クレジットカードなどで買った分の返済は、勤労者世帯の平均で1か月69,886円。
消費支出のおよそ4分の1にあたる大きさです。
47都道府県で比べます。
使うのは総務省統計局の全国家計構造調査、2024年の数字。
東京都が94,271円で1位。
47都道府県の平均は69,886円、中央値は68,572円です。
1位と47位の差は1.82倍、実収入に占める割合で見ると1.64倍でした。
47都道府県の単純平均
69,886円
1か月のクレジット返済(2024年)
最も多い 東京都
94,271円
最も少ない 高知県
51,695円
地図で見る
| 項目 | 1か月のクレジット返済 |
|---|---|
| 北海道 | 64,381円 |
| 青森県 | 65,496円 |
| 岩手県 | 54,277円 |
| 宮城県 | 82,753円 |
| 秋田県 | 55,483円 |
| 山形県 | 55,057円 |
| 福島県 | 67,489円 |
| 茨城県 | 82,665円 |
| 栃木県 | 90,348円 |
| 群馬県 | 66,461円 |
| 埼玉県 | 79,403円 |
| 千葉県 | 89,543円 |
| 東京都 | 94,271円 |
| 神奈川県 | 86,129円 |
| 新潟県 | 68,572円 |
| 富山県 | 70,541円 |
| 石川県 | 78,937円 |
| 福井県 | 70,808円 |
| 山梨県 | 67,144円 |
| 長野県 | 78,480円 |
| 岐阜県 | 70,842円 |
| 静岡県 | 79,013円 |
| 愛知県 | 81,066円 |
| 三重県 | 62,956円 |
| 滋賀県 | 62,295円 |
| 京都府 | 74,972円 |
| 大阪府 | 68,766円 |
| 兵庫県 | 75,181円 |
| 奈良県 | 77,479円 |
| 和歌山県 | 56,233円 |
| 鳥取県 | 62,058円 |
| 島根県 | 63,581円 |
| 岡山県 | 63,402円 |
| 広島県 | 77,468円 |
| 山口県 | 65,381円 |
| 徳島県 | 74,198円 |
| 香川県 | 80,527円 |
| 愛媛県 | 63,665円 |
| 高知県 | 51,695円 |
| 福岡県 | 69,223円 |
| 佐賀県 | 56,619円 |
| 長崎県 | 67,240円 |
| 熊本県 | 67,358円 |
| 大分県 | 69,333円 |
| 宮崎県 | 51,743円 |
| 鹿児島県 | 58,287円 |
| 沖縄県 | 65,801円 |
日本地図で見ると、色が濃く出るのは東京都です。
次いで栃木県、千葉県、神奈川県、宮城県が続きます。
淡いのは高知県、宮崎県、岩手県でした。
47都道府県の平均は69,886円、中央値は68,572円です。
東京都の94,271円は平均の1.35倍にあたります。
1位と47位で1.82倍の開きがありました。
金額の差は月あたり42,576円です。
実収入に占める割合で見ると東京都が18.79パーセントで最も高く、開きは1.64倍になります。
金額1位の東京都は割合では1位、割合1位の東京都は金額では1位でした。
| 順位 | 都道府県 | 1か月のクレジット返済(円) | 地方 | 実収入に占める割合 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 東京都 | 94271 | 関東 | 18.79 |
| 2 | 栃木県 | 90348 | 関東 | 18.24 |
| 3 | 千葉県 | 89543 | 関東 | 17.75 |
| 4 | 神奈川県 | 86129 | 関東 | 16.7 |
| 5 | 宮城県 | 82753 | 東北 | 17.61 |
| 6 | 茨城県 | 82665 | 関東 | 16.42 |
| 7 | 愛知県 | 81066 | 中部 | 16.25 |
| 8 | 香川県 | 80527 | 四国 | 17.25 |
| 9 | 埼玉県 | 79403 | 関東 | 16.37 |
| 10 | 静岡県 | 79013 | 中部 | 16.31 |
| 11 | 石川県 | 78937 | 中部 | 17.11 |
| 12 | 長野県 | 78480 | 中部 | 16.96 |
| 13 | 奈良県 | 77479 | 近畿 | 15.96 |
| 14 | 広島県 | 77468 | 中国 | 16.1 |
| 15 | 兵庫県 | 75181 | 近畿 | 16.06 |
| 16 | 京都府 | 74972 | 近畿 | 17.31 |
| 17 | 徳島県 | 74198 | 四国 | 14.68 |
| 18 | 岐阜県 | 70842 | 中部 | 14.18 |
| 19 | 福井県 | 70808 | 中部 | 13.76 |
| 20 | 富山県 | 70541 | 中部 | 13.3 |
