【関節が痛む人】全国2.5%、加齢とともに増える

【関節が痛む人】全国2.5%、加齢とともに増える

ひざや手首など、手足の関節が痛む人はどれくらいいるのでしょうか。
47都道府県で比べます。

使うのは厚生労働省の国民生活基礎調査、2022年の都道府県別の数字。

和歌山県が3.24%で1位。
47都道府県の平均は2.58%、中央値は2.58%です。
最も高い3.24%と最も低い2%の差は1.24ポイント、倍率にすると1.62倍でした。
実数で見るか率で見るかによって並びは変わります。
この記事では率のほうを主に見ていきます。

47都道府県の単純平均

2.6%

手足の関節が痛む人の割合(2022年)

最も多い 和歌山県

3.2%

最も少ない 沖縄県

2%

地図で見る

手足の関節が痛む人の割合(2022年)
手足の関節が痛む人の割合(2022年) 国民生活基礎調査(都道府県別 第115表〜第141表から当サイトで割合を計算)(厚生労働省)をもとに作成。単位は%。 北海道 2.5%青森 2.6%岩手 2.7%宮城 2.2%秋田 2.9%山形 2.7%福島 2.6%茨城 2.1%栃木 2.2%群馬 2.2%埼玉 2.3%千葉 2.4%東京 2.4%神奈川 2.6%新潟 2.4%富山 2.8%石川 2.6%福井 2.5%山梨 2.5%長野 3.0%岐阜 2.5%静岡 2.5%愛知 2.5%三重 2.6%滋賀 2.8%京都 2.8%大阪 2.7%兵庫 3.0%奈良 2.7%和歌山 3.2%鳥取 2.4%島根 2.8%岡山 2.9%広島 2.5%山口 2.7%徳島 2.6%香川 2.6%愛媛 2.6%高知 2.7%福岡 2.2%佐賀 2.5%長崎 2.7%熊本 2.7%大分 2.6%宮崎 3.0%鹿児島 2.5%沖縄 2%
手足の関節が痛む人の割合(%)
手足の関節が痛む人の割合(2022年)
項目手足の関節が痛む人の割合
北海道2.5%
青森県2.6%
岩手県2.7%
宮城県2.2%
秋田県2.9%
山形県2.7%
福島県2.6%
茨城県2.1%
栃木県2.2%
群馬県2.2%
埼玉県2.3%
千葉県2.4%
東京都2.4%
神奈川県2.6%
新潟県2.4%
富山県2.8%
石川県2.6%
福井県2.5%
山梨県2.5%
長野県3.0%
岐阜県2.5%
静岡県2.5%
愛知県2.5%
三重県2.6%
滋賀県2.8%
京都府2.8%
大阪府2.7%
兵庫県3.0%
奈良県2.7%
和歌山県3.2%
鳥取県2.4%
島根県2.8%
岡山県2.9%
広島県2.5%
山口県2.7%
徳島県2.6%
香川県2.6%
愛媛県2.6%
高知県2.7%
福岡県2.2%
佐賀県2.5%
長崎県2.7%
熊本県2.7%
大分県2.6%
宮崎県3.0%
鹿児島県2.5%
沖縄県2%

