米、パン、麺類など穀類への支出は、47都道府県の平均で1か月6,018円。
食費のおよそ8.5パーセントにあたります。
47都道府県で比べます。
使うのは総務省統計局の全国家計構造調査、2024年の数字。
福井県が8,199円で1位。
47都道府県の平均は6,018円、中央値は5,937円です。
1位と47位の差は1.81倍、消費支出に占める割合で見ると1.79倍でした。
47都道府県の単純平均
6,018円
1か月の穀類への支出(2024年)
最も多い 福井県
8,199円
最も少ない 東京都
4,532円
地図で見る
| 項目 | 1か月の穀類への支出 |
|---|---|
| 北海道 | 5,849円 |
| 青森県 | 6,144円 |
| 岩手県 | 6,317円 |
| 宮城県 | 6,887円 |
| 秋田県 | 6,579円 |
| 山形県 | 7,227円 |
| 福島県 | 7,833円 |
| 茨城県 | 5,460円 |
| 栃木県 | 5,522円 |
| 群馬県 | 6,142円 |
| 埼玉県 | 5,688円 |
| 千葉県 | 5,173円 |
| 東京都 | 4,532円 |
| 神奈川県 | 5,760円 |
| 新潟県 | 6,995円 |
| 富山県 | 6,367円 |
| 石川県 | 6,229円 |
| 福井県 | 8,199円 |
| 山梨県 | 5,105円 |
| 長野県 | 5,488円 |
| 岐阜県 | 6,613円 |
| 静岡県 | 6,008円 |
| 愛知県 | 5,937円 |
| 三重県 | 5,982円 |
| 滋賀県 | 6,042円 |
| 京都府 | 5,742円 |
| 大阪府 | 5,238円 |
| 兵庫県 | 5,836円 |
| 奈良県 | 5,938円 |
| 和歌山県 | 6,252円 |
| 鳥取県 | 5,906円 |
| 島根県 | 6,720円 |
| 岡山県 | 6,261円 |
| 広島県 | 5,433円 |
| 山口県 | 5,619円 |
| 徳島県 | 5,060円 |
| 香川県 | 6,821円 |
| 愛媛県 | 5,748円 |
| 高知県 | 5,891円 |
| 福岡県 | 5,467円 |
| 佐賀県 | 5,614円 |
| 長崎県 | 6,009円 |
| 熊本県 | 6,074円 |
| 大分県 | 6,705円 |
| 宮崎県 | 5,401円 |
| 鹿児島県 | 5,877円 |
| 沖縄県 | 5,178円 |
日本地図で見ると、色が濃く出るのは福井県です。
次いで福島県、山形県、新潟県、宮城県が続きます。
淡いのは東京都、徳島県、山梨県でした。
47都道府県の平均は6,018円、中央値は5,937円です。
福井県の8,199円は平均の1.36倍にあたります。
1位と47位で1.81倍の開きがありました。
金額の差は月あたり3,667円です。
消費支出に占める割合で見ると福井県が3.08パーセントで最も高く、開きは1.79倍になります。
金額1位の福井県は割合では1位、割合1位の福井県は金額では1位でした。
| 順位 | 都道府県 | 1か月の穀類への支出(円) | 地方 | 消費支出に占める割合 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 福井県 | 8199 | 中部 | 3.08 |
| 2 | 福島県 | 7833 | 東北 | 3.07 |
| 3 | 山形県 | 7227 | 東北 | 2.82 |
| 4 | 新潟県 | 6995 | 中部 | 2.69 |
| 5 | 宮城県 | 6887 | 東北 | 2.75 |
| 6 | 香川県 | 6821 | 四国 | 2.9 |
| 7 | 島根県 | 6720 | 中国 | 2.56 |
| 8 | 大分県 | 6705 | 九州 | 2.78 |
| 9 | 岐阜県 | 6613 | 中部 | 2.58 |
| 10 | 秋田県 | 6579 | 東北 | 2.74 |
| 11 | 富山県 | 6367 | 中部 | 2.23 |
| 12 | 岩手県 | 6317 | 東北 | 2.5 |
| 13 | 岡山県 | 6261 | 中国 | 2.67 |
| 14 | 和歌山県 | 6252 | 近畿 | 2.87 |
| 15 | 石川県 | 6229 | 中部 | 2.24 |
| 16 | 青森県 | 6144 | 東北 | 2.93 |
| 17 | 群馬県 | 6142 | 関東 | 2.32 |
| 18 | 熊本県 | 6074 | 九州 | 2.59 |
| 19 | 滋賀県 | 6042 | 近畿 | 2.15 |
| 20 | 長崎県 | 6009 | 九州 | 2.54 |