| 21 | 大分県 | 69333 | 九州 | 15.6 |
| 22 | 福岡県 | 69223 | 九州 | 16.24 |
| 23 | 大阪府 | 68766 | 近畿 | 15.08 |
| 24 | 新潟県 | 68572 | 中部 | 14.39 |
| 25 | 福島県 | 67489 | 東北 | 14.52 |
| 26 | 熊本県 | 67358 | 九州 | 15.18 |
| 27 | 長崎県 | 67240 | 九州 | 15.3 |
| 28 | 山梨県 | 67144 | 中部 | 14.14 |
| 29 | 群馬県 | 66461 | 関東 | 13.4 |
| 30 | 沖縄県 | 65801 | 九州 | 17.34 |
| 31 | 青森県 | 65496 | 東北 | 15.46 |
| 32 | 山口県 | 65381 | 中国 | 14.36 |
| 33 | 北海道 | 64381 | 北海道 | 15.32 |
| 34 | 愛媛県 | 63665 | 四国 | 15.1 |
| 35 | 島根県 | 63581 | 中国 | 13.46 |
| 36 | 岡山県 | 63402 | 中国 | 14.08 |
| 37 | 三重県 | 62956 | 近畿 | 13.64 |
| 38 | 滋賀県 | 62295 | 近畿 | 12.97 |
| 39 | 鳥取県 | 62058 | 中国 | 13.36 |
| 40 | 鹿児島県 | 58287 | 九州 | 13.81 |
| 41 | 佐賀県 | 56619 | 九州 | 12.55 |
| 42 | 和歌山県 | 56233 | 近畿 | 12.38 |
| 43 | 秋田県 | 55483 | 東北 | 12.65 |
| 44 | 山形県 | 55057 | 東北 | 11.87 |
| 45 | 岩手県 | 54277 | 東北 | 11.62 |
| 46 | 宮崎県 | 51743 | 九州 | 12.36 |
| 47 | 高知県 | 51695 | 四国 | 11.44 |
クレジットの返済が多い上位5都県
クレジットの返済が多い上位5都県です。
東京都は94,271円、栃木県は90,348円、千葉県は89,543円でした。
東京都は2位の栃木県の1.04倍です。
4位は神奈川県で86,129円、5位は宮城県で82,753円。
6位以下は茨城県、愛知県、香川県と続きました。
47都道府県の平均は69,886円、中央値は68,572円です。
1位の東京都は平均を24,385円上回り、平均の1.35倍にあたります。
2位と3位の差は805円、3位と4位の差は3,414円でした。
上位のなかでも順位ごとの開きは小さく、団子になっています。
1年に直すと、1位の東京都は1,131,252円ほどになります。
上位5県の平均は88,609円で、47都道府県の平均を18,723円上回りました。
上位5県のなかでも、1位と5位の差は11,518円あります。
中央値と比べると1位は1.37倍でした。
カードを使う機会の多い都県が上位に並びました。
店舗でもネットでも、キャッシュレスの浸透がそのまま表れます。
実収入に占める割合でも同じ都が1位です
数字を並べるところまでが統計の仕事で、ここから先は解釈になります。
1世帯当たりのクレジット購入借入金返済の分布について、ほかの指標と突き合わせて立てた推測を書きます。
事実として確かめたものではありません。
実収入に占める割合で割り直すと、並びが変わります。
1位は東京都の18.79パーセント、2位は栃木県18.24パーセント、3位は千葉県17.75パーセント。
4位以下は宮城県、沖縄県と続きます。
逆に割合の下位は岩手県11.62パーセント、高知県11.44パーセント。
東京都と高知県では1.64倍の開きです。
47都道府県の平均は14.99パーセントでした。
実収入に占める比率でも、実数と同じ都が首位に立ちます。
収入の多さだけでは説明できない差です。
クレジット払いは、買った時点と支払う時点がずれます。
ですからこの数字は「その月に買った額」ではなく「その月に引き落とされた額」です。
キャッシュレス決済の広がりとともに、この項目は年々大きくなってきました。
現金払いが減れば、同じ買い物でもこちらに移ります。
地方別に県の平均を出すと、関東7都県が84,117円で最も高く、九州・沖縄8県が63,201円で最も低くなります。
中部9県73,934円と近畿7府県68,269円がそれに続きました。
実数で見ると順位は変わる
クレジットの返済が少ない下位5県
クレジットの返済が少ない下位5県です。
47位の高知県は51,695円、46位の宮崎県は51,743円、45位の岩手県は54,277円でした。
1位の東京都とは1.82倍の差があります。
44位は山形県で55,057円、43位は秋田県で55,483円、42位は和歌山県で56,233円と続きます。
下位に並ぶのは、現金での支払いがまだ多く残る県だと考えられます。
同じ買い物でも、支払い方が違います。
