【ピーマン・収穫量】全国14万3,000t、上位2県で全体の4割超

【ピーマン・収穫量】全国14万3,000t、上位2県で全体の4割超

ピーマンは、上位2県だけで全国の4割を超えます。
夏は涼しい地域、冬は暖かい地域と産地が入れかわるため、離れた県が同時に上位に並ぶのが特徴です。
農林水産省の「作物統計調査」では、ピーマンを多く生産する27県を対象に調べています。

使ったのは農林水産省「作物統計調査」(令和6年産)のデータです。

全国14万3,000トンのうち、茨城県が3万3,500トン、宮崎県が2万4,300トン。
上位2県で全体の4割を超えます。
調査対象は27県で、対象外は20県です。

調査対象27県の単純平均

5,037t

ピーマンの収穫量(2024年産)

最も多い 茨城県

33,500t

最も少ない 徳島県

384t

ピーマンの収穫量が多い5県

上位5都道府県のピーマンの収穫量
上位5都道府県のピーマンの収穫量 作物統計調査 作況調査(令和6年産)(2024年産) 010,00020,00030,000茨城県: 33,500t33,500t宮崎県: 24,300t24,300t高知県: 13,000t13,000t鹿児島県: 13,000t13,000t岩手県: 8,480t8,480t茨城県宮崎県高知県鹿児島県岩手県
上位5都道府県のピーマンの収穫量
項目ピーマンの収穫量
茨城県33,500t
宮崎県24,300t
高知県13,000t
鹿児島県13,000t
岩手県8,480t
下位5都道府県のピーマンの収穫量
下位5都道府県のピーマンの収穫量 作物統計調査 作況調査(令和6年産)(2024年産) 0100200300400500600徳島県: 384t384t新潟県: 447t447t岐阜県: 458t458t三重県: 465t465t鳥取県: 648t648t徳島県新潟県岐阜県三重県鳥取県
下位5都道府県のピーマンの収穫量
項目ピーマンの収穫量
徳島県384t
新潟県447t
岐阜県458t
三重県465t
鳥取県648t

ピーマンの収穫量が多い上位5県です。

茨城県は3万3,500トン、宮崎県は2万4,300トン、高知県は1万3,000トン、鹿児島県は1万3,000トン、岩手県は8,480トンでした。
茨城県は2位の宮崎県の1.38倍です。

6位以下は大分県6,190トン、北海道5,590トン、青森県4,170トンと続きます。

上位2県で全国の40.4パーセント、上位3県で49.5パーセント、上位5県で64.5パーセント。
3位の高知県と4位の鹿児島県は、どちらも1万3,000トンで並びます。

作付面積でも茨城県が2倍あります

ピーマンの作付面積の上位5都道府県
ピーマンの作付面積の上位5都道府県 作物統計調査 作況調査(令和6年産)(2024年産) 0100200300400500茨城県: 539539宮崎県: 271271岩手県: 198198鹿児島県: 134134大分県: 118118茨城県宮崎県岩手県鹿児島県大分県
ピーマンの作付面積の上位5都道府県
項目ピーマンの作付面積
茨城県539
宮崎県271
岩手県198
鹿児島県134
大分県118

ピーマンの収穫量が少ない5県

収穫量が少ない下位5県です。

徳島県は384トン、新潟県は447トン、岐阜県は458トン、三重県は465トン、鳥取県は648トンでした。
茨城県の3万3,500トンとは87.2倍の差があります。

調査対象27県の単純平均は5,037トン、中央値は2,080トン。
全国14万3,000トンという規模は、この記事で扱う25品目のなかでも小さいほうです。

載っていない20県は「収穫量がゼロ」ではなく「調査の対象外」です。
作付面積では47都道府県すべてにピーマンの記録があります。

地図で見る(白い県は調査の対象外)

ピーマンの収穫量(2024年産)
ピーマンの収穫量(2024年産) 作物統計調査 作況調査(令和6年産)(農林水産省)をもとに作成。単位はt。 北海道 5,590t青森 4,170t岩手 8,480t宮城 2,490t山形 972t福島 2,710t茨城 33,500t千葉 1,780t新潟 447t長野 2,350t岐阜 458t愛知 822t三重 465t京都 1,870t兵庫 2,080t和歌山 870t鳥取 648t島根 751t広島 1,240t徳島 384t愛媛 1,390t高知 13,000t熊本 3,100t大分 6,190t宮崎 24,300t鹿児島 13,000t沖縄 2,950t
ピーマンの収穫量(t)
ピーマンの収穫量(2024年産)
項目ピーマンの収穫量
北海道5,590t
青森県4,170t
岩手県8,480t
宮城県2,490t
山形県972t
福島県2,710t
茨城県33,500t
千葉県1,780t
新潟県447t
長野県2,350t
岐阜県458t
愛知県822t
三重県465t
京都府1,870t
兵庫県2,080t
和歌山県870t
鳥取県648t
島根県751t
広島県1,240t
徳島県384t
愛媛県1,390t
高知県13,000t
熊本県3,100t
大分県6,190t
宮崎県24,300t
鹿児島県13,000t
沖縄県2,950t

