保育所や認定こども園に通う子どもは、全国で1,905,477人。
定員226万6,613人の84パーセントが埋まっている計算です。
47都道府県で比べます。
使うのは総務省統計局の社会・人口統計体系、2023年の数字。
東京都が273,390人で1位。
47都道府県の平均は40,542.1人、中央値は23,243人です。
1位と47位の間には29.5倍の開き、人口10万人あたりでは3.2倍の開きがありました。
47都道府県の単純平均
40,542人
保育所等在所児数(2023年)
最も多い 東京都
273,390人
最も少ない 徳島県
9,281人
地図で見る
| 項目 | 保育所等在所児数 |
|---|---|
| 北海道 | 48,159人 |
| 青森県 | 12,482人 |
| 岩手県 | 15,199人 |
| 宮城県 | 28,610人 |
| 秋田県 | 12,829人 |
| 山形県 | 16,020人 |
| 福島県 | 22,234人 |
| 茨城県 | 40,139人 |
| 栃木県 | 27,628人 |
| 群馬県 | 23,243人 |
| 埼玉県 | 112,424人 |
| 千葉県 | 89,333人 |
| 東京都 | 273,390人 |
| 神奈川県 | 153,370人 |
| 新潟県 | 36,224人 |
| 富山県 | 11,114人 |
| 石川県 | 14,399人 |
| 福井県 | 10,031人 |
| 山梨県 | 12,026人 |
| 長野県 | 40,994人 |
| 岐阜県 | 26,799人 |
| 静岡県 | 35,278人 |
| 愛知県 | 136,328人 |
| 三重県 | 27,963人 |
| 滋賀県 | 19,429人 |
| 京都府 | 37,220人 |
| 大阪府 | 85,829人 |
| 兵庫県 | 52,003人 |
| 奈良県 | 14,271人 |
| 和歌山県 | 13,771人 |
| 鳥取県 | 11,211人 |
| 島根県 | 19,414人 |
| 岡山県 | 33,472人 |
| 広島県 | 42,963人 |
| 山口県 | 19,335人 |
| 徳島県 | 9,281人 |
| 香川県 | 13,207人 |
| 愛媛県 | 17,299人 |
| 高知県 | 16,395人 |
| 福岡県 | 97,762人 |
| 佐賀県 | 14,946人 |
| 長崎県 | 25,635人 |
| 熊本県 | 37,750人 |
| 大分県 | 15,527人 |
| 宮崎県 | 17,361人 |
| 鹿児島県 | 22,029人 |
| 沖縄県 | 43,152人 |
日本地図で見ると、色が濃く出るのは東京都です。
次いで神奈川県、愛知県、埼玉県、福岡県が続きます。
淡いのは徳島県、福井県、富山県でした。
47都道府県の平均は40,542.1人、中央値は23,243人です。
東京都の273,390人は平均の6.7倍にあたります。
上位3で29.6パーセント、1位と47位で29.5倍の開きがありました。
人口10万人あたりに直すと島根県が2,986.77人で最も多く、開きは3.2倍になります。
実数1位の東京都は人口あたりでは8位、人口あたり1位の島根県は実数では28位でした。
| 順位 | 都道府県 | 保育所等在所児数(人) | 地方 | 人口10万人あたりの保育所等在所児数 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 東京都 | 273390 | 関東 | 1940.86 |
| 2 | 神奈川県 | 153370 | 関東 | 1661.83 |
| 3 | 愛知県 | 136328 | 中部 | 1823.30 |
| 4 | 埼玉県 | 112424 | 関東 | 1533.54 |
| 5 | 福岡県 | 97762 | 九州 | 1915.78 |
| 6 | 千葉県 | 89333 | 関東 | 1427.73 |
| 7 | 大阪府 | 85829 | 近畿 | 979.45 |
| 8 | 兵庫県 | 52003 | 近畿 | 968.40 |
| 9 | 北海道 | 48159 | 北海道 | 945.78 |
| 10 | 沖縄県 | 43152 | 九州 | 2939.51 |
| 11 | 広島県 | 42963 | 中国 | 1569.14 |
| 12 | 長野県 | 40994 | 中部 | 2045.61 |
| 13 | 茨城県 | 40139 | 関東 | 1420.85 |
| 14 | 熊本県 | 37750 | 九州 | 2208.89 |
| 15 | 京都府 | 37220 | 近畿 | 1468.24 |
| 16 | 新潟県 | 36224 | 中部 | 1703.86 |
| 17 | 静岡県 | 35278 | 中部 | 992.35 |
| 18 | 岡山県 | 33472 | 中国 | 1812.24 |
| 19 | 宮城県 | 28610 | 東北 | 1263.69 |
| 20 | 三重県 | 27963 | 近畿 | 1619.17 |
| 21 | 栃木県 | 27628 | 関東 | 1456.40 |
| 22 | 岐阜県 | 26799 | 中部 | 1387.83 |
| 23 | 長崎県 | 25635 | 九州 | 2023.28 |
