【国内パック旅行費】平均年2万2,563円、差は3.6倍

【国内パック旅行費】平均年2万2,563円、差は3.6倍

国内のパック旅行に、1世帯あたり年間いくら払っているのでしょうか。
地域によってどれくらい違うのか比べます。

このランキングは、総務省統計局の「家計調査」をもとにしています。
2023年から2025年までの3年間の平均を使い、国内パック旅行に払った金額を都道府県ごとに見ていきます。

全国平均は22,563円、中央値は20,948円。
最も支出額が多い東京都は39,025円で、最も少ない県の10,791円との差は28,234円です。
金額を比べると、約3.6倍の開きがありました。

47都道府県の単純平均

22,563円

1世帯当たりの国内パック旅行費への支出(2023年〜2025年平均)

最も多い 東京都

39,025円

最も少ない 秋田県

10,791円

国内パック旅行費が多い上位5都県

上位5都道府県の1世帯当たりの国内パック旅行費への支出
上位5都道府県の1世帯当たりの国内パック旅行費への支出 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(2023年〜2025年平均) 05,00010,00015,00020,00025,00030,00035,000東京都: 39,025円39,025円埼玉県: 34,849円34,849円長野県: 33,449円33,449円愛知県: 33,380円33,380円千葉県: 33,083円33,083円東京都埼玉県長野県愛知県千葉県
上位5都道府県の1世帯当たりの国内パック旅行費への支出
項目1世帯当たりの国内パック旅行費への支出
東京都39,025円
埼玉県34,849円
長野県33,449円
愛知県33,380円
千葉県33,083円
下位5都道府県の1世帯当たりの国内パック旅行費への支出
下位5都道府県の1世帯当たりの国内パック旅行費への支出 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(2023年〜2025年平均) 05,00010,00015,000秋田県: 10,791円10,791円島根県: 12,494円12,494円山口県: 14,668円14,668円佐賀県: 15,554円15,554円山梨県: 16,040円16,040円秋田県島根県山口県佐賀県山梨県
下位5都道府県の1世帯当たりの国内パック旅行費への支出
項目1世帯当たりの国内パック旅行費への支出
秋田県10,791円
島根県12,494円
山口県14,668円
佐賀県15,554円
山梨県16,040円

国内パック旅行費が多い上位5都県です。

東京都は39,025円、埼玉県は34,849円、長野県は33,449円でした。
1位と2位の差は4,176円です。

4位は愛知県で33,380円、5位は千葉県で33,083円。
上位5はいずれも47都道府県の平均22,563円を上回りました。

1位の東京都は平均を16,462円上回りました。
中央値の20,948円と比べると18,077円高く、平均に対する比では1.73倍にあたります。

6位以下は兵庫県で31,706円、三重県で29,957円、神奈川県で29,202円と続きました。

2位と3位の差は1,400円、3位と4位の差は69円。
上位のなかでも順位が近いほど差は小さく、5位と8位の間は3,881円でした。

1位から5位までの幅は5,942円、1位から8位までの幅は9,823円でした。
上位のなかでも順位が下がるにつれて差は緩やかになります。

東京都は外国パック旅行費への支出でも1位に入っています。
全国の値は22,563円で、上位5はいずれもこれを上回りました。

1位は東京都の39,025円。
2位の埼玉県34,849円、3位の長野県33,449円と続きます。

外国パック旅行費と並べて見ます

ここからは統計から離れて、この結果をどう読むかを考えてみます。
以下は確かめられた事実ではなく、ほかの指標と突き合わせて立てた推測です。

外国パック旅行費への支出で並べ替えると、順位が変わります。

1位は東京都の22,306、2位は静岡県の21,464、3位は岐阜県の19,116。

4位以下は三重県、山梨県と続きます。
逆に下位は秋田県が0、高知県が0。
東京都と高知県ではNone倍の開きです。

上位は東京・埼玉・長野・愛知・千葉。
都市圏が中心ですが、3位に長野県が入りました。

パック旅行は交通と宿がセットになった商品です。
新幹線や空港の便がよい土地ほど選択肢が多く、売り場も多くなります。

下位には秋田県・島根県・山口県が並びました。
旅行に出ていないというより、車で行く旅や個人手配の旅はこの項目に入らないことが効いていると考えられます。
宿泊料や交通費として別の項目に散らばるため、旅行のかたちの違いが数字の差になるのです。

地方ごとに県の平均を出すと、関東7都県が28,004円で最も高く、東北6県が17,624円で最も低くなります。
近畿7府県25,011円と中部9県23,703円がそれに続きました。

