【家具・家事用品の費用】1か月の平均は1万98円

【家具・家事用品の費用】1か月の平均は1万98円

家具、家電、調理器具、洗剤などにかけるお金は、47都道府県の平均で1か月10,098円。
47都道府県で比べます。

使うのは総務省統計局の全国家計構造調査、2024年の数字。

富山県が13,223円で1位。
47都道府県の平均は10,098円、中央値は10,030円です。
1位と47位の差は1.84倍、消費支出に占める割合で見ると1.58倍でした。

47都道府県の単純平均

10,098円

1か月の家具・家事用品費(2024年)

最も多い 富山県

13,223円

最も少ない 京都府

7,189円

家具・家事用品費が多い上位5県

上位5都道府県の1か月の家具・家事用品費
上位5都道府県の1か月の家具・家事用品費 全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)(2024年) 04,0008,00012,000富山県: 13,223円13,223円福井県: 12,444円12,444円茨城県: 11,957円11,957円岐阜県: 11,646円11,646円群馬県: 11,505円11,505円富山県福井県茨城県岐阜県群馬県
上位5都道府県の1か月の家具・家事用品費
項目1か月の家具・家事用品費
富山県13,223円
福井県12,444円
茨城県11,957円
岐阜県11,646円
群馬県11,505円
下位5都道府県の1か月の家具・家事用品費
下位5都道府県の1か月の家具・家事用品費 全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)(2024年) 02,0004,0006,0008,000京都府: 7,189円7,189円沖縄県: 8,236円8,236円広島県: 8,651円8,651円宮崎県: 8,688円8,688円東京都: 8,699円8,699円京都府沖縄県広島県宮崎県東京都
下位5都道府県の1か月の家具・家事用品費
項目1か月の家具・家事用品費
京都府7,189円
沖縄県8,236円
広島県8,651円
宮崎県8,688円
東京都8,699円

家具・家事用品費が多い上位5県です。

富山県は13,223円、福井県は12,444円、茨城県は11,957円でした。
富山県は2位の福井県の1.06倍です。

4位は岐阜県で11,646円、5位は群馬県で11,505円。
6位以下は千葉県、新潟県、秋田県と続きました。

47都道府県の平均は10,098円、中央値は10,030円です。
1位の富山県は平均を3,125円上回り、平均の1.31倍にあたります。

2位と3位の差は487円、3位と4位の差は311円でした。
上位のなかでも順位ごとの開きは小さく、団子になっています。

1年に直すと、1位の富山県は158,676円ほどになります。
上位5県の平均は12,155円で、47都道府県の平均を2,057円上回りました。

上位5県のなかでも、1位と5位の差は1,718円あります。
中央値と比べると1位は1.32倍でした。

住まいが広く、置ける物が多い県が上位に並びました。
世帯の人数が多いことも効いています。

消費支出に占める割合では順位が変わります

この分布の背景を、ここから考えてみます。
1世帯当たりの家具・家事用品費の統計が答えを持っているわけではないので、以下はほかの数字と照らして立てた推測です。

消費支出に占める割合で割り直すと、並びが変わります。

1位は秋田県の4.73パーセント、2位は福井県4.68パーセント、3位は富山県4.64パーセント。

4位以下は愛媛県、鹿児島県と続きます。
逆に割合の下位は東京都3.31パーセント、京都府2.99パーセント。
秋田県と京都府では1.58倍の開きです。
47都道府県の平均は4.08パーセントでした。

消費支出に占める比率で見ると、東北の県が首位に立ちます。
冷暖房用の器具にかける額が大きいためだと考えられます。

家具や家電は買う頻度が低く、買った年に金額が跳ねる品目です。
年ごとの振れが大きいことに注意が必要です。

一方で洗剤やティッシュのような消耗品は毎月買うため、金額の差は小さくなります。
同じ費目でも性格が違う品目が混ざっています。

地方別に県の平均を出すと、中部9県が10,996円で最も高く、北海道が8,703円で最も低くなります。
関東7都県10,721円と東北6県10,231円がそれに続きました。

実数で見ると順位は変わる

消費支出に占める割合の上位5都道府県
消費支出に占める割合の上位5都道府県 全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)(2024年) 01234秋田県: 4.74.7福井県: 4.74.7富山県: 4.64.6愛媛県: 4.64.6鹿児島県: 4.64.6秋田県福井県富山県愛媛県鹿児島県
消費支出に占める割合の上位5都道府県
項目消費支出に占める割合
秋田県4.7
福井県4.7
富山県4.6
愛媛県4.6
鹿児島県4.6

