【近隣公園の数】全国5,911か所、人口あたりの差は4.3倍

【近隣公園の数】全国5,911か所、人口あたりの差は4.3倍

歩いて行ける範囲の住民が使うことを想定した近隣公園は、全国で5,911箇所。
都市公園のなかの一区分です。
47都道府県で比べます。

使うのは総務省統計局の社会・人口統計体系、2023年の数字。

北海道が504箇所で1位。
47都道府県の平均は125.8箇所、中央値は80箇所です。
1位と47位の間には29.6倍の開き、人口10万人あたりでは4.3倍の開きがありました。

47都道府県の単純平均

126箇所

近隣公園数(2023年)

最も多い 北海道

504箇所

最も少ない 鳥取県

17箇所

地図で見る

近隣公園数(2023年)
近隣公園数(2023年) 社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)(総務省統計局)をもとに作成。単位は箇所。 北海道 504箇所青森 63箇所岩手 59箇所宮城 133箇所秋田 32箇所山形 68箇所福島 99箇所茨城 164箇所栃木 136箇所群馬 145箇所埼玉 295箇所千葉 316箇所東京 324箇所神奈川 356箇所新潟 96箇所富山 52箇所石川 56箇所福井 58箇所山梨 31箇所長野 110箇所岐阜 80箇所静岡 149箇所愛知 346箇所三重 91箇所滋賀 81箇所京都 81箇所大阪 344箇所兵庫 321箇所奈良 70箇所和歌山 31箇所鳥取 17箇所島根 20箇所岡山 78箇所広島 114箇所山口 50箇所徳島 31箇所香川 32箇所愛媛 46箇所高知 32箇所福岡 321箇所佐賀 35箇所長崎 72箇所熊本 76箇所大分 54箇所宮崎 60箇所鹿児島 97箇所沖縄 85箇所
近隣公園数(箇所)
近隣公園数(2023年)
項目近隣公園数
北海道504箇所
青森県63箇所
岩手県59箇所
宮城県133箇所
秋田県32箇所
山形県68箇所
福島県99箇所
茨城県164箇所
栃木県136箇所
群馬県145箇所
埼玉県295箇所
千葉県316箇所
東京都324箇所
神奈川県356箇所
新潟県96箇所
富山県52箇所
石川県56箇所
福井県58箇所
山梨県31箇所
長野県110箇所
岐阜県80箇所
静岡県149箇所
愛知県346箇所
三重県91箇所
滋賀県81箇所
京都府81箇所
大阪府344箇所
兵庫県321箇所
奈良県70箇所
和歌山県31箇所
鳥取県17箇所
島根県20箇所
岡山県78箇所
広島県114箇所
山口県50箇所
徳島県31箇所
香川県32箇所
愛媛県46箇所
高知県32箇所
福岡県321箇所
佐賀県35箇所
長崎県72箇所
熊本県76箇所
大分県54箇所
宮崎県60箇所
鹿児島県97箇所
沖縄県85箇所

日本地図で見ると、色が濃く出るのは北海道です。
次いで神奈川県、愛知県、大阪府、東京都が続きます。
淡いのは鳥取県、島根県、徳島県でした。

47都道府県の平均は125.8箇所、中央値は80箇所です。
北海道の504箇所は平均の4.0倍にあたります。

上位3で20.4パーセント、1位と47位で29.6倍の開きがありました。

人口10万人あたりに直すと北海道が9.9箇所で最も多く、開きは4.3倍になります。

実数1位の北海道は人口あたりでは1位、人口あたり1位の北海道は実数では1位でした。

順位都道府県近隣公園数(箇所)地方人口10万人あたりの近隣公園数
1北海道504北海道9.90
2神奈川県356関東3.86
3愛知県346中部4.63
4大阪府344近畿3.93
5東京都324関東2.30
6福岡県321九州6.29
6兵庫県321近畿5.98
8千葉県316関東5.05
9埼玉県295関東4.02
10茨城県164関東5.81
11静岡県149中部4.19
12群馬県145関東7.62
13栃木県136関東7.17
14宮城県133東北5.87
15広島県114中国4.16
16長野県110中部5.49
17福島県99東北5.60
18鹿児島県97九州6.26
19新潟県96中部4.52
20三重県91近畿5.27
21沖縄県85九州5.79
22京都府81近畿3.20
22滋賀県81近畿5.76
24岐阜県80中部4.14
25岡山県78中国4.22
26熊本県76九州4.45
27長崎県72九州5.68
28奈良県70近畿5.40
29山形県68東北6.63
30青森県63東北5.32
31宮崎県60九州5.76
32岩手県59東北5.07
33福井県58中部7.80
34石川県56中部5.05
35大分県54九州4.93
36富山県52中部5.16
37山口県50中国3.85
38愛媛県46四国3.56
39佐賀県35九州4.40
40香川県32四国3.46
40高知県32四国4.80
40秋田県32東北3.50
43山梨県31中部3.89
43徳島県31四国4.46
43和歌山県31近畿3.48
46島根県20中国3.08
47鳥取県17中国3.17
社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)(2023年、総務省統計局)をもとに作成

