【建築中の住宅】全国9万5,600戸、ある一日の姿

【建築中の住宅】全国9万5,600戸、ある一日の姿

調査のときに建築中だった住宅は、全国で95,600戸。
2023年10月1日という一日を切り取った数字です。
47都道府県で比べます。

使うのは総務省統計局の住宅・土地統計調査、2023年の数字。

東京都が12,400戸で1位。
47都道府県の平均は2,027.7戸、中央値は1,200戸です。
1位と47位の間には41.3倍の開き、人口10万人あたりでは2.9倍の開きがありました。

47都道府県の単純平均

2,028戸

建築中の住宅数(2023年)

最も多い 東京都

12,400戸

最も少ない 鳥取県

300戸

地図で見る

建築中の住宅数(2023年)
建築中の住宅数(2023年) 住宅・土地統計調査(2023年)(居住世帯のない住宅)(総務省統計局)をもとに作成。単位は戸。 北海道 3,200戸青森 900戸岩手 600戸宮城 1,600戸秋田 600戸山形 600戸福島 1,200戸茨城 3,400戸栃木 1,200戸群馬 1,200戸埼玉 7,800戸千葉 4,800戸東京 12,400戸神奈川 5,800戸新潟 1,400戸富山 700戸石川 1,200戸福井 800戸山梨 700戸長野 1,600戸岐阜 1,800戸静岡 2,100戸愛知 7,300戸三重 1,300戸滋賀 1,200戸京都 2,200戸大阪 6,400戸兵庫 2,500戸奈良 1,000戸和歌山 800戸鳥取 300戸島根 400戸岡山 1,200戸広島 1,500戸山口 600戸徳島 400戸香川 700戸愛媛 900戸高知 500戸福岡 3,000戸佐賀 800戸長崎 1,000戸熊本 2,300戸大分 500戸宮崎 700戸鹿児島 800戸沖縄 1,400戸
建築中の住宅数(戸)
建築中の住宅数(2023年)
項目建築中の住宅数
北海道3,200戸
青森県900戸
岩手県600戸
宮城県1,600戸
秋田県600戸
山形県600戸
福島県1,200戸
茨城県3,400戸
栃木県1,200戸
群馬県1,200戸
埼玉県7,800戸
千葉県4,800戸
東京都12,400戸
神奈川県5,800戸
新潟県1,400戸
富山県700戸
石川県1,200戸
福井県800戸
山梨県700戸
長野県1,600戸
岐阜県1,800戸
静岡県2,100戸
愛知県7,300戸
三重県1,300戸
滋賀県1,200戸
京都府2,200戸
大阪府6,400戸
兵庫県2,500戸
奈良県1,000戸
和歌山県800戸
鳥取県300戸
島根県400戸
岡山県1,200戸
広島県1,500戸
山口県600戸
徳島県400戸
香川県700戸
愛媛県900戸
高知県500戸
福岡県3,000戸
佐賀県800戸
長崎県1,000戸
熊本県2,300戸
大分県500戸
宮崎県700戸
鹿児島県800戸
沖縄県1,400戸

日本地図で見ると、色が濃く出るのは東京都です。
次いで埼玉県、愛知県、大阪府、神奈川県が続きます。
淡いのは鳥取県、徳島県、島根県でした。

47都道府県の平均は2,027.7戸、中央値は1,200戸です。
東京都の12,400戸は平均の6.1倍にあたります。

上位3で28.9パーセント、1位と47位で41.3倍の開きがありました。

人口10万人あたりに直すと熊本県が135.53戸で最も多く、開きは2.9倍になります。

実数1位の東京都は人口あたりでは12位、人口あたり1位の熊本県は実数では11位でした。

順位都道府県建築中の住宅数(戸)地方人口10万人あたりの建築中の住宅数
1東京都12400関東87.46
2埼玉県7800関東106.38
3愛知県7300中部97.86
4大阪府6400近畿73.08
5神奈川県5800関東62.87
6千葉県4800関東76.79
7茨城県3400関東121.17
8北海道3200北海道63.45
9福岡県3000九州58.92
10兵庫県2500近畿46.84
11熊本県2300九州135.53
12京都府2200近畿87.3
13静岡県2100中部59.54
14岐阜県1800中部93.95
15宮城県1600東北71.17
15長野県1600中部80.52
17広島県1500中国55.27
18沖縄県1400九州95.5
18新潟県1400中部66.7
20三重県1300近畿75.98
21岡山県1200中国65.54
21群馬県1200関東63.49
21滋賀県1200近畿85.59
21石川県1200中部109.29
21栃木県1200関東63.66
21福島県1200東北68.85
27長崎県1000九州79.87
27奈良県1000近畿77.82
29愛媛県900四国70.53
29青森県900東北77.25
31佐賀県800九州101.52
31鹿児島県800九州52.22
31福井県800中部108.25
31和歌山県800近畿90.91
35宮崎県700九州67.76
35香川県700四国76.34
35山梨県700中部88.5
35富山県700中部70.21
39岩手県600東北52.4
39山形県600東北59.35
39山口県600中国46.84
39秋田県600東北66.89
43高知県500四国76.22
43大分県500九州46.08
45島根県400中国62.31
45徳島県400四国58.39
47鳥取県300中国56.5
住宅・土地統計調査(2023年)(居住世帯のない住宅)(2023年、総務省統計局)をもとに作成

