【お金の悩みを抱える人】全国12.2パーセント、原因の第2位

【お金の悩みを抱える人】全国12.2パーセント、原因の第2位

悩みやストレスの原因に「収入・家計・借金等」を挙げた人はどれくらいいるのでしょうか。
12歳以上について47都道府県で比べます。

使うのは厚生労働省の国民生活基礎調査、2019年の都道府県別の数字。

宮城県が14.67%で1位。
47都道府県の平均は12.2%、中央値は12.24%です。
最も高い14.67%と最も低い10.23%の差は4.44ポイント、倍率にすると1.43倍でした。

47都道府県の単純平均

12.2%

収入や家計を原因に挙げた人の割合(2019年)

最も多い 宮城県

14.7%

最も少ない 福井県

10.2%

お金の悩みが多い上位5県

上位5都道府県の収入や家計を原因に挙げた人の割合
上位5都道府県の収入や家計を原因に挙げた人の割合 国民生活基礎調査(都道府県別 世帯人員12歳以上・悩みやストレスの有無と原因)(2019年) 02468101214宮城県: 14.7%14.7%京都府: 14.3%14.3%沖縄県: 14.0%14.0%長野県: 14.0%14.0%大阪府: 13.5%13.5%宮城県京都府沖縄県長野県大阪府
上位5都道府県の収入や家計を原因に挙げた人の割合
項目収入や家計を原因に挙げた人の割合
宮城県14.7%
京都府14.3%
沖縄県14.0%
長野県14.0%
大阪府13.5%
下位5都道府県の収入や家計を原因に挙げた人の割合
下位5都道府県の収入や家計を原因に挙げた人の割合 国民生活基礎調査(都道府県別 世帯人員12歳以上・悩みやストレスの有無と原因)(2019年) 0246810福井県: 10.2%10.2%山口県: 10.4%10.4%大分県: 10.5%10.5%和歌山県: 10.6%10.6%三重県: 10.7%10.7%福井県山口県大分県和歌山県三重県
下位5都道府県の収入や家計を原因に挙げた人の割合
項目収入や家計を原因に挙げた人の割合
福井県10.2%
山口県10.4%
大分県10.5%
和歌山県10.6%
三重県10.7%

お金の悩みが多い上位5県です。

宮城県は14.67%、京都府は14.29%、沖縄県は14.02%でした。
1位と2位の差は0.38ポイントです。

4位は長野県で13.96%、5位は大阪府で13.51%。
上位5はいずれも47都道府県の平均12.2%を上回りました。

1位の宮城県は平均を2.47ポイント上回りました。
中央値の12.24%と比べると2.43ポイント高く、平均に対する比では1.2倍にあたります。

6位以下は東京都で13.45%、新潟県で13.4%、秋田県で13.24%と続きました。

2位と3位の差は0.27ポイント、3位と4位の差は0.06ポイント。
上位のなかでも順位が近いほど差は小さく、5位と8位の間は0.27ポイントでした。

1位から5位までの幅は1.16ポイント、1位から8位までの幅は1.43ポイントでした。
上位のなかでも順位が下がるにつれて差は緩やかになります。

宮城県は仕事を原因に挙げた人の割合でも2位に入っています。
全国の値は12.2%で、上位5はいずれもこれを上回りました。

1位は東北の県でした。
全国の平均を2.5ポイント上回ります。

仕事の悩みの割合と並べて見ます

以下は、お金の悩みを抱える人の割合にこれだけの差がつく理由についての推測です。
統計から確かめられる話ではなく、ほかの指標との突き合わせから考えたものです。

仕事を原因に挙げた人の割合で並べ替えると、順位が変わります。

1位は東京都の18.75、2位は宮城県の18.69、3位は滋賀県の18.26。

4位以下は愛知県、長野県と続きます。
逆に下位は長崎県が14.84、山口県が14.65。
東京都と山口県では1.28倍の開きです。

仕事の悩みの割合と並べると、1位が入れ替わります。
収入の額そのものより、暮らしとのつり合いが効くのかもしれません。

47位の県は共働きが多く、世帯としての収入が安定している地域として知られています。

当サイトの1世帯あたりの家計支出を比べた記事とあわせて見ると、家計の姿との関係が見えてきます。

地方ごとに県の平均を出すと、東北6県が13.05%で最も高く、九州・沖縄8県が11.65%で最も低くなります。
北海道12.96%と関東7都県12.72%がそれに続きました。

