期間を区切って開かれる特別展には、どれくらいの人が集まるのでしょうか。
47都道府県で比べます。
使うのは文部科学省の社会教育調査、2014年度の1年間の数字。
東京都が10,385,313人で1位。
47都道府県の平均は1,077,499.9人、中央値は666,098人です。
1位と47位の間には89.8倍の開き、県民1人あたりでは15.9倍の開きがありました。
47都道府県の単純平均
1,077,500人
博物館の特別展の入館者数(平成26年度間(2014年度))
最も多い 東京都
10,385,313人
最も少ない 徳島県
115,626人
地図で見る
| 項目 | 博物館の特別展の入館者数 |
|---|---|
| 北海道 | 1,917,632人 |
| 青森県 | 146,243人 |
| 岩手県 | 310,966人 |
| 宮城県 | 619,358人 |
| 秋田県 | 248,039人 |
| 山形県 | 241,782人 |
| 福島県 | 314,679人 |
| 茨城県 | 1,560,903人 |
| 栃木県 | 323,674人 |
| 群馬県 | 467,069人 |
| 埼玉県 | 706,085人 |
| 千葉県 | 792,301人 |
| 東京都 | 10,385,313人 |
| 神奈川県 | 4,494,244人 |
| 新潟県 | 666,098人 |
| 富山県 | 668,767人 |
| 石川県 | 1,055,314人 |
| 福井県 | 427,823人 |
| 山梨県 | 378,548人 |
| 長野県 | 862,126人 |
| 岐阜県 | 1,123,395人 |
| 静岡県 | 1,194,076人 |
| 愛知県 | 2,202,233人 |
| 三重県 | 260,471人 |
| 滋賀県 | 845,374人 |
| 京都府 | 1,527,900人 |
| 大阪府 | 1,750,551人 |
| 兵庫県 | 3,007,072人 |
| 奈良県 | 547,861人 |
| 和歌山県 | 222,529人 |
| 鳥取県 | 124,777人 |
| 島根県 | 1,022,204人 |
| 岡山県 | 387,289人 |
| 広島県 | 2,088,212人 |
| 山口県 | 1,041,392人 |
| 徳島県 | 115,626人 |
| 香川県 | 141,946人 |
| 愛媛県 | 462,764人 |
| 高知県 | 254,601人 |
| 福岡県 | 2,009,130人 |
| 佐賀県 | 117,963人 |
| 長崎県 | 811,660人 |
| 熊本県 | 341,232人 |
| 大分県 | 861,569人 |
| 宮崎県 | 322,117人 |
| 鹿児島県 | 444,436人 |
| 沖縄県 | 827,150人 |
日本地図で見ると、色が濃く出るのは東京都です。
次いで神奈川県、兵庫県、愛知県、広島県が続きます。
淡いのは徳島県、佐賀県、鳥取県でした。
47都道府県の平均は1,077,499.9人、中央値は666,098人です。
東京都の10,385,313人は平均の9.6倍にあたります。
上位3で35.3パーセント、1位と47位で89.8倍の開きがありました。
県民1人あたりに直すと島根県が1.59人で最も多く、開きは15.9倍になります。
実数1位の東京都は人数あたりでは6位、人数あたり1位の島根県は実数では15位でした。
| 順位 | 都道府県 | 博物館の特別展の入館者数(人) | 地方 | 県民1人あたりの博物館の特別展の入館者数 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 東京都 | 10385313 | 関東 | 0.73 |
| 2 | 神奈川県 | 4494244 | 関東 | 0.49 |
| 3 | 兵庫県 | 3007072 | 近畿 | 0.56 |
| 4 | 愛知県 | 2202233 | 中部 | 0.3 |
| 5 | 広島県 | 2088212 | 中国 | 0.77 |
| 6 | 福岡県 | 2009130 | 九州 | 0.39 |
| 7 | 北海道 | 1917632 | 北海道 | 0.38 |
| 8 | 大阪府 | 1750551 | 近畿 | 0.2 |
| 9 | 茨城県 | 1560903 | 関東 | 0.56 |
| 10 | 京都府 | 1527900 | 近畿 | 0.61 |
| 11 | 静岡県 | 1194076 | 中部 | 0.34 |
| 12 | 岐阜県 | 1123395 | 中部 | 0.59 |
| 13 | 石川県 | 1055314 | 中部 | 0.96 |
| 14 | 山口県 | 1041392 | 中国 | 0.81 |
| 15 | 島根県 | 1022204 | 中国 | 1.59 |
| 16 | 長野県 | 862126 | 中部 | 0.43 |
| 17 | 大分県 | 861569 | 九州 | 0.79 |
| 18 | 滋賀県 | 845374 | 近畿 | 0.6 |
| 19 | 沖縄県 | 827150 | 九州 | 0.56 |
