【豚肉に使う金額】平均年3万3,328円、差は1.4倍だけ

【豚肉に使う金額】平均年3万3,328円、差は1.4倍だけ

食卓でいちばん出番の多い豚肉に、1世帯はいくら使っているのでしょうか。
47都道府県で比べます。

使うのは総務省統計局の家計調査、2023年から2025年の3か年平均。

新潟県が38,131円で1位。
47都道府県の平均は33,328円、中央値は33,325円です。
最も高い38,131円と最も低い28,122円の差は10,009円、倍率にすると1.36倍でした。

47都道府県の単純平均

33,328円

1世帯当たりの豚肉への支出(2023年〜2025年平均)

最も多い 新潟県

38,131円

最も少ない 福井県

28,122円

豚肉への支出が多い上位5県

上位5都道府県の1世帯当たりの豚肉への支出
上位5都道府県の1世帯当たりの豚肉への支出 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(2023年〜2025年平均) 010,00020,00030,000新潟県: 38,131円38,131円東京都: 38,126円38,126円秋田県: 37,909円37,909円埼玉県: 37,069円37,069円福島県: 36,907円36,907円新潟県東京都秋田県埼玉県福島県
上位5都道府県の1世帯当たりの豚肉への支出
項目1世帯当たりの豚肉への支出
新潟県38,131円
東京都38,126円
秋田県37,909円
埼玉県37,069円
福島県36,907円
下位5都道府県の1世帯当たりの豚肉への支出
下位5都道府県の1世帯当たりの豚肉への支出 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(2023年〜2025年平均) 010,00020,00030,000福井県: 28,122円28,122円沖縄県: 29,156円29,156円高知県: 29,853円29,853円群馬県: 30,074円30,074円徳島県: 30,267円30,267円福井県沖縄県高知県群馬県徳島県
下位5都道府県の1世帯当たりの豚肉への支出
項目1世帯当たりの豚肉への支出
福井県28,122円
沖縄県29,156円
高知県29,853円
群馬県30,074円
徳島県30,267円

豚肉への支出が多い上位5県です。

新潟県は38,131円、東京都は38,126円、秋田県は37,909円でした。
1位と2位の差は5円です。

4位は埼玉県で37,069円、5位は福島県で36,907円。
上位5はいずれも47都道府県の平均33,328円を上回りました。

1位の新潟県は平均を4,803円上回りました。
中央値の33,325円と比べると4,806円高く、平均に対する比では1.14倍にあたります。

6位以下は神奈川県で36,426円、北海道で35,713円、千葉県で35,688円と続きました。

2位と3位の差は217円、3位と4位の差は840円。
上位のなかでも順位が近いほど差は小さく、5位と8位の間は1,219円でした。

1位から5位までの幅は1,224円、1位から8位までの幅は2,443円でした。
上位のなかでも順位が下がるにつれて差は緩やかになります。

新潟県は牛肉への支出でも47位に入っています。
全国の値は33,328円で、上位5はいずれもこれを上回りました。

1位は新潟県の3万8,131円。
牛肉で最下位だった県が、豚肉では1位です。

牛肉への支出と並べて見ます

ここから先は、1世帯が1年間に豚肉へ使う金額がこう分かれる理由についての見立てです。
ほかの指標と突き合わせて立てた推測で、統計そのものが示している事実ではありません。

牛肉への支出で並べ替えると、順位が変わります。

1位は京都府の36,081、2位は和歌山県の34,171、3位は奈良県の32,581。

4位以下は兵庫県、滋賀県と続きます。
逆に下位は岩手県が10,223、新潟県が10,176。
京都府と新潟県では3.55倍の開きです。

牛肉の差が3.6倍なのに対し、豚肉は1.4倍。
豚肉はどの県でも同じように食べられている、日本の食卓の定番です。

牛肉1位の京都府は豚肉では下位、豚肉1位の新潟県は牛肉で最下位。
この見事な裏返しが東西の食文化を物語ります。

当サイトの牛肉への支出の記事と並べて読んでみてください。

地方ごとに県の平均を出すと、北海道が35,713円で最も高く、四国4県が30,914円で最も低くなります。
東北6県34,947円と関東7都県34,421円がそれに続きました。

同じ指標でも、実数で見るか率で見るかで並びは変わります。
どちらか一方だけを見て県の姿を決めつけないことが大切です。

実数で見ると順位は変わる

牛肉への支出の上位5都道府県
牛肉への支出の上位5都道府県 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(2023年〜2025年平均) 010,00020,00030,000京都府: 36,08136,081和歌山県: 34,17134,171奈良県: 32,58132,581兵庫県: 32,21232,212滋賀県: 30,33630,336京都府和歌山県奈良県兵庫県滋賀県
牛肉への支出の上位5都道府県
項目牛肉への支出
京都府36,081
和歌山県34,171
奈良県32,581
兵庫県32,212
滋賀県30,336

