【自然公園の面積】北海道が全国の17.8%、大阪府とは51倍ひらきます

【自然公園の面積】北海道が全国の17.8%、大阪府とは51倍ひらきます

自然公園には、国が指定する国立公園と国定公園、都道府県が指定する自然公園の3種類があります。
この記事はその3つを合わせた面積で、区域の重なりは調整済みです。
国立公園だけを見た記事とは、順位が変わってきます。

今回は47都道府県の自然公園面積を、2024年の総務省統計局「社会・人口統計体系」のデータを使って比べました。

全国575万3,694ヘクタールのうち、北海道が102万2,400ヘクタールで17.8%を占めます。
最も狭い大阪府の20,039ヘクタールとは51.0倍の開きです。

47都道府県の単純平均

122,419ヘクタール

自然公園面積(2024年)

最も多い 北海道

1,022,400ヘクタール

最も少ない 大阪府

20,039ヘクタール

地図で見る

自然公園面積(2024年)
自然公園面積(2024年) 社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)(総務省統計局)をもとに作成。単位はヘクタール。 北海道 1,022,400ヘクタール青森 111,798ヘクタール岩手 72,242ヘクタール宮城 171,201ヘクタール秋田 126,190ヘクタール山形 155,510ヘクタール福島 180,416ヘクタール茨城 90,896ヘクタール栃木 133,443ヘクタール群馬 90,658ヘクタール埼玉 124,582ヘクタール千葉 28,537ヘクタール東京 79,895ヘクタール神奈川 55,138ヘクタール新潟 317,406ヘクタール富山 125,554ヘクタール石川 52,564ヘクタール福井 61,912ヘクタール山梨 121,207ヘクタール長野 278,582ヘクタール岐阜 195,093ヘクタール静岡 84,045ヘクタール愛知 88,881ヘクタール三重 208,477ヘクタール滋賀 149,957ヘクタール京都 94,956ヘクタール大阪 20,039ヘクタール兵庫 166,249ヘクタール奈良 63,328ヘクタール和歌山 60,296ヘクタール鳥取 49,056ヘクタール島根 40,240ヘクタール岡山 80,664ヘクタール広島 37,857ヘクタール山口 42,943ヘクタール徳島 38,706ヘクタール香川 20,534ヘクタール愛媛 41,121ヘクタール高知 47,504ヘクタール福岡 88,101ヘクタール佐賀 26,884ヘクタール長崎 74,154ヘクタール熊本 158,908ヘクタール大分 174,730ヘクタール宮崎 91,919ヘクタール鹿児島 127,358ヘクタール沖縄 81,563ヘクタール
自然公園面積(ヘクタール)
自然公園面積(2024年)
項目自然公園面積
北海道1,022,400ヘクタール
青森県111,798ヘクタール
岩手県72,242ヘクタール
宮城県171,201ヘクタール
秋田県126,190ヘクタール
山形県155,510ヘクタール
福島県180,416ヘクタール
茨城県90,896ヘクタール
栃木県133,443ヘクタール
群馬県90,658ヘクタール
埼玉県124,582ヘクタール
千葉県28,537ヘクタール
東京都79,895ヘクタール
神奈川県55,138ヘクタール
新潟県317,406ヘクタール
富山県125,554ヘクタール
石川県52,564ヘクタール
福井県61,912ヘクタール
山梨県121,207ヘクタール
長野県278,582ヘクタール
岐阜県195,093ヘクタール
静岡県84,045ヘクタール
愛知県88,881ヘクタール
三重県208,477ヘクタール
滋賀県149,957ヘクタール
京都府94,956ヘクタール
大阪府20,039ヘクタール
兵庫県166,249ヘクタール
奈良県63,328ヘクタール
和歌山県60,296ヘクタール
鳥取県49,056ヘクタール
島根県40,240ヘクタール
岡山県80,664ヘクタール
広島県37,857ヘクタール
山口県42,943ヘクタール
徳島県38,706ヘクタール
香川県20,534ヘクタール
愛媛県41,121ヘクタール
高知県47,504ヘクタール
福岡県88,101ヘクタール
佐賀県26,884ヘクタール
長崎県74,154ヘクタール
熊本県158,908ヘクタール
大分県174,730ヘクタール
宮崎県91,919ヘクタール
鹿児島県127,358ヘクタール
沖縄県81,563ヘクタール