実数で見ると順位は変わる

仕事を原因に挙げた人の割合の上位5都道府県
仕事を原因に挙げた人の割合の上位5都道府県 国民生活基礎調査(都道府県別 世帯人員12歳以上・悩みやストレスの有無と原因)(2019年) 051015東京都: 18.818.8宮城県: 18.718.7滋賀県: 18.318.3愛知県: 17.917.9長野県: 17.817.8東京都宮城県滋賀県愛知県長野県
仕事を原因に挙げた人の割合の上位5都道府県
項目仕事を原因に挙げた人の割合
東京都18.8
宮城県18.7
滋賀県18.3
愛知県17.9
長野県17.8

お金の悩みが少ない下位5県

お金の悩みが少ない下位5県です。

47位の福井県は10.23%、46位の山口県は10.41%、45位の大分県は10.53%でした。
1位の宮城県とは4.44ポイントの差があります。

44位は和歌山県で10.59%、43位は三重県で10.71%、42位は宮崎県で10.95%と続きます。

47位は北陸の県でした。
全国の平均を2ポイントほど下回ります。

47都道府県の中央値は12.24%、平均は12.2%です。
47位の福井県は平均を1.97ポイント下回りました。

47位の福井県は1位の宮城県の69.7パーセントにあたる水準で、倍率にすると1.43倍の開きです。

46位との差は0.18ポイント、45位との差は0.3ポイント。
下位のほうは差が詰まっており、47位と42位の間でも0.72ポイントしかありません。

下位5県はいずれも47都道府県の平均12.2%を下回りました。
47位から43位までの幅は0.48ポイントです。

福井県は仕事を原因に挙げた人の割合では中位位です。
全国の値は12.2%なので、47位はこれを1.97ポイント下回っています。

地方別に見る

地方別の平均(収入や家計を原因に挙げた人の割合)
地方別の平均(収入や家計を原因に挙げた人の割合) 国民生活基礎調査(都道府県別 世帯人員12歳以上・悩みやストレスの有無と原因)(2019年) 024681012北海道: 13.0%13.0%東北: 13.1%13.1%関東: 12.7%12.7%中部: 11.9%11.9%近畿: 12.3%12.3%中国: 11.9%11.9%四国: 11.8%11.8%九州: 11.7%11.7%北海道東北関東中部近畿中国四国九州
地方別の平均(収入や家計を原因に挙げた人の割合)
項目収入や家計を原因に挙げた人の割合の平均
北海道13.0%
東北13.1%
関東12.7%
中部11.9%
近畿12.3%
中国11.9%
四国11.8%
九州11.7%

お金の悩みは、地域によって差があります。

地方ごとに県の平均を出すと、東北6県が13.05%で最も高くなります。
次いで北海道が12.96%、関東7都県が12.72%、近畿7府県が12.27%と続きました。

