5,257円でした。
1位の新潟県とは2.97倍の差があります。

44位は高知県で5,449円、43位は三重県で5,562円、42位は京都府で5,747円と続きます。

2.97倍という開きです。
冠婚葬祭は機会のあるときだけの支出なので、年ごとの振れも大きくなります。

47位の青森県は平均の52.6パーセント、中央値の54.6パーセントにあたります。
平均との差は3,574円でした。

1位と47位の差は月あたり7,791円。
1年に直すと93,492円の開きになります。

46位との差は1,187円、45位との差は1,293円でした。
下位のほうも順位ごとの差はわずかです。

下位5県の平均は5,077円。
47都道府県の平均を2,461円下回り、上位5県との差は5,859円になります。

地図で見る

1か月の交際費(2024年)
1か月の交際費(2024年) 全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)(総務省統計局)をもとに作成。単位は円。 北海道 6,592円青森 3,964円岩手 7,883円宮城 8,698円秋田 6,552円山形 6,542円福島 9,147円茨城 6,156円栃木 7,258円群馬 6,887円埼玉 8,585円千葉 10,984円東京 9,332円神奈川 8,680円新潟 11,755円富山 10,440円石川 6,359円福井 7,834円山梨 8,676円長野 6,463円岐阜 6,790円静岡 7,506円愛知 6,847円三重 5,562円滋賀 7,278円京都 5,747円大阪 7,717円兵庫 9,879円奈良 6,666円和歌山 5,257円鳥取 8,095円島根 7,607円岡山 6,821円広島 8,260円山口 11,618円徳島 6,801円香川 5,151円愛媛 6,939円高知 5,449円福岡 8,113円佐賀 8,134円長崎 7,616円熊本 7,258円大分 8,666円宮崎 5,963円鹿児島 7,262円沖縄 6,488円
1か月の交際費(円)
1か月の交際費(2024年)
項目1か月の交際費
北海道6,592円
青森県3,964円
岩手県7,883円
宮城県8,698円
秋田県6,552円
山形県6,542円
福島県9,147円
茨城県6,156円
栃木県7,258円
群馬県6,887円
埼玉県8,585円
千葉県10,984円
東京都9,332円
神奈川県8,680円
新潟県11,755円
富山県10,440円
石川県6,359円
福井県7,834円
山梨県8,676円
長野県6,463円
岐阜県6,790円
静岡県7,506円
愛知県6,847円
三重県5,562円
滋賀県7,278円
京都府5,747円
大阪府7,717円
兵庫県9,879円
奈良県6,666円
和歌山県5,257円
鳥取県8,095円
島根県7,607円
岡山県6,821円
広島県8,260円
山口県11,618円
徳島県6,801円
香川県5,151円
愛媛県6,939円
高知県5,449円
福岡県8,113円
佐賀県8,134円
長崎県7,616円
熊本県7,258円
大分県8,666円
宮崎県5,963円
鹿児島県7,262円
沖縄県6,488円