| 20 | 長崎県 | 811660 | 九州 | 0.65 |
| 21 | 千葉県 | 792301 | 関東 | 0.13 |
| 22 | 埼玉県 | 706085 | 関東 | 0.1 |
| 23 | 富山県 | 668767 | 中部 | 0.67 |
| 24 | 新潟県 | 666098 | 中部 | 0.32 |
| 25 | 宮城県 | 619358 | 東北 | 0.28 |
| 26 | 奈良県 | 547861 | 近畿 | 0.43 |
| 27 | 群馬県 | 467069 | 関東 | 0.25 |
| 28 | 愛媛県 | 462764 | 四国 | 0.36 |
| 29 | 鹿児島県 | 444436 | 九州 | 0.29 |
| 30 | 福井県 | 427823 | 中部 | 0.58 |
| 31 | 岡山県 | 387289 | 中国 | 0.21 |
| 32 | 山梨県 | 378548 | 中部 | 0.48 |
| 33 | 熊本県 | 341232 | 九州 | 0.2 |
| 34 | 栃木県 | 323674 | 関東 | 0.17 |
| 35 | 宮崎県 | 322117 | 九州 | 0.31 |
| 36 | 福島県 | 314679 | 東北 | 0.18 |
| 37 | 岩手県 | 310966 | 東北 | 0.27 |
| 38 | 三重県 | 260471 | 近畿 | 0.15 |
| 39 | 高知県 | 254601 | 四国 | 0.39 |
| 40 | 秋田県 | 248039 | 東北 | 0.28 |
| 41 | 山形県 | 241782 | 東北 | 0.24 |
| 42 | 和歌山県 | 222529 | 近畿 | 0.25 |
| 43 | 青森県 | 146243 | 東北 | 0.13 |
| 44 | 香川県 | 141946 | 四国 | 0.15 |
| 45 | 鳥取県 | 124777 | 中国 | 0.23 |
| 46 | 佐賀県 | 117963 | 九州 | 0.15 |
| 47 | 徳島県 | 115626 | 四国 | 0.17 |
特別展の入館者が多い上位5都道府県
特別展の入館者が多い上位5都道府県です。
東京都は10,385,313人、神奈川県は4,494,244人、兵庫県は3,007,072人でした。
東京都は2位の神奈川県の2.31倍です。
4位は愛知県で2,202,233人、5位は広島県で2,088,212人。
上位5で全国の43.8パーセント、上位3で35.3パーセント、上位10で61.1パーセントでした。
1位だけで20.5パーセントを占めます。
47都道府県の平均は1,077,499.9人なので、1位は平均の9.6倍。
中央値の666,098人と比べると15.6倍にあたります。
6位以下は福岡県で2,009,130人、北海道で1,917,632人、大阪府で1,750,551人と続きました。
2位と3位の差は1,487,172人、3位と4位の差は804,839人でした。
上位5より下の42都道府県で、全国の56.2パーセントを分け合っています。
1位と2位を合わせると14,879,557人。
これだけで全国の29.4パーセントにあたります。
特別展は入館者全体を押し上げる大きな要素になっています。
県民1人あたりでは島根県が1位です
ここから先は、特別展の入館者数がこう分かれる理由についての見立てです。
ほかの指標と突き合わせて立てた推測で、統計そのものが示している事実ではありません。
県民1人あたりで割り直すと、並びが変わります。
1位は島根県の1.59人、2位は石川県0.96人、3位は山口県0.81人。
4位以下は大分県、広島県と続きます。
逆に人口あたりの下位は千葉県0.13人、埼玉県0.1人。
島根県と埼玉県では15.9倍の開きです。
県民1人あたりでは島根県が1位です。
人口が少なくても、話題の展覧会があれば数字は大きく動きます。
特別展は、国内外から作品や資料を借りて開くものが多く、輸送や保険に費用がかかります。
大規模なものを開けるのは、予算と施設の広さを持つ館にかぎられます。
当サイトの映画館の数の記事と並べると、その土地でどんな文化にお金と時間が使われているかが見えてきます。
地方別に県民1人あたりの平均を出すと、中国5県が0.67人で最も多く、東北6県が0.23人で最も少なくなります。
関東7都県0.43人と中部9県0.42人がそれに続きました。
実数で見ると順位は変わる
特別展の入館者が少ない下位5県
特別展の入館者が少ない下位5県です。
47位の徳島県は115,626人、46位の佐賀県は117,963人、45位の鳥取県は124,777人でした。
1位の東京都とは89.8倍の差があります。
44位は香川県で141,946人、43位は青森県で146,243人、42位は和歌山県で222,529人と続きます。
大きな特別展を開けるかどうかで、県ごとの差が大きく開きます。
47都道府県の中央値は666,098人。
平均は1,077,499.9人なので、平均が中央値の1.6倍です。
47位の徳島県は平均の10.7パーセント、中央値の17.4パーセントにあたります。
下位5県を合わせても全国の1.3パーセントにしかなりません。
