【外国人住民】が多い都道府県ランキング、人口比で見ると意外な地域も

【外国人住民】が多い都道府県ランキング、人口比で見ると意外な地域も

47都道府県で、人口に占める外国人住民の割合を比べます。
使うのは総務省の住民基本台帳に基づく人口(令和8年1月1日現在)です。
総人口1億2,376万7,642人のうち、日本人住民は1億1,973万6,483人。
差し引いた403万1,159人が外国人住民で、全国の割合は3.26パーセントになります。
およそ31人に1人という計算です。
県による差はどれくらいあるのか、地図とランキングで見ていきましょう。

47都道府県の単純平均

2.4%

外国人住民の割合(令和8年(2026年1月1日現在))

最も多い 東京都

5.6%

最も少ない 秋田県

0.7%

地図で見る外国人住民の割合

外国人住民の割合(令和8年(2026年1月1日現在))
外国人住民の割合(令和8年(2026年1月1日現在)) 住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数(総務省)をもとに作成。単位は%。 北海道 1.5%青森 0.8%岩手 1.1%宮城 1.5%秋田 0.7%山形 1.1%福島 1.2%茨城 3.9%栃木 3.2%群馬 4.6%埼玉 3.9%千葉 4.0%東京 5.6%神奈川 3.4%新潟 1.3%富山 2.6%石川 2.1%福井 2.8%山梨 3.1%長野 2.5%岐阜 4.1%静岡 3.6%愛知 4.7%三重 4.2%滋賀 3.2%京都 3.7%大阪 4.2%兵庫 2.8%奈良 1.7%和歌山 1.3%鳥取 1.2%島根 1.8%岡山 2.3%広島 2.6%山口 1.7%徳島 1.4%香川 2.3%愛媛 1.5%高知 1.1%福岡 2.4%佐賀 1.6%長崎 1.4%熊本 1.9%大分 2.1%宮崎 1.2%鹿児島 1.4%沖縄 2.2%
外国人住民の割合(%)
外国人住民の割合(令和8年(2026年1月1日現在))
項目外国人住民の割合
北海道1.5%
青森県0.8%
岩手県1.1%
宮城県1.5%
秋田県0.7%
山形県1.1%
福島県1.2%
茨城県3.9%
栃木県3.2%
群馬県4.6%
埼玉県3.9%
千葉県4.0%
東京都5.6%
神奈川県3.4%
新潟県1.3%
富山県2.6%
石川県2.1%
福井県2.8%
山梨県3.1%
長野県2.5%
岐阜県4.1%
静岡県3.6%
愛知県4.7%
三重県4.2%
滋賀県3.2%
京都府3.7%
大阪府4.2%
兵庫県2.8%
奈良県1.7%
和歌山県1.3%
鳥取県1.2%
島根県1.8%
岡山県2.3%
広島県2.6%
山口県1.7%
徳島県1.4%
香川県2.3%
愛媛県1.5%
高知県1.1%
福岡県2.4%
佐賀県1.6%
長崎県1.4%
熊本県1.9%
大分県2.1%
宮崎県1.2%
鹿児島県1.4%
沖縄県2.2%

日本地図で見ると、色が濃く出るのは関東と東海、そして近畿です。
逆に淡いのは東北と四国、九州の一部でした。
工業地帯と大都市圏に集まっているという分布になります。

47都道府県の単純平均は2.43パーセント、中央値は2.22パーセントです。
全国値の3.26パーセントより県別の平均が低いのは、人口の多い都府県ほど割合が高いためで、全国値が大都市に引っ張られています。
全国値を上回ったのは12都府県でした。

