かぼちゃは、1位と2位の差がこの一連の記事で扱う25品目のなかで最大です。
北海道だけで全国の半分を占め、2位とは13倍以上ひらきます。
涼しい気候と広い畑がそろう土地に集中しています。
使ったのは農林水産省「作物統計調査」(令和6年産)のデータです。
全国16万4,400トンのうち、北海道が8万4,000トン。
1道で51.1%を占め、2位の長野県6,400トンとは13.12倍ひらきます。
1位と2位の差はこの記事で扱う25品目のなかで最大です。
調査対象24県の単純平均
5,892t
かぼちゃの収穫量(2024年産)
最も多い 北海道
84,000t
最も少ない 香川県
364t
かぼちゃの収穫量が多い5道県
かぼちゃの収穫量が多い上位5道県です。
北海道は8万4,000トン、長野県は6,400トン、鹿児島県は6,040トン、茨城県は5,980トン、長崎県は3,970トンでした。
北海道は2位の長野県の13.12倍あります。
6位以下は沖縄県3,920トン、宮崎県3,810トン、神奈川県3,400トンと続きます。
上位3道県で全国の58.7パーセント、上位5道県で64.7パーセント。
2位から5位までが3,000トン台から6,000トン台に固まっており、北海道だけが別格です。
作付面積では北海道が10倍あります
かぼちゃの収穫量が少ない5県
収穫量が少ない下位5県です。
香川県は364トン、山口県は531トン、愛媛県は687トン、佐賀県は728トン、大分県は1,210トンでした。
北海道の8万4,000トンとは230.8倍の差があります。
調査対象24県の合計14万1,400トンは、全国16万4,400トンの86.0パーセント。
この記事で扱う25品目のなかでは低いほうで、対象外の23県にも一定の量があることになります。
調査対象24県の単純平均は5,892トン、中央値は1,840トン。
平均が中央値の3.2倍です。
地図で見る(白い県は調査の対象外)
| 項目 | かぼちゃの収穫量 |
|---|---|
| 北海道 | 84,000t |
| 青森県 | 1,810t |
| 岩手県 | 1,460t |
| 宮城県 | 1,590t |
| 秋田県 | 2,710t |
| 山形県 | 2,100t |
| 福島県 | 1,870t |
| 茨城県 | 5,980t |
| 神奈川県 | 3,400t |
| 新潟県 | 2,840t |
| 石川県 | 1,640t |
| 長野県 | 6,400t |
| 三重県 | 1,240t |
| 岡山県 | 1,380t |
| 広島県 | 1,720t |
| 山口県 | 531t |
| 香川県 | 364t |
| 愛媛県 | 687t |
| 佐賀県 | 728t |
| 長崎県 | 3,970t |
| 大分県 | 1,210t |
| 宮崎県 | 3,810t |
| 鹿児島県 | 6,040t |
| 沖縄県 | 3,920t |
日本地図で見ると、色が濃く出るのは北海道だけです。
ほかとは段違いの濃さになります。
次いで長野県、鹿児島県、茨城県が続きますが、いずれもごく淡い色にとどまります。
白く抜けている23県は「収穫量がゼロ」ではなく「調査の対象外」です。
かぼちゃの調査県は全国の86.0パーセントしか占めておらず、対象外の県にもそれなりの量があります。
調査対象24県の単純平均は5,892トン、中央値は1,840トンです。
北海道の8万4,000トンは平均の14.3倍にあたります。
上位3道県で全国の58.7パーセント、1位と24位では230.8倍の開きがありました。
| 順位 | 都道府県 | かぼちゃの収穫量(t) | 地方 | かぼちゃの作付面積 | かぼちゃの10アール当たり収量 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 北海道 | 84000 | 北海道 | 6360 | 1320 |
| 2 | 長野県 | 6400 | 中部 | 529 | 1210 |
| 3 | 鹿児島県 | 6040 | 九州 | 638 | 946 |
| 4 | 茨城県 | 5980 | 関東 | 381 | 1570 |
| 5 | 長崎県 | 3970 | 九州 | 385 | 1030 |
| 6 | 沖縄県 | 3920 | 九州 | 405 | 967 |
