【はり・きゅうの施術所】全国9万1,415施設、身近な選択肢

【はり・きゅうの施術所】全国9万1,415施設、身近な選択肢

あん摩マッサージ指圧、はり、きゅうの施術所は、全国にどれくらいあるのでしょうか。
47都道府県で比べます。

使うのは厚生労働省の衛生行政報告例、2020年末の数字。

東京都が11,937施設で1位。
47都道府県の平均は1,945施設、中央値は1,063施設です。
1位と47位の間には38.3倍の開き、人口10万人あたりでは3倍の開きがありました。

47都道府県の単純平均

1,945施設

あん摩・はり・きゅう等の施術所数(2020年)

最も多い 東京都

11,937施設

最も少ない 鳥取県

312施設

地図で見る

あん摩・はり・きゅう等の施術所数(2020年)
あん摩・はり・きゅう等の施術所数(2020年) 衛生行政報告例(厚生労働省)をもとに作成。単位は施設。 北海道 3,304施設青森 531施設岩手 490施設宮城 1,027施設秋田 547施設山形 432施設福島 1,007施設茨城 1,357施設栃木 1,253施設群馬 1,275施設埼玉 4,309施設千葉 4,406施設東京 11,937施設神奈川 6,564施設新潟 1,119施設富山 472施設石川 887施設福井 441施設山梨 558施設長野 1,499施設岐阜 1,761施設静岡 2,320施設愛知 3,686施設三重 1,135施設滋賀 1,030施設京都 3,240施設大阪 9,942施設兵庫 4,022施設奈良 1,271施設和歌山 956施設鳥取 312施設島根 521施設岡山 1,166施設広島 1,812施設山口 735施設徳島 640施設香川 1,063施設愛媛 1,331施設高知 515施設福岡 3,812施設佐賀 533施設長崎 999施設熊本 1,011施設大分 920施設宮崎 920施設鹿児島 1,635施設沖縄 712施設
あん摩・はり・きゅう等の施術所数(施設)
あん摩・はり・きゅう等の施術所数(2020年)
項目あん摩・はり・きゅう等の施術所数
北海道3,304施設
青森県531施設
岩手県490施設
宮城県1,027施設
秋田県547施設
山形県432施設
福島県1,007施設
茨城県1,357施設
栃木県1,253施設
群馬県1,275施設
埼玉県4,309施設
千葉県4,406施設
東京都11,937施設
神奈川県6,564施設
新潟県1,119施設
富山県472施設
石川県887施設
福井県441施設
山梨県558施設
長野県1,499施設
岐阜県1,761施設
静岡県2,320施設
愛知県3,686施設
三重県1,135施設
滋賀県1,030施設
京都府3,240施設
大阪府9,942施設
兵庫県4,022施設
奈良県1,271施設
和歌山県956施設
鳥取県312施設
島根県521施設
岡山県1,166施設
広島県1,812施設
山口県735施設
徳島県640施設
香川県1,063施設
愛媛県1,331施設
高知県515施設
福岡県3,812施設
佐賀県533施設
長崎県999施設
熊本県1,011施設
大分県920施設
宮崎県920施設
鹿児島県1,635施設
沖縄県712施設