実数で見ると順位は変わる

外国パック旅行費への支出の上位5都道府県
外国パック旅行費への支出の上位5都道府県 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(2023年〜2025年平均) 05,00010,00015,00020,000東京都: 22,30622,306静岡県: 21,46421,464岐阜県: 19,11619,116三重県: 17,18517,185山梨県: 16,87616,876東京都静岡県岐阜県三重県山梨県
外国パック旅行費への支出の上位5都道府県
項目外国パック旅行費への支出
東京都22,306
静岡県21,464
岐阜県19,116
三重県17,185
山梨県16,876

国内パック旅行費が少ない下位5県

国内パック旅行費が少ない下位5県です。

47位の秋田県は10,791円、46位の島根県は12,494円、45位の山口県は14,668円でした。
1位の東京都とは28,234円の差があります。

44位は佐賀県で15,554円、43位は山梨県で16,040円、42位は和歌山県で16,194円と続きます。

最も少ない県は10,791円。
上位の県とは3.6倍の開きがありました。

47都道府県の中央値は20,948円、平均は22,563円です。
47位の秋田県は平均を11,772円下回りました。

47位の秋田県は1位の東京都の27.7パーセントにあたる水準で、倍率にすると3.62倍の開きです。

46位との差は1,703円、45位との差は3,877円。
下位のほうは差が詰まっており、47位と42位の間でも5,403円しかありません。

下位5県はいずれも47都道府県の平均22,563円を下回りました。
47位から43位までの幅は5,249円です。

秋田県は外国パック旅行費への支出では46位です。
全国の値は22,563円なので、47位はこれを11,772円下回っています。

地図で見る

1世帯当たりの国内パック旅行費への支出(2023年〜2025年平均)
1世帯当たりの国内パック旅行費への支出(2023年〜2025年平均) 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(総務省統計局)をもとに作成。単位は円。 北海道 20,038円青森 17,618円岩手 18,079円宮城 17,950円秋田 10,791円山形 20,356円福島 20,948円茨城 19,797円栃木 23,744円群馬 16,329円埼玉 34,849円千葉 33,083円東京 39,025円神奈川 29,202円新潟 18,644円富山 17,296円石川 26,953円福井 23,437円山梨 16,040円長野 33,449円岐阜 25,452円静岡 18,676円愛知 33,380円三重 29,957円滋賀 27,578円京都 26,617円大阪 16,625円兵庫 31,706円奈良 26,401円和歌山 16,194円鳥取 16,995円島根 12,494円岡山 28,287円広島 28,174円山口 14,668円徳島 19,539円香川 23,296円愛媛 21,968円高知 19,436円福岡 25,469円佐賀 15,554円長崎 17,562円熊本 24,008円大分 21,683円宮崎 18,501円鹿児島 24,615円沖縄 17,986円
1世帯当たりの国内パック旅行費への支出(円)
1世帯当たりの国内パック旅行費への支出(2023年〜2025年平均)
項目1世帯当たりの国内パック旅行費への支出
北海道20,038円
青森県17,618円
岩手県18,079円
宮城県17,950円
秋田県10,791円
山形県20,356円
福島県20,948円
茨城県19,797円
栃木県23,744円
群馬県16,329円
埼玉県34,849円
千葉県33,083円
東京都39,025円
神奈川県29,202円
新潟県18,644円
富山県17,296円
石川県26,953円
福井県23,437円
山梨県16,040円
長野県33,449円
岐阜県25,452円
静岡県18,676円
愛知県33,380円
三重県29,957円
滋賀県27,578円
京都府26,617円
大阪府16,625円
兵庫県31,706円
奈良県26,401円
和歌山県16,194円
鳥取県16,995円
島根県12,494円
岡山県28,287円
広島県28,174円
山口県14,668円
徳島県19,539円
香川県23,296円
愛媛県21,968円
高知県19,436円
福岡県25,469円
佐賀県15,554円
長崎県17,562円
熊本県24,008円
大分県21,683円
宮崎県18,501円
鹿児島県24,615円
沖縄県17,986円