| 24 | 群馬県 | 23243 | 関東 | 1222.03 |
| 25 | 福島県 | 22234 | 東北 | 1258.29 |
| 26 | 鹿児島県 | 22029 | 九州 | 1422.14 |
| 27 | 滋賀県 | 19429 | 近畿 | 1380.88 |
| 28 | 島根県 | 19414 | 中国 | 2986.77 |
| 29 | 山口県 | 19335 | 中国 | 1489.60 |
| 30 | 宮崎県 | 17361 | 九州 | 1666.12 |
| 31 | 愛媛県 | 17299 | 四国 | 1339.97 |
| 32 | 高知県 | 16395 | 四国 | 2461.71 |
| 33 | 山形県 | 16020 | 東北 | 1561.40 |
| 34 | 大分県 | 15527 | 九州 | 1416.70 |
| 35 | 岩手県 | 15199 | 東北 | 1306.88 |
| 36 | 佐賀県 | 14946 | 九州 | 1880.00 |
| 37 | 石川県 | 14399 | 中部 | 1298.38 |
| 38 | 奈良県 | 14271 | 近畿 | 1101.16 |
| 39 | 和歌山県 | 13771 | 近畿 | 1543.83 |
| 40 | 香川県 | 13207 | 四国 | 1426.24 |
| 41 | 秋田県 | 12829 | 東北 | 1403.61 |
| 42 | 青森県 | 12482 | 東北 | 1054.22 |
| 43 | 山梨県 | 12026 | 中部 | 1510.80 |
| 44 | 鳥取県 | 11211 | 中国 | 2087.71 |
| 45 | 富山県 | 11114 | 中部 | 1103.67 |
| 46 | 福井県 | 10031 | 中部 | 1348.25 |
| 47 | 徳島県 | 9281 | 四国 | 1335.40 |
保育所に通う子どもが多い5都府県
保育所に通う子どもが多い上位5都府県です。
東京都は273,390人、神奈川県は153,370人、愛知県は136,328人でした。
東京都は2位の神奈川県の1.78倍です。
4位は埼玉県で112,424人、5位は福岡県で97,762人。
上位5で全国の40.6パーセント、上位3で29.6パーセント、上位10で57.3パーセントでした。
1位だけで14.3パーセントを占めます。
47都道府県の平均は40,542.1人なので、1位は平均の6.7倍。
中央値の23,243人と比べると11.8倍にあたります。
6位以下は千葉県で89,333人、大阪府で85,829人、兵庫県で52,003人と続きました。
2位と3位の差は17,042人、3位と4位の差は23,904人でした。
上位5より下の42都道府県で、全国の59.4パーセントを分け合っています。
1位と2位を合わせると426,760人。
これだけで全国の22.4パーセントにあたります。
定員の順位とほぼ同じ並びです。
受け皿を用意した分だけ、通う子どもがいるという関係が見えます。
人口あたりでは島根県が1位になります
ここから先は、保育所などに通う子どもの数がこう分かれる理由についての見立てです。
ほかの指標と突き合わせて立てた推測で、統計そのものが示している事実ではありません。
人口10万人あたりで割り直すと、山陰の県が首位に立ちます。
1位は島根県の2,986.77人、2位は沖縄県2,939.51人、3位は高知県2,461.71人。
4位以下は熊本県、鳥取県と続きます。
逆に人口あたりの下位は兵庫県968.4人、北海道945.78人。
島根県と北海道では3.2倍の開きです。
人口あたりで上位に来る県には、共働きが当たり前として続いてきた地域が多く含まれます。
3世代同居が減った分を保育所が受け止めてきた面もあるでしょう。
15歳までの子どもを比べた記事では、沖縄県が人口あたりで最多でした。
保育所に通う子では顔ぶれが変わります。
子どもの多さと保育の利用率は別の話です。
幼稚園に通う子が多い地域では、この数字は相対的に小さくなります。
認定こども園への移行が進めば、そのぶんこちらに移ります。
実数の29.5倍に対し、人口あたりでは3.2倍でした。
地方別に人口10万人あたりの平均を出すと、九州・沖縄8県が1,954.3人で最も多く、北海道が945.8人で最も少なくなります。
中国5県1,787.8人と関東7都県1,653.1人がそれに続きました。
実数で見ると順位は変わる
保育所に通う子どもが少ない5県
保育所に通う子どもが少ない下位5県です。
47位の徳島県は9,281人、46位の福井県は10,031人、45位の富山県は11,114人でした。
1位の東京都とは29.5倍の差があります。
44位は鳥取県で11,211人、43位は山梨県で12,026人、42位は青森県で12,482人と続きます。
定員の28.4倍とほぼ同じ大きさです。
定員と在所児は、県の単位ではほぼ連動します。
47都道府県の中央値は23,243人。
平均は40,542.1人なので、平均が中央値の1.7倍です。
47位の徳島県は平均の22.9パーセント、中央値の39.9パーセントにあたります。
下位5県を合わせても全国の2.8パーセントにしかなりません。
1位の東京都1つで14.3パーセントを占めるのとは対照的です。
