洗濯用や台所用の洗剤への支出は、47都道府県の平均で1か月668円。
この記事で扱うなかで最も小さい費目です。
47都道府県で比べます。
使うのは総務省統計局の全国家計構造調査、2024年の数字。
福井県が854円で1位。
47都道府県の平均は668円、中央値は657円です。
1位と47位の差は1.61倍、消費支出に占める割合で見ると1.6倍でした。
47都道府県の単純平均
668円
1か月の洗剤への支出(2024年)
最も多い 福井県
854円
最も少ない 東京都
532円
地図で見る
| 項目 | 1か月の洗剤への支出 |
|---|---|
| 北海道 | 573円 |
| 青森県 | 680円 |
| 岩手県 | 697円 |
| 宮城県 | 622円 |
| 秋田県 | 715円 |
| 山形県 | 674円 |
| 福島県 | 704円 |
| 茨城県 | 706円 |
| 栃木県 | 718円 |
| 群馬県 | 822円 |
| 埼玉県 | 695円 |
| 千葉県 | 681円 |
| 東京都 | 532円 |
| 神奈川県 | 613円 |
| 新潟県 | 720円 |
| 富山県 | 711円 |
| 石川県 | 641円 |
| 福井県 | 854円 |
| 山梨県 | 770円 |
| 長野県 | 667円 |
| 岐阜県 | 721円 |
| 静岡県 | 709円 |
| 愛知県 | 669円 |
| 三重県 | 723円 |
| 滋賀県 | 727円 |
| 京都府 | 579円 |
| 大阪府 | 636円 |
| 兵庫県 | 643円 |
| 奈良県 | 705円 |
| 和歌山県 | 642円 |
| 鳥取県 | 652円 |
| 島根県 | 750円 |
| 岡山県 | 645円 |
| 広島県 | 624円 |
| 山口県 | 610円 |
| 徳島県 | 642円 |
| 香川県 | 696円 |
| 愛媛県 | 616円 |
| 高知県 | 637円 |
| 福岡県 | 583円 |
| 佐賀県 | 615円 |
| 長崎県 | 598円 |
| 熊本県 | 643円 |
| 大分県 | 657円 |
| 宮崎県 | 622円 |
| 鹿児島県 | 634円 |
| 沖縄県 | 605円 |
日本地図で見ると、色が濃く出るのは福井県です。
次いで群馬県、山梨県、島根県、滋賀県が続きます。
淡いのは東京都、北海道、京都府でした。
47都道府県の平均は668円、中央値は657円です。
福井県の854円は平均の1.28倍にあたります。
1位と47位で1.61倍の開きがありました。
金額の差は月あたり322円です。
消費支出に占める割合で見ると青森県が0.32パーセントで最も高く、開きは1.6倍になります。
金額1位の福井県は割合では2位、割合1位の青森県は金額では20位でした。
| 順位 | 都道府県 | 1か月の洗剤への支出(円) | 地方 | 消費支出に占める割合 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 福井県 | 854 | 中部 | 0.32 |
| 2 | 群馬県 | 822 | 関東 | 0.31 |
| 3 | 山梨県 | 770 | 中部 | 0.3 |
| 4 | 島根県 | 750 | 中国 | 0.29 |
| 5 | 滋賀県 | 727 | 近畿 | 0.26 |
| 6 | 三重県 | 723 | 近畿 | 0.31 |
| 7 | 岐阜県 | 721 | 中部 | 0.28 |
| 8 | 新潟県 | 720 | 中部 | 0.28 |
| 9 | 栃木県 | 718 | 関東 | 0.28 |
| 10 | 秋田県 | 715 | 東北 | 0.3 |
| 11 | 富山県 | 711 | 中部 | 0.25 |
| 12 | 静岡県 | 709 | 中部 | 0.28 |
| 13 | 茨城県 | 706 | 関東 | 0.26 |
| 14 | 奈良県 | 705 | 近畿 | 0.27 |
| 15 | 福島県 | 704 | 東北 | 0.28 |
| 16 | 岩手県 | 697 | 東北 | 0.28 |
| 17 | 香川県 | 696 | 四国 | 0.3 |
| 18 | 埼玉県 | 695 | 関東 | 0.28 |
| 19 | 千葉県 | 681 | 関東 | 0.25 |
| 20 | 青森県 | 680 | 東北 | 0.32 |
| 21 | 山形県 | 674 | 東北 | 0.26 |
| 22 | 愛知県 | 669 | 中部 | 0.26 |
| 23 | 長野県 | 667 | 中部 | 0.25 |