日本地図で見ると、色が濃く出るのは茨城県と宮崎県です。
次いで高知県、鹿児島県、岩手県が続きます。
関東北部と南九州、四国、そして岩手県という飛び地のような分布です。

白く抜けている20県は「収穫量がゼロ」ではなく「調査の対象外」です。
作付面積では47都道府県すべてに記録があり、最も狭い富山県でも2ヘクタールあります。

調査対象27県の単純平均は5,037トン、中央値は2,080トンです。
茨城県の3万3,500トンは平均の6.7倍にあたります。

上位2県で全国の40.4パーセント、1位と27位では87.2倍の開きがありました。

順位都道府県ピーマンの収穫量(t)地方ピーマンの作付面積ピーマンの10アール当たり収量
1茨城県33500関東5396220
2宮崎県24300九州2718970
3高知県13000四国11611200
3鹿児島県13000九州1349700
5岩手県8480東北1984280
6大分県6190九州1185250
7北海道5590北海道747550
8青森県4170東北984250
9熊本県3100九州813830
10沖縄県2950九州456560
11福島県2710東北783470
12宮城県2490東北564450
13長野県2350中部1002350
14兵庫県2080近畿952190
15京都府1870近畿862170
16千葉県1780関東762340
17愛媛県1390四国552530
18広島県1240中国741680
19山形県972東北442210
20和歌山県870近畿233780
21愛知県822中部431910
22島根県751中国671120
23鳥取県648中国441470
24三重県465近畿431080
25岐阜県458中部321430
26新潟県447中部60745
27徳島県384四国241600
作物統計調査 作況調査(令和6年産)(2024年産、農林水産省)をもとに作成

このグラフについての豆知識

土地あたりでは高知県が1位

10アール当たり収量は高知県が1万1,200キログラムで1位。
次いで鹿児島県9,700キログラム、宮崎県8,970キログラム、北海道7,550キログラムと続きます。

茨城県は6,220キログラムで、土地あたりでは上位に入りません。
作付面積539ヘクタールという広さが収穫量1位につながっています。
2位の宮崎県271ヘクタールの2.0倍です。

ししとうを含む

この調査はピーマン全体の収穫量で、ししとうを含みます。
パプリカも同じ枠に入ります。

色や品種ごとの内訳は分かりません。
作型による冬春ピーマンと夏秋ピーマンの区別もありません。
岩手県が5位に入るのは夏秋の産地としての厚みによると考えられますが、それを数字で確かめることはできません。

数字は令和6年産のものです。

順位の並びがにている記事

ピーマンの収穫量とよく似た並びになる記事が、当サイトにあるか探しました。

並びが最も重なったのは【ピーマンの作付面積】全国1,659ha、経営体数の1位は岩手県ですで、相関は0.83です。
逆に、ほぼ裏返しの並びになったのが【製品製造・加工の月給】全国25.1万円、分類の外の仕事(相関-0.5)でした。

並びが似ていても、そこに関係があるとまでは言えません。
ただ、2つの地図をならべると読み方のヒントにはなります。

地方のなかで見たピーマンの収穫量

地方最も多い(t)最も少ない(t)
東北岩手県 8480山形県 972
関東茨城県 33500千葉県 1780
中部長野県 2350新潟県 447
近畿兵庫県 2080三重県 465
中国広島県 1240鳥取県 648
四国高知県 13000徳島県 384
九州宮崎県 24300沖縄県 2950
作物統計調査 作況調査(令和6年産)(2024年産、農林水産省)をもとに作成

まとめ

ピーマンの収穫量を比べると、最も多い茨城県で3万3,500トン、調査対象27県のなかで最も少ない徳島県で384トンでした。
上位2県で全国の40.4パーセントを占めます。

ピーマンの収穫量を読み取るうえで、確かめておきたいことが3つあります。
1つ目は、ししとうやパプリカを含むこと。
2つ目は、載っていない20県は「ゼロ」ではなく「調査対象外」であること。
3つ目は令和6年産の数字であることです。

10アール当たり収量では高知県が1万1,200キログラムで1位。
茨城県は6,220キログラムですが、作付面積539ヘクタールという広さで収穫量1位になっています。

3位の高知県と4位の鹿児島県は、どちらも1万3,000トンで並びました。
ピーマンの作付面積を比べた記事とあわせて読んでみてください。

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出典

  • 統計名: 作物統計調査 作況調査(令和6年産)
  • 調査年: 2024年産
  • 公開元: 農林水産省
  • 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?tstat=000001013427
  • 備考: 作物統計調査はピーマンについて主産県だけを調べる。残りの20県は調査の対象外で、栽培がないという意味ではない

注記: 作物統計調査はピーマンについて主産県だけを調べる。
残りの20県は調査の対象外で、栽培がないという意味ではない

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