【1か月の通信費】平均1万1,672円、消費支出の4.7%

【1か月の通信費】平均1万1,672円、消費支出の4.7%

スマートフォンやインターネットの料金など通信費は、47都道府県の平均で1か月11,672円。
消費支出のおよそ4.7パーセントにあたります。
47都道府県で比べます。

使うのは総務省統計局の全国家計構造調査、2024年の数字。

岩手県が14,639円で1位。
47都道府県の平均は11,672円、中央値は11,656円です。
1位と47位の差は1.54倍、消費支出に占める割合で見ると1.5倍でした。

47都道府県の単純平均

11,672円

1か月の通信費(2024年)

最も多い 岩手県

14,639円

最も少ない 福岡県

9,476円

地図で見る

1か月の通信費(2024年)
1か月の通信費(2024年) 全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)(総務省統計局)をもとに作成。単位は円。 北海道 12,091円青森 11,625円岩手 14,639円宮城 12,576円秋田 11,613円山形 12,606円福島 14,164円茨城 12,288円栃木 13,090円群馬 12,684円埼玉 10,556円千葉 11,751円東京 10,140円神奈川 10,466円新潟 12,082円富山 13,222円石川 11,229円福井 11,307円山梨 12,593円長野 12,483円岐阜 11,317円静岡 11,656円愛知 10,873円三重 11,102円滋賀 10,949円京都 10,019円大阪 10,403円兵庫 10,272円奈良 10,575円和歌山 11,130円鳥取 12,083円島根 12,322円岡山 11,598円広島 11,098円山口 12,276円徳島 12,781円香川 12,503円愛媛 10,985円高知 11,954円福岡 9,476円佐賀 11,085円長崎 11,843円熊本 12,183円大分 11,981円宮崎 11,849円鹿児島 10,524円沖縄 10,542円
1か月の通信費(円)
1か月の通信費(2024年)
項目1か月の通信費
北海道12,091円
青森県11,625円
岩手県14,639円
宮城県12,576円
秋田県11,613円
山形県12,606円
福島県14,164円
茨城県12,288円
栃木県13,090円
群馬県12,684円
埼玉県10,556円
千葉県11,751円
東京都10,140円
神奈川県10,466円
新潟県12,082円
富山県13,222円
石川県11,229円
福井県11,307円
山梨県12,593円
長野県12,483円
岐阜県11,317円
静岡県11,656円
愛知県10,873円
三重県11,102円
滋賀県10,949円
京都府10,019円
大阪府10,403円
兵庫県10,272円
奈良県10,575円
和歌山県11,130円
鳥取県12,083円
島根県12,322円
岡山県11,598円
広島県11,098円
山口県12,276円
徳島県12,781円
香川県12,503円
愛媛県10,985円
高知県11,954円
福岡県9,476円
佐賀県11,085円
長崎県11,843円
熊本県12,183円
大分県11,981円
宮崎県11,849円
鹿児島県10,524円
沖縄県10,542円

日本地図で見ると、色が濃く出るのは岩手県です。
次いで福島県、富山県、栃木県、徳島県が続きます。
淡いのは福岡県、京都府、東京都でした。

47都道府県の平均は11,672円、中央値は11,656円です。
岩手県の14,639円は平均の1.25倍にあたります。

1位と47位で1.54倍の開きがありました。
金額の差は月あたり5,163円です。

消費支出に占める割合で見ると岩手県が5.79パーセントで最も高く、開きは1.5倍になります。

金額1位の岩手県は割合では1位、割合1位の岩手県は金額では1位でした。

順位都道府県1か月の通信費(円)地方消費支出に占める割合
1岩手県14639東北5.79
2福島県14164東北5.55
3富山県13222中部4.64
4栃木県13090関東5.08
5徳島県12781四国5.32
6群馬県12684関東4.78
7山形県12606東北4.92
8山梨県12593中部4.85
9宮城県12576東北5.03
10香川県12503四国5.31
11長野県12483中部4.76
12島根県12322中国4.69
13茨城県12288関東4.53
14山口県12276中国5.17
15熊本県12183九州5.19
16北海道12091北海道5.34
17鳥取県12083中国4.32
18新潟県12082中部4.65
19大分県11981九州4.96
20高知県11954四国5.39
21宮崎県11849九州5.55
22長崎県11843九州5.01
23千葉県11751関東4.28
24静岡県11656中部4.56
25青森県11625東北5.54
26秋田県11613東北4.84
27岡山県11598中国4.94
28岐阜県11317中部4.41
29福井県11307中部4.25
30石川県11229中部4.04
31和歌山県11130近畿5.1
32三重県11102近畿4.78
33広島県11098中国4.33
34佐賀県11085九州4.87
35愛媛県10985四国4.92
36滋賀県10949近畿3.89
37愛知県10873中部4.27
38奈良県10575近畿4.07
39埼玉県10556関東4.18
40沖縄県10542九州4.93
41鹿児島県10524九州4.73
42神奈川県10466関東3.92
43大阪府10403近畿4.28
44兵庫県10272近畿4.03
45東京都10140関東3.86
46京都府10019近畿4.17
47福岡県9476九州4.26
全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)(2024年、総務省統計局)をもとに作成

