【フリーランスの割合】有業者の3.1%、約209万人

【フリーランスの割合】有業者の3.1%、約209万人

働く人のうち、本業がフリーランスの人はどれくらいいるのでしょうか。
2022年の調査で初めて集計された数字です。
47都道府県で比べます。

使うのは総務省統計局の就業構造基本調査、2022年の都道府県別の数字。

東京都が4.23%で1位。
47都道府県の平均は2.75%、中央値は2.7%です。
最も高い4.23%と最も低い1.99%の差は2.24ポイント、倍率にすると2.13倍でした。

47都道府県の単純平均

2.8%

有業者に占めるフリーランスの割合(2022年)

最も多い 東京都

4.2%

最も少ない 岩手県

2.0%

フリーランスの割合が高い上位5都府県

上位5都道府県の有業者に占めるフリーランスの割合
上位5都道府県の有業者に占めるフリーランスの割合 就業構造基本調査(都道府県別の人数から当サイトで割合を計算)(2022年) 01234東京都: 4.2%4.2%神奈川県: 3.6%3.6%京都府: 3.6%3.6%大阪府: 3.5%3.5%埼玉県: 3.5%3.5%東京都神奈川県京都府大阪府埼玉県
上位5都道府県の有業者に占めるフリーランスの割合
項目有業者に占めるフリーランスの割合
東京都4.2%
神奈川県3.6%
京都府3.6%
大阪府3.5%
埼玉県3.5%
下位5都道府県の有業者に占めるフリーランスの割合
下位5都道府県の有業者に占めるフリーランスの割合 就業構造基本調査(都道府県別の人数から当サイトで割合を計算)(2022年) 0.00.51.01.52.0岩手県: 2.0%2.0%鳥取県: 2.0%2.0%青森県: 2.1%2.1%山形県: 2.2%2.2%富山県: 2.2%2.2%岩手県鳥取県青森県山形県富山県
下位5都道府県の有業者に占めるフリーランスの割合
項目有業者に占めるフリーランスの割合
岩手県2.0%
鳥取県2.0%
青森県2.1%
山形県2.2%
富山県2.2%

フリーランスの割合が高い上位5都府県です。

東京都は4.23%、神奈川県は3.61%、京都府は3.56%でした。
1位と2位の差は0.62ポイントです。

4位は大阪府で3.5%、5位は埼玉県で3.45%。
上位5はいずれも47都道府県の平均2.75%を上回りました。

1位の東京都は平均を1.48ポイント上回りました。
中央値の2.7%と比べると1.53ポイント高く、平均に対する比では1.54倍にあたります。

6位以下は岐阜県で3.24%、福岡県で3.21%、兵庫県で3.14%と続きました。

2位と3位の差は0.05ポイント、3位と4位の差は0.06ポイント。
上位のなかでも順位が近いほど差は小さく、5位と8位の間は0.31ポイントでした。

1位から5位までの幅は0.78ポイント、1位から8位までの幅は1.09ポイントでした。
上位のなかでも順位が下がるにつれて差は緩やかになります。

東京都は有業者に占める自営業主の割合でも43位に入っています。
全国の値は3.12%で、上位5はいずれもこれを上回りました。

1位は東京都の4.23パーセント。
47都道府県の平均2.75パーセントを1.5ポイントほど上回ります。

自営業主の割合と並べて見ます

なぜこういう並びになるのか、ここからは考えてみます。
以下はフリーランスの割合の統計から直接読み取れることではなく、別の数字と照らして立てた推測です。

有業者に占める自営業主の割合で並べ替えると、順位が変わります。

1位は高知県の11.7、2位は和歌山県の11.62、3位は山梨県の11.07。

4位以下は鹿児島県、長野県と続きます。
逆に下位は千葉県が6.03、神奈川県が5.8。
高知県と神奈川県では2.02倍の開きです。

店舗を持つ自営業とは違い、フリーランスは発注者から仕事を受けて働く人たちです。
デザインやIT、ライティングなど都市部に多い仕事が中心になります。

それでも差が2.1倍にとどまるのは、農業や建設などの一人親方も含まれるためだと考えられます。

当サイトの副業がある人や内職の記事とあわせて見ると、雇われない働き方の姿が見えてきます。

地方ごとに県の平均を出すと、関東7都県が3.14%で最も高く、東北6県が2.37%で最も低くなります。
近畿7府県3%と中部9県2.83%がそれに続きました。

実数で見ると順位は変わる

有業者に占める自営業主の割合の上位5都道府県
有業者に占める自営業主の割合の上位5都道府県 就業構造基本調査(都道府県別の人数から当サイトで割合を計算)(2022年) 0246810高知県: 11.711.7和歌山県: 11.611.6山梨県: 11.111.1鹿児島県: 10.610.6長野県: 10.210.2高知県和歌山県山梨県鹿児島県長野県
有業者に占める自営業主の割合の上位5都道府県
項目有業者に占める自営業主の割合
高知県11.7
和歌山県11.6
山梨県11.1
鹿児島県10.6
長野県10.2