1位の東京都1つで20.5パーセントを占めるのとは対照的です。
47位の徳島県は、1位の東京都の1.11パーセントにあたる水準です。
46位との差は2,337人、45位との差は9,151人でした。
1位の東京都と47位の徳島県の間には10,269,687人の開きがあります。
地方別に見る
特別展の入館者は、大きな館のある地方に集まります。
地方別に合計を出すと、関東7都県が全国の37パーセントで最も大きくなります。
次いで中部9県が16.9パーセント、近畿7府県が16.1パーセント、九州・沖縄8県が11.3パーセントと続きました。
少ないほうは中国5県が9.2パーセント、北海道が3.8パーセント、東北6県が3.7パーセント、四国4県が1.9パーセントでした。
県民1人あたりの平均で見ると並びが変わります。
中国5県が0.67人、関東7都県が0.43人、中部9県が0.42人の順に多く、最も少ないのは東北6県が0.23人です。
このグラフについての豆知識
特別展とは何か
特別展は、常設展とは別に期間を決めて開く展覧会です。
ふだんは見られない作品や、ほかの館から借りた資料が並びます。
この記事の数字は入館者総数の内数なので、特別展の入館者は博物館の入館者にも含まれています。
社会教育調査という統計
社会教育調査は、図書館や博物館、体育施設など学校の外にある学びの場を全国分まとめた統計です。
3年ごとに行われ、e-Statのデータベースに収められているのは2015年度の調査までです。
施設の数は調査時点のもので、そのあと新しくできた施設や閉じた施設は反映されていません。
数字の開き
1位の東京都は10,385,313人、47位の徳島県は115,626人。
両者の間には89.8倍の開きがあります。
上位3で全国の35.3パーセント、上位10で61.1パーセントを占めます。
中央値は666,098人、平均は1,077,499.9人です。
平均が中央値を上回るのは、上位のいくつかの都道府県が全体を押し上げているためです。
県民1人あたりに直すと15.9倍の開きになります。
実数の順位がどこまで人口の多さを映しているかは、この2つを見比べると分かります。
順位の並びがにている記事
この特別展の入館者数の並びに近い記事を、全記事の順位から機械で洗い出しました。
0.88という高い相関を示したのが【博物館の入館者数】1年でおよそ1億2,958万人ののべ入館でした。
正反対だったのは【第1次産業で働く人】農林漁業で働く人は全国3.3%、最も高い県と最も低い都で32倍で、相関は-0.7です。
並びが似ていても、そこに関係があるとまでは言えません。
ただ、2つの地図をならべると読み方のヒントにはなります。
地方のなかで見た博物館の特別展の入館者数
| 地方 | 最も多い(人) | 最も少ない(人) |
|---|---|---|
| 東北 | 宮城県 619358 | 青森県 146243 |
| 関東 | 東京都 10385313 | 栃木県 323674 |
| 中部 | 愛知県 2202233 | 山梨県 378548 |
| 近畿 | 兵庫県 3007072 | 和歌山県 222529 |
| 中国 | 広島県 2088212 | 鳥取県 124777 |
| 四国 | 愛媛県 462764 | 徳島県 115626 |
| 九州 | 福岡県 2009130 | 佐賀県 117963 |
まとめ
特別展の入館者数を47都道府県で比べると、最も多い東京都で10,385,313人、最も少ない徳島県で115,626人でした。
1位と47位の間には89.8倍の開きがあります。
上位3で全国の35.3パーセント、上位10で61.1パーセントを占めます。
47都道府県の中央値は666,098人、平均は1,077,499.9人でした。
県民1人あたりに直すと15.9倍の開きになります。
ここまでの特別展の入館者数の数字には、注意点が3つあります。
1つ目は、入館者総数の内数であること。
2つ目は、その年に大きな展覧会があったかどうかで動くこと。
3つ目は2014年の数字であることです。
県民1人あたりでは島根県が1.59人で最多。
実数1位の東京都は人数あたりでは6位でした。
地方別に合計を出すと関東7都県が全国の37パーセントで最多、県民1人あたりでは中国5県が0.67人で最多でした。
博物館の入館者数や特別展を開いた館の数を比べた記事とあわせて読んでみてください。
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出典
- 統計名: 社会教育調査
- 調査年: 平成26年度間(2014年度)
- 公開元: 文部科学省
- 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/stat-search/database?statdisp_id=0003348798
- 備考: 2014年度の1年間に博物館の特別展へ入館した人ののべ人数。入館者総数の内数。県民1人あたりの博物館の特別展の入館者数は2024年の総人口で割った参考値
注記: 2014年度の1年間に博物館の特別展へ入館した人ののべ人数。
入館者総数の内数。
県民1人あたりの博物館の特別展の入館者数は2024年の総人口で割った参考値