| 24 | 大分県 | 657 | 九州 | 0.27 |
| 25 | 鳥取県 | 652 | 中国 | 0.23 |
| 26 | 岡山県 | 645 | 中国 | 0.27 |
| 27 | 熊本県 | 643 | 九州 | 0.27 |
| 27 | 兵庫県 | 643 | 近畿 | 0.25 |
| 29 | 徳島県 | 642 | 四国 | 0.27 |
| 29 | 和歌山県 | 642 | 近畿 | 0.29 |
| 31 | 石川県 | 641 | 中部 | 0.23 |
| 32 | 高知県 | 637 | 四国 | 0.29 |
| 33 | 大阪府 | 636 | 近畿 | 0.26 |
| 34 | 鹿児島県 | 634 | 九州 | 0.29 |
| 35 | 広島県 | 624 | 中国 | 0.24 |
| 36 | 宮崎県 | 622 | 九州 | 0.29 |
| 36 | 宮城県 | 622 | 東北 | 0.25 |
| 38 | 愛媛県 | 616 | 四国 | 0.28 |
| 39 | 佐賀県 | 615 | 九州 | 0.27 |
| 40 | 神奈川県 | 613 | 関東 | 0.23 |
| 41 | 山口県 | 610 | 中国 | 0.26 |
| 42 | 沖縄県 | 605 | 九州 | 0.28 |
| 43 | 長崎県 | 598 | 九州 | 0.25 |
| 44 | 福岡県 | 583 | 九州 | 0.26 |
| 45 | 京都府 | 579 | 近畿 | 0.24 |
| 46 | 北海道 | 573 | 北海道 | 0.25 |
| 47 | 東京都 | 532 | 関東 | 0.2 |
洗剤への支出が多い上位5県
洗剤への支出が多い上位5県です。
福井県は854円、群馬県は822円、山梨県は770円でした。
福井県は2位の群馬県の1.04倍です。
4位は島根県で750円、5位は滋賀県で727円。
6位以下は三重県、岐阜県、新潟県と続きました。
47都道府県の平均は668円、中央値は657円です。
1位の福井県は平均を186円上回り、平均の1.28倍にあたります。
2位と3位の差は52円、3位と4位の差は20円でした。
上位のなかでも順位ごとの開きは小さく、団子になっています。
1年に直すと、1位の福井県は10,248円ほどになります。
上位5県の平均は785円で、47都道府県の平均を117円上回りました。
上位5県のなかでも、1位と5位の差は127円あります。
中央値と比べると1位は1.3倍でした。
北陸と北関東の県が上位に並びました。
世帯の人数が多く、洗濯の回数も多い地域です。
消費支出に占める割合では順位が変わります
ここから先は、1世帯当たりの洗剤への支出がこう分かれる理由についての見立てです。
ほかの指標と突き合わせて立てた推測で、統計そのものが示している事実ではありません。
消費支出に占める割合で割り直すと、並びが変わります。
1位は青森県の0.32パーセント、2位は福井県0.32パーセント、3位は群馬県0.31パーセント。
4位以下は三重県、秋田県と続きます。
逆に割合の下位は鳥取県0.23パーセント、東京都0.2パーセント。
青森県と東京都では1.6倍の開きです。
47都道府県の平均は0.27パーセントでした。
消費支出に占める比率で見ると、東北の県が首位に立ちます。
ただし0.32パーセントと0.2パーセントの差であり、家計に占める重みはどこでもわずかです。
洗濯機の性能が上がり、必要な洗剤の量は減ってきました。
詰め替え用の普及も単価を押し下げています。
金額が小さい項目ほど、標本調査では振れが大きくなります。
1年の数字で断定するのは避けたほうがよいでしょう。
地方別に県の平均を出すと、中部9県が718円で最も高く、北海道が573円で最も低くなります。
東北6県682円と関東7都県681円がそれに続きました。
実数で見ると順位は変わる
洗剤への支出が少ない下位5都県
洗剤への支出が少ない下位5都県です。
47位の東京都は532円、46位の北海道は573円、45位の京都府は579円でした。
1位の福井県とは1.61倍の差があります。
44位は福岡県で583円、43位は長崎県で598円、42位は沖縄県で605円と続きます。
1.61倍という開きです。
金額そのものが小さいため、少しの違いが倍率としては大きく見えます。
月あたり数百円の差にすぎず、家計への影響はごくわずかです。
47位の東京都は平均の79.6パーセント、中央値の81.0パーセントにあたります。
平均との差は136円でした。
1位と47位の差は月あたり322円。