近隣公園が多い5道県

上位5都道府県の近隣公園数
上位5都道府県の近隣公園数 社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)(2023年) 0100200300400500北海道: 504箇所504箇所神奈川県: 356箇所356箇所愛知県: 346箇所346箇所大阪府: 344箇所344箇所東京都: 324箇所324箇所北海道神奈川県愛知県大阪府東京都
上位5都道府県の近隣公園数
項目近隣公園数
北海道504箇所
神奈川県356箇所
愛知県346箇所
大阪府344箇所
東京都324箇所
下位5都道府県の近隣公園数
下位5都道府県の近隣公園数 社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)(2023年) 051015202530鳥取県: 17箇所17箇所島根県: 20箇所20箇所山梨県: 31箇所31箇所和歌山県: 31箇所31箇所徳島県: 31箇所31箇所鳥取県島根県山梨県和歌山県徳島県
下位5都道府県の近隣公園数
項目近隣公園数
鳥取県17箇所
島根県20箇所
山梨県31箇所
和歌山県31箇所
徳島県31箇所

近隣公園が多い上位5道県です。

北海道は504箇所、神奈川県は356箇所、愛知県は346箇所でした。
北海道は2位の神奈川県の1.42倍です。

4位は大阪府で344箇所、5位は東京都で324箇所。
上位5で全国の31.7パーセント、上位3で20.4パーセント、上位10で55.7パーセントでした。

1位だけで8.5パーセントを占めます。
47都道府県の平均は125.8箇所なので、1位は平均の4.0倍。
中央値の80箇所と比べると6.3倍にあたります。

6位以下は兵庫県で321箇所、福岡県で321箇所、千葉県で316箇所と続きました。

2位と3位の差は10箇所、3位と4位の差は2箇所でした。
上位5より下の42都道府県で、全国の68.3パーセントを分け合っています。

1位と2位を合わせると860箇所。
これだけで全国の14.5パーセントにあたります。

1位は面積の広い道でした。
都市公園は市街地の広がりに合わせて整備されます。

実数でも人口あたりでも北の道が1位です

ここから先は、近隣公園の数がこう分かれる理由についての見立てです。
ほかの指標と突き合わせて立てた推測で、統計そのものが示している事実ではありません。

人口10万人あたりで割り直しても、1位は変わりません。

1位は北海道の9.9箇所、2位は福井県7.8箇所、3位は群馬県7.62箇所。

4位以下は栃木県、山形県と続きます。
逆に人口あたりの下位は島根県3.08箇所、東京都2.3箇所。
北海道と東京都では4.3倍の開きです。

近隣公園は、およそ2ヘクタールを標準として、徒歩圏の住民のために置かれる公園です。
街区公園より広く、地区公園より狭い区分にあたります。

人口あたりで上位に来る道県では、市街地の開発に合わせて計画的に公園が配置されてきたと考えられます。
区画整理の際に公園用地を確保する仕組みが働いた結果でしょう。

人口あたりの下位に来るのは、古くからの市街地が密集した都府県です。
まとまった用地を後から確保するのは簡単ではありません。

実数の29.6倍に対し、人口あたりでは4.3倍。
街区公園を比べた記事とあわせて見ると、公園の階層がつかめます。

地方別に人口10万人あたりの平均を出すと、北海道が9.9箇所で最も多く、四国4県が3.9箇所で最も少なくなります。
九州・沖縄8県5.7箇所と東北6県5.5箇所がそれに続きました。

実数で見ると順位は変わる

人口10万人あたりの近隣公園数の上位5都道府県
人口10万人あたりの近隣公園数の上位5都道府県 社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)(2023年) 02468北海道: 9.99.9福井県: 7.87.8群馬県: 7.67.6栃木県: 7.27.2山形県: 6.66.6北海道福井県群馬県栃木県山形県
人口10万人あたりの近隣公園数の上位5都道府県
項目人口10万人あたりの近隣公園数
北海道9.9
福井県7.8
群馬県7.6
栃木県7.2
山形県6.6