日本地図で見ると、色が濃く出るのは新潟県です。
次いで山口県、千葉県、富山県、兵庫県が続きます。
淡いのは青森県、香川県、和歌山県でした。

47都道府県の平均は7,538円、中央値は7,262円です。
新潟県の11,755円は平均の1.56倍にあたります。

1位と47位で2.97倍の開きがありました。
金額の差は月あたり7,791円です。

消費支出に占める割合で見ると山口県が4.89パーセントで最も高く、開きは2.59倍になります。

金額1位の新潟県は割合では2位、割合1位の山口県は金額では2位でした。

順位都道府県1か月の交際費(円)地方消費支出に占める割合
1新潟県11755中部4.52
2山口県11618中国4.89
3千葉県10984関東4
4富山県10440中部3.66
5兵庫県9879近畿3.87
6東京都9332関東3.55
7福島県9147東北3.59
8宮城県8698東北3.48
9神奈川県8680関東3.25
10山梨県8676中部3.34
11大分県8666九州3.59
12埼玉県8585関東3.4
13広島県8260中国3.22
14佐賀県8134九州3.57
15福岡県8113九州3.65
16鳥取県8095中国2.89
17岩手県7883東北3.12
18福井県7834中部2.95
19大阪府7717近畿3.17
20長崎県7616九州3.22
21島根県7607中国2.9
22静岡県7506中部2.94
23滋賀県7278近畿2.59
24鹿児島県7262九州3.27
25熊本県7258九州3.09
25栃木県7258関東2.81
27愛媛県6939四国3.11
28群馬県6887関東2.6
29愛知県6847中部2.69
30岡山県6821中国2.9
31徳島県6801四国2.83
32岐阜県6790中部2.64
33奈良県6666近畿2.57
34北海道6592北海道2.91
35秋田県6552東北2.73
36山形県6542東北2.55
37沖縄県6488九州3.03
38長野県6463中部2.46
39石川県6359中部2.29
40茨城県6156関東2.27
41宮崎県5963九州2.79
42京都府5747近畿2.39
43三重県5562近畿2.4
44高知県5449四国2.46
45和歌山県5257近畿2.41
46香川県5151四国2.19
47青森県3964東北1.89
全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)(2024年、総務省統計局)をもとに作成

このグラフについての豆知識

交際費の中身

贈与金(祝儀、香典、お中元、お歳暮など)と、他の交際費(外食や飲食物の贈答、つきあいの費用)が含まれます。

冠婚葬祭は機会のあるときだけの支出なので、年ごとの振れが大きい項目です。

家計調査との違い

当サイトには家計調査をもとにした支出の記事もあります。
あちらは各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)を対象にした調査で、県全体の平均ではありません。

この記事で使う全国家計構造調査は、5年に1度、都道府県の全域を対象に行われます。
同じ品目でも数字が違うのはそのためです。

数字の開き

1位の新潟県は11,755円、47位の青森県は3,964円。
両者の間には2.97倍、金額にして月7,791円の開きがあります。

47都道府県の平均は7,538円、中央値は7,262円です。
平均と中央値が近いのは、極端に高い県や低い県が少なく、多くの県が真ん中あたりに集まっているためです。

消費支出に占める割合で見ると山口県が4.89パーセントで最も高く、平均は3.03パーセント。
開きは2.59倍になります。

地方のなかで見た1か月の交際費

地方最も多い(円)最も少ない(円)
東北福島県 9147青森県 3964
関東千葉県 10984茨城県 6156
中部新潟県 11755石川県 6359
近畿兵庫県 9879和歌山県 5257
中国山口県 11618岡山県 6821
四国愛媛県 6939香川県 5151
九州大分県 8666宮崎県 5963
全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)(2024年、総務省統計局)をもとに作成

まとめ

1世帯の交際費を47都道府県で比べると、最も高い新潟県で11,755円、最も低い青森県で3,964円でした。
1位と47位の差は2.97倍です。

47都道府県の平均は7,538円、中央値は7,262円。
1位と47位の金額の差は月あたり7,791円、1年で93,492円になります。
消費支出に占める割合で見ると開きは2.59倍でした。

1世帯当たりの交際費を読み取るうえで、確かめておきたいことが3つあります。
1つ目は、冠婚葬祭の費用も含むこと。
2つ目は、年ごとの振れが大きいこと。
3つ目は標本調査なので、細かい項目ほど年による振れが大きいことです。

消費支出に占める割合では山口県が4.89パーセントで最も高くなりました。

地方別に県の平均を出すと中国5県が8,480円で最も高く、消費支出に占める割合では中国5県が3.36パーセントで最も高くなりました。
仕送りの額や老人クラブの会員数を比べた記事とあわせて読んでみてください。

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出典

  • 統計名: 全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)
  • 調査年: 2024年
  • 公開元: 総務省統計局
  • 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/stat-search/database?statdisp_id=0004040009
  • 備考: 総世帯のうち全世帯の、1世帯当たり1か月間の平均額(収支項目コード21011003)。県庁所在市を対象とする家計調査とは違い、都道府県の全域が対象。消費支出に占める割合は同じ調査から計算した参考値

注記: 総世帯のうち全世帯の、1世帯当たり1か月間の平均額(収支項目コード21011003)。
県庁所在市を対象とする家計調査とは違い、都道府県の全域が対象。
消費支出に占める割合は同じ調査から計算した参考値

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