【ひとりが使う部屋数】全国1.93室、差は1.52倍

【ひとりが使う部屋数】全国1.93室、差は1.52倍

1人あたりで見ると、使える部屋の数は都道府県でどれくらい違うのでしょうか。
47都道府県で比べます。

使うのは厚生労働省の国民生活基礎調査、2019年の都道府県別の数字。

富山県が2.39室で1位。
47都道府県の平均は2.06室、中央値は2.08室です。
最も高い2.39室と最も低い1.57室の差は0.82室、倍率にすると1.52倍でした。
実数で見るか率で見るかによって並びは変わります。
この記事では率のほうを主に見ていきます。

47都道府県の単純平均

2.1室

世帯人員1人当たり平均室数(2019年)

最も多い 富山県

2.4室

最も少ない 沖縄県

1.6室

地図で見る

世帯人員1人当たり平均室数(2019年)
世帯人員1人当たり平均室数(2019年) 国民生活基礎調査(都道府県別 1世帯当たり平均室数・平均床面積)(厚生労働省)をもとに作成。単位は室。 北海道 2.0室青森 2.3室岩手 2.2室宮城 1.9室秋田 2.3室山形 2.2室福島 2.0室茨城 2.0室栃木 2.0室群馬 2.0室埼玉 1.8室千葉 1.9室東京 1.6室神奈川 1.7室新潟 2.2室富山 2.4室石川 2.1室福井 2.2室山梨 2.1室長野 2.1室岐阜 2.2室静岡 1.9室愛知 1.9室三重 2.2室滋賀 2.1室京都 2室大阪 1.8室兵庫 2.1室奈良 2.3室和歌山 2.2室鳥取 2.3室島根 2.3室岡山 2.1室広島 2.0室山口 2.3室徳島 2.1室香川 2.2室愛媛 2.3室高知 2.2室福岡 1.9室佐賀 2室長崎 2.1室熊本 1.9室大分 2.1室宮崎 2.0室鹿児島 2.1室沖縄 1.6室
世帯人員1人当たり平均室数(室)
世帯人員1人当たり平均室数(2019年)
項目世帯人員1人当たり平均室数
北海道2.0室
青森県2.3室
岩手県2.2室
宮城県1.9室
秋田県2.3室
山形県2.2室
福島県2.0室
茨城県2.0室
栃木県2.0室
群馬県2.0室
埼玉県1.8室
千葉県1.9室
東京都1.6室
神奈川県1.7室
新潟県2.2室
富山県2.4室
石川県2.1室
福井県2.2室
山梨県2.1室
長野県2.1室
岐阜県2.2室
静岡県1.9室
愛知県1.9室
三重県2.2室
滋賀県2.1室
京都府2室
大阪府1.8室
兵庫県2.1室
奈良県2.3室
和歌山県2.2室
鳥取県2.3室
島根県2.3室
岡山県2.1室
広島県2.0室
山口県2.3室
徳島県2.1室
香川県2.2室
愛媛県2.3室
高知県2.2室
福岡県1.9室
佐賀県2室
長崎県2.1室
熊本県1.9室
大分県2.1室
宮崎県2.0室
鹿児島県2.1室
沖縄県1.6室

日本地図で見ると、色が濃く出るのは富山県です。
次いで鳥取県、秋田県、島根県、山口県が続きます。
淡いのは沖縄県、東京都、神奈川県でした。

47都道府県の平均は2.06室、中央値は2.08室です。
富山県の2.39室は平均を0.33室上回ります。

1位と47位の差は0.82室、倍率にすると1.52倍でした。

1世帯当たり平均室数で並べ替えると富山県が6.58で最も高く、開きは1.84倍になります。

主指標で1位の富山県は1世帯当たり平均室数では1位、1世帯当たり平均室数で1位の富山県は主指標では1位でした。

順位都道府県世帯人員1人当たり平均室数(室)地方1世帯当たり平均室数
1富山県2.39中部6.58
2鳥取県2.3中国6.09
3山口県2.29中国5.37
3秋田県2.29東北5.87
3島根県2.29中国5.88
6青森県2.27東北5.55
6奈良県2.27近畿5.76
8愛媛県2.25四国5.16
9岐阜県2.24中部5.94
10高知県2.22四国5
11香川県2.21四国5.35
11和歌山県2.21近畿5.38
13福井県2.19中部6.02
14岩手県2.18東北5.56
15三重県2.17近畿5.48
16山形県2.16東北6.06
17新潟県2.15中部5.74
18滋賀県2.14近畿5.8
18徳島県2.14四国5.31
20石川県2.13中部5.49
20長野県2.13中部5.42
22兵庫県2.1近畿4.98
23長崎県2.09九州4.82
24岡山県2.08中国5.32
24大分県2.08九州4.92
26山梨県2.07中部5.14
26鹿児島県2.07九州4.44
28北海道2.04北海道4.35
29広島県2.03中国4.77
30京都府2近畿4.66
30佐賀県2九州5.31
32茨城県1.99関東5.28
32宮崎県1.99九州4.63
32群馬県1.99関東4.98
35福島県1.98東北5.25
36栃木県1.97関東5.13
37静岡県1.94中部4.92
38宮城県1.87東北4.66
38熊本県1.87九州4.89
38福岡県1.87九州4.28
41愛知県1.86中部4.68
42千葉県1.85関東4.23
43埼玉県1.79関東4.34
43大阪府1.79近畿4.11
45神奈川県1.69関東4.04
46東京都1.62関東3.57
47沖縄県1.57九州3.88
国民生活基礎調査(都道府県別 1世帯当たり平均室数・平均床面積)(2019年、厚生労働省)をもとに作成

