しょうゆ、みそ、油、砂糖などへの支出は、47都道府県の平均で1か月3,260円。
食費のおよそ4.6パーセントにあたります。
47都道府県で比べます。
使うのは総務省統計局の全国家計構造調査、2024年の数字。
鳥取県が3,836円で1位。
47都道府県の平均は3,260円、中央値は3,256円です。
1位と47位の差は1.32倍、消費支出に占める割合で見ると1.35倍でした。
47都道府県の単純平均
3,260円
1か月の油脂・調味料への支出(2024年)
最も多い 鳥取県
3,836円
最も少ない 沖縄県
2,905円
地図で見る
| 項目 | 1か月の油脂・調味料への支出 |
|---|---|
| 北海道 | 3,019円 |
| 青森県 | 3,095円 |
| 岩手県 | 3,326円 |
| 宮城県 | 3,202円 |
| 秋田県 | 3,440円 |
| 山形県 | 3,784円 |
| 福島県 | 3,697円 |
| 茨城県 | 3,236円 |
| 栃木県 | 3,321円 |
| 群馬県 | 3,323円 |
| 埼玉県 | 3,276円 |
| 千葉県 | 3,420円 |
| 東京都 | 2,976円 |
| 神奈川県 | 3,272円 |
| 新潟県 | 3,645円 |
| 富山県 | 3,488円 |
| 石川県 | 3,067円 |
| 福井県 | 3,385円 |
| 山梨県 | 3,276円 |
| 長野県 | 3,674円 |
| 岐阜県 | 3,474円 |
| 静岡県 | 3,257円 |
| 愛知県 | 3,152円 |
| 三重県 | 3,189円 |
| 滋賀県 | 3,407円 |
| 京都府 | 3,307円 |
| 大阪府 | 2,998円 |
| 兵庫県 | 3,256円 |
| 奈良県 | 3,526円 |
| 和歌山県 | 3,149円 |
| 鳥取県 | 3,836円 |
| 島根県 | 3,584円 |
| 岡山県 | 3,347円 |
| 広島県 | 3,110円 |
| 山口県 | 3,290円 |
| 徳島県 | 3,042円 |
| 香川県 | 3,187円 |
| 愛媛県 | 2,943円 |
| 高知県 | 3,048円 |
| 福岡県 | 2,996円 |
| 佐賀県 | 3,161円 |
| 長崎県 | 3,130円 |
| 熊本県 | 3,198円 |
| 大分県 | 2,907円 |
| 宮崎県 | 2,981円 |
| 鹿児島県 | 2,929円 |
| 沖縄県 | 2,905円 |
日本地図で見ると、色が濃く出るのは鳥取県です。
次いで山形県、福島県、長野県、新潟県が続きます。
淡いのは沖縄県、大分県、鹿児島県でした。
47都道府県の平均は3,260円、中央値は3,256円です。
鳥取県の3,836円は平均の1.18倍にあたります。
1位と47位で1.32倍の開きがありました。
金額の差は月あたり931円です。
消費支出に占める割合で見ると青森県が1.48パーセントで最も高く、開きは1.35倍になります。
金額1位の鳥取県は割合では14位、割合1位の青森県は金額では35位でした。
| 順位 | 都道府県 | 1か月の油脂・調味料への支出(円) | 地方 | 消費支出に占める割合 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 鳥取県 | 3836 | 中国 | 1.37 |
| 2 | 山形県 | 3784 | 東北 | 1.48 |
| 3 | 福島県 | 3697 | 東北 | 1.45 |
| 4 | 長野県 | 3674 | 中部 | 1.4 |
| 5 | 新潟県 | 3645 | 中部 | 1.4 |
| 6 | 島根県 | 3584 | 中国 | 1.37 |
| 7 | 奈良県 | 3526 | 近畿 | 1.36 |
| 8 | 富山県 | 3488 | 中部 | 1.22 |
| 9 | 岐阜県 | 3474 | 中部 | 1.35 |
| 10 | 秋田県 | 3440 | 東北 | 1.43 |
| 11 | 千葉県 | 3420 | 関東 | 1.25 |
| 12 | 滋賀県 | 3407 | 近畿 | 1.21 |
| 13 | 福井県 | 3385 | 中部 | 1.27 |
| 14 | 岡山県 | 3347 | 中国 | 1.42 |
| 15 | 岩手県 | 3326 | 東北 | 1.31 |
| 16 | 群馬県 | 3323 | 関東 | 1.25 |
| 17 | 栃木県 | 3321 | 関東 | 1.29 |
| 18 | 京都府 | 3307 | 近畿 | 1.38 |
| 19 | 山口県 | 3290 | 中国 | 1.38 |
| 20 | 埼玉県 | 3276 | 関東 | 1.3 |