日本地図で見ると、色が濃く出るのは東京都です。
次いで大阪府、神奈川県、千葉県、埼玉県が続きます。
淡いのは鳥取県、山形県、福井県でした。

47都道府県の平均は1,945施設、中央値は1,063施設です。
東京都の11,937施設は平均の6.1倍にあたります。

上位3で31.1パーセント、1位と47位で38.3倍の開きがありました。

人口10万人あたりに直すと京都府が128.57施設で最も多く、開きは3倍になります。

実数1位の東京都は人口あたりでは12位、人口あたり1位の京都府は実数では10位でした。

順位都道府県あん摩・はり・きゅう等の施術所数(施設)地方人口10万人あたりのあん摩・はり・きゅう等の施術所数
1東京都11937関東84.19
2大阪府9942近畿113.53
3神奈川県6564関東71.15
4千葉県4406関東70.48
5埼玉県4309関東58.77
6兵庫県4022近畿75.36
7福岡県3812九州74.86
8愛知県3686中部49.41
9北海道3304北海道65.52
10京都府3240近畿128.57
11静岡県2320中部65.78
12広島県1812中国66.76
13岐阜県1761中部91.91
14鹿児島県1635九州106.72
15長野県1499中部75.44
16茨城県1357関東48.36
17愛媛県1331四国104.31
18群馬県1275関東67.46
19奈良県1271近畿98.91
20栃木県1253関東66.47
21岡山県1166中国63.68
22三重県1135近畿66.34
23新潟県1119中部53.31
24香川県1063四国115.92
25滋賀県1030近畿73.47
26宮城県1027東北45.69
27熊本県1011九州59.58
28福島県1007東北57.77
29長崎県999九州79.79
30和歌山県956近畿108.64
31宮崎県920九州89.06
31大分県920九州84.79
33石川県887中部80.78
34山口県735中国57.38
35沖縄県712九州48.57
36徳島県640四国93.43
37山梨県558中部70.54
38秋田県547東北60.98
39佐賀県533九州67.64
40青森県531東北45.58
41島根県521中国81.15
42高知県515四国78.51
43岩手県490東北42.79
44富山県472中部47.34
45福井県441中部59.68
46山形県432東北42.73
47鳥取県312中国58.76
衛生行政報告例(2020年、厚生労働省)をもとに作成

施術所が多い上位5都府県

上位5都道府県のあん摩・はり・きゅう等の施術所数
上位5都道府県のあん摩・はり・きゅう等の施術所数 衛生行政報告例(2020年) 02,0004,0006,0008,00010,000東京都: 11,937施設11,937施設大阪府: 9,942施設9,942施設神奈川県: 6,564施設6,564施設千葉県: 4,406施設4,406施設埼玉県: 4,309施設4,309施設東京都大阪府神奈川県千葉県埼玉県
上位5都道府県のあん摩・はり・きゅう等の施術所数
項目あん摩・はり・きゅう等の施術所数
東京都11,937施設
大阪府9,942施設
神奈川県6,564施設
千葉県4,406施設
埼玉県4,309施設
下位5都道府県のあん摩・はり・きゅう等の施術所数
下位5都道府県のあん摩・はり・きゅう等の施術所数 衛生行政報告例(2020年) 0100200300400鳥取県: 312施設312施設山形県: 432施設432施設福井県: 441施設441施設富山県: 472施設472施設岩手県: 490施設490施設鳥取県山形県福井県富山県岩手県
下位5都道府県のあん摩・はり・きゅう等の施術所数
項目あん摩・はり・きゅう等の施術所数
鳥取県312施設
山形県432施設
福井県441施設
富山県472施設
岩手県490施設

施術所が多い上位5都府県です。

東京都は11,937施設、大阪府は9,942施設、神奈川県は6,564施設でした。
東京都は2位の大阪府の1.2倍です。

4位は千葉県で4,406施設、5位は埼玉県で4,309施設。
上位5で全国の40.6パーセント、上位3で31.1パーセント、上位10で60.4パーセントでした。

1位だけで13.1パーセントを占めます。
47都道府県の平均は1,945施設なので、1位は平均の6.1倍。
中央値の1,063施設と比べると11.2倍にあたります。