建築中の住宅が多い上位5都府県

上位5都道府県の建築中の住宅数
上位5都道府県の建築中の住宅数 住宅・土地統計調査(2023年)(居住世帯のない住宅)(2023年) 04,0008,00012,000東京都: 12,400戸12,400戸埼玉県: 7,800戸7,800戸愛知県: 7,300戸7,300戸大阪府: 6,400戸6,400戸神奈川県: 5,800戸5,800戸東京都埼玉県愛知県大阪府神奈川県
上位5都道府県の建築中の住宅数
項目建築中の住宅数
東京都12,400戸
埼玉県7,800戸
愛知県7,300戸
大阪府6,400戸
神奈川県5,800戸
下位5都道府県の建築中の住宅数
下位5都道府県の建築中の住宅数 住宅・土地統計調査(2023年)(居住世帯のない住宅)(2023年) 0100200300400500鳥取県: 300戸300戸島根県: 400戸400戸徳島県: 400戸400戸高知県: 500戸500戸大分県: 500戸500戸鳥取県島根県徳島県高知県大分県
下位5都道府県の建築中の住宅数
項目建築中の住宅数
鳥取県300戸
島根県400戸
徳島県400戸
高知県500戸
大分県500戸

建築中の住宅が多い上位5都府県です。

東京都は12,400戸、埼玉県は7,800戸、愛知県は7,300戸でした。
東京都は2位の埼玉県の1.59倍です。

4位は大阪府で6,400戸、5位は神奈川県で5,800戸。
上位5で全国の41.7パーセント、上位3で28.9パーセント、上位10で59.4パーセントでした。

1位だけで13パーセントを占めます。
47都道府県の平均は2,027.7戸なので、1位は平均の6.1倍。
中央値の1,200戸と比べると10.3倍にあたります。

6位以下は千葉県で4,800戸、茨城県で3,400戸、北海道で3,200戸と続きました。

2位と3位の差は500戸、3位と4位の差は900戸でした。
上位5より下の42都道府県で、全国の58.3パーセントを分け合っています。

1位と2位を合わせると20,200戸。
これだけで全国の21.2パーセントにあたります。

実数は住宅の多さに沿います。
1位だけで全国の13パーセントを占めました。

人口あたりでは九州の県が1位です

以下は、建築中の住宅にこれだけの差がつく理由についての推測です。
統計から確かめられる話ではなく、ほかの指標との突き合わせから考えたものです。

人口10万人あたりで割り直すと、並びが変わります。

1位は熊本県の135.53戸、2位は茨城県121.17戸、3位は石川県109.29戸。

4位以下は福井県、埼玉県と続きます。
逆に人口あたりの下位は山口県46.84戸、大分県46.08戸。
熊本県と大分県では2.9倍の開きです。

人口あたりで上位に来るのは九州の県です。
ある一時点の数なので、たまたま工事が重なった地域が上位に来ます。

全国で9万5,600戸という規模です。
住宅の着工は年間80万戸あるので、その一部が工事中として捉えられた形です。

当サイトの一戸建の着工戸数を比べた記事とあわせて見ると、建てる動きの姿がつかめます。

地方別に人口10万人あたりの平均を出すと、中部9県が85.4戸で最も多く、中国5県が57.2戸で最も少なくなります。
関東7都県84戸と九州・沖縄8県75.3戸がそれに続きました。

実数で見ると順位は変わる

人口10万人あたりの建築中の住宅数の上位5都道府県
人口10万人あたりの建築中の住宅数の上位5都道府県 住宅・土地統計調査(2023年)(居住世帯のない住宅)(2023年) 020406080100120熊本県: 135.5135.5茨城県: 121.2121.2石川県: 109.3109.3福井県: 108.3108.3埼玉県: 106.4106.4熊本県茨城県石川県福井県埼玉県
人口10万人あたりの建築中の住宅数の上位5都道府県
項目人口10万人あたりの建築中の住宅数
熊本県135.5
茨城県121.2
石川県109.3
福井県108.3
埼玉県106.4