家具・家事用品費が少ない下位5府県

家具・家事用品費が少ない下位5府県です。

47位の京都府は7,189円、46位の沖縄県は8,236円、45位の広島県は8,651円でした。
1位の富山県とは1.84倍の差があります。

44位は宮崎県で8,688円、43位は東京都で8,699円、42位は北海道で8,703円と続きます。

下位に並ぶのは住まいが狭い府県です。
置く場所が限られれば、買う量も自然に減ります。

47位の京都府は平均の71.2パーセント、中央値の71.7パーセントにあたります。
平均との差は2,909円でした。

1位と47位の差は月あたり6,034円。
1年に直すと72,408円の開きになります。

46位との差は1,047円、45位との差は1,462円でした。
下位のほうも順位ごとの差はわずかです。

下位5県の平均は8,293円。
47都道府県の平均を1,805円下回り、上位5県との差は3,862円になります。

地方別に見る

地方別の平均(1か月の家具・家事用品費)
地方別の平均(1か月の家具・家事用品費) 全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)(2024年) 02,0004,0006,0008,00010,000北海道: 8,703円8,703円東北: 10,231円10,231円関東: 10,721円10,721円中部: 10,996円10,996円近畿: 9,347円9,347円中国: 9,858円9,858円四国: 9,995円9,995円九州: 9,475円9,475円北海道東北関東中部近畿中国四国九州
地方別の平均(1か月の家具・家事用品費)
項目1か月の家具・家事用品費の平均
北海道8,703円
東北10,231円
関東10,721円
中部10,996円
近畿9,347円
中国9,858円
四国9,995円
九州9,475円

家具・家事用品費は、住まいの広い地方で高くなります。

地方別に県の平均を出すと、中部9県が10,996円で最も高くなります。
次いで関東7都県が10,721円、東北6県が10,231円、四国4県が9,995円と続きました。

低いほうは中国5県が9,858円、九州・沖縄8県が9,475円、近畿7府県が9,347円、北海道が8,703円でした。

消費支出に占める割合で見ると並びが変わります。
四国4県が4.35パーセント、東北6県が4.21パーセント、九州・沖縄8県が4.18パーセントの順に高く、最も低いのは近畿7府県が3.79パーセントです。

地図で見る

1か月の家具・家事用品費(2024年)
1か月の家具・家事用品費(2024年) 全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)(総務省統計局)をもとに作成。単位は円。 北海道 8,703円青森 9,582円岩手 9,785円宮城 9,872円秋田 11,344円山形 10,521円福島 10,281円茨城 11,957円栃木 10,764円群馬 11,505円埼玉 10,546円千葉 11,475円東京 8,699円神奈川 10,103円新潟 11,380円富山 13,223円石川 10,807円福井 12,444円山梨 9,840円長野 10,037円岐阜 11,646円静岡 10,035円愛知 9,554円三重 10,012円滋賀 9,968円京都 7,189円大阪 9,100円兵庫 9,268円奈良 10,425円和歌山 9,468円鳥取 10,264円島根 9,575円岡山 10,770円広島 8,651円山口 10,030円徳島 9,803円香川 9,953円愛媛 10,349円高知 9,873円福岡 9,837円佐賀 9,097円長崎 10,167円熊本 8,929円大分 10,587円宮崎 8,688円鹿児島 10,262円沖縄 8,236円
1か月の家具・家事用品費(円)
1か月の家具・家事用品費(2024年)
項目1か月の家具・家事用品費
北海道8,703円
青森県9,582円
岩手県9,785円
宮城県9,872円
秋田県11,344円
山形県10,521円
福島県10,281円
茨城県11,957円
栃木県10,764円
群馬県11,505円
埼玉県10,546円
千葉県11,475円
東京都8,699円
神奈川県10,103円
新潟県11,380円
富山県13,223円
石川県10,807円
福井県12,444円
山梨県9,840円
長野県10,037円
岐阜県11,646円
静岡県10,035円
愛知県9,554円
三重県10,012円
滋賀県9,968円
京都府7,189円
大阪府9,100円
兵庫県9,268円
奈良県10,425円
和歌山県9,468円
鳥取県10,264円
島根県9,575円
岡山県10,770円
広島県8,651円
山口県10,030円
徳島県9,803円
香川県9,953円
愛媛県10,349円
高知県9,873円
福岡県9,837円
佐賀県9,097円
長崎県10,167円
熊本県8,929円
大分県10,587円
宮崎県8,688円
鹿児島県10,262円
沖縄県8,236円