日本地図で見ると、色が濃く出るのは和歌山県です。
次いで兵庫県、宮崎県、長野県、岡山県が続きます。
淡いのは沖縄県、茨城県、福岡県でした。

47都道府県の平均は2.58%、中央値は2.58%です。
和歌山県の3.24%は平均を0.66ポイント上回ります。

1位と47位の差は1.24ポイント、倍率にすると1.62倍でした。

腰痛のある人の割合で並べ替えると岩手県が5.48で最も高く、開きは1.58倍になります。

主指標で1位の和歌山県は腰痛のある人の割合では27位、腰痛のある人の割合で1位の岩手県は主指標では18位でした。

順位都道府県手足の関節が痛む人の割合(%)地方腰痛のある人の割合
1和歌山県3.24近畿4.56
2兵庫県3.02近畿4.21
3宮崎県3.01九州4.89
4長野県2.99中部5.28
5岡山県2.91中国4.63
6秋田県2.87東北5.17
7島根県2.82中国4.98
8滋賀県2.81近畿4.68
9富山県2.8中部4.53
10京都府2.76近畿4.39
11高知県2.74四国4.68
12山口県2.73中国5.12
12長崎県2.73九州5.12
12奈良県2.73近畿4.31
15山形県2.69東北4.75
16熊本県2.68九州5.16
16大阪府2.68近畿4.73
18岩手県2.65東北5.48
19徳島県2.62四国4.78
20福島県2.6東北4.91
21愛媛県2.59四国4.51
21香川県2.59四国4.48
21大分県2.59九州4.98
24神奈川県2.58関東4.79
25三重県2.57近畿4.7
25青森県2.57東北4.97
27石川県2.55中部4.32
28静岡県2.54中部4.31
29愛知県2.51中部4.38
29岐阜県2.51中部5.01
29鹿児島県2.51九州4.12
29福井県2.51中部4.42
33山梨県2.48中部4.55
33北海道2.48北海道4.17
35佐賀県2.46九州4.79
36広島県2.45中国4.89
37鳥取県2.4中国5.01
37東京都2.4関東4.43
39千葉県2.36関東4.2
40新潟県2.35中部4.75
41埼玉県2.26関東4.69
42群馬県2.21関東4.53
43宮城県2.19東北4.86
43栃木県2.19関東4.43
43福岡県2.19九州4.44
46茨城県2.12関東4.48
47沖縄県2九州3.46
国民生活基礎調査(都道府県別 第115表〜第141表から当サイトで割合を計算)(2022年、厚生労働省)をもとに作成

地方別に見る

地方別の平均(手足の関節が痛む人の割合)
地方別の平均(手足の関節が痛む人の割合) 国民生活基礎調査(都道府県別 第115表〜第141表から当サイトで割合を計算)(2022年) 0.00.51.01.52.02.5北海道: 2.5%2.5%東北: 2.6%2.6%関東: 2.3%2.3%中部: 2.6%2.6%近畿: 2.8%2.8%中国: 2.7%2.7%四国: 2.6%2.6%九州: 2.5%2.5%北海道東北関東中部近畿中国四国九州
地方別の平均(手足の関節が痛む人の割合)
項目手足の関節が痛む人の割合の平均
北海道2.5%
東北2.6%
関東2.3%
中部2.6%
近畿2.8%
中国2.7%
四国2.6%
九州2.5%

手足の関節が痛む人は、高齢化の進む西日本で多くなります。

地方ごとに県の平均を出すと、近畿7府県が2.83%で最も高くなります。
次いで中国5県が2.66%、四国4県が2.63%、東北6県が2.6%と続きました。

低いほうは中部9県が2.58%、九州・沖縄8県が2.52%、北海道が2.48%、関東7都県が2.3%でした。

最も高い近畿7府県と最も低い関東7都県の差は0.53ポイントです。
腰痛のある人の割合で見ると東北6県が最も高く、北海道が最も低くなりました。

関節が痛む人が多い上位5県

上位5都道府県の手足の関節が痛む人の割合
上位5都道府県の手足の関節が痛む人の割合 国民生活基礎調査(都道府県別 第115表〜第141表から当サイトで割合を計算)(2022年) 0.00.51.01.52.02.53.0和歌山県: 3.2%3.2%兵庫県: 3.0%3.0%宮崎県: 3.0%3.0%長野県: 3.0%3.0%岡山県: 2.9%2.9%和歌山県兵庫県宮崎県長野県岡山県
上位5都道府県の手足の関節が痛む人の割合
項目手足の関節が痛む人の割合
和歌山県3.2%
兵庫県3.0%
宮崎県3.0%
長野県3.0%
岡山県2.9%
下位5都道府県の手足の関節が痛む人の割合
下位5都道府県の手足の関節が痛む人の割合 国民生活基礎調査(都道府県別 第115表〜第141表から当サイトで割合を計算)(2022年) 0.00.51.01.52.0沖縄県: 2%2%茨城県: 2.1%2.1%宮城県: 2.2%2.2%栃木県: 2.2%2.2%福岡県: 2.2%2.2%沖縄県茨城県宮城県栃木県福岡県
下位5都道府県の手足の関節が痛む人の割合
項目手足の関節が痛む人の割合
沖縄県2%
茨城県2.1%
宮城県2.2%
栃木県2.2%
福岡県2.2%

