家計を支える人が2021年から2023年9月までに現住居へ入居した世帯は、全国で5,270,400世帯。
主世帯5,333万7,300世帯のおよそ1割にあたります。
47都道府県で比べます。
使うのは総務省統計局の住宅・土地統計調査、2023年の数字。
東京都が730,200世帯で1位。
47都道府県の平均は112,136.2世帯、中央値は60,600世帯です。
1位と47位の間には41.3倍の開き、人口10万人あたりでは1.9倍の開きがありました。
47都道府県の単純平均
112,136世帯
2021年以降に入居した世帯数(2023年)
最も多い 東京都
730,200世帯
最も少ない 鳥取県
17,700世帯
最近入居した世帯が多い上位5都府県
最近入居した世帯が多い上位5都府県です。
東京都は730,200世帯、神奈川県は410,700世帯、大阪府は354,500世帯でした。
東京都は2位の神奈川県の1.78倍です。
4位は愛知県で318,700世帯、5位は埼玉県で273,500世帯。
上位5で全国の39.6パーセント、上位3で28.4パーセント、上位10で60.7パーセントでした。
1位だけで13.9パーセントを占めます。
47都道府県の平均は112,136.2世帯なので、1位は平均の6.5倍。
中央値の60,600世帯と比べると12.0倍にあたります。
6位以下は北海道で267,500世帯、千葉県で250,900世帯、福岡県で240,100世帯と続きました。
2位と3位の差は56,200世帯、3位と4位の差は35,800世帯でした。
上位5より下の42都道府県で、全国の60.4パーセントを分け合っています。
1位と2位を合わせると1,140,900世帯。
これだけで全国の21.6パーセントにあたります。
1位だけで全国の13.9パーセントを占めました。
人の出入りが多い地域です。
人口あたりでは九州の県が1位です
数字を並べるところまでが統計の仕事で、ここから先は解釈になります。
2021年以降に入居した世帯の分布について、ほかの指標と突き合わせて立てた推測を書きます。
事実として確かめたものではありません。
人口10万人あたりで割り直すと、並びが変わります。
1位は鹿児島県の5,691.91世帯、2位は北海道5,304.38世帯、3位は東京都5,150.23世帯。
4位以下は大分県、宮崎県と続きます。
逆に人口あたりの下位は奈良県3,042.8世帯、和歌山県2,931.82世帯。
鹿児島県と和歌山県では1.9倍の開きです。
人口あたりで上位に来るのは九州の県です。
実数1位の都は人口あたりでも3位に入ります。
入居してから2年ほどの世帯です。
進学や就職、転勤で移り住んだ人が多く含まれると考えられます。
当サイトの転入者数を比べた記事とあわせて見ると、人の動きの姿がつかめます。
地方別に人口10万人あたりの平均を出すと、北海道が5,304.4世帯で最も多く、近畿7府県が3,796.4世帯で最も少なくなります。
九州・沖縄8県4,719.3世帯と関東7都県4,377.6世帯がそれに続きました。
実数で見ると順位は変わる
最近入居した世帯が少ない下位5県
最近入居した世帯が少ない下位5県です。
47位の鳥取県は17,700世帯、46位の徳島県は24,900世帯、45位の福井県は25,500世帯でした。
1位の東京都とは41.3倍の差があります。
44位は和歌山県で25,800世帯、43位は高知県で26,900世帯、42位は島根県で27,000世帯と続きます。
41.3倍という開きです。
半世紀以上同じ家に住む世帯の13.6倍を大きく上回ります。
47都道府県の中央値は60,600世帯。
平均は112,136.2世帯なので、平均が中央値の1.9倍です。
47位の鳥取県は平均の15.8パーセント、中央値の29.2パーセントにあたります。
下位5県を合わせても全国の2.3パーセントにしかなりません。
1位の東京都1つで13.9パーセントを占めるのとは対照的です。
47位の鳥取県は、1位の東京都の2.42パーセントにあたる水準です。
46位との差は7,200世帯、45位との差は7,800世帯でした。
1位の東京都と47位の鳥取県の間には712,500世帯の開きがあります。