| 20 | 山梨県 | 3276 | 中部 | 1.26 |
| 22 | 神奈川県 | 3272 | 関東 | 1.23 |
| 23 | 静岡県 | 3257 | 中部 | 1.27 |
| 24 | 兵庫県 | 3256 | 近畿 | 1.28 |
| 25 | 茨城県 | 3236 | 関東 | 1.19 |
| 26 | 宮城県 | 3202 | 東北 | 1.28 |
| 27 | 熊本県 | 3198 | 九州 | 1.36 |
| 28 | 三重県 | 3189 | 近畿 | 1.37 |
| 29 | 香川県 | 3187 | 四国 | 1.35 |
| 30 | 佐賀県 | 3161 | 九州 | 1.39 |
| 31 | 愛知県 | 3152 | 中部 | 1.24 |
| 32 | 和歌山県 | 3149 | 近畿 | 1.44 |
| 33 | 長崎県 | 3130 | 九州 | 1.32 |
| 34 | 広島県 | 3110 | 中国 | 1.21 |
| 35 | 青森県 | 3095 | 東北 | 1.48 |
| 36 | 石川県 | 3067 | 中部 | 1.1 |
| 37 | 高知県 | 3048 | 四国 | 1.37 |
| 38 | 徳島県 | 3042 | 四国 | 1.27 |
| 39 | 北海道 | 3019 | 北海道 | 1.33 |
| 40 | 大阪府 | 2998 | 近畿 | 1.23 |
| 41 | 福岡県 | 2996 | 九州 | 1.35 |
| 42 | 宮崎県 | 2981 | 九州 | 1.4 |
| 43 | 東京都 | 2976 | 関東 | 1.13 |
| 44 | 愛媛県 | 2943 | 四国 | 1.32 |
| 45 | 鹿児島県 | 2929 | 九州 | 1.32 |
| 46 | 大分県 | 2907 | 九州 | 1.2 |
| 47 | 沖縄県 | 2905 | 九州 | 1.36 |
調味料への支出が多い上位5県
調味料への支出が多い上位5県です。
鳥取県は3,836円、山形県は3,784円、福島県は3,697円でした。
鳥取県は2位の山形県の1.01倍です。
4位は長野県で3,674円、5位は新潟県で3,645円。
6位以下は島根県、奈良県、富山県と続きました。
47都道府県の平均は3,260円、中央値は3,256円です。
1位の鳥取県は平均を576円上回り、平均の1.18倍にあたります。
2位と3位の差は87円、3位と4位の差は23円でした。
上位のなかでも順位ごとの開きは小さく、団子になっています。
1年に直すと、1位の鳥取県は46,032円ほどになります。
上位5県の平均は3,727円で、47都道府県の平均を467円上回りました。
上位5県のなかでも、1位と5位の差は191円あります。
中央値と比べると1位は1.18倍でした。
上位に並ぶのは、家で調理をする機会が多い県だと考えられます。
作れば作るほど、調味料は減っていきます。
消費支出に占める割合では順位が変わります
ここから先は、1世帯当たりの油脂・調味料への支出がこう分かれる理由についての見立てです。
ほかの指標と突き合わせて立てた推測で、統計そのものが示している事実ではありません。
消費支出に占める割合で割り直すと、並びが変わります。
1位は青森県の1.48パーセント、2位は山形県1.48パーセント、3位は福島県1.45パーセント。
4位以下は和歌山県、秋田県と続きます。
逆に割合の下位は東京都1.13パーセント、石川県1.1パーセント。
青森県と石川県では1.35倍の開きです。
47都道府県の平均は1.32パーセントでした。
消費支出に占める比率で見ると、東北の県が首位に立ちます。
家で調理する比重が大きい地域ほど、調味料の存在感が増します。
調理食品や外食に頼る割合が高い地域では、調味料への支出は自然に減ります。
2つの記事を見比べると、その裏返しの関係が読み取れます。
味の濃さや使う調味料の種類は地域によって違いますが、金額の差としては大きく現れませんでした。
地方別に県の平均を出すと、中国5県が3,433円で最も高く、北海道が3,019円で最も低くなります。
東北6県3,424円と中部9県3,380円がそれに続きました。
実数で見ると順位は変わる
調味料への支出が少ない下位5県
調味料への支出が少ない下位5県です。
47位の沖縄県は2,905円、46位の大分県は2,907円、45位の鹿児島県は2,929円でした。
1位の鳥取県とは1.32倍の差があります。
44位は愛媛県で2,943円、43位は東京都で2,976円、42位は宮崎県で2,981円と続きます。
1.32倍という開きは、この記事で扱う項目のなかでも小さいほうです。
調味料はどの家にも必要な品目で、使う量が極端に変わることはありません。
47位の沖縄県は平均の89.1パーセント、中央値の89.2パーセントにあたります。
