喫茶店やカフェでの飲食に、1世帯は1年でいくら使っているのでしょうか。
47都道府県で比べます。
使うのは総務省統計局の家計調査、2023年から2025年の3か年平均。
愛知県が16,431円で1位。
47都道府県の平均は9,353円、中央値は8,729円です。
最も高い16,431円と最も低い4,626円の差は11,805円、倍率にすると3.55倍でした。
47都道府県の単純平均
9,353円
1世帯当たりの喫茶代への支出(2023年〜2025年平均)
最も多い 愛知県
16,431円
最も少ない 青森県
4,626円
地図で見る
| 項目 | 1世帯当たりの喫茶代への支出 |
|---|---|
| 北海道 | 7,456円 |
| 青森県 | 4,626円 |
| 岩手県 | 7,112円 |
| 宮城県 | 10,027円 |
| 秋田県 | 6,027円 |
| 山形県 | 8,729円 |
| 福島県 | 7,515円 |
| 茨城県 | 8,864円 |
| 栃木県 | 10,224円 |
| 群馬県 | 7,524円 |
| 埼玉県 | 13,941円 |
| 千葉県 | 12,899円 |
| 東京都 | 16,270円 |
| 神奈川県 | 12,765円 |
| 新潟県 | 7,870円 |
| 富山県 | 9,666円 |
| 石川県 | 9,789円 |
| 福井県 | 8,200円 |
| 山梨県 | 10,264円 |
| 長野県 | 8,971円 |
| 岐阜県 | 14,663円 |
| 静岡県 | 9,982円 |
| 愛知県 | 16,431円 |
| 三重県 | 7,547円 |
| 滋賀県 | 10,891円 |
| 京都府 | 12,758円 |
| 大阪府 | 10,827円 |
| 兵庫県 | 10,625円 |
| 奈良県 | 11,668円 |
| 和歌山県 | 8,563円 |
| 鳥取県 | 7,997円 |
| 島根県 | 7,776円 |
| 岡山県 | 11,477円 |
| 広島県 | 9,541円 |
| 山口県 | 7,412円 |
| 徳島県 | 9,272円 |
| 香川県 | 10,184円 |
| 愛媛県 | 6,681円 |
| 高知県 | 7,482円 |
| 福岡県 | 8,202円 |
| 佐賀県 | 8,175円 |
| 長崎県 | 7,267円 |
| 熊本県 | 7,296円 |
| 大分県 | 7,704円 |
| 宮崎県 | 6,901円 |
| 鹿児島県 | 7,231円 |
| 沖縄県 | 6,313円 |
日本地図で見ると、色が濃く出るのは愛知県です。
次いで東京都、岐阜県、埼玉県、千葉県が続きます。
淡いのは青森県、秋田県、沖縄県でした。
47都道府県の平均は9,353円、中央値は8,729円です。
愛知県の16,431円は平均を7,078円上回ります。
1位と47位の差は11,805円、倍率にすると3.55倍でした。
飲酒代への支出で並べ替えると東京都が36,241で最も高く、開きは3.72倍になります。
主指標で1位の愛知県は飲酒代への支出では19位、飲酒代への支出で1位の東京都は主指標では2位でした。
| 順位 | 都道府県 | 1世帯当たりの喫茶代への支出(円) | 地方 | 飲酒代への支出 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 愛知県 | 16431 | 中部 | 17983 |
| 2 | 東京都 | 16270 | 関東 | 36241 |
| 3 | 岐阜県 | 14663 | 中部 | 9737 |
| 4 | 埼玉県 | 13941 | 関東 | 33081 |
| 5 | 千葉県 | 12899 | 関東 | 20660 |
| 6 | 神奈川県 | 12765 | 関東 | 21737 |
| 7 | 京都府 | 12758 | 近畿 | 19543 |
| 8 | 奈良県 | 11668 | 近畿 | 12987 |
| 9 | 岡山県 | 11477 | 中国 | 13689 |
| 10 | 滋賀県 | 10891 | 近畿 | 18867 |
| 11 | 大阪府 | 10827 | 近畿 | 14988 |
| 12 | 兵庫県 | 10625 | 近畿 | 14157 |
| 13 | 山梨県 | 10264 | 中部 | 13491 |
| 14 | 栃木県 | 10224 | 関東 | 19874 |
| 15 | 香川県 | 10184 | 四国 | 14820 |
| 16 | 宮城県 | 10027 | 東北 | 20529 |
| 17 | 静岡県 | 9982 | 中部 | 22103 |
| 18 | 石川県 | 9789 | 中部 | 13411 |
| 19 | 富山県 | 9666 | 中部 | 25390 |
| 20 | 広島県 | 9541 | 中国 | 18879 |
| 21 | 徳島県 | 9272 | 四国 | 15311 |