低いほうは中部9県が11.94%、中国5県が11.91%、四国4県が11.78%、九州・沖縄8県が11.65%でした。

最も高い東北6県と最も低い九州・沖縄8県の差は1.4ポイントです。
仕事を原因に挙げた人の割合で見ると中部9県が最も高く、九州・沖縄8県が最も低くなりました。

地図で見る

収入や家計を原因に挙げた人の割合(2019年)
収入や家計を原因に挙げた人の割合(2019年) 国民生活基礎調査(都道府県別 世帯人員12歳以上・悩みやストレスの有無と原因)(厚生労働省)をもとに作成。単位は%。 北海道 13.0%青森 12.3%岩手 12.8%宮城 14.7%秋田 13.2%山形 13.0%福島 12.3%茨城 11.2%栃木 12.5%群馬 13.2%埼玉 13.0%千葉 12.5%東京 13.5%神奈川 13.2%新潟 13.4%富山 11.4%石川 11.8%福井 10.2%山梨 12.0%長野 14.0%岐阜 11.1%静岡 12.2%愛知 11.4%三重 10.7%滋賀 12.5%京都 14.3%大阪 13.5%兵庫 11.9%奈良 12.4%和歌山 10.6%鳥取 13.2%島根 12.5%岡山 11.9%広島 11.5%山口 10.4%徳島 12.0%香川 11.7%愛媛 11.6%高知 11.8%福岡 12.3%佐賀 11.2%長崎 11.8%熊本 11.4%大分 10.5%宮崎 11.0%鹿児島 11.1%沖縄 14.0%
収入や家計を原因に挙げた人の割合(%)
収入や家計を原因に挙げた人の割合(2019年)
項目収入や家計を原因に挙げた人の割合
北海道13.0%
青森県12.3%
岩手県12.8%
宮城県14.7%
秋田県13.2%
山形県13.0%
福島県12.3%
茨城県11.2%
栃木県12.5%
群馬県13.2%
埼玉県13.0%
千葉県12.5%
東京都13.5%
神奈川県13.2%
新潟県13.4%
富山県11.4%
石川県11.8%
福井県10.2%
山梨県12.0%
長野県14.0%
岐阜県11.1%
静岡県12.2%
愛知県11.4%
三重県10.7%
滋賀県12.5%
京都府14.3%
大阪府13.5%
兵庫県11.9%
奈良県12.4%
和歌山県10.6%
鳥取県13.2%
島根県12.5%
岡山県11.9%
広島県11.5%
山口県10.4%
徳島県12.0%
香川県11.7%
愛媛県11.6%
高知県11.8%
福岡県12.3%
佐賀県11.2%
長崎県11.8%
熊本県11.4%
大分県10.5%
宮崎県11.0%
鹿児島県11.1%
沖縄県14.0%

日本地図で見ると、色が濃く出るのは宮城県です。
次いで京都府、沖縄県、長野県、大阪府が続きます。
淡いのは福井県、山口県、大分県でした。

47都道府県の平均は12.2%、中央値は12.24%です。
宮城県の14.67%は平均を2.47ポイント上回ります。

1位と47位の差は4.44ポイント、倍率にすると1.43倍でした。

仕事を原因に挙げた人の割合で並べ替えると東京都が18.75で最も高く、開きは1.28倍になります。

主指標で1位の宮城県は仕事を原因に挙げた人の割合では2位、仕事を原因に挙げた人の割合で1位の東京都は主指標では6位でした。

順位都道府県収入や家計を原因に挙げた人の割合(%)地方仕事を原因に挙げた人の割合
1宮城県14.67東北18.69
2京都府14.29近畿17.48
3沖縄県14.02九州15.64
4長野県13.96中部17.81
5大阪府13.51近畿17.1
6東京都13.45関東18.75
7新潟県13.4中部17.33
8秋田県13.24東北16.14
9神奈川県13.2関東17.78
10群馬県13.19関東17.06
11鳥取県13.17中国16.67
12山形県13.01東北16.84
13埼玉県12.96関東17.24
13北海道12.96北海道15.61
15岩手県12.75東北16.27
16島根県12.54中国16.15
17滋賀県12.51近畿18.26
18千葉県12.5関東17.48
19栃木県12.49関東15.38
20奈良県12.38近畿17.26
21青森県12.33東北15.01
22福岡県12.3九州16.51
23福島県12.29東北16.64
24静岡県12.24中部17.27
25山梨県12.02中部16.88
25徳島県12.02四国16.19
27兵庫県11.89近畿16.91
28岡山県11.87中国16.65
29高知県11.78四国15.88
30石川県11.77中部17.19
31長崎県11.76九州14.84
32香川県11.71四国17.32
33愛媛県11.6四国15.5
34広島県11.54中国17.29
35熊本県11.42九州15.5
36富山県11.39中部17.15
37愛知県11.35中部17.85
38茨城県11.23関東15.83
39佐賀県11.16九州15.59
40岐阜県11.07中部16.73
41鹿児島県11.05九州14.9
42宮崎県10.95九州15.01
43三重県10.71近畿16.07
44和歌山県10.59近畿15.19
45大分県10.53九州15.17
46山口県10.41中国14.65
47福井県10.23中部15.49
国民生活基礎調査(都道府県別 世帯人員12歳以上・悩みやストレスの有無と原因)(2019年、厚生労働省)をもとに作成