下の表に47都道府県すべての数値を、外国人住民数と総人口と並べて掲載しました。
割合と実数では順位が変わる県があります。

順位都道府県外国人住民の割合(%)地方外国人住民数総人口
1東京都5.57関東78370214077553
2愛知県4.66中部3479717473297
3群馬県4.62関東875381893893
4大阪府4.21近畿3695298775326
5三重県4.15近畿715041724891
6岐阜県4.06中部785471935253
7千葉県4.04関東2549566313748
8埼玉県3.88関東2862627368548
9茨城県3.87関東1095202830667
10京都府3.71近畿912962457815
11静岡県3.62中部1282733544228
12神奈川県3.37関東3098159194723
13栃木県3.21関東606451889901
14滋賀県3.2近畿447581400761
15山梨県3.1中部24620794684
16兵庫県2.84近畿1523815364773
17福井県2.81中部20792739412
18広島県2.63中国711712706285
19富山県2.57中部25712998580
20長野県2.45中部488881995882
21福岡県2.44九州1237315076856
22香川県2.31四国21480931812
23岡山県2.26中国410431819524
24沖縄県2.22九州329121484002
25石川県2.1中部229051089861
26大分県2.08九州226561091304
27熊本県1.86九州317511702998
28島根県1.8中国11437634459
29山口県1.74中国221441274535
30奈良県1.65近畿212911293345
31佐賀県1.6九州12629787887
32愛媛県1.54四国197431279431
33北海道1.51北海道753924996492
34宮城県1.46東北322702209215
35鹿児島県1.38九州212211541314
35徳島県1.38四国9569691229
37長崎県1.37九州172151257843
38和歌山県1.28近畿11357889455
39新潟県1.26中部262622083103
40宮崎県1.23九州127361036017
41鳥取県1.22中国6437527236
41福島県1.22東北212971746008
43高知県1.1四国7174654213
44山形県1.09東北10882995995
45岩手県1.08東北122781136186
46青森県0.79東北92121166578
47秋田県0.7東北6255890524
住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数(令和8年(2026年1月1日現在)、総務省)をもとに作成

地方別に見る外国人住民の割合

地方別の平均(外国人住民の割合)
地方別の平均(外国人住民の割合) 住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数(令和8年(2026年1月1日現在)) 01234北海道: 1.5%1.5%東北: 1.1%1.1%関東: 4.1%4.1%中部: 3.0%3.0%近畿: 3.0%3.0%中国: 1.9%1.9%四国: 1.6%1.6%九州: 1.8%1.8%北海道東北関東中部近畿中国四国九州
地方別の平均(外国人住民の割合)
項目外国人住民の割合の平均
北海道1.5%
東北1.1%
関東4.1%
中部3.0%
近畿3.0%
中国1.9%
四国1.6%
九州1.8%

地方別に平均を出すと、地域差がはっきり出ます。

最も高いのは関東7都県の4.08パーセントです。
次いで近畿7府県が3.01パーセント、中部9県が2.96パーセント、中国5県が1.93パーセントと続きます。

低いほうを見ると、九州8県が1.77パーセント、四国4県が1.58パーセント、北海道が1.51パーセント、東北6県が1.06パーセントでした。
最も高い関東と最も低い東北では3.85倍の差があります。

関東と中部、近畿の3地方だけが全国値の3.26パーセントに近い水準で、残る5地方は2パーセントを下回りました。
地方別で見ても、この指標の偏りははっきりしています。

外国人住民の割合が高い5都府県

上位5都道府県の外国人住民の割合
上位5都道府県の外国人住民の割合 住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数(令和8年(2026年1月1日現在)) 012345東京都: 5.6%5.6%愛知県: 4.7%4.7%群馬県: 4.6%4.6%大阪府: 4.2%4.2%三重県: 4.2%4.2%東京都愛知県群馬県大阪府三重県
上位5都道府県の外国人住民の割合
項目外国人住民の割合
東京都5.6%
愛知県4.7%
群馬県4.6%
大阪府4.2%
三重県4.2%
下位5都道府県の外国人住民の割合
下位5都道府県の外国人住民の割合 住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数(令和8年(2026年1月1日現在)) 0.00.20.40.60.81.0秋田県: 0.7%0.7%青森県: 0.8%0.8%岩手県: 1.1%1.1%山形県: 1.1%1.1%高知県: 1.1%1.1%秋田県青森県岩手県山形県高知県
下位5都道府県の外国人住民の割合
項目外国人住民の割合
秋田県0.7%
青森県0.8%
岩手県1.1%
山形県1.1%
高知県1.1%