6位以下は兵庫県で4,022施設、福岡県で3,812施設、愛知県で3,686施設と続きました。

2位と3位の差は3,378施設、3位と4位の差は2,158施設でした。
上位5より下の42都道府県で、全国の59.4パーセントを分け合っています。

1位と2位を合わせると21,879施設。
これだけで全国の23.9パーセントにあたります。

1位だけで全国の13.1パーセントを占めました。
人口の集中より少し高い水準です。

人口あたりでは京都府が1位です

ここからは統計を離れて、あん摩・はり・きゅうの施術所の数の背景を推測します。
確かめられた事実ではなく、ほかの数字と並べて考えた見立てとして読んでください。

人口10万人あたりで割り直すと、並びが変わります。

1位は京都府の128.57施設、2位は香川県115.92施設、3位は大阪府113.53施設。

4位以下は和歌山県、鹿児島県と続きます。
逆に人口あたりの下位は岩手県42.79施設、山形県42.73施設。
京都府と山形県では3倍の開きです。

人口あたりの1位は京都府です。
実数1位の東京都は人口あたりでも12位に入ります。

肩こりや腰痛の受け皿として、施術所は整形外科と並ぶ存在です。
京都府の人口あたり1位は、鍼灸の伝統の厚みを感じさせます。

当サイトの腰痛や肩こりのある人の記事とあわせて見ると、需要と受け皿が重なります。

地方別に人口10万人あたりの平均を出すと、四国4県が100.4施設で最も多く、東北6県が49.1施設で最も少なくなります。
近畿7府県98.6施設と九州・沖縄8県75.6施設がそれに続きました。

実数で見ると順位は変わる

人口10万人あたりのあん摩・はり・きゅう等の施術所数の上位5都道府県
人口10万人あたりのあん摩・はり・きゅう等の施術所数の上位5都道府県 衛生行政報告例(2020年) 020406080100120京都府: 128.6128.6香川県: 115.9115.9大阪府: 113.5113.5和歌山県: 108.6108.6鹿児島県: 106.7106.7京都府香川県大阪府和歌山県鹿児島県
人口10万人あたりのあん摩・はり・きゅう等の施術所数の上位5都道府県
項目人口10万人あたりのあん摩・はり・きゅう等の施術所数
京都府128.6
香川県115.9
大阪府113.5
和歌山県108.6
鹿児島県106.7

施術所が少ない下位5県

施術所が少ない下位5県です。

47位の鳥取県は312施設、46位の山形県は432施設、45位の福井県は441施設でした。
1位の東京都とは38.3倍の差があります。

44位は富山県で472施設、43位は岩手県で490施設、42位は高知県で515施設と続きます。

38.3倍という開きです。
人口の差を上回ります。

47都道府県の中央値は1,063施設。
平均は1,945施設なので、平均が中央値の1.8倍です。

47位の鳥取県は平均の16.0パーセント、中央値の29.4パーセントにあたります。

下位5県を合わせても全国の2.3パーセントにしかなりません。
1位の東京都1つで13.1パーセントを占めるのとは対照的です。

47位の鳥取県は、1位の東京都の2.61パーセントにあたる水準です。

46位との差は120施設、45位との差は129施設でした。
1位の東京都と47位の鳥取県の間には11,625施設の開きがあります。

地方別に見る

地方別の平均(あん摩・はり・きゅう等の施術所数)
地方別の平均(あん摩・はり・きゅう等の施術所数) 衛生行政報告例(2020年) 01,0002,0003,0004,000北海道: 3,304施設3,304施設東北: 672施設672施設関東: 4,443施設4,443施設中部: 1,416施設1,416施設近畿: 3,085施設3,085施設中国: 909施設909施設四国: 887施設887施設九州: 1,318施設1,318施設北海道東北関東中部近畿中国四国九州
地方別の平均(あん摩・はり・きゅう等の施術所数)
項目あん摩・はり・きゅう等の施術所数の平均
北海道3,304施設
東北672施設
関東4,443施設
中部1,416施設
近畿3,085施設
中国909施設
四国887施設
九州1,318施設

あん摩・はり・きゅうの施術所は、都市部と関西で多くなります。

地方別に合計を出すと、関東7都県が全国の34パーセントで最も大きくなります。
次いで近畿7府県が23.6パーセント、中部9県が13.9パーセント、九州・沖縄8県が11.5パーセントと続きました。