フリーランスの割合が低い下位5県

フリーランスの割合が低い下位5県です。

47位の岩手県は1.99%、46位の鳥取県は2.04%、45位の青森県は2.11%でした。
1位の東京都とは2.24ポイントの差があります。

44位は山形県で2.16%、43位は富山県で2.19%、42位は山口県で2.21%と続きます。

下位は東北の県でした。
1位と47位の差は2.1倍と小さめです。

47都道府県の中央値は2.7%、平均は2.75%です。
47位の岩手県は平均を0.76ポイント下回りました。

47位の岩手県は1位の東京都の47.0パーセントにあたる水準で、倍率にすると2.13倍の開きです。

46位との差は0.05ポイント、45位との差は0.12ポイント。
下位のほうは差が詰まっており、47位と42位の間でも0.22ポイントしかありません。

下位5県はいずれも47都道府県の平均2.75%を下回りました。
47位から43位までの幅は0.2ポイントです。

岩手県は有業者に占める自営業主の割合では中位位です。
全国の値は3.12%なので、47位はこれを1.13ポイント下回っています。

地図で見る

有業者に占めるフリーランスの割合(2022年)
有業者に占めるフリーランスの割合(2022年) 就業構造基本調査(都道府県別の人数から当サイトで割合を計算)(総務省統計局)をもとに作成。単位は%。 北海道 2.5%青森 2.1%岩手 2.0%宮城 2.9%秋田 2.8%山形 2.2%福島 2.2%茨城 2.5%栃木 2.4%群馬 2.7%埼玉 3.5%千葉 3.1%東京 4.2%神奈川 3.6%新潟 2.6%富山 2.2%石川 2.7%福井 2.7%山梨 3%長野 2.8%岐阜 3.2%静岡 3.1%愛知 3.0%三重 2.6%滋賀 2.6%京都 3.6%大阪 3.5%兵庫 3.1%奈良 3.0%和歌山 2.7%鳥取 2.0%島根 2.4%岡山 2.8%広島 2.7%山口 2.2%徳島 2.3%香川 2.5%愛媛 2.6%高知 2.8%福岡 3.2%佐賀 2.6%長崎 2.3%熊本 2.8%大分 2.4%宮崎 2.6%鹿児島 2.8%沖縄 3.1%
有業者に占めるフリーランスの割合(%)
有業者に占めるフリーランスの割合(2022年)
項目有業者に占めるフリーランスの割合
北海道2.5%
青森県2.1%
岩手県2.0%
宮城県2.9%
秋田県2.8%
山形県2.2%
福島県2.2%
茨城県2.5%
栃木県2.4%
群馬県2.7%
埼玉県3.5%
千葉県3.1%
東京都4.2%
神奈川県3.6%
新潟県2.6%
富山県2.2%
石川県2.7%
福井県2.7%
山梨県3%
長野県2.8%
岐阜県3.2%
静岡県3.1%
愛知県3.0%
三重県2.6%
滋賀県2.6%
京都府3.6%
大阪府3.5%
兵庫県3.1%
奈良県3.0%
和歌山県2.7%
鳥取県2.0%
島根県2.4%
岡山県2.8%
広島県2.7%
山口県2.2%
徳島県2.3%
香川県2.5%
愛媛県2.6%
高知県2.8%
福岡県3.2%
佐賀県2.6%
長崎県2.3%
熊本県2.8%
大分県2.4%
宮崎県2.6%
鹿児島県2.8%
沖縄県3.1%