豚肉への支出が少ない下位5県

豚肉への支出が少ない下位5県です。

47位の福井県は28,122円、46位の沖縄県は29,156円、45位の高知県は29,853円でした。
1位の新潟県とは10,009円の差があります。

44位は群馬県で30,074円、43位は徳島県で30,267円、42位は宮崎県で30,445円と続きます。

最も少ない福井県は2万8,122円。
1位と47位の差は1.4倍しかありません。

47都道府県の中央値は33,325円、平均は33,328円です。
47位の福井県は平均を5,206円下回りました。

47位の福井県は1位の新潟県の73.8パーセントにあたる水準で、倍率にすると1.36倍の開きです。

46位との差は1,034円、45位との差は1,731円。
下位のほうは差が詰まっており、47位と42位の間でも2,323円しかありません。

下位5県はいずれも47都道府県の平均33,328円を下回りました。
47位から43位までの幅は2,145円です。

福井県は牛肉への支出では中位位です。
全国の値は33,328円なので、47位はこれを5,206円下回っています。

地図で見る

1世帯当たりの豚肉への支出(2023年〜2025年平均)
1世帯当たりの豚肉への支出(2023年〜2025年平均) 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(総務省統計局)をもとに作成。単位は円。 北海道 35,713円青森 32,816円岩手 31,713円宮城 34,711円秋田 37,909円山形 35,625円福島 36,907円茨城 30,738円栃木 32,825円群馬 30,074円埼玉 37,069円千葉 35,688円東京 38,126円神奈川 36,426円新潟 38,131円富山 34,678円石川 33,622円福井 28,122円山梨 35,178円長野 34,547円岐阜 31,066円静岡 35,331円愛知 34,492円三重 31,147円滋賀 33,444円京都 34,415円大阪 33,517円兵庫 33,189円奈良 32,878円和歌山 32,135円鳥取 32,062円島根 32,852円岡山 35,627円広島 34,381円山口 30,888円徳島 30,267円香川 30,761円愛媛 32,774円高知 29,853円福岡 30,928円佐賀 32,213円長崎 33,709円熊本 33,480円大分 31,449円宮崎 30,445円鹿児島 33,325円沖縄 29,156円
1世帯当たりの豚肉への支出(円)
1世帯当たりの豚肉への支出(2023年〜2025年平均)
項目1世帯当たりの豚肉への支出
北海道35,713円
青森県32,816円
岩手県31,713円
宮城県34,711円
秋田県37,909円
山形県35,625円
福島県36,907円
茨城県30,738円
栃木県32,825円
群馬県30,074円
埼玉県37,069円
千葉県35,688円
東京都38,126円
神奈川県36,426円
新潟県38,131円
富山県34,678円
石川県33,622円
福井県28,122円
山梨県35,178円
長野県34,547円
岐阜県31,066円
静岡県35,331円
愛知県34,492円
三重県31,147円
滋賀県33,444円
京都府34,415円
大阪府33,517円
兵庫県33,189円
奈良県32,878円
和歌山県32,135円
鳥取県32,062円
島根県32,852円
岡山県35,627円
広島県34,381円
山口県30,888円
徳島県30,267円
香川県30,761円
愛媛県32,774円
高知県29,853円
福岡県30,928円
佐賀県32,213円
長崎県33,709円
熊本県33,480円
大分県31,449円
宮崎県30,445円
鹿児島県33,325円
沖縄県29,156円