通信費が多い上位5県

上位5都道府県の1か月の通信費
上位5都道府県の1か月の通信費 全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)(2024年) 02,0004,0006,0008,00010,00012,00014,000岩手県: 14,639円14,639円福島県: 14,164円14,164円富山県: 13,222円13,222円栃木県: 13,090円13,090円徳島県: 12,781円12,781円岩手県福島県富山県栃木県徳島県
上位5都道府県の1か月の通信費
項目1か月の通信費
岩手県14,639円
福島県14,164円
富山県13,222円
栃木県13,090円
徳島県12,781円
下位5都道府県の1か月の通信費
下位5都道府県の1か月の通信費 全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)(2024年) 02,0004,0006,0008,00010,000福岡県: 9,476円9,476円京都府: 10,019円10,019円東京都: 10,140円10,140円兵庫県: 10,272円10,272円大阪府: 10,403円10,403円福岡県京都府東京都兵庫県大阪府
下位5都道府県の1か月の通信費
項目1か月の通信費
福岡県9,476円
京都府10,019円
東京都10,140円
兵庫県10,272円
大阪府10,403円

通信費が多い上位5県です。

岩手県は14,639円、福島県は14,164円、富山県は13,222円でした。
岩手県は2位の福島県の1.03倍です。

4位は栃木県で13,090円、5位は徳島県で12,781円。
6位以下は群馬県、山形県、山梨県と続きました。

47都道府県の平均は11,672円、中央値は11,656円です。
1位の岩手県は平均を2,967円上回り、平均の1.25倍にあたります。

2位と3位の差は942円、3位と4位の差は132円でした。
上位のなかでも順位ごとの開きは小さく、団子になっています。

1年に直すと、1位の岩手県は175,668円ほどになります。
上位5県の平均は13,579円で、47都道府県の平均を1,907円上回りました。

上位5県のなかでも、1位と5位の差は1,858円あります。
中央値と比べると1位は1.26倍でした。

東北と北陸の県が上位に並びました。
世帯の人数が多ければ、契約する回線の数も増えます。

消費支出に占める割合でも同じ県が1位です

ここから先は、1世帯当たりの通信費がこう分かれる理由についての見立てです。
ほかの指標と突き合わせて立てた推測で、統計そのものが示している事実ではありません。

消費支出に占める割合で割り直すと、並びが変わります。

1位は岩手県の5.79パーセント、2位は福島県5.55パーセント、3位は宮崎県5.55パーセント。

4位以下は青森県、高知県と続きます。
逆に割合の下位は滋賀県3.89パーセント、東京都3.86パーセント。
岩手県と東京都では1.5倍の開きです。
47都道府県の平均は4.73パーセントでした。

消費支出に占める比率でも、実数と同じ県が首位に立ちます。
所得が相対的に低い地域では、同じ料金でも家計への重みが増します。

通信費は世帯の人数にほぼ比例します。
家族の数だけ回線を持つのが当たり前になったためです。

格安プランの広がりで、この費目は近年やや下がってきました。
それでも家計に占める位置は大きいままです。

地方別に県の平均を出すと、東北6県が12,871円で最も高く、近畿7府県が10,636円で最も低くなります。
北海道12,091円と四国4県12,056円がそれに続きました。

実数で見ると順位は変わる

消費支出に占める割合の上位5都道府県
消費支出に占める割合の上位5都道府県 全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)(2024年) 012345岩手県: 5.85.8福島県: 5.65.6宮崎県: 5.65.6青森県: 5.55.5高知県: 5.45.4岩手県福島県宮崎県青森県高知県
消費支出に占める割合の上位5都道府県
項目消費支出に占める割合
岩手県5.8
福島県5.6
宮崎県5.6
青森県5.5
高知県5.4