47位の高知県は平均の74.0パーセント、中央値の75.4パーセントにあたります。
平均との差は18,191円でした。
1位と47位の差は月あたり42,576円。
1年に直すと510,912円の開きになります。
46位との差は48円、45位との差は2,582円でした。
下位のほうも順位ごとの差はわずかです。
下位5県の平均は53,651円。
47都道府県の平均を16,235円下回り、上位5県との差は34,958円になります。
このグラフについての豆知識
クレジット購入借入金返済
クレジットカードや割賦販売で買った商品の代金を、後から支払った額です。
実支出以外の支払として数えられます。
買った時点では消費支出に計上され、支払った時点でこの項目に計上されます。
2つを足すと二重に数えることになります。
家計調査との違い
当サイトには家計調査をもとにした「1世帯が1年間に払う◯◯代」の記事もあります。
あちらは各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)を対象にした調査で、県全体の平均ではありません。
この記事で使う全国家計構造調査は、5年に1度、都道府県の全域を対象に行われます。
同じ品目でも数字が違うのはそのためです。
数字の開き
1位の東京都は94,271円、47位の高知県は51,695円。
両者の間には1.82倍、金額にして月42,576円の開きがあります。
47都道府県の平均は69,886円、中央値は68,572円です。
平均と中央値が近いのは、極端に高い県や低い県が少なく、多くの県が真ん中あたりに集まっているためです。
実収入に占める割合で見ると東京都が18.79パーセントで最も高く、平均は14.99パーセント。
開きは1.64倍になります。
順位の並びがにている記事
1世帯当たりのクレジット購入借入金返済とよく似た並びになる記事が、当サイトにあるか探しました。
最も似ていたのは【1か月の定期収入】平均31万9,271円、暮らしを支える柱(順位相関0.77)です。
正反対だったのは【スーパーの数】が多いのは大都市ではありませんでした、人口あたりで比較で、相関は-0.66です。
似ているからといって理由が同じとはかぎりません。
それでも、2つを重ねると土地の性格が見えてくることがあります。
地方のなかで見た1か月のクレジット返済
| 地方 | 最も多い(円) | 最も少ない(円) |
|---|---|---|
| 東北 | 宮城県 82753 | 岩手県 54277 |
| 関東 | 東京都 94271 | 群馬県 66461 |
| 中部 | 愛知県 81066 | 山梨県 67144 |
| 近畿 | 奈良県 77479 | 和歌山県 56233 |
| 中国 | 広島県 77468 | 鳥取県 62058 |
| 四国 | 香川県 80527 | 高知県 51695 |
| 九州 | 大分県 69333 | 宮崎県 51743 |
まとめ
勤労者世帯のクレジット返済を47都道府県で比べると、最も高い東京都で94,271円、最も低い高知県で51,695円でした。
1位と47位の差は1.82倍です。
47都道府県の平均は69,886円、中央値は68,572円。
1位と47位の金額の差は月あたり42,576円、1年で510,912円になります。
実収入に占める割合で見ると開きは1.64倍でした。
この1世帯当たりのクレジット購入借入金返済の数字には、読み違えやすい点が3つあります。
1つ目は、買った月ではなく引き落とされた月で数えること。
2つ目は、消費支出と足すと二重になること。
3つ目は標本調査なので、細かい項目ほど年による振れが大きいことです。
実収入に占める割合では東京都が18.79パーセントで最も高くなりました。
地方別に県の平均を出すと関東7都県が84,117円で最も高く、実収入に占める割合では関東7都県が16.81パーセントで最も高くなりました。
住宅ローンの返済や消費支出を比べた記事とあわせて読んでみてください。
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出典
- 統計名: 全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)
- 調査年: 2024年
- 公開元: 総務省統計局
- 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/stat-search/database?statdisp_id=0004040009
- 備考: 総世帯のうち勤労者世帯の、1世帯当たり1か月間の平均額(収支項目コード23000006)。県庁所在市を対象とする家計調査とは違い、都道府県の全域が対象。実収入に占める割合は同じ調査から計算した参考値
注記: 総世帯のうち勤労者世帯の、1世帯当たり1か月間の平均額(収支項目コード23000006)。
県庁所在市を対象とする家計調査とは違い、都道府県の全域が対象。
実収入に占める割合は同じ調査から計算した参考値