建築中の住宅が少ない下位5県

建築中の住宅が少ない下位5県です。

47位の鳥取県は300戸、46位の徳島県は400戸、45位の島根県は400戸でした。
1位の東京都とは41.3倍の差があります。

44位は大分県で500戸、43位は高知県で500戸、42位は山口県で600戸と続きます。

41.3倍という開きです。
ある一日の状態を切り取っているため、年による振れが大きくなります。

47都道府県の中央値は1,200戸。
平均は2,027.7戸なので、平均が中央値の1.7倍です。

47位の鳥取県は平均の14.8パーセント、中央値の25.0パーセントにあたります。

下位5県を合わせても全国の2.2パーセントにしかなりません。
1位の東京都1つで13パーセントを占めるのとは対照的です。

47位の鳥取県は、1位の東京都の2.42パーセントにあたる水準です。

46位との差は100戸、45位との差は100戸でした。
1位の東京都と47位の鳥取県の間には12,100戸の開きがあります。

このグラフについての豆知識

一時点の数字

住宅・土地統計調査は5年に一度、10月1日の状態を調べます。
建築中の住宅もその日の状態です。

2023年の建築中は9万5,600戸。
居住世帯のない住宅937万5,900戸の1パーセントほどにとどまります。

2018年調査とは別のデータ

当サイトには一戸建てや空き家の数を比べた記事もありますが、あちらは社会・人口統計体系がもとで、調査年は2018年です。
この記事は2023年(令和5年)調査を直接使っています。

住宅・土地統計調査は5年に一度の標本調査です。
全国から選ばれた対象を調べて全体を推計するので、数字は100の単位に丸められています。
小さな差を細かく読み取ることはできません。

数字の開き

1位の東京都は12,400戸、47位の鳥取県は300戸。
両者の間には41.3倍の開きがあります。
上位3で全国の28.9パーセント、上位10で59.4パーセントを占めます。

中央値は1,200戸、平均は2,027.7戸です。
平均が中央値を上回るのは、上位のいくつかの都道府県が全体を押し上げているためです。

人口10万人あたりに直すと2.9倍の開きになります。
実数の順位がどこまで人口の多さを映しているかは、この2つを見比べると分かります。

順位の並びがにている記事

建築中の住宅の並びと似ている記事、そして正反対の記事を挙げます。

0.94という高い相関を示したのが【高校から進学した人】全国56万8,124人、京都府が人口あたりで首位でした。
反対に、並びがいちばん逆だったのは【高齢者の割合】を47都道府県で比較すると地域差は16.8ポイント(順位相関-0.78)です。

順位が近いことと、原因がつながっていることは別の話です。
それでも、見くらべると気づくことがあります。

地方のなかで見た建築中の住宅数

地方最も多い(戸)最も少ない(戸)
東北宮城県 1600山形県 600
関東東京都 12400群馬県 1200
中部愛知県 7300山梨県 700
近畿大阪府 6400和歌山県 800
中国広島県 1500鳥取県 300
四国愛媛県 900徳島県 400
九州福岡県 3000大分県 500
住宅・土地統計調査(2023年)(居住世帯のない住宅)(2023年、総務省統計局)をもとに作成

まとめ

建築中の住宅の数を47都道府県で比べると、最も多い東京都で12,400戸、最も少ない鳥取県で300戸でした。
1位と47位の間には41.3倍の開きがあります。

上位3で全国の28.9パーセント、上位10で59.4パーセントを占めます。
47都道府県の中央値は1,200戸、平均は2,027.7戸でした。
人口10万人あたりに直すと2.9倍の開きになります。

建築中の住宅をほかの数字と見くらべる前に、3つ確かめてください。
1つ目は、100戸単位に丸めた推計値であること。
2つ目は、ある一日の状態を切り取った数であること。
3つ目は2023年の数字であることです。

人口10万人あたりでは熊本県が135.53戸で最多。
実数1位の東京都は人口あたりでは12位でした。

地方別に合計を出すと関東7都県が全国の38.4パーセントで最多、人口10万人あたりでは中部9県が85.4戸で最多でした。
住む人がいない住宅や一戸建の着工戸数を比べた記事とあわせて読んでみてください。

関連記事

出典

  • 統計名: 住宅・土地統計調査(2023年)(居住世帯のない住宅)
  • 調査年: 2023年
  • 公開元: 総務省統計局
  • 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/stat-search/database?statdisp_id=0004015763
  • 備考: 調査時点で建築中だった住宅の数。当サイトの社会・人口統計体系にもとづく住宅の記事は2018年調査がもと。人口10万人あたりは2024年の総人口で割った参考値

注記: 調査時点で建築中だった住宅の数。
当サイトの社会・人口統計体系にもとづく住宅の記事は2018年調査がもと。
人口10万人あたりは2024年の総人口で割った参考値

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