| 21 | 静岡県 | 6008 | 中部 | 2.35 |
| 22 | 三重県 | 5982 | 近畿 | 2.58 |
| 23 | 奈良県 | 5938 | 近畿 | 2.29 |
| 24 | 愛知県 | 5937 | 中部 | 2.33 |
| 25 | 鳥取県 | 5906 | 中国 | 2.11 |
| 26 | 高知県 | 5891 | 四国 | 2.66 |
| 27 | 鹿児島県 | 5877 | 九州 | 2.64 |
| 28 | 北海道 | 5849 | 北海道 | 2.58 |
| 29 | 兵庫県 | 5836 | 近畿 | 2.29 |
| 30 | 神奈川県 | 5760 | 関東 | 2.16 |
| 31 | 愛媛県 | 5748 | 四国 | 2.57 |
| 32 | 京都府 | 5742 | 近畿 | 2.39 |
| 33 | 埼玉県 | 5688 | 関東 | 2.25 |
| 34 | 山口県 | 5619 | 中国 | 2.36 |
| 35 | 佐賀県 | 5614 | 九州 | 2.46 |
| 36 | 栃木県 | 5522 | 関東 | 2.14 |
| 37 | 長野県 | 5488 | 中部 | 2.09 |
| 38 | 福岡県 | 5467 | 九州 | 2.46 |
| 39 | 茨城県 | 5460 | 関東 | 2.01 |
| 40 | 広島県 | 5433 | 中国 | 2.12 |
| 41 | 宮崎県 | 5401 | 九州 | 2.53 |
| 42 | 大阪府 | 5238 | 近畿 | 2.15 |
| 43 | 沖縄県 | 5178 | 九州 | 2.42 |
| 44 | 千葉県 | 5173 | 関東 | 1.89 |
| 45 | 山梨県 | 5105 | 中部 | 1.97 |
| 46 | 徳島県 | 5060 | 四国 | 2.11 |
| 47 | 東京都 | 4532 | 関東 | 1.72 |
穀類への支出が多い上位5県
穀類への支出が多い上位5県です。
福井県は8,199円、福島県は7,833円、山形県は7,227円でした。
福井県は2位の福島県の1.05倍です。
4位は新潟県で6,995円、5位は宮城県で6,887円。
6位以下は香川県、島根県、大分県と続きました。
47都道府県の平均は6,018円、中央値は5,937円です。
1位の福井県は平均を2,181円上回り、平均の1.36倍にあたります。
2位と3位の差は606円、3位と4位の差は232円でした。
上位のなかでも順位ごとの開きは小さく、団子になっています。
1年に直すと、1位の福井県は98,388円ほどになります。
上位5県の平均は7,428円で、47都道府県の平均を1,410円上回りました。
上位5県のなかでも、1位と5位の差は1,312円あります。
中央値と比べると1位は1.38倍でした。
上位に並ぶのは米どころです。
自分で作る家が多い地域では買う量が減るはずですが、実際には支出も高く出ています。
消費支出に占める割合でも同じ県が1位です
この分布の背景を、ここから考えてみます。
1世帯当たりの穀類への支出の統計が答えを持っているわけではないので、以下はほかの数字と照らして立てた推測です。
消費支出に占める割合で割り直すと、並びが変わります。
1位は福井県の3.08パーセント、2位は福島県3.07パーセント、3位は青森県2.93パーセント。
4位以下は香川県、和歌山県と続きます。
逆に割合の下位は千葉県1.89パーセント、東京都1.72パーセント。
福井県と東京都では1.79倍の開きです。
47都道府県の平均は2.44パーセントでした。
消費支出に占める比率で見ても、実数と同じ県が首位に立ちます。
穀類は主食であり、暮らし方がそのまま表れる項目です。
米の消費量は全国で長く減り続けてきました。
一方でパンや麺類は横ばいか微増で、穀類のなかでの構成が変わっています。
当サイトには米の収穫量を比べた記事もあります。
作る量と買う量は必ずしも一致しません。
地方別に県の平均を出すと、東北6県が6,831円で最も高く、関東7都県が5,468円で最も低くなります。
中部9県6,327円と中国5県5,988円がそれに続きました。
実数で見ると順位は変わる
穀類への支出が少ない下位5都県
穀類への支出が少ない下位5都県です。
47位の東京都は4,532円、46位の徳島県は5,060円、45位の山梨県は5,105円でした。
1位の福井県とは1.81倍の差があります。
44位は千葉県で5,173円、43位は沖縄県で5,178円、42位は大阪府で5,238円と続きます。
大都市を抱える都府県が下位に来ました。
外食や調理食品で済ませる機会が多く、家で炊く米の量が減っているためだと考えられます。
47位の東京都は平均の75.3パーセント、中央値の76.3パーセントにあたります。