関節が痛む人が多い上位5県です。

和歌山県は3.24%、兵庫県は3.02%、宮崎県は3.01%でした。
1位と2位の差は0.22ポイントです。

4位は長野県で2.99%、5位は岡山県で2.91%。
上位5はいずれも47都道府県の平均2.58%を上回りました。

1位の和歌山県は平均を0.66ポイント上回りました。
中央値の2.58%と比べると0.66ポイント高く、平均に対する比では1.26倍にあたります。

6位以下は秋田県で2.87%、島根県で2.82%、滋賀県で2.81%と続きました。

2位と3位の差は0.01ポイント、3位と4位の差は0.02ポイント。
上位のなかでも順位が近いほど差は小さく、5位と8位の間は0.1ポイントでした。

1位から5位までの幅は0.33ポイント、1位から8位までの幅は0.43ポイントでした。
上位のなかでも順位が下がるにつれて差は緩やかになります。

和歌山県は腰痛のある人の割合でも27位に入っています。
全国の値は2.53%で、上位5はいずれもこれを上回りました。

1位は和歌山県の3.24パーセント。
西日本の県が上位に入ります。

高齢化の進む県で高くなります

ここからは統計を離れて、手足の関節が痛む人の割合の背景を推測します。
確かめられた事実ではなく、ほかの数字と並べて考えた見立てとして読んでください。

腰痛のある人の割合で並べ替えると、順位が変わります。

1位は岩手県の5.48、2位は長野県の5.28、3位は秋田県の5.17。

4位以下は熊本県、山口県と続きます。
逆に下位は鹿児島県が4.12、沖縄県が3.46。
岩手県と沖縄県では1.58倍の開きです。

関節の痛みは加齢とともに増える症状の代表です。
高齢化の進む県ほど高く出る傾向がはっきりしています。

変形性関節症は要介護の入り口にもなるため、痛みの段階での対処が大切とされています。

当サイトの整形外科の診療所の記事とあわせて見ると、受け皿の分布が重なります。

地方ごとに県の平均を出すと、近畿7府県が2.83%で最も高く、関東7都県が2.3%で最も低くなります。
中国5県2.66%と四国4県2.63%がそれに続きました。

同じ指標でも、実数で見るか率で見るかで並びは変わります。
どちらか一方だけを見て県の姿を決めつけないことが大切です。

実数で見ると順位は変わる

腰痛のある人の割合の上位5都道府県
腰痛のある人の割合の上位5都道府県 国民生活基礎調査(都道府県別 第115表〜第141表から当サイトで割合を計算)(2022年) 012345岩手県: 5.55.5長野県: 5.35.3秋田県: 5.25.2熊本県: 5.25.2山口県: 5.15.1岩手県長野県秋田県熊本県山口県
腰痛のある人の割合の上位5都道府県
項目腰痛のある人の割合
岩手県5.5
長野県5.3
秋田県5.2
熊本県5.2
山口県5.1