通信費が少ない下位5県

通信費が少ない下位5県です。

47位の福岡県は9,476円、46位の京都府は10,019円、45位の東京都は10,140円でした。
1位の岩手県とは1.54倍の差があります。

44位は兵庫県で10,272円、43位は大阪府で10,403円、42位は神奈川県で10,466円と続きます。

1.54倍という開きは小さいほうです。
通信の料金は全国一律で、地域による価格差はほとんどありません。

47位の福岡県は平均の81.2パーセント、中央値の81.3パーセントにあたります。
平均との差は2,196円でした。

1位と47位の差は月あたり5,163円。
1年に直すと61,956円の開きになります。

46位との差は543円、45位との差は664円でした。
下位のほうも順位ごとの差はわずかです。

下位5県の平均は10,062円。
47都道府県の平均を1,610円下回り、上位5県との差は3,517円になります。

地方別に見る

地方別の平均(1か月の通信費)
地方別の平均(1か月の通信費) 全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)(2024年) 04,0008,00012,000北海道: 12,091円12,091円東北: 12,871円12,871円関東: 11,568円11,568円中部: 11,862円11,862円近畿: 10,636円10,636円中国: 11,875円11,875円四国: 12,056円12,056円九州: 11,185円11,185円北海道東北関東中部近畿中国四国九州
地方別の平均(1か月の通信費)
項目1か月の通信費の平均
北海道12,091円
東北12,871円
関東11,568円
中部11,862円
近畿10,636円
中国11,875円
四国12,056円
九州11,185円

通信費は、世帯の人数が多い地方で高くなります。

地方別に県の平均を出すと、東北6県が12,871円で最も高くなります。
次いで北海道が12,091円、四国4県が12,056円、中国5県が11,875円と続きました。

低いほうは中部9県が11,862円、関東7都県が11,568円、九州・沖縄8県が11,185円、近畿7府県が10,636円でした。

消費支出に占める割合で見ると並びが変わります。
北海道が5.34パーセント、東北6県が5.28パーセント、四国4県が5.23パーセントの順に高く、最も低いのは近畿7府県が4.33パーセントです。

このグラフについての豆知識

通信費の中身

固定電話の通話料、携帯電話の通信料と本体代の分割分、インターネット接続料、郵便料などが含まれます。

料金は全国一律のため、地域差はほぼ契約数の違いによって生じます。

家計調査との違い

当サイトには家計調査をもとにした支出の記事もあります。
あちらは各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)を対象にした調査で、県全体の平均ではありません。

この記事で使う全国家計構造調査は、5年に1度、都道府県の全域を対象に行われます。
同じ品目でも数字が違うのはそのためです。

数字の開き

1位の岩手県は14,639円、47位の福岡県は9,476円。
両者の間には1.54倍、金額にして月5,163円の開きがあります。

47都道府県の平均は11,672円、中央値は11,656円です。
平均と中央値が近いのは、極端に高い県や低い県が少なく、多くの県が真ん中あたりに集まっているためです。

消費支出に占める割合で見ると岩手県が5.79パーセントで最も高く、平均は4.73パーセント。
開きは1.5倍になります。

順位の並びがにている記事

1世帯当たりの通信費の47都道府県の並びを、ほかの記事の並びと総当たりで比べました。

最も似ていたのは【車の維持費】1か月の平均は1万6,745円、2.98倍(順位相関0.72)です。
正反対だったのは【フリーランスの割合】有業者の3.1%、約209万人で、相関は-0.69です。

相関は因果ではないので、関係があると決めつけることはできません。
見くらべる手がかりとして使ってください。

地方のなかで見た1か月の通信費

地方最も多い(円)最も少ない(円)
東北岩手県 14639秋田県 11613
関東栃木県 13090東京都 10140
中部富山県 13222愛知県 10873
近畿和歌山県 11130京都府 10019
中国島根県 12322広島県 11098
四国徳島県 12781愛媛県 10985
九州熊本県 12183福岡県 9476
全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)(2024年、総務省統計局)をもとに作成

まとめ

1世帯の通信費を47都道府県で比べると、最も高い岩手県で14,639円、最も低い福岡県で9,476円でした。
1位と47位の差は1.54倍です。

47都道府県の平均は11,672円、中央値は11,656円。
1位と47位の金額の差は月あたり5,163円、1年で61,956円になります。
消費支出に占める割合で見ると開きは1.5倍でした。

1世帯当たりの通信費をほかの数字と見くらべる前に、3つ確かめてください。
1つ目は、料金は全国一律であること。
2つ目は、世帯の人数に比例しやすいこと。
3つ目は標本調査なので、細かい項目ほど年による振れが大きいことです。

消費支出に占める割合では岩手県が5.79パーセントで最も高くなりました。

地方別に県の平均を出すと東北6県が12,871円で最も高く、消費支出に占める割合では北海道が5.34パーセントで最も高くなりました。
交通・通信費や無店舗の小売店を比べた記事とあわせて読んでみてください。

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出典

  • 統計名: 全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)
  • 調査年: 2024年
  • 公開元: 総務省統計局
  • 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/stat-search/database?statdisp_id=0004040009
  • 備考: 総世帯のうち全世帯の、1世帯当たり1か月間の平均額(収支項目コード21010703)。県庁所在市を対象とする家計調査とは違い、都道府県の全域が対象。消費支出に占める割合は同じ調査から計算した参考値

注記: 総世帯のうち全世帯の、1世帯当たり1か月間の平均額(収支項目コード21010703)。
県庁所在市を対象とする家計調査とは違い、都道府県の全域が対象。
消費支出に占める割合は同じ調査から計算した参考値

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