少ないほうは中国5県が5パーセント、東北6県が4.4パーセント、四国4県が3.9パーセント、北海道が3.6パーセントでした。

人口10万人あたりの平均で見ると並びが変わります。
四国4県が100.4施設、近畿7府県が98.6施設、九州・沖縄8県が75.6施設の順に多く、最も少ないのは東北6県が49.1施設です。

このグラフについての豆知識

柔道整復とは別の数

あん摩マッサージ指圧・はり・きゅうの施術所は全国で9万1,415施設。
整骨院など柔道整復の施術所(約5万)とは別に数えられています。

あわせれば14万をこえ、コンビニの2.5倍という身近さです。

2年に一度の隔年報

就業している医療関係者の数は、衛生行政報告例の隔年報として2年ごとに集計されます。
この記事はデータベースに収載されている最新の2020年末時点の数字を使っています。

免許を持っていても働いていない人(潜在資格者)は含まれません。

就業地で数えるため、県境をこえて通勤する人は働いている県に数えられます。

数字の開き

1位の東京都は11,937施設、47位の鳥取県は312施設。
両者の間には38.3倍の開きがあります。
上位3で全国の31.1パーセント、上位10で60.4パーセントを占めます。

中央値は1,063施設、平均は1,945施設です。
平均が中央値を上回るのは、上位のいくつかの都道府県が全体を押し上げているためです。

人口10万人あたりに直すと3倍の開きになります。
実数の順位がどこまで人口の多さを映しているかは、この2つを見比べると分かります。

順位の並びがにている記事

このあん摩・はり・きゅうの施術所の数の並びに近い記事を、全記事の順位から機械で洗い出しました。

0.98という高い相関を示したのが【はり師・きゅう師の数】全国26万6,423人、上位3都府県で4割超でした。
最も食い違ったのは【ホームセンターの数】を人口あたりで比べると約8倍の差、都市部ほど少なくなります(順位相関-0.77)でした。

これは並びが近いというだけで、片方がもう片方を生んでいるという意味ではありません。
地図を2枚ならべてみてください。

地方のなかで見たあん摩・はり・きゅう等の施術所数

地方最も多い(施設)最も少ない(施設)
東北宮城県 1027山形県 432
関東東京都 11937栃木県 1253
中部愛知県 3686福井県 441
近畿大阪府 9942和歌山県 956
中国広島県 1812鳥取県 312
四国愛媛県 1331高知県 515
九州福岡県 3812佐賀県 533
衛生行政報告例(2020年、厚生労働省)をもとに作成

まとめ

あん摩・はり・きゅうの施術所の数を47都道府県で比べると、最も多い東京都で11,937施設、最も少ない鳥取県で312施設でした。
1位と47位の間には38.3倍の開きがあります。

上位3で全国の31.1パーセント、上位10で60.4パーセントを占めます。
47都道府県の中央値は1,063施設、平均は1,945施設でした。
人口10万人あたりに直すと3倍の開きになります。

あん摩・はり・きゅうの施術所の数の順位を見るときは、次の3点をあわせて見てください。
1つ目は、届け出のあった施設の数であること。
2つ目は、柔道整復の施術所を含まないこと。
3つ目は2020年の数字であることです。

人口10万人あたりでは京都府が128.57施設で最多。
実数1位の東京都は人口あたりでは12位でした。

地方別に合計を出すと関東7都県が全国の34パーセントで最多、人口10万人あたりでは四国4県が100.4施設で最多でした。
腰痛のある人の割合や整形外科の診療所を比べた記事とあわせて読んでみてください。

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出典

  • 統計名: 衛生行政報告例
  • 調査年: 2020年
  • 公開元: 厚生労働省
  • 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/stat-search/database?statdisp_id=0004026951
  • 備考: 2020年末時点のあん摩マッサージ指圧・はり・きゅうを行う施術所の数(柔道整復の施術所は含まない)。人口10万人あたりは2024年の総人口で割った参考値

注記: 2020年末時点のあん摩マッサージ指圧・はり・きゅうを行う施術所の数(柔道整復の施術所は含まない)。
人口10万人あたりは2024年の総人口で割った参考値

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