47位の徳島県は、1位の東京都の3.39パーセントにあたる水準です。
46位との差は750人、45位との差は1,833人でした。
1位の東京都と47位の徳島県の間には264,109人の開きがあります。
地方別に見る
保育所に通う子どもは、共働きの多い地方で増えます。
地方別に合計を出すと、関東7都県が全国の37.8パーセントで最も大きくなります。
次いで中部9県が17パーセント、九州・沖縄8県が14.4パーセント、近畿7府県が13.1パーセントと続きました。
少ないほうは中国5県が6.6パーセント、東北6県が5.6パーセント、四国4県が2.9パーセント、北海道が2.5パーセントでした。
人口10万人あたりの平均で見ると並びが変わります。
九州・沖縄8県が1,954.3人、中国5県が1,787.8人、関東7都県が1,653.1人の順に多く、最も少ないのは北海道が945.8人です。
このグラフについての豆知識
在所児数とは
保育所や認定こども園などに実際に在籍している子どもの数です。
認可保育所のほか、幼保連携型・保育所型の認定こども園、特定地域型保育事業が含まれます。
認可外の保育施設に通う子どもは含まれません。
定員の84パーセント
全国の定員は226万6,613人、在所児は1,905,477人です。
数字の上では36万人ほどの余裕があります。
ただし空きがある地域と待機児童が出る地域は別です。
全国の平均だけでは、足りているかどうかは分かりません。
数字の開き
1位の東京都は273,390人、47位の徳島県は9,281人。
両者の間には29.5倍の開きがあります。
上位3で全国の29.6パーセント、上位10で57.3パーセントを占めます。
中央値は23,243人、平均は40,542.1人です。
平均が中央値を上回るのは、上位のいくつかの都道府県が全体を押し上げているためです。
人口10万人あたりに直すと3.2倍の開きになります。
実数の順位がどこまで人口の多さを映しているかは、この2つを見比べると分かります。
10年前とくらべると
全国の保育所などに通う子どもの数は、2013年の2,185,166人から2023年の1,905,478人へ、この10年でおよそ13%減りました。
2013年の時点でも1位は東京都でした。
この10年、順位は動いていません。
県ごとに見ると、いちばん増えたのは東京都で51%増です。
順位の並びがにている記事
保育所などに通う子どもの数の順位を、当サイトの全記事の並びと突き合わせてみました。
並びが最も重なったのは【保育所の定員】全国226万6,613人、在所児より36万人多いで、相関は0.99です。
反対に、並びがいちばん逆だったのは【ひとりが使う部屋数】全国1.93室、差は1.52倍(順位相関-0.74)です。
これは並びが近いというだけで、片方がもう片方を生んでいるという意味ではありません。
地図を2枚ならべてみてください。
地方のなかで見た保育所等在所児数
| 地方 | 最も多い(人) | 最も少ない(人) |
|---|---|---|
| 東北 | 宮城県 28610 | 青森県 12482 |
| 関東 | 東京都 273390 | 群馬県 23243 |
| 中部 | 愛知県 136328 | 福井県 10031 |
| 近畿 | 大阪府 85829 | 和歌山県 13771 |
| 中国 | 広島県 42963 | 鳥取県 11211 |
| 四国 | 愛媛県 17299 | 徳島県 9281 |
| 九州 | 福岡県 97762 | 佐賀県 14946 |
まとめ
保育所などに通う子どもの数を47都道府県で比べると、最も多い東京都で273,390人、最も少ない徳島県で9,281人でした。
1位と47位の間には29.5倍の開きがあります。
上位3で全国の29.6パーセント、上位10で57.3パーセントを占めます。
47都道府県の中央値は23,243人、平均は40,542.1人でした。
人口10万人あたりに直すと3.2倍の開きになります。
保育所などに通う子どもの数の数字を読むときは、3つの点に気をつけてください。
1つ目は、認可外の施設は含まないこと。
2つ目は、定員と在所児は地域ごとにずれること。
3つ目は2023年の数字であることです。
人口10万人あたりでは島根県が2,986.77人で最多。
実数の1位とは顔ぶれが変わります。
地方別に合計を出すと関東7都県が全国の37.8パーセントで最多、人口10万人あたりでは九州・沖縄8県が1,954.3人で最多でした。
保育所の定員や認可外保育を使う子を比べた記事とあわせて読んでみてください。
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出典
- 統計名: 社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)
- 調査年: 2023年
- 公開元: 総務省統計局
- 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/regional-statistics/ssdsview/prefectures
- 備考: 指標コードJ2506(保育所等在所児数)の2023年の値。人口10万人あたりは2023年の総人口で割った参考値
注記: 指標コードJ2506(保育所等在所児数)の2023年の値。
人口10万人あたりは2023年の総人口で割った参考値