日本地図で見ると、色が濃く出るのは北海道です。
次いで新潟県、長野県、三重県、岐阜県が続きます。
淡いのは大阪府と香川県、佐賀県、千葉県、広島県でした。
本州の中央部と北日本が濃く、瀬戸内と都市圏が淡いという分布になります。

47都道府県の平均は12万2,419ヘクタール、中央値は88,881ヘクタールです。
北海道の102万ヘクタールは平均の8.4倍にあたります。

上位3道県で28.1パーセント、3万ヘクタールを下回るのが4府県。
1位と47位で51.0倍の開きがありました。

順位都道府県自然公園面積(ヘクタール)地方人口10万人あたりの自然公園面積
1北海道1022400北海道20273.65
2新潟県317406中部15121.77
3長野県278582中部14020.23
4三重県208477近畿12184.51
5岐阜県195093中部10182.31
6福島県180416東北10350.89
7大分県174730九州16104.15
8宮城県171201東北7615.7
9兵庫県166249近畿3115.03
10熊本県158908九州9364.05
11山形県155510東北15381.8
12滋賀県149957近畿10695.93
13栃木県133443関東7079.2
14鹿児島県127358九州8313.19
15秋田県126190東北14068.0
16富山県125554中部12593.18
17埼玉県124582関東1699.15
18山梨県121207中部15323.26
19青森県111798東北9596.39
20京都府94956近畿3768.1
21宮崎県91919九州8898.26
22茨城県90896関東3239.34
23群馬県90658関東4796.72
24愛知県88881中部1191.43
25福岡県88101九州1730.18
26静岡県84045中部2382.9
27沖縄県81563九州5563.64
28岡山県80664中国4405.46
29東京都79895関東563.51
30長崎県74154九州5922.84
31岩手県72242東北6309.34
32奈良県63328近畿4928.25
33福井県61912中部8377.81
34和歌山県60296近畿6851.82
35神奈川県55138関東597.7
36石川県52564中部4787.25
37鳥取県49056中国9238.42
38高知県47504四国7241.46
39山口県42943中国3352.3
40愛媛県41121四国3222.65
41島根県40240中国6267.91
42徳島県38706四国5650.51
43広島県37857中国1394.88
44千葉県28537関東456.52
45佐賀県26884九州3411.68
46香川県20534四国2239.26
47大阪府20039近畿228.83
社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)(2024年、総務省統計局)をもとに作成

自然公園が広い5道県

上位5都道府県の自然公園面積
上位5都道府県の自然公園面積 社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)(2024年) 0600,000北海道: 1,022,400ヘクタール1,022,400ヘクタール新潟県: 317,406ヘクタール317,406ヘクタール長野県: 278,582ヘクタール278,582ヘクタール三重県: 208,477ヘクタール208,477ヘクタール岐阜県: 195,093ヘクタール195,093ヘクタール北海道新潟県長野県三重県岐阜県
上位5都道府県の自然公園面積
項目自然公園面積
北海道1,022,400ヘクタール
新潟県317,406ヘクタール
長野県278,582ヘクタール
三重県208,477ヘクタール
岐阜県195,093ヘクタール
下位5都道府県の自然公園面積
下位5都道府県の自然公園面積 社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)(2024年) 015,00030,000大阪府: 20,039ヘクタール20,039ヘクタール香川県: 20,534ヘクタール20,534ヘクタール佐賀県: 26,884ヘクタール26,884ヘクタール千葉県: 28,537ヘクタール28,537ヘクタール広島県: 37,857ヘクタール37,857ヘクタール大阪府香川県佐賀県千葉県広島県
下位5都道府県の自然公園面積
項目自然公園面積
大阪府20,039ヘクタール
香川県20,534ヘクタール
佐賀県26,884ヘクタール
千葉県28,537ヘクタール
広島県37,857ヘクタール