1人あたりの部屋数が多い上位5県

上位5都道府県の世帯人員1人当たり平均室数
上位5都道府県の世帯人員1人当たり平均室数 国民生活基礎調査(都道府県別 1世帯当たり平均室数・平均床面積)(2019年) 0.00.51.01.52.0富山県: 2.4室2.4室鳥取県: 2.3室2.3室秋田県: 2.3室2.3室島根県: 2.3室2.3室山口県: 2.3室2.3室富山県鳥取県秋田県島根県山口県
上位5都道府県の世帯人員1人当たり平均室数
項目世帯人員1人当たり平均室数
富山県2.4室
鳥取県2.3室
秋田県2.3室
島根県2.3室
山口県2.3室
下位5都道府県の世帯人員1人当たり平均室数
下位5都道府県の世帯人員1人当たり平均室数 国民生活基礎調査(都道府県別 1世帯当たり平均室数・平均床面積)(2019年) 0.00.51.01.5沖縄県: 1.6室1.6室東京都: 1.6室1.6室神奈川県: 1.7室1.7室埼玉県: 1.8室1.8室大阪府: 1.8室1.8室沖縄県東京都神奈川県埼玉県大阪府
下位5都道府県の世帯人員1人当たり平均室数
項目世帯人員1人当たり平均室数
沖縄県1.6室
東京都1.6室
神奈川県1.7室
埼玉県1.8室
大阪府1.8室

1人あたりの部屋数が多い上位5県です。

富山県は2.39室、鳥取県は2.3室、秋田県は2.29室でした。
1位と2位の差は0.09室です。

4位は島根県で2.29室、5位は山口県で2.29室。
上位5はいずれも47都道府県の平均2.06室を上回りました。

1位の富山県は平均を0.33室上回りました。
中央値の2.08室と比べると0.31室高く、平均に対する比では1.16倍にあたります。

6位以下は青森県で2.27室、奈良県で2.27室、愛媛県で2.25室と続きました。

2位と3位の差は0.01室、3位と4位の差は0室。
上位のなかでも順位が近いほど差は小さく、5位と8位の間は0.04室でした。

1位から5位までの幅は0.1室、1位から8位までの幅は0.14室でした。
上位のなかでも順位が下がるにつれて差は緩やかになります。

富山県は1世帯当たり平均室数でも1位に入っています。
全国の値は1.93室で、上位5はいずれもこれを上回りました。

上位は北陸と山陰の県です。
1人あたりの床面積でも上位に来る顔ぶれと重なります。

1世帯あたりで見ると並びが変わります

以下は、1人あたりの部屋数にこれだけの差がつく理由についての推測です。
統計から確かめられる話ではなく、ほかの指標との突き合わせから考えたものです。

1世帯当たり平均室数で並べ替えると、順位が変わります。

1位は富山県の6.58、2位は鳥取県の6.09、3位は山形県の6.06。

4位以下は福井県、岐阜県と続きます。
逆に下位は沖縄県が3.88、東京都が3.57。
富山県と東京都では1.84倍の開きです。

1世帯あたりで見ると並びが変わります。
世帯の人数が多い県は、1人あたりでは順位を下げるためです。

1.52倍という開きは、この記事で扱う住まいの指標のなかで最も小さいものです。
部屋数は床面積ほど地域で違いません。

1人あたりの部屋数が2を超える県では、1人に1部屋以上が行きわたっている計算になります。

地方ごとに県の平均を出すと、四国4県が2.21室で最も高く、関東7都県が1.84室で最も低くなります。
中国5県2.2室と東北6県2.13室がそれに続きました。

同じ指標でも、実数で見るか率で見るかで並びは変わります。
どちらか一方だけを見て県の姿を決めつけないことが大切です。

実数で見ると順位は変わる

1世帯当たり平均室数の上位5都道府県
1世帯当たり平均室数の上位5都道府県 国民生活基礎調査(都道府県別 1世帯当たり平均室数・平均床面積)(2019年) 0123456富山県: 6.66.6鳥取県: 6.16.1山形県: 6.16.1福井県: 6.06.0岐阜県: 5.95.9富山県鳥取県山形県福井県岐阜県
1世帯当たり平均室数の上位5都道府県
項目1世帯当たり平均室数
富山県6.6
鳥取県6.1
山形県6.1
福井県6.0
岐阜県5.9