近隣公園が少ない5県

近隣公園が少ない下位5県です。

47位の鳥取県は17箇所、46位の島根県は20箇所、45位の徳島県は31箇所でした。
1位の北海道とは29.6倍の差があります。

44位は和歌山県で31箇所、43位は山梨県で31箇所、42位は高知県で32箇所と続きます。

人口の差とほぼ同じ大きさです。
公園の数は市街地の規模におおむね沿います。

47都道府県の中央値は80箇所。
平均は125.8箇所なので、平均が中央値の1.6倍です。

47位の鳥取県は平均の13.5パーセント、中央値の21.2パーセントにあたります。

下位5県を合わせても全国の2.2パーセントにしかなりません。
1位の北海道1つで8.5パーセントを占めるのとは対照的です。

47位の鳥取県は、1位の北海道の3.37パーセントにあたる水準です。

46位との差は3箇所、45位との差は14箇所でした。
1位の北海道と47位の鳥取県の間には487箇所の開きがあります。

このグラフについての豆知識

都市公園の種類

都市公園は規模と役割によって区分されます。
街区公園はおよそ0.25ヘクタール、近隣公園は2ヘクタール、地区公園は4ヘクタールが標準とされています。

さらに広い総合公園や運動公園、広域公園も別に数えられます。

誘致距離という考え方

街区公園は250メートル、近隣公園は500メートル、地区公園は1キロメートル。
それぞれ使う人が歩いてくる距離を想定して配置されます。

全国の近隣公園は5,911箇所。
人口10万人あたりでは4.3倍の開きがありました。

数字の開き

1位の北海道は504箇所、47位の鳥取県は17箇所。
両者の間には29.6倍の開きがあります。
上位3で全国の20.4パーセント、上位10で55.7パーセントを占めます。

中央値は80箇所、平均は125.8箇所です。
平均が中央値を上回るのは、上位のいくつかの都道府県が全体を押し上げているためです。

人口10万人あたりに直すと4.3倍の開きになります。
実数の順位がどこまで人口の多さを映しているかは、この2つを見比べると分かります。

10年前とくらべると

全国の近隣公園の数は、2013年の5,573箇所から2023年の5,911箇所へ、この10年で6%増えました。

10年前も先頭は北海道です。
顔ぶれは変わりませんでした。

伸びがいちばん大きかったのは岡山県で、30%増でした。

順位の並びがにている記事

この近隣公園の数の並びに近い記事を、全記事の順位から機械で洗い出しました。

0.96という高い相関を示したのが【上水道の給水人口】全国1億2,003万人、ほぼ全員が対象という結果でした。
最も食い違ったのは【スーパーの数】が多いのは大都市ではありませんでした、人口あたりで比較(順位相関-0.74)でした。

並びが似ていても、そこに関係があるとまでは言えません。
ただ、2つの地図をならべると読み方のヒントにはなります。

地方のなかで見た近隣公園数

地方最も多い(箇所)最も少ない(箇所)
東北宮城県 133秋田県 32
関東神奈川県 356栃木県 136
中部愛知県 346山梨県 31
近畿大阪府 344和歌山県 31
中国広島県 114鳥取県 17
四国愛媛県 46徳島県 31
九州福岡県 321佐賀県 35
社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)(2023年、総務省統計局)をもとに作成

まとめ

近隣公園の数を47都道府県で比べると、最も多い北海道で504箇所、最も少ない鳥取県で17箇所でした。
1位と47位の間には29.6倍の開きがあります。

上位3で全国の20.4パーセント、上位10で55.7パーセントを占めます。
47都道府県の中央値は80箇所、平均は125.8箇所でした。
人口10万人あたりに直すと4.3倍の開きになります。

近隣公園の数の数字を読むときは、3つの点に気をつけてください。
1つ目は、都市公園の一区分であること。
2つ目は、街区公園や地区公園は別に数えること。
3つ目は2023年の数字であることです。

人口10万人あたりでも北海道が9.9箇所で1位。
実数と同じ顔ぶれです。

地方別に合計を出すと関東7都県が全国の29.4パーセントで最多、人口10万人あたりでは北海道が9.9箇所で最多でした。
公園は規模ごとに役割が分かれています。
街区公園や都市公園の数を比べた記事とあわせて読んでみてください。

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出典

  • 統計名: 社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)
  • 調査年: 2023年
  • 公開元: 総務省統計局
  • 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/regional-statistics/ssdsview/prefectures
  • 備考: 指標コードH9103(近隣公園数)の2023年の値。人口10万人あたりは2023年の総人口で割った参考値

注記: 指標コードH9103(近隣公園数)の2023年の値。
人口10万人あたりは2023年の総人口で割った参考値

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