このグラフについての豆知識

2番目に多い原因

2019年に悩みやストレスの原因として2番目に多く挙げられたのが「収入・家計・借金等」で、12歳以上の12.2パーセントでした。

最も多いのは自分の仕事の16.5パーセントです。

複数回答であること

悩みやストレスの原因は、当てはまるものをいくつでも選ぶ形でたずねています。
そのため各項目の割合を足し合わせても、悩みやストレスがある人の割合にはなりません。

国民生活基礎調査で都道府県別に集計されるのは3年ごとの大規模調査の年だけで、都道府県別の表が公表されている最新のものが2019年(令和元年)分です。
標本調査にもとづく推計値でもあるため、小さな差を細かく読み取ることはできません。

数字の散らばり

1位の宮城県は14.67%、47位の福井県は10.23%。
差は4.44ポイント、倍率にすると1.43倍です。

中央値は12.24%、平均は12.2%でした。
平均と中央値がどれだけ離れているかを見ると、一部の都道府県が全体を引っぱっているかどうかが分かります。
この指標では0.04ポイントの差でした。

仕事を原因に挙げた人の割合で並べ替えると開きは1.28倍になります。
2つの見方を突き合わせると、順位の意味がはっきりします。

順位の並びがにている記事

お金の悩みを抱える人の割合の47都道府県の並びを、ほかの記事の並びと総当たりで比べました。

最も似ていたのは【ピーマンへの支出】平均年2,309円、パプリカもふくむ(順位相関0.68)です。
逆に、ほぼ裏返しの並びになったのが【お酒を飲まない人】全国36.46パーセント、3人に1人以上(相関-0.52)でした。

似ているからといって理由が同じとはかぎりません。
それでも、2つを重ねると土地の性格が見えてくることがあります。

地方のなかで見た収入や家計を原因に挙げた人の割合

地方最も多い(%)最も少ない(%)
東北宮城県 14.67福島県 12.29
関東東京都 13.45茨城県 11.23
中部長野県 13.96福井県 10.23
近畿京都府 14.29和歌山県 10.59
中国鳥取県 13.17山口県 10.41
四国徳島県 12.02愛媛県 11.6
九州沖縄県 14.02大分県 10.53
国民生活基礎調査(都道府県別 世帯人員12歳以上・悩みやストレスの有無と原因)(2019年、厚生労働省)をもとに作成

まとめ

お金の悩みを抱える人の割合を47都道府県で比べると、最も高い宮城県で14.67%、最も低い福井県で10.23%でした。
その差は4.44ポイント、倍率にすると1.43倍です。

47都道府県の中央値は12.24%、平均は12.2%でした。
全国の値は12.2%です。
仕事を原因に挙げた人の割合で並べ替えると開きは1.28倍になり、主指標で1位の宮城県はその見方では2位に位置します。

お金の悩みを抱える人の割合の数字を受け取る前に、3つ添えておきます。
1つ目は、標本調査にもとづく推計値であること。
2つ目は、複数回答であること。
3つ目は2019年の数字であることです。

仕事を原因に挙げた人の割合では東京都が18.75で最も高く、主指標で1位の宮城県はこの見方では2位でした。

地方ごとの平均では東北6県が13.05%で最も高く、九州・沖縄8県が11.65%で最も低くなりました。
仕事の悩みや1世帯あたりの家計支出を比べた記事とあわせて読んでみてください。

1位の宮城県と2位の京都府の差は0.38ポイントで、上位のなかでも順位は僅差で決まりました。

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出典

  • 統計名: 国民生活基礎調査(都道府県別 世帯人員12歳以上・悩みやストレスの有無と原因)
  • 調査年: 2019年
  • 公開元: 厚生労働省
  • 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/stat-search/database?statdisp_id=0003442399
  • 備考: 12歳以上のうち悩みやストレスの原因に「収入・家計・借金等」を挙げた人の割合(複数回答)。都道府県を足し合わせても意味がないため、合計や人口10万人あたりは載せていない。参考指標は仕事を原因に挙げた人の割合

注記: 12歳以上のうち悩みやストレスの原因に「収入・家計・借金等」を挙げた人の割合(複数回答)。
都道府県を足し合わせても意味がないため、合計や人口10万人あたりは載せていない。
参考指標は仕事を原因に挙げた人の割合

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