自然公園が広い上位5道県です。

北海道は102万2,400ヘクタール、新潟県は31万7,406ヘクタール、長野県は27万8,582ヘクタール、三重県は20万8,477ヘクタール、岐阜県は19万5,093ヘクタールでした。
北海道は2位の新潟県の3.2倍あります。

6位以下は福島県18万416ヘクタール、大分県17万4,730ヘクタール、宮城県17万1,201ヘクタールと続きます。

上位3道県で全国の28.1パーセント、上位10道県で49.9パーセントを占めます。

1道で17.8パーセント、それでも地方では中部に負けます

ここから先は、自然公園の面積がこう分かれる理由についての見立てです。
ほかの指標と突き合わせて立てた推測で、統計そのものが示している事実ではありません。

北海道が1道だけで全国の17.8パーセントを占めます。
それでも地方別に見ると、首位は北海道ではありません。

地方別の合計は中部9県が23.0パーセントで、北海道の17.8パーセントを上回ります。
新潟県、長野県、岐阜県が上位に入り、9県ぶんが積み上がるためです。
森林面積では北海道が21.7パーセントで地方別でも首位でしたが、自然公園では順位が入れ替わります。

人口10万人あたりで割り直すと、北海道が20,273.65ヘクタールで1位のまま。
2位は大分県16,104.15ヘクタール、3位は山形県15,381.80ヘクタールです。
実数で7位の大分県が人口あたりでは2位に上がります。

下位を見ると大阪府228.83ヘクタール、千葉県456.52ヘクタール、東京都563.51ヘクタール。
北海道とは89倍の開きです。

自然公園は国立公園・国定公園・都道府県立自然公園の3種類を合わせたものです。
指定されるのは景観のすぐれた地域なので、山地や海岸線の多い県ほど広くなります。
人口や経済の大きさとはほとんど関係がなく、人口との相関係数は0.07にとどまりました。

実数で見ると順位は変わる

人口10万人あたりの自然公園面積の上位5都道府県
人口10万人あたりの自然公園面積の上位5都道府県 社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)(2024年) 010,00020,000北海道: 20,273.720,273.7大分県: 16,104.216,104.2山形県: 15,381.815,381.8山梨県: 15,323.315,323.3新潟県: 15,121.815,121.8北海道大分県山形県山梨県新潟県
人口10万人あたりの自然公園面積の上位5都道府県
項目人口10万人あたりの自然公園面積
北海道20,273.7
大分県16,104.2
山形県15,381.8
山梨県15,323.3
新潟県15,121.8

自然公園が狭い5府県

自然公園が狭い下位5府県です。

大阪府は20,039ヘクタール、香川県は20,534ヘクタール、佐賀県は26,884ヘクタール、千葉県は28,537ヘクタール、広島県は37,857ヘクタールでした。
北海道の102万ヘクタールとは51.0倍の差があります。

千葉県が44位に入るのは意外に見えるかもしれません。
県の面積は全国28位で狭くはありませんが、自然公園の面積では下から4番目です。

3万ヘクタールを下回るのは4府県。
面積の小さい香川県や大阪府と並んで、千葉県と佐賀県が入ります。

地方別に見る

地方別の平均(自然公園面積)
地方別の平均(自然公園面積) 社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)(2024年) 0200,000400,000600,000800,0001,000,000北海道: 1,022,400ヘクタール1,022,400ヘクタール東北: 136,226ヘクタール136,226ヘクタール関東: 86,164ヘクタール86,164ヘクタール中部: 147,249ヘクタール147,249ヘクタール近畿: 109,043ヘクタール109,043ヘクタール中国: 50,152ヘクタール50,152ヘクタール四国: 36,966ヘクタール36,966ヘクタール九州: 102,952ヘクタール102,952ヘクタール北海道東北関東中部近畿中国四国九州
地方別の平均(自然公園面積)
項目自然公園面積の平均
北海道1,022,400ヘクタール
東北136,226ヘクタール
関東86,164ヘクタール
中部147,249ヘクタール
近畿109,043ヘクタール
中国50,152ヘクタール
四国36,966ヘクタール
九州102,952ヘクタール