外国人住民の割合が高い上位5都府県です。

東京都は5.57パーセント、愛知県は4.66パーセント、群馬県は4.62パーセント、大阪府は4.21パーセント、三重県は4.15パーセントでした。
全国の3.26パーセントに対して、東京都は1.7倍という水準です。

上位5のうち群馬県と三重県は、人口が200万人を下回る県です。
大都市を抱える都府県だけが並んでいるわけではありません。
この2県はいずれも自動車や電機の工場が集まる地域で、働く場所の性格が数字に表れていると考えられます。

6位以下も4.06パーセント、4.04パーセント、3.88パーセントと続きます。
4パーセントを超えたのは7都府県でした。

東京都の5.57パーセントは18人に1人という水準です。
2位の愛知県との差は0.91ポイントあり、上位のなかでも東京都はやや抜けています。

群馬県が3位に入るのはなぜか

ここからは統計から離れて、上位の顔ぶれを考えてみます。
以下は確かめられた事実ではなく、別の数字と突き合わせて立てた推測です。

3位の群馬県は、総人口が約188万人で全国19位の県です。
それでも外国人住民の割合は4.62パーセントで、大阪府や神奈川県を上回りました。
実数では87,538人で全国12位です。

同じような県として5位の三重県があります。
人口は約171万人で、割合は4.15パーセント。
6位の岐阜県も4.06パーセントでした。
関東と東海の内陸に、人口規模が中くらいで割合の高い県がまとまっています。

この3県に共通するのは製造業の集積です。
自動車や電機、食品加工の工場が立地する地域では、そこで働く人とその家族が住民として登録されます。
人口が少ない県ほど、同じ人数でも割合は大きく動きます。

逆に下位に並んだ県は、いずれも人口が減っている東北と四国の県でした。
働く場所が限られていれば、住民として住み続ける人も増えにくいという関係が考えられます。

ただしこれは統計で確かめた因果ではありません。
産業構成と外国人住民の割合を突き合わせた分析は別に必要です。
ここでは「大都市だから高い」という説明だけでは足りない、という点にとどめておきます。

実数では東京都に78万人

外国人住民数の上位5都道府県
外国人住民数の上位5都道府県 住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数(令和8年(2026年1月1日現在)) 0300,000600,000東京都: 783,702人783,702人大阪府: 369,529人369,529人愛知県: 347,971人347,971人神奈川県: 309,815人309,815人埼玉県: 286,262人286,262人東京都大阪府愛知県神奈川県埼玉県
外国人住民数の上位5都道府県
項目外国人住民数
東京都783,702人
大阪府369,529人
愛知県347,971人
神奈川県309,815人
埼玉県286,262人

外国人住民の数そのままで並べると、1位は東京都の783,702人、2位は大阪府の369,529人、3位は愛知県の347,971人、4位は神奈川県の309,815人、5位は埼玉県の286,262人でした。

割合で3位だった群馬県は87,538人で、実数では12位です。
逆に実数4位の神奈川県は、割合では3.37パーセントで12位でした。

全国403万1,159人のうち19.4パーセントが東京都に住んでいます。
行政サービスの規模を考えるなら実数、地域社会での存在感を考えるなら割合、という使い分けになります。

外国人住民の割合が低い5県

外国人住民の割合が低い下位5県です。

秋田県は0.70パーセント、青森県は0.79パーセント、岩手県は1.08パーセント、山形県は1.09パーセント、高知県は1.10パーセントでした。
東京都の5.57パーセントと秋田県の0.70パーセントでは7.96倍の差があります。
今回のランキングは上下の開きが大きい指標です。