日本地図で見ると、色が濃く出るのは新潟県です。
次いで東京都、秋田県、埼玉県、福島県が続きます。
淡いのは福井県、沖縄県、高知県でした。

47都道府県の平均は33,328円、中央値は33,325円です。
新潟県の38,131円は平均を4,803円上回ります。

1位と47位の差は10,009円、倍率にすると1.36倍でした。

牛肉への支出で並べ替えると京都府が36,081で最も高く、開きは3.55倍になります。

主指標で1位の新潟県は牛肉への支出では47位、牛肉への支出で1位の京都府は主指標では17位でした。

順位都道府県1世帯当たりの豚肉への支出(円)地方牛肉への支出
1新潟県38131中部10176
2東京都38126関東23918
3秋田県37909東北12275
4埼玉県37069関東16588
5福島県36907東北11187
6神奈川県36426関東22824
7北海道35713北海道11562
8千葉県35688関東20470
9岡山県35627中国22816
10山形県35625東北24808
11静岡県35331中部15223
12山梨県35178中部14882
13宮城県34711東北12632
14富山県34678中部19612
15長野県34547中部12328
16愛知県34492中部24359
17京都府34415近畿36081
18広島県34381中国29372
19長崎県33709九州24705
20石川県33622中部19598
21大阪府33517近畿29588
22熊本県33480九州25642
23滋賀県33444近畿30336
24鹿児島県33325九州22364
25兵庫県33189近畿32212
26奈良県32878近畿32581
27島根県32852中国19130
28栃木県32825関東15878
29青森県32816東北14844
30愛媛県32774四国26559
31佐賀県32213九州25990
32和歌山県32135近畿34171
33鳥取県32062中国19491
34岩手県31713東北10223
35大分県31449九州26176
36三重県31147近畿29498
37岐阜県31066中部21490
38福岡県30928九州27353
39山口県30888中国28350
40香川県30761四国24171
41茨城県30738関東12325
42宮崎県30445九州23441
43徳島県30267四国24952
44群馬県30074関東10886
45高知県29853四国21959
46沖縄県29156九州15292
47福井県28122中部23176
家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(2023年〜2025年平均、総務省統計局)をもとに作成

このグラフについての豆知識

どこでも食べられる肉

豚肉への支出は全国平均で年3万3,328円と、牛肉の2万1,564円を上回ります。

価格の手ごろさと調理のしやすさで、豚肉は日本の食卓の主役になっています。

県庁所在市の数字であること

家計調査の品目別のデータは、各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で集められています。
県全体の平均ではないので、県内でも地域によって事情は違うはずです。

1年ごとの数字は標本のばらつきで動くため、この記事では2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算しました。

対象は二人以上の世帯です。
ひとり暮らしの世帯は含まれていません。

数字の散らばり

1位の新潟県は38,131円、47位の福井県は28,122円。
差は10,009円、倍率にすると1.36倍です。

中央値は33,325円、平均は33,328円でした。
平均と中央値がどれだけ離れているかを見ると、一部の都道府県が全体を引っぱっているかどうかが分かります。
この指標では3円の差でした。

牛肉への支出で並べ替えると開きは3.55倍になります。
2つの見方を突き合わせると、順位の意味がはっきりします。

順位の並びがにている記事

1世帯が1年間に豚肉へ使う金額の47都道府県の並びを、ほかの記事の並びと総当たりで比べました。

最も似ていたのは【ベーコンへの支出】平均年2,517円、ハムの半分ほど(順位相関0.7)です。
逆に、ほぼ裏返しの並びになったのが【お酒を飲まない人】全国36.46パーセント、3人に1人以上(相関-0.57)でした。

順位が近いことと、原因がつながっていることは別の話です。
それでも、見くらべると気づくことがあります。

地方のなかで見た1世帯当たりの豚肉への支出

地方最も多い(円)最も少ない(円)
東北秋田県 37909岩手県 31713
関東東京都 38126群馬県 30074
中部新潟県 38131福井県 28122
近畿京都府 34415三重県 31147
中国岡山県 35627山口県 30888
四国愛媛県 32774高知県 29853
九州長崎県 33709沖縄県 29156
家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(2023年〜2025年平均、総務省統計局)をもとに作成

まとめ

1世帯が1年間に豚肉へ使う金額を47都道府県で比べると、最も高い新潟県で38,131円、最も低い福井県で28,122円でした。
その差は10,009円、倍率にすると1.36倍です。

47都道府県の中央値は33,325円、平均は33,328円でした。
全国の値は33,328円です。
牛肉への支出で並べ替えると開きは3.55倍になり、主指標で1位の新潟県はその見方では47位に位置します。

この1世帯が1年間に豚肉へ使う金額の数字には、読み違えやすい点が3つあります。
1つ目は、県庁所在市で調べた数字であること。
2つ目は、外食や加工品を含まないこと。
3つ目は2025年の数字であることです。

牛肉への支出では京都府が36,081で最も高く、主指標で1位の新潟県はこの見方では47位でした。

地方ごとの平均では北海道が35,713円で最も高く、四国4県が30,914円で最も低くなりました。
牛肉や鶏肉への支出を比べた記事とあわせて読んでみてください。

1位の新潟県と2位の東京都の差は5円で、上位のなかでも順位は僅差で決まりました。

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出典

  • 統計名: 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)
  • 調査年: 2023年〜2025年平均
  • 公開元: 総務省統計局
  • 参照URL: https://www.stat.go.jp/data/kakei/5.html
  • 備考: 生鮮の豚肉への支出。ハムなどの加工品や外食は含まない。数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した

注記: 生鮮の豚肉への支出。
ハムなどの加工品や外食は含まない。
数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。
2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した

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