1年に直すと3,864円の開きになります。
46位との差は41円、45位との差は47円でした。
下位のほうも順位ごとの差はわずかです。
下位5県の平均は573円。
47都道府県の平均を95円下回り、上位5県との差は212円になります。
このグラフについての豆知識
洗剤という項目
洗濯用洗剤、台所用洗剤、住宅用洗剤などが含まれます。
家事用消耗品の一部として集計される、細かい区分のひとつです。
全国の平均で月668円。
1年に直しても8,000円ほどで、家計のなかではごく小さな支出です。
家計調査との違い
当サイトには家計調査をもとにした支出の記事もあります。
あちらは各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)を対象にした調査で、県全体の平均ではありません。
この記事で使う全国家計構造調査は、5年に1度、都道府県の全域を対象に行われます。
同じ品目でも数字が違うのはそのためです。
数字の開き
1位の福井県は854円、47位の東京都は532円。
両者の間には1.61倍、金額にして月322円の開きがあります。
47都道府県の平均は668円、中央値は657円です。
平均と中央値が近いのは、極端に高い県や低い県が少なく、多くの県が真ん中あたりに集まっているためです。
消費支出に占める割合で見ると青森県が0.32パーセントで最も高く、平均は0.27パーセント。
開きは1.6倍になります。
順位の並びがにている記事
同じ形の地図になる記事はあるでしょうか。
1世帯当たりの洗剤への支出の順位で探してみます。
いちばん近かったのは【持ち家率】が高い都道府県ランキング、地域差は34.5ポイントで、順位相関は0.74でした。
反対に、並びがいちばん逆だったのは【一人暮らし世帯】が多いのはどこか、2世帯に1世帯が単身という都県もありました(順位相関-0.74)です。
並びが似ていても、そこに関係があるとまでは言えません。
ただ、2つの地図をならべると読み方のヒントにはなります。
地方のなかで見た1か月の洗剤への支出
| 地方 | 最も多い(円) | 最も少ない(円) |
|---|---|---|
| 東北 | 秋田県 715 | 宮城県 622 |
| 関東 | 群馬県 822 | 東京都 532 |
| 中部 | 福井県 854 | 石川県 641 |
| 近畿 | 滋賀県 727 | 京都府 579 |
| 中国 | 島根県 750 | 山口県 610 |
| 四国 | 香川県 696 | 愛媛県 616 |
| 九州 | 大分県 657 | 福岡県 583 |
まとめ
1世帯の洗剤への支出を47都道府県で比べると、最も高い福井県で854円、最も低い東京都で532円でした。
1位と47位の差は1.61倍です。
47都道府県の平均は668円、中央値は657円。
1位と47位の金額の差は月あたり322円、1年で3,864円になります。
消費支出に占める割合で見ると開きは1.6倍でした。
この1世帯当たりの洗剤への支出の数字には、読み違えやすい点が3つあります。
1つ目は、金額が小さく振れやすいこと。
2つ目は、詰め替え用の普及で単価が下がったこと。
3つ目は標本調査なので、細かい項目ほど年による振れが大きいことです。
消費支出に占める割合では青森県が0.32パーセントで最も高くなりました。
地方別に県の平均を出すと中部9県が718円で最も高く、消費支出に占める割合では四国4県が0.29パーセントで最も高くなりました。
家事用消耗品への支出やクリーニング店の数を比べた記事とあわせて読んでみてください。
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出典
- 統計名: 全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)
- 調査年: 2024年
- 公開元: 総務省統計局
- 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/stat-search/database?statdisp_id=0004040009
- 備考: 総世帯のうち全世帯の、1世帯当たり1か月間の平均額(収支項目コード210104052)。県庁所在市を対象とする家計調査とは違い、都道府県の全域が対象。消費支出に占める割合は同じ調査から計算した参考値
注記: 総世帯のうち全世帯の、1世帯当たり1か月間の平均額(収支項目コード210104052)。
県庁所在市を対象とする家計調査とは違い、都道府県の全域が対象。
消費支出に占める割合は同じ調査から計算した参考値