| 7 | 宮崎県 | 3810 | 九州 | 185 | 2060 |
| 8 | 神奈川県 | 3400 | 関東 | 206 | 1650 |
| 9 | 新潟県 | 2840 | 中部 | 243 | 1170 |
| 10 | 秋田県 | 2710 | 東北 | 344 | 788 |
| 11 | 山形県 | 2100 | 東北 | 260 | 807 |
| 12 | 福島県 | 1870 | 東北 | 260 | 720 |
| 13 | 青森県 | 1810 | 東北 | 200 | 907 |
| 14 | 広島県 | 1720 | 中国 | 156 | 1100 |
| 15 | 石川県 | 1640 | 中部 | 172 | 953 |
| 16 | 宮城県 | 1590 | 東北 | 199 | 801 |
| 17 | 岩手県 | 1460 | 東北 | 208 | 700 |
| 18 | 岡山県 | 1380 | 中国 | 106 | 1300 |
| 19 | 三重県 | 1240 | 近畿 | 139 | 892 |
| 20 | 大分県 | 1210 | 九州 | 107 | 1130 |
| 21 | 佐賀県 | 728 | 九州 | 68 | 1070 |
| 22 | 愛媛県 | 687 | 四国 | 88 | 781 |
| 23 | 山口県 | 531 | 中国 | 85 | 625 |
| 24 | 香川県 | 364 | 四国 | 34 | 1070 |
このグラフについての豆知識
土地あたりでは宮崎県が1位
10アール当たり収量は宮崎県が2,060キログラムで1位。
次いで神奈川県1,650キログラム、茨城県1,570キログラム、北海道1,320キログラムと続きます。
北海道の作付面積は6,360ヘクタールで、2位の鹿児島県638ヘクタールの10倍。
土地あたりでは4番目ですが、面積の広さで13.12倍という差をつけています。
沖縄県が6位に入る
沖縄県は3,920トンで6位。
作付面積も405ヘクタールで4番目です。
冬に本州で作りにくい時期に出荷できることが関係していると考えられますが、この統計から出荷の時期までは分かりません。
数字は令和6年産のものです。
地方のなかで見たかぼちゃの収穫量
| 地方 | 最も多い(t) | 最も少ない(t) |
|---|---|---|
| 東北 | 秋田県 2710 | 岩手県 1460 |
| 関東 | 茨城県 5980 | 神奈川県 3400 |
| 中部 | 長野県 6400 | 石川県 1640 |
| 中国 | 広島県 1720 | 山口県 531 |
| 四国 | 愛媛県 687 | 香川県 364 |
| 九州 | 鹿児島県 6040 | 佐賀県 728 |
まとめ
かぼちゃの収穫量を比べると、最も多い北海道で8万4,000トン、調査対象24県のなかで最も少ない香川県で364トンでした。
1位と2位の差は13.12倍で、この記事で扱う25品目のなかで最大です。
かぼちゃの収穫量を読み取るうえで、確かめておきたいことが3つあります。
1つ目は、載っていない23県は「ゼロ」ではなく「調査対象外」であること。
2つ目は、調査県が全国の86.0パーセントしか占めないこと。
3つ目は令和6年産の数字であることです。
10アール当たり収量では宮崎県が2,060キログラムで1位。
北海道は1,320キログラムで4番目ですが、作付面積6,360ヘクタールという広さで1位になっています。
沖縄県が3,920トンで6位に入るのも、この品目の特徴でした。
だいこんやさといもの収穫量を比べた記事とあわせて読んでみてください。
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出典
- 統計名: 作物統計調査 作況調査(令和6年産)
- 調査年: 2024年産
- 公開元: 農林水産省
- 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?tstat=000001013427
- 備考: 作物統計調査はかぼちゃについて主産県だけを調べる。残りの23県は調査の対象外で、栽培がないという意味ではない
注記: 作物統計調査はかぼちゃについて主産県だけを調べる。
残りの23県は調査の対象外で、栽培がないという意味ではない