平均との差は1,486円でした。
1位と47位の差は月あたり3,667円。
1年に直すと44,004円の開きになります。
46位との差は528円、45位との差は573円でした。
下位のほうも順位ごとの差はわずかです。
下位5県の平均は5,010円。
47都道府県の平均を1,008円下回り、上位5県との差は2,419円になります。
このグラフについての豆知識
穀類の中身
米、パン、麺類、他の穀類が含まれます。
パンには食パンも菓子パンも入り、麺類には生麺も乾麺もカップ麺も入ります。
外食のうどんやラーメンは外食として別に数えられ、ここには含まれません。
家計調査との違い
当サイトには家計調査をもとにした食品の支出の記事もあります。
あちらは各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)を対象にした調査で、県全体の平均ではありません。
この記事で使う全国家計構造調査は、5年に1度、都道府県の全域を対象に行われます。
同じ品目でも数字が違うのはそのためです。
数字の開き
1位の福井県は8,199円、47位の東京都は4,532円。
両者の間には1.81倍、金額にして月3,667円の開きがあります。
47都道府県の平均は6,018円、中央値は5,937円です。
平均と中央値が近いのは、極端に高い県や低い県が少なく、多くの県が真ん中あたりに集まっているためです。
消費支出に占める割合で見ると福井県が3.08パーセントで最も高く、平均は2.44パーセント。
開きは1.79倍になります。
順位の並びがにている記事
同じ形の地図になる記事はあるでしょうか。
1世帯当たりの穀類への支出の順位で探してみます。
いちばん近かったのは【1住宅当たり延べ面積】いちばん広い県は140平方メートル、狭い都の2.2倍で、順位相関は0.61でした。
正反対だったのは【睡眠5時間未満の人】全国7.21パーセント、大都市圏で多いで、相関は-0.62です。
並びが似ていても、そこに関係があるとまでは言えません。
ただ、2つの地図をならべると読み方のヒントにはなります。
地方のなかで見た1か月の穀類への支出
| 地方 | 最も多い(円) | 最も少ない(円) |
|---|---|---|
| 東北 | 福島県 7833 | 青森県 6144 |
| 関東 | 群馬県 6142 | 東京都 4532 |
| 中部 | 福井県 8199 | 山梨県 5105 |
| 近畿 | 和歌山県 6252 | 大阪府 5238 |
| 中国 | 島根県 6720 | 広島県 5433 |
| 四国 | 香川県 6821 | 徳島県 5060 |
| 九州 | 大分県 6705 | 沖縄県 5178 |
まとめ
1世帯の穀類への支出を47都道府県で比べると、最も高い福井県で8,199円、最も低い東京都で4,532円でした。
1位と47位の差は1.81倍です。
47都道府県の平均は6,018円、中央値は5,937円。
1位と47位の金額の差は月あたり3,667円、1年で44,004円になります。
消費支出に占める割合で見ると開きは1.79倍でした。
ここまでの1世帯当たりの穀類への支出の数字には、注意点が3つあります。
1つ目は、外食の麺類は含まないこと。
2つ目は、自家消費の米は金額に表れないこと。
3つ目は標本調査なので、細かい項目ほど年による振れが大きいことです。
消費支出に占める割合では福井県が3.08パーセントで最も高くなりました。
地方別に県の平均を出すと東北6県が6,831円で最も高く、消費支出に占める割合では東北6県が2.8パーセントで最も高くなりました。
米の収穫量や調理食品への支出を比べた記事とあわせて読んでみてください。
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出典
- 統計名: 全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)
- 調査年: 2024年
- 公開元: 総務省統計局
- 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/stat-search/database?statdisp_id=0004040009
- 備考: 総世帯のうち全世帯の、1世帯当たり1か月間の平均額(収支項目コード21010101)。県庁所在市を対象とする家計調査とは違い、都道府県の全域が対象。消費支出に占める割合は同じ調査から計算した参考値
注記: 総世帯のうち全世帯の、1世帯当たり1か月間の平均額(収支項目コード21010101)。
県庁所在市を対象とする家計調査とは違い、都道府県の全域が対象。
消費支出に占める割合は同じ調査から計算した参考値