関節が痛む人が少ない下位5都県

関節が痛む人が少ない下位5都県です。

47位の沖縄県は2%、46位の茨城県は2.12%、45位の福岡県は2.19%でした。
1位の和歌山県とは1.24ポイントの差があります。

44位は栃木県で2.19%、43位は宮城県で2.19%、42位は群馬県で2.21%と続きます。

最も低い沖縄県は2パーセント。
1位と47位の差は1.6倍です。

47都道府県の中央値は2.58%、平均は2.58%です。
47位の沖縄県は平均を0.58ポイント下回りました。

47位の沖縄県は1位の和歌山県の61.7パーセントにあたる水準で、倍率にすると1.62倍の開きです。

46位との差は0.12ポイント、45位との差は0.19ポイント。
下位のほうは差が詰まっており、47位と42位の間でも0.21ポイントしかありません。

下位5県はいずれも47都道府県の平均2.58%を下回りました。
47位から43位までの幅は0.19ポイントです。

沖縄県は腰痛のある人の割合では47位です。
全国の値は2.53%なので、47位はこれを0.53ポイント下回っています。

このグラフについての豆知識

見過ごされやすい症状

関節の痛みは「年のせい」と見過ごされがちですが、腰痛・肩こりに次ぐ主要な自覚症状です。

ひざの変形性関節症は特に女性に多く、体重管理と筋力づくりが予防の柱になります。

3年に一度の大規模調査

国民生活基礎調査で都道府県別に集計されるのは、3年ごとの大規模調査の年だけです。
この記事は2022年(令和4年)の調査を使っています。

公表されているのは人数なので、6歳以上の世帯人員の総数で割って当サイトで割合にしました。
不詳を含む総数で割っているため、公表の率とは分母の取り方が違うことがあります。

標本調査にもとづく推計のため、小さな差を細かく読み取ることはできません。

数字の散らばり

1位の和歌山県は3.24%、47位の沖縄県は2%。
差は1.24ポイント、倍率にすると1.62倍です。

中央値は2.58%、平均は2.58%でした。
平均と中央値がどれだけ離れているかを見ると、一部の都道府県が全体を引っぱっているかどうかが分かります。
この指標では0ポイントの差でした。

腰痛のある人の割合で並べ替えると開きは1.58倍になります。
2つの見方を突き合わせると、順位の意味がはっきりします。

順位の並びがにている記事

この手足の関節が痛む人の割合の並びに近い記事を、全記事の順位から機械で洗い出しました。

いちばん近かったのは【日常生活に影響のある人】全国12.6%、介護の一歩手前で、順位相関は0.64でした。
正反対だったのは【1か月の住居費】平均2万531円、消費支出の8.3%で、相関は-0.53です。

並びが似ていても、そこに関係があるとまでは言えません。
ただ、2つの地図をならべると読み方のヒントにはなります。

地方のなかで見た手足の関節が痛む人の割合

地方最も多い(%)最も少ない(%)
東北秋田県 2.87宮城県 2.19
関東神奈川県 2.58茨城県 2.12
中部長野県 2.99新潟県 2.35
近畿和歌山県 3.24三重県 2.57
中国岡山県 2.91鳥取県 2.4
四国高知県 2.74愛媛県 2.59
九州宮崎県 3.01沖縄県 2
国民生活基礎調査(都道府県別 第115表〜第141表から当サイトで割合を計算)(2022年、厚生労働省)をもとに作成

まとめ

手足の関節が痛む人の割合を47都道府県で比べると、最も高い和歌山県で3.24%、最も低い沖縄県で2%でした。
その差は1.24ポイント、倍率にすると1.62倍です。

47都道府県の中央値は2.58%、平均は2.58%でした。
全国の値は2.53%です。
腰痛のある人の割合で並べ替えると開きは1.58倍になり、主指標で1位の和歌山県はその見方では27位に位置します。

手足の関節が痛む人の割合の統計を読むときの注意点は3つです。
1つ目は、標本調査にもとづく推計値であること。
2つ目は、本人の自覚にもとづく数字であること。
3つ目は2022年の数字であることです。

腰痛のある人の割合では岩手県が5.48で最も高く、主指標で1位の和歌山県はこの見方では27位でした。

地方ごとの平均では近畿7府県が2.83%で最も高く、関東7都県が2.3%で最も低くなりました。
腰痛のある人や高齢者の体の不調を比べた記事とあわせて読んでみてください。

1位の和歌山県と2位の兵庫県の差は0.22ポイントで、上位のなかでも順位は僅差で決まりました。

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出典

  • 統計名: 国民生活基礎調査(都道府県別 第115表〜第141表から当サイトで割合を計算)
  • 調査年: 2022年
  • 公開元: 厚生労働省
  • 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/stat-search/database?statdisp_id=0002041078
  • 備考: 6歳以上のうち手足の関節が痛む自覚症状がある人(複数回答)の割合。都道府県を足し合わせても意味がないため、合計や人口10万人あたりは載せていない。参考指標は腰痛のある人の割合

注記: 6歳以上のうち手足の関節が痛む自覚症状がある人(複数回答)の割合。
都道府県を足し合わせても意味がないため、合計や人口10万人あたりは載せていない。
参考指標は腰痛のある人の割合

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