地方別に合計を出すと、中部が最も大きくなります。

中部9県が全国の23.0パーセント、北海道が17.8パーセント、九州・沖縄8県が14.3パーセント、東北6県が14.2パーセント、近畿7府県が13.3パーセントと続きます。
少ないほうは関東7都県が10.5パーセント、中国5県が4.4パーセント、四国4県が2.6パーセントでした。

1道だけの北海道が、8県ある九州・沖縄や6県ある東北を上回ります。

中部9県の23.0パーセントは、新潟県31万7,406ヘクタール、長野県27万8,582ヘクタール、岐阜県19万5,093ヘクタールが積み上がった結果です。
北海道のように1道で稼ぐのではなく、複数の県で厚みを作る形になっています。

このグラフについての豆知識

国土の15パーセントが自然公園

全国の自然公園面積は575万3,694ヘクタール。
日本の国土はおよそ3,780万ヘクタールなので、およそ15パーセントが自然公園に指定されていることになります。

最も広い北海道の102万2,400ヘクタールは、四国4県の合計14万7,865ヘクタールの6.9倍にあたります。

47都道府県の平均は12万2,419ヘクタールですが、中央値は88,881ヘクタール。
平均のほうが大きいのは、北海道が全体を引き上げているためです。

3種類を合わせた面積

この指標は国立公園・国定公園・都道府県立自然公園を合わせた面積です。
区域が重なる部分は調整されています。

また、指定された区域の面積であって、整備された園地の面積ではありません。
私有地を含む広い区域が指定されることもあります。

数字は2024年のものです。

10年前とくらべると

全国の自然公園の面積は、2014年の5,434,064ヘクタールから2024年の5,753,694ヘクタールへ、この10年で6%増えました。

1位は2014年も北海道で、10年たっても変わっていません。

県別では京都府の269%増が最大です。

順位の並びがにている記事

同じ形の地図になる記事はあるでしょうか。
自然公園の面積の順位で探してみます。

いちばん近かったのは【国立公園の面積】全国244万7,450ha、6県には1か所もないで、順位相関は0.63でした。
正反対だったのは【はくさいへの支出】平均年1,519円、産地とのねじれで、相関は-0.51です。

これは並びが近いというだけで、片方がもう片方を生んでいるという意味ではありません。
地図を2枚ならべてみてください。

地方のなかで見た自然公園面積

地方最も多い(ヘクタール)最も少ない(ヘクタール)
東北福島県 180416岩手県 72242
関東栃木県 133443千葉県 28537
中部新潟県 317406石川県 52564
近畿三重県 208477大阪府 20039
中国岡山県 80664広島県 37857
四国高知県 47504香川県 20534
九州大分県 174730佐賀県 26884
社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)(2024年、総務省統計局)をもとに作成

まとめ

自然公園の面積を47都道府県で比べると、最も広い北海道で102万2,400ヘクタール、最も狭い大阪府で20,039ヘクタールでした。
北海道だけで全国の17.8パーセントを占めます。

自然公園の面積を読み取るうえで、確かめておきたいことが3つあります。
1つ目は、国立・国定・都道府県立の3種類を合わせた面積であること。
2つ目は、指定区域であって整備された園地ではないこと。
3つ目は2024年の数字であることです。

1道で17.8パーセントを占める北海道ですが、地方別では中部9県の23.0パーセントに及びません。
新潟県・長野県・岐阜県が積み上がるためです。

人口との相関係数は0.07で、人口の多さとはほとんど関係のない並びになりました。
森林面積や総面積を比べた記事とあわせて読んでみてください。

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出典

  • 統計名: 社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)
  • 調査年: 2024年
  • 公開元: 総務省統計局
  • 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/regional-statistics/ssdsview/prefectures
  • 備考: 指標コードB2101(自然公園面積)の2024年の値。国立公園・国定公園・都道府県立自然公園を合わせた面積。区域の重複は調整済み。人口10万人あたりは2024年の総人口で割った参考値

注記: 指標コードB2101(自然公園面積)の2024年の値。
国立公園・国定公園・都道府県立自然公園を合わせた面積。
区域の重複は調整済み。
人口10万人あたりは2024年の総人口で割った参考値

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