| 22 | 長野県 | 8971 | 中部 | 20650 |
| 23 | 茨城県 | 8864 | 関東 | 18292 |
| 24 | 山形県 | 8729 | 東北 | 20940 |
| 25 | 和歌山県 | 8563 | 近畿 | 11799 |
| 26 | 福岡県 | 8202 | 九州 | 14151 |
| 27 | 福井県 | 8200 | 中部 | 14516 |
| 28 | 佐賀県 | 8175 | 九州 | 15502 |
| 29 | 鳥取県 | 7997 | 中国 | 15720 |
| 30 | 新潟県 | 7870 | 中部 | 15894 |
| 31 | 島根県 | 7776 | 中国 | 17029 |
| 32 | 大分県 | 7704 | 九州 | 14714 |
| 33 | 三重県 | 7547 | 近畿 | 11995 |
| 34 | 群馬県 | 7524 | 関東 | 16357 |
| 35 | 福島県 | 7515 | 東北 | 17771 |
| 36 | 高知県 | 7482 | 四国 | 28541 |
| 37 | 北海道 | 7456 | 北海道 | 21073 |
| 38 | 山口県 | 7412 | 中国 | 13230 |
| 39 | 熊本県 | 7296 | 九州 | 31882 |
| 40 | 長崎県 | 7267 | 九州 | 12530 |
| 41 | 鹿児島県 | 7231 | 九州 | 15360 |
| 42 | 岩手県 | 7112 | 東北 | 20520 |
| 43 | 宮崎県 | 6901 | 九州 | 15470 |
| 44 | 愛媛県 | 6681 | 四国 | 10300 |
| 45 | 沖縄県 | 6313 | 九州 | 15155 |
| 46 | 秋田県 | 6027 | 東北 | 16841 |
| 47 | 青森県 | 4626 | 東北 | 11361 |
喫茶代が多い上位5都県
喫茶代が多い上位5都県です。
愛知県は16,431円、東京都は16,270円、岐阜県は14,663円でした。
1位と2位の差は161円です。
4位は埼玉県で13,941円、5位は千葉県で12,899円。
上位5はいずれも47都道府県の平均9,353円を上回りました。
1位の愛知県は平均を7,078円上回りました。
中央値の8,729円と比べると7,702円高く、平均に対する比では1.76倍にあたります。
6位以下は神奈川県で12,765円、京都府で12,758円、奈良県で11,668円と続きました。
2位と3位の差は1,607円、3位と4位の差は722円。
上位のなかでも順位が近いほど差は小さく、5位と8位の間は1,231円でした。
1位から5位までの幅は3,532円、1位から8位までの幅は4,763円でした。
上位のなかでも順位が下がるにつれて差は緩やかになります。
愛知県は飲酒代への支出でも19位に入っています。
全国の値は9,353円で、上位5はいずれもこれを上回りました。
1位は愛知県の1万6,431円。
喫茶文化で知られる県です。
飲酒代と並べて見ます
なぜこういう並びになるのか、ここからは考えてみます。
以下は1世帯が1年間に喫茶代へ使う金額の統計から直接読み取れることではなく、別の数字と照らして立てた推測です。
飲酒代への支出で並べ替えると、順位が変わります。
1位は東京都の36,241、2位は埼玉県の33,081、3位は熊本県の31,882。
4位以下は高知県、富山県と続きます。
逆に下位は愛媛県が10,300、岐阜県が9,737。
東京都と岐阜県では3.72倍の開きです。
愛知県の喫茶文化は全国的に有名です。
モーニングの習慣が根づき、朝から喫茶店に通う人が多いことがこの数字に表れています。
コーヒーへの支出(家で飲む分)と並べると、外で飲むか家で飲むかの違いが見えてきます。
当サイトのコーヒーへの支出の記事とあわせて読んでみてください。
地方ごとに県の平均を出すと、関東7都県が11,784円で最も高く、東北6県が7,339円で最も低くなります。
中部9県10,648円と近畿7府県10,411円がそれに続きました。
同じ指標でも、実数で見るか率で見るかで並びは変わります。
どちらか一方だけを見て県の姿を決めつけないことが大切です。
実数で見ると順位は変わる
喫茶代が少ない下位5県
喫茶代が少ない下位5県です。
47位の青森県は4,626円、46位の秋田県は6,027円、45位の沖縄県は6,313円でした。
1位の愛知県とは11,805円の差があります。
44位は愛媛県で6,681円、43位は宮崎県で6,901円、42位は岩手県で7,112円と続きます。
最も少ない青森県は4,626円。
1位と47位の差は3.6倍です。
47都道府県の中央値は8,729円、平均は9,353円です。
47位の青森県は平均を4,727円下回りました。
47位の青森県は1位の愛知県の28.2パーセントにあたる水準で、倍率にすると3.55倍の開きです。