1人あたりの部屋数が少ない下位5県

1人あたりの部屋数が少ない下位5県です。

47位の沖縄県は1.57室、46位の東京都は1.62室、45位の神奈川県は1.69室でした。
1位の富山県とは0.82室の差があります。

44位は大阪府で1.79室、43位は埼玉県で1.79室、42位は千葉県で1.85室と続きます。

下位は南の島の県と大都市圏でした。
世帯の人数が多い地域も含まれます。

47都道府県の中央値は2.08室、平均は2.06室です。
47位の沖縄県は平均を0.49室下回りました。

47位の沖縄県は1位の富山県の65.7パーセントにあたる水準で、倍率にすると1.52倍の開きです。

46位との差は0.05室、45位との差は0.12室。
下位のほうは差が詰まっており、47位と42位の間でも0.28室しかありません。

下位5県はいずれも47都道府県の平均2.06室を下回りました。
47位から43位までの幅は0.22室です。

沖縄県は1世帯当たり平均室数では46位です。
全国の値は1.93室なので、47位はこれを0.36室下回っています。

このグラフについての豆知識

1人に1部屋あるか

2019年の全国の世帯人員1人当たり平均室数は1.93室でした。
1人に2部屋近くが行きわたっている計算です。

1位は2.39室、47位は1.57室。
1人あたりで見ても1部屋は上回っています。

6年前の調査であること

国民生活基礎調査は毎年行われますが、都道府県別に集計されるのは3年ごとの大規模調査の年だけです。
そのうち都道府県別の表が公表されている最新のものが2019年(令和元年)分になります。

この記事の数字は6年前のものです。
そのあいだに世帯の姿は少しずつ変わっているため、いまの状態とは違う可能性があります。
標本調査にもとづく推計値である点にも注意してください。

数字の散らばり

1位の富山県は2.39室、47位の沖縄県は1.57室。
差は0.82室、倍率にすると1.52倍です。

中央値は2.08室、平均は2.06室でした。
平均と中央値がどれだけ離れているかを見ると、一部の都道府県が全体を引っぱっているかどうかが分かります。
この指標では0.02室の差でした。

1世帯当たり平均室数で並べ替えると開きは1.84倍になります。
2つの見方を突き合わせると、順位の意味がはっきりします。

順位の並びがにている記事

1人あたりの部屋数とよく似た並びになる記事が、当サイトにあるか探しました。

並びが最も重なったのは【ひとりあたりの床面積】全国38平方メートル、差は1.77倍で、相関は0.87です。
正反対だったのは【診療所の透析装置】全国2,091台、通いやすさを支えるで、相関は-0.8です。

相関は因果ではないので、関係があると決めつけることはできません。
見くらべる手がかりとして使ってください。

地方のなかで見た世帯人員1人当たり平均室数

地方最も多い(室)最も少ない(室)
東北秋田県 2.29宮城県 1.87
関東茨城県 1.99東京都 1.62
中部富山県 2.39愛知県 1.86
近畿奈良県 2.27大阪府 1.79
中国鳥取県 2.3広島県 2.03
四国愛媛県 2.25徳島県 2.14
九州長崎県 2.09沖縄県 1.57
国民生活基礎調査(都道府県別 1世帯当たり平均室数・平均床面積)(2019年、厚生労働省)をもとに作成

まとめ

1人あたりの部屋数を47都道府県で比べると、最も高い富山県で2.39室、最も低い沖縄県で1.57室でした。
その差は0.82室、倍率にすると1.52倍です。

47都道府県の中央値は2.08室、平均は2.06室でした。
全国の値は1.93室です。
1世帯当たり平均室数で並べ替えると開きは1.84倍になり、主指標で1位の富山県はその見方では1位に位置します。

1人あたりの部屋数の統計を読むときの注意点は3つです。
1つ目は、標本調査にもとづく推計値であること。
2つ目は、世帯の人数で割った数字であること。
3つ目は2019年の数字であることです。

1世帯当たり平均室数では富山県が6.58で最も高く、主指標で1位の富山県はこの見方では1位でした。

地方ごとの平均では四国4県が2.21室で最も高く、関東7都県が1.84室で最も低くなりました。
1世帯あたりの部屋数や1人あたりの床面積を比べた記事とあわせて読んでみてください。

1位の富山県と2位の鳥取県の差は0.09室で、上位のなかでも順位は僅差で決まりました。

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出典

  • 統計名: 国民生活基礎調査(都道府県別 1世帯当たり平均室数・平均床面積)
  • 調査年: 2019年
  • 公開元: 厚生労働省
  • 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/stat-search/database?statdisp_id=0003441533
  • 備考: 2019年の世帯人員1人当たり平均室数。都道府県を足し合わせても意味がないため、合計や人口10万人あたりは載せていない。参考指標は1世帯当たり平均室数

注記: 2019年の世帯人員1人当たり平均室数。
都道府県を足し合わせても意味がないため、合計や人口10万人あたりは載せていない。
参考指標は1世帯当たり平均室数

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