日本地図で見ると、色が濃く出るのは富山県です。
次いで福井県、茨城県、岐阜県、群馬県が続きます。
淡いのは京都府、沖縄県、広島県でした。

47都道府県の平均は10,098円、中央値は10,030円です。
富山県の13,223円は平均の1.31倍にあたります。

1位と47位で1.84倍の開きがありました。
金額の差は月あたり6,034円です。

消費支出に占める割合で見ると秋田県が4.73パーセントで最も高く、開きは1.58倍になります。

金額1位の富山県は割合では3位、割合1位の秋田県は金額では8位でした。

順位都道府県1か月の家具・家事用品費(円)地方消費支出に占める割合
1富山県13223中部4.64
2福井県12444中部4.68
3茨城県11957関東4.4
4岐阜県11646中部4.54
5群馬県11505関東4.34
6千葉県11475関東4.18
7新潟県11380中部4.38
8秋田県11344東北4.73
9石川県10807中部3.88
10岡山県10770中国4.58
11栃木県10764関東4.17
12大分県10587九州4.39
13埼玉県10546関東4.18
14山形県10521東北4.11
15奈良県10425近畿4.01
16愛媛県10349四国4.63
17福島県10281東北4.03
18鳥取県10264中国3.67
19鹿児島県10262九州4.61
20長崎県10167九州4.3
21神奈川県10103関東3.78
22長野県10037中部3.82
23静岡県10035中部3.93
24山口県10030中国4.22
25三重県10012近畿4.31
26滋賀県9968近畿3.54
27香川県9953四国4.23
28高知県9873四国4.45
29宮城県9872東北3.95
30山梨県9840中部3.79
31福岡県9837九州4.43
32徳島県9803四国4.08
33岩手県9785東北3.87
34青森県9582東北4.57
35島根県9575中国3.65
36愛知県9554中部3.75
37和歌山県9468近畿4.34
38兵庫県9268近畿3.63
39大阪府9100近畿3.74
40佐賀県9097九州3.99
41熊本県8929九州3.8
42北海道8703北海道3.84
43東京都8699関東3.31
44宮崎県8688九州4.07
45広島県8651中国3.38
46沖縄県8236九州3.85
47京都府7189近畿2.99
全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)(2024年、総務省統計局)をもとに作成

このグラフについての豆知識

家具・家事用品の中身

家庭用耐久財(冷蔵庫、洗濯機、冷暖房器具、家具など)、室内装備・装飾品、寝具類、家事雑貨、家事用消耗品、家事サービスが含まれます。

買う頻度の低い耐久財と、毎月買う消耗品が同じ枠に入っているのが特徴です。

家計調査との違い

当サイトには家計調査をもとにした支出の記事もあります。
あちらは各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)を対象にした調査で、県全体の平均ではありません。

この記事で使う全国家計構造調査は、5年に1度、都道府県の全域を対象に行われます。
同じ品目でも数字が違うのはそのためです。

数字の開き

1位の富山県は13,223円、47位の京都府は7,189円。
両者の間には1.84倍、金額にして月6,034円の開きがあります。

47都道府県の平均は10,098円、中央値は10,030円です。
平均と中央値が近いのは、極端に高い県や低い県が少なく、多くの県が真ん中あたりに集まっているためです。

消費支出に占める割合で見ると秋田県が4.73パーセントで最も高く、平均は4.08パーセント。
開きは1.58倍になります。

順位の並びがにている記事

1世帯当たりの家具・家事用品費とよく似た並びになる記事が、当サイトにあるか探しました。

いちばん近かったのは【家電と家具への支出】1か月の平均は2,888円で、順位相関は0.81でした。
反対に、並びがいちばん逆だったのは【旅客船の輸送人員】年間5,763万人、1位は瀬戸内の県(順位相関-0.56)です。

これは並びが近いというだけで、片方がもう片方を生んでいるという意味ではありません。
地図を2枚ならべてみてください。

地方のなかで見た1か月の家具・家事用品費

地方最も多い(円)最も少ない(円)
東北秋田県 11344青森県 9582
関東茨城県 11957東京都 8699
中部富山県 13223愛知県 9554
近畿奈良県 10425京都府 7189
中国岡山県 10770広島県 8651
四国愛媛県 10349徳島県 9803
九州大分県 10587沖縄県 8236
全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)(2024年、総務省統計局)をもとに作成

まとめ

1世帯の家具・家事用品費を47都道府県で比べると、最も高い富山県で13,223円、最も低い京都府で7,189円でした。
1位と47位の差は1.84倍です。

47都道府県の平均は10,098円、中央値は10,030円。
1位と47位の金額の差は月あたり6,034円、1年で72,408円になります。
消費支出に占める割合で見ると開きは1.58倍でした。

ここまでの1世帯当たりの家具・家事用品費の数字には、注意点が3つあります。
1つ目は、耐久財と消耗品が混ざること。
2つ目は、買った年に金額が跳ねること。
3つ目は標本調査なので、細かい項目ほど年による振れが大きいことです。

消費支出に占める割合では秋田県が4.73パーセントで最も高くなりました。

地方別に県の平均を出すと中部9県が10,996円で最も高く、消費支出に占める割合では四国4県が4.35パーセントで最も高くなりました。
家事用消耗品や洗剤への支出を比べた記事とあわせて読んでみてください。

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出典

  • 統計名: 全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)
  • 調査年: 2024年
  • 公開元: 総務省統計局
  • 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/stat-search/database?statdisp_id=0004040009
  • 備考: 総世帯のうち全世帯の、1世帯当たり1か月間の平均額(収支項目コード210104)。県庁所在市を対象とする家計調査とは違い、都道府県の全域が対象。消費支出に占める割合は同じ調査から計算した参考値

注記: 総世帯のうち全世帯の、1世帯当たり1か月間の平均額(収支項目コード210104)。
県庁所在市を対象とする家計調査とは違い、都道府県の全域が対象。
消費支出に占める割合は同じ調査から計算した参考値

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