日本地図で見ると、色が濃く出るのは東京都です。
次いで埼玉県、長野県、愛知県、千葉県が続きます。
淡いのは秋田県、島根県、山口県でした。

47都道府県の平均は22,563円、中央値は20,948円です。
東京都の39,025円は平均を16,462円上回ります。

1位と47位の差は28,234円、倍率にすると3.62倍でした。

外国パック旅行費への支出で並べ替えると東京都が22,306で最も高く、開きはNone倍になります。

主指標で1位の東京都は外国パック旅行費への支出では1位、外国パック旅行費への支出で1位の東京都は主指標では1位でした。

順位都道府県1世帯当たりの国内パック旅行費への支出(円)地方外国パック旅行費への支出
1東京都39025関東22306
2埼玉県34849関東7357
3長野県33449中部4550
4愛知県33380中部12749
5千葉県33083関東6533
6兵庫県31706近畿11492
7三重県29957近畿17185
8神奈川県29202関東14481
9岡山県28287中国9821
10広島県28174中国6239
11滋賀県27578近畿15933
12石川県26953中部5785
13京都府26617近畿16546
14奈良県26401近畿7948
15福岡県25469九州3800
16岐阜県25452中部19116
17鹿児島県24615九州643
18熊本県24008九州10344
19栃木県23744関東5982
20福井県23437中部13808
21香川県23296四国4618
22愛媛県21968四国1603
23大分県21683九州6887
24福島県20948東北225
25山形県20356東北279
26北海道20038北海道9666
27茨城県19797関東8505
28徳島県19539四国9640
29高知県19436四国0
30静岡県18676中部21464
31新潟県18644中部7519
32宮崎県18501九州1629
33岩手県18079東北10128
34沖縄県17986九州6564
35宮城県17950東北3590
36青森県17618東北1484
37長崎県17562九州2815
38富山県17296中部6968
39鳥取県16995中国986
40大阪府16625近畿12500
41群馬県16329関東8813
42和歌山県16194近畿8365
43山梨県16040中部16876
44佐賀県15554九州2904
45山口県14668中国9523
46島根県12494中国1128
47秋田県10791東北0
家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(2023年〜2025年平均、総務省統計局)をもとに作成

このグラフについての豆知識

パックで行くか、自分で組むか

国内パック旅行費は全国平均で年2万2,563円。
交通と宿がセットの商品だけを数えます。

別々に手配した旅行は、宿泊料や運賃として別の項目に入ります。

県庁所在市の数字であること

家計調査の品目別のデータは、各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で集められています。
県全体の平均ではないので、県内でも地域によって事情は違うはずです。

1年ごとの数字は標本のばらつきで動くため、この記事では2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算しました。

対象は二人以上の世帯です。
ひとり暮らしの世帯は含まれていません。

数字の散らばり

1位の東京都は39,025円、47位の秋田県は10,791円。
差は28,234円、倍率にすると3.62倍です。

中央値は20,948円、平均は22,563円でした。
平均と中央値がどれだけ離れているかを見ると、一部の都道府県が全体を引っぱっているかどうかが分かります。
この指標では1,615円の差でした。

外国パック旅行費への支出で並べ替えると開きはNone倍になります。
2つの見方を突き合わせると、順位の意味がはっきりします。

地方のなかで見た1世帯当たりの国内パック旅行費への支出

地方最も多い(円)最も少ない(円)
東北福島県 20948秋田県 10791
関東東京都 39025群馬県 16329
中部長野県 33449山梨県 16040
近畿兵庫県 31706和歌山県 16194
中国岡山県 28287島根県 12494
四国香川県 23296高知県 19436
九州福岡県 25469佐賀県 15554
家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(2023年〜2025年平均、総務省統計局)をもとに作成

まとめ

1世帯が1年間に払う国内パック旅行費を47都道府県で比べると、最も高い東京都で39,025円、最も低い秋田県で10,791円でした。
その差は28,234円、倍率にすると3.62倍です。

47都道府県の中央値は20,948円、平均は22,563円でした。
全国の値は22,563円です。
外国パック旅行費への支出で並べ替えると開きはNone倍になり、主指標で1位の東京都はその見方では1位に位置します。

読むときの注意点を3つ挙げます。
1つ目は、県庁所在市で調べた数字であること。
2つ目は、個人手配の旅行は入らないこと。
3つ目は2025年の数字であることです。

外国パック旅行費への支出では東京都が22,306で最も高く、主指標で1位の東京都はこの見方では1位でした。

地方ごとの平均では関東7都県が28,004円で最も高く、東北6県が17,624円で最も低くなりました。
宿泊料や鉄道運賃への支出とあわせて読んでみてください。

関連記事

出典

  • 統計名: 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)
  • 調査年: 2023年〜2025年平均
  • 公開元: 総務省統計局
  • 参照URL: https://www.stat.go.jp/data/kakei/5.html
  • 備考: 国内のパック旅行への支出。交通と宿を別々に手配した旅行は入らない。数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した

注記: 国内のパック旅行への支出。
交通と宿を別々に手配した旅行は入らない。
数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。
2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した

この記事をシェアする

記事一覧へ戻る

関連記事 Relation Entry