日本地図で見ると、色が濃く出るのは東京都です。
次いで神奈川県、京都府、大阪府、埼玉県が続きます。
淡いのは岩手県、鳥取県、青森県でした。

47都道府県の平均は2.75%、中央値は2.7%です。
東京都の4.23%は平均を1.48ポイント上回ります。

1位と47位の差は2.24ポイント、倍率にすると2.13倍でした。

有業者に占める自営業主の割合で並べ替えると高知県が11.7で最も高く、開きは2.02倍になります。

主指標で1位の東京都は有業者に占める自営業主の割合では43位、有業者に占める自営業主の割合で1位の高知県は主指標では21位でした。

順位都道府県有業者に占めるフリーランスの割合(%)地方有業者に占める自営業主の割合
1東京都4.23関東6.85
2神奈川県3.61関東5.8
3京都府3.56近畿8.77
4大阪府3.5近畿7.8
5埼玉県3.45関東6.35
6岐阜県3.24中部8.08
7福岡県3.21九州7.81
8兵庫県3.14近畿7.4
9沖縄県3.13九州9.79
10静岡県3.1中部8.18
11千葉県3.06関東6.03
12愛知県3.01中部6.55
12奈良県3.01近畿7.82
14山梨県3中部11.07
15宮城県2.91東北7.29
16岡山県2.84中国8.09
16熊本県2.84九州9.9
16長野県2.84中部10.19
19鹿児島県2.8九州10.64
19秋田県2.8東北10.18
21高知県2.75四国11.7
22石川県2.74中部7.6
22福井県2.74中部8.19
24広島県2.7中国7.14
25群馬県2.69関東8.27
26和歌山県2.65近畿11.62
27佐賀県2.6九州9.71
27滋賀県2.6近畿6.93
29愛媛県2.59四国9.35
30新潟県2.58中部8.42
31三重県2.56近畿7.51
32宮崎県2.55九州9.94
33茨城県2.51関東8
34北海道2.49北海道7.06
35香川県2.47四国7.91
36島根県2.43中国8.96
37栃木県2.41関東7.7
38大分県2.4九州8.91
39長崎県2.33九州9.36
40徳島県2.29四国9.94
41福島県2.24東北8.84
42山口県2.21中国7.69
43富山県2.19中部7.37
44山形県2.16東北9.85
45青森県2.11東北10.04
46鳥取県2.04中国8.9
47岩手県1.99東北9.37
就業構造基本調査(都道府県別の人数から当サイトで割合を計算)(2022年、総務省統計局)をもとに作成

このグラフについての豆知識

初めて数えられたフリーランス

2022年の就業構造基本調査では、フリーランスという働き方が初めて集計されました。
本業がフリーランスの人は全国に209万人ほどいます。

有業者に占める割合は全国で3.12パーセント。
およそ32人に1人という計算です。

5年に一度の大きな調査

就業構造基本調査は5年ごとに行われる調査で、これは2022年(令和4年)10月分です。
全国の約54万世帯を対象にした標本調査で、ふだんの就業の状態を聞いています。

公表されているのは人数なので、区分の人数を分母の人数で割って当サイトで割合にしました。
推計値がもとのため、小さな差を細かく読み取ることはできません。

数字の散らばり

1位の東京都は4.23%、47位の岩手県は1.99%。
差は2.24ポイント、倍率にすると2.13倍です。

中央値は2.7%、平均は2.75%でした。
平均と中央値がどれだけ離れているかを見ると、一部の都道府県が全体を引っぱっているかどうかが分かります。
この指標では0.05ポイントの差でした。

有業者に占める自営業主の割合で並べ替えると開きは2.02倍になります。
2つの見方を突き合わせると、順位の意味がはっきりします。

順位の並びがにている記事

同じ形の地図になる記事はあるでしょうか。
フリーランスの割合の順位で探してみます。

並びが最も重なったのは【人口の増減】人口が増えたのは3都府県だけ、47都道府県の人口増減を比較で、相関は0.73です。
最も食い違ったのは【高齢者の割合】を47都道府県で比較すると地域差は16.8ポイント(順位相関-0.69)でした。

順位が近いことと、原因がつながっていることは別の話です。
それでも、見くらべると気づくことがあります。

地方のなかで見た有業者に占めるフリーランスの割合

地方最も多い(%)最も少ない(%)
東北宮城県 2.91岩手県 1.99
関東東京都 4.23栃木県 2.41
中部岐阜県 3.24富山県 2.19
近畿京都府 3.56三重県 2.56
中国岡山県 2.84鳥取県 2.04
四国高知県 2.75徳島県 2.29
九州福岡県 3.21長崎県 2.33
就業構造基本調査(都道府県別の人数から当サイトで割合を計算)(2022年、総務省統計局)をもとに作成

まとめ

フリーランスの割合を47都道府県で比べると、最も高い東京都で4.23%、最も低い岩手県で1.99%でした。
その差は2.24ポイント、倍率にすると2.13倍です。

47都道府県の中央値は2.7%、平均は2.75%でした。
全国の値は3.12%です。
有業者に占める自営業主の割合で並べ替えると開きは2.02倍になり、主指標で1位の東京都はその見方では43位に位置します。

フリーランスの割合の数字を受け取る前に、3つ添えておきます。
1つ目は、標本調査にもとづく推計値であること。
2つ目は、本業がフリーランスの人だけの数字であること。
3つ目は2022年の数字であることです。

有業者に占める自営業主の割合では高知県が11.7で最も高く、主指標で1位の東京都はこの見方では43位でした。

地方ごとの平均では関東7都県が3.14%で最も高く、東北6県が2.37%で最も低くなりました。
副業がある人の割合や自宅で働く世帯を比べた記事とあわせて読んでみてください。

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出典

  • 統計名: 就業構造基本調査(都道府県別の人数から当サイトで割合を計算)
  • 調査年: 2022年
  • 公開元: 総務省統計局
  • 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/stat-search/database?statdisp_id=0004008505
  • 備考: 有業者のうちフリーランス(本業)として働く人の割合。2022年10月時点の調査で、区分の人数を分母の人数で割って当サイトで割合にした。都道府県を足し合わせても意味がないため、合計や人口10万人あたりは載せていない。参考指標は有業者に占める自営業主の割合

注記: 有業者のうちフリーランス(本業)として働く人の割合。
2022年10月時点の調査で、区分の人数を分母の人数で割って当サイトで割合にした。
都道府県を足し合わせても意味がないため、合計や人口10万人あたりは載せていない。
参考指標は有業者に占める自営業主の割合

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