46位との差は1,401円、45位との差は1,687円。
下位のほうは差が詰まっており、47位と42位の間でも2,486円しかありません。
下位5県はいずれも47都道府県の平均9,353円を下回りました。
47位から43位までの幅は2,275円です。
青森県は飲酒代への支出では45位です。
全国の値は9,353円なので、47位はこれを4,727円下回っています。
このグラフについての豆知識
モーニングの国
喫茶代への支出は全国平均で年9,353円。
愛知県はその1.8倍にあたる1万6,431円です。
コーヒー1杯にトーストとゆで卵がつくモーニングは、名古屋圏の喫茶店の名物になっています。
県庁所在市の数字であること
家計調査の品目別のデータは、各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で集められています。
県全体の平均ではないので、県内でも地域によって事情は違うはずです。
1年ごとの数字は標本のばらつきで動くため、この記事では2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算しました。
対象は二人以上の世帯です。
ひとり暮らしの世帯は含まれていません。
数字の散らばり
1位の愛知県は16,431円、47位の青森県は4,626円。
差は11,805円、倍率にすると3.55倍です。
中央値は8,729円、平均は9,353円でした。
平均と中央値がどれだけ離れているかを見ると、一部の都道府県が全体を引っぱっているかどうかが分かります。
この指標では624円の差でした。
飲酒代への支出で並べ替えると開きは3.72倍になります。
2つの見方を突き合わせると、順位の意味がはっきりします。
順位の並びがにている記事
同じ形の地図になる記事はあるでしょうか。
1世帯が1年間に喫茶代へ使う金額の順位で探してみます。
並びが最も重なったのは【調理師の平均月給】全国23.7万円、厨房の給与で、相関は0.85です。
正反対だったのは【第1次産業で働く人】農林漁業で働く人は全国3.3%、最も高い県と最も低い都で32倍で、相関は-0.73です。
これは並びが近いというだけで、片方がもう片方を生んでいるという意味ではありません。
地図を2枚ならべてみてください。
地方のなかで見た1世帯当たりの喫茶代への支出
| 地方 | 最も多い(円) | 最も少ない(円) |
|---|---|---|
| 東北 | 宮城県 10027 | 青森県 4626 |
| 関東 | 東京都 16270 | 群馬県 7524 |
| 中部 | 愛知県 16431 | 新潟県 7870 |
| 近畿 | 京都府 12758 | 三重県 7547 |
| 中国 | 岡山県 11477 | 山口県 7412 |
| 四国 | 香川県 10184 | 愛媛県 6681 |
| 九州 | 福岡県 8202 | 沖縄県 6313 |
まとめ
1世帯が1年間に喫茶代へ使う金額を47都道府県で比べると、最も高い愛知県で16,431円、最も低い青森県で4,626円でした。
その差は11,805円、倍率にすると3.55倍です。
47都道府県の中央値は8,729円、平均は9,353円でした。
全国の値は9,353円です。
飲酒代への支出で並べ替えると開きは3.72倍になり、主指標で1位の愛知県はその見方では19位に位置します。
1世帯が1年間に喫茶代へ使う金額の順位を見るときは、次の3点をあわせて見てください。
1つ目は、県庁所在市で調べた数字であること。
2つ目は、飲食店での飲酒代は別の項目であること。
3つ目は2025年の数字であることです。
飲酒代への支出では東京都が36,241で最も高く、主指標で1位の愛知県はこの見方では19位でした。
地方ごとの平均では関東7都県が11,784円で最も高く、東北6県が7,339円で最も低くなりました。
コーヒーへの支出や焼肉の外食を比べた記事とあわせて読んでみてください。
1位の愛知県と2位の東京都の差は161円で、上位のなかでも順位は僅差で決まりました。
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出典
- 統計名: 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)
- 調査年: 2023年〜2025年平均
- 公開元: 総務省統計局
- 参照URL: https://www.stat.go.jp/data/kakei/5.html
- 備考: 喫茶店やカフェでの飲食への支出。数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した
注記: 喫茶店やカフェでの飲食への支出。
数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。
2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した