下位5県のうち4県は東北です。
地方別の平均でも東北6県は1.06パーセントで、8地方のなかで最も低くなっています。

秋田県の0.70パーセントは、143人に1人という水準です。
全国の31人に1人と比べると、日常で出会う機会がかなり違うことになります。

実数で見ると、下位5県の外国人住民は6,000人台から1万人台です。
県全体で見ても、1つの町の人口ほどの規模にとどまります。

下位に並んだ県では、割合も実数も小さくなります。
人口が減っている地域では日本人住民も外国人住民も増えにくく、両方が同じ方向に動いていると考えられます。

このグラフについての豆知識

世帯の数でも見られる

住民基本台帳では人口だけでなく世帯数も公表されています。
全国の世帯数は6,174万7,140世帯。
このうち日本人住民の世帯は5,863万1,083世帯です。

差し引くと311万6,057世帯が、外国人住民だけで構成される世帯ということになります。
全国の世帯の5.0パーセントにあたります。

このほか、日本人と外国人が同じ世帯にいる複数国籍世帯が50万61世帯あります。
人口だけでなく世帯という単位で見ると、また違う姿が見えてきます。

住民票がある人だけの数字

この統計は住民基本台帳に記録されている人を数えています。
中長期在留者や特別永住者など、住民票が作られる在留資格を持つ人が対象です。

そのため、3か月以下の短期滞在者や観光客は含まれません。
観光で訪れる人の多さを知りたい場合は、宿泊旅行統計調査など別の統計を見る必要があります。

また住民基本台帳は届け出をもとにした数字なので、実際の居住実態とずれる場合があります。
国勢調査の外国人人口とも数字が一致しない点は覚えておいてください。

順位の並びがにている記事

人口に占める外国人住民の割合の順位を、当サイトの全記事の並びと突き合わせてみました。

いちばん近かったのは【在留外国人の数】全国376万人、最多と最少で126倍で、順位相関は0.87でした。
反対に、並びがいちばん逆だったのは【高齢者の割合】を47都道府県で比較すると地域差は16.8ポイント(順位相関-0.8)です。

これは並びが近いというだけで、片方がもう片方を生んでいるという意味ではありません。
地図を2枚ならべてみてください。

地方のなかで見た外国人住民の割合

地方最も多い(%)最も少ない(%)
東北宮城県 1.46秋田県 0.7
関東東京都 5.57栃木県 3.21
中部愛知県 4.66新潟県 1.26
近畿大阪府 4.21和歌山県 1.28
中国広島県 2.63鳥取県 1.22
四国香川県 2.31高知県 1.1
九州福岡県 2.44宮崎県 1.23
住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数(令和8年(2026年1月1日現在)、総務省)をもとに作成

まとめ

47都道府県の外国人住民の割合を比べると、東京都は5.57パーセント、秋田県は0.70パーセントで、その差は7.96倍でした。
全国は3.26パーセント、外国人住民の合計は403万1,159人です。
地方別では関東が4.08パーセントと最も高く、東北が1.06パーセントで最も低い結果になりました。

人口に占める外国人住民の割合を読み取るうえで、確かめておきたいことが3つあります。
1つ目は、住民基本台帳に記録されている人だけの数字で、短期滞在者や観光客を含まないことです。
2つ目は、総人口から日本人住民を差し引いて算出していることです。
3つ目は時点で、2026年1月1日現在の数字です。

上位には大都市だけでなく、人口が中くらいで工場の多い県が入っていました。
人がどこに住むかは、働く場所の分布とつながっています。

割合で見るか実数で見るかによって、上位の顔ぶれは入れ替わります。
表で両方を見比べてみてください。

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出典

  • 統計名: 住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数
  • 調査年: 令和8年(2026年1月1日現在)
  • 公開元: 総務省
  • 参照URL: https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_gyousei/daityo/jinkou_jinkoudoutai-setaisuu.html
  • 備考: 住民基本台帳の総計人口から日本人住民人口を差し引いて外国人住民数を求め、総計人口に占める割合を算出した。住民票のない短期滞在者は含まれない

注記: 住民基本台帳の総計人口から日本人住民人口を差し引いて外国人住民数を求め、総計人口に占める割合を算出した。
住民票のない短期滞在者は含まれない

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