平均との差は355円でした。
1位と47位の差は月あたり931円。
1年に直すと11,172円の開きになります。
46位との差は2円、45位との差は24円でした。
下位のほうも順位ごとの差はわずかです。
下位5県の平均は2,932円。
47都道府県の平均を328円下回り、上位5県との差は795円になります。
このグラフについての豆知識
油脂・調味料の中身
食用油、しょうゆ、みそ、砂糖、塩、酢、ソース、マヨネーズ、ドレッシング、風味調味料、カレールウなどが含まれます。
幅広い品目をまとめた枠なので、地域ごとの好みの違いは金額には表れにくくなります。
家計調査との違い
当サイトには家計調査をもとにした食品の支出の記事もあります。
あちらは各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)を対象にした調査で、県全体の平均ではありません。
この記事で使う全国家計構造調査は、5年に1度、都道府県の全域を対象に行われます。
同じ品目でも数字が違うのはそのためです。
数字の開き
1位の鳥取県は3,836円、47位の沖縄県は2,905円。
両者の間には1.32倍、金額にして月931円の開きがあります。
47都道府県の平均は3,260円、中央値は3,256円です。
平均と中央値が近いのは、極端に高い県や低い県が少なく、多くの県が真ん中あたりに集まっているためです。
消費支出に占める割合で見ると青森県が1.48パーセントで最も高く、平均は1.32パーセント。
開きは1.35倍になります。
順位の並びがにている記事
1世帯当たりの油脂・調味料への支出の47都道府県の並びを、ほかの記事の並びと総当たりで比べました。
いちばん近かったのは【野菜への支出】1か月の平均は7,275円、食費の1割強で、順位相関は0.84でした。
逆に、ほぼ裏返しの並びになったのが【一人暮らし世帯】が多いのはどこか、2世帯に1世帯が単身という都県もありました(相関-0.68)でした。
これは並びが近いというだけで、片方がもう片方を生んでいるという意味ではありません。
地図を2枚ならべてみてください。
地方のなかで見た1か月の油脂・調味料への支出
| 地方 | 最も多い(円) | 最も少ない(円) |
|---|---|---|
| 東北 | 山形県 3784 | 青森県 3095 |
| 関東 | 千葉県 3420 | 東京都 2976 |
| 中部 | 長野県 3674 | 石川県 3067 |
| 近畿 | 奈良県 3526 | 大阪府 2998 |
| 中国 | 鳥取県 3836 | 広島県 3110 |
| 四国 | 香川県 3187 | 愛媛県 2943 |
| 九州 | 熊本県 3198 | 沖縄県 2905 |
まとめ
1世帯の油脂・調味料への支出を47都道府県で比べると、最も高い鳥取県で3,836円、最も低い沖縄県で2,905円でした。
1位と47位の差は1.32倍です。
47都道府県の平均は3,260円、中央値は3,256円。
1位と47位の金額の差は月あたり931円、1年で11,172円になります。
消費支出に占める割合で見ると開きは1.35倍でした。
この1世帯当たりの油脂・調味料への支出の数字には、読み違えやすい点が3つあります。
1つ目は、幅広い品目をまとめた枠であること。
2つ目は、家で調理する頻度に左右されること。
3つ目は標本調査なので、細かい項目ほど年による振れが大きいことです。
消費支出に占める割合では青森県が1.48パーセントで最も高くなりました。
地方別に県の平均を出すと中国5県が3,433円で最も高く、消費支出に占める割合では東北6県が1.41パーセントで最も高くなりました。
野菜への支出や調理食品への支出を比べた記事とあわせて読んでみてください。
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出典
- 統計名: 全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)
- 調査年: 2024年
- 公開元: 総務省統計局
- 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/stat-search/database?statdisp_id=0004040009
- 備考: 総世帯のうち全世帯の、1世帯当たり1か月間の平均額(収支項目コード21010107)。県庁所在市を対象とする家計調査とは違い、都道府県の全域が対象。消費支出に占める割合は同じ調査から計算した参考値
注記: 総世帯のうち全世帯の、1世帯当たり1か月間の平均額(収支項目コード21010107)。
県庁所在市を対象とする家計調査とは違い、都道府県の全域が対象。
消費支出に占める割合は同じ調査から計算した参考値