地図で見る
| 項目 | 2021年以降に入居した世帯数 |
|---|---|
| 北海道 | 267,500世帯 |
| 青森県 | 45,500世帯 |
| 岩手県 | 51,600世帯 |
| 宮城県 | 99,500世帯 |
| 秋田県 | 28,700世帯 |
| 山形県 | 37,500世帯 |
| 福島県 | 65,900世帯 |
| 茨城県 | 98,100世帯 |
| 栃木県 | 73,000世帯 |
| 群馬県 | 70,800世帯 |
| 埼玉県 | 273,500世帯 |
| 千葉県 | 250,900世帯 |
| 東京都 | 730,200世帯 |
| 神奈川県 | 410,700世帯 |
| 新潟県 | 79,500世帯 |
| 富山県 | 37,300世帯 |
| 石川県 | 47,100世帯 |
| 福井県 | 25,500世帯 |
| 山梨県 | 34,200世帯 |
| 長野県 | 84,800世帯 |
| 岐阜県 | 66,400世帯 |
| 静岡県 | 152,500世帯 |
| 愛知県 | 318,700世帯 |
| 三重県 | 60,600世帯 |
| 滋賀県 | 50,200世帯 |
| 京都府 | 99,200世帯 |
| 大阪府 | 354,500世帯 |
| 兵庫県 | 201,700世帯 |
| 奈良県 | 39,100世帯 |
| 和歌山県 | 25,800世帯 |
| 鳥取県 | 17,700世帯 |
| 島根県 | 27,000世帯 |
| 岡山県 | 74,100世帯 |
| 広島県 | 118,300世帯 |
| 山口県 | 56,700世帯 |
| 徳島県 | 24,900世帯 |
| 香川県 | 35,900世帯 |
| 愛媛県 | 50,300世帯 |
| 高知県 | 26,900世帯 |
| 福岡県 | 240,100世帯 |
| 佐賀県 | 33,900世帯 |
| 長崎県 | 55,400世帯 |
| 熊本県 | 78,400世帯 |
| 大分県 | 53,100世帯 |
| 宮崎県 | 50,100世帯 |
| 鹿児島県 | 87,200世帯 |
| 沖縄県 | 59,900世帯 |
日本地図で見ると、色が濃く出るのは東京都です。
次いで神奈川県、大阪府、愛知県、埼玉県が続きます。
淡いのは鳥取県、徳島県、福井県でした。
47都道府県の平均は112,136.2世帯、中央値は60,600世帯です。
東京都の730,200世帯は平均の6.5倍にあたります。
上位3で28.4パーセント、1位と47位で41.3倍の開きがありました。
人口10万人あたりに直すと鹿児島県が5,691.91世帯で最も多く、開きは1.9倍になります。
実数1位の東京都は人口あたりでは3位、人口あたり1位の鹿児島県は実数では15位でした。
| 順位 | 都道府県 | 2021年以降に入居した世帯数(世帯) | 地方 | 人口10万人あたりの2021年以降に入居した世帯数 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 東京都 | 730200 | 関東 | 5150.23 |
| 2 | 神奈川県 | 410700 | 関東 | 4452.03 |
| 3 | 大阪府 | 354500 | 近畿 | 4048.19 |
| 4 | 愛知県 | 318700 | 中部 | 4272.12 |
| 5 | 埼玉県 | 273500 | 関東 | 3730.22 |
| 6 | 北海道 | 267500 | 北海道 | 5304.38 |
| 7 | 千葉県 | 250900 | 関東 | 4013.76 |
| 8 | 福岡県 | 240100 | 九州 | 4715.24 |
| 9 | 兵庫県 | 201700 | 近畿 | 3779.28 |
| 10 | 静岡県 | 152500 | 中部 | 4323.79 |
| 11 | 広島県 | 118300 | 中国 | 4358.88 |
| 12 | 宮城県 | 99500 | 東北 | 4426.16 |
| 13 | 京都府 | 99200 | 近畿 | 3936.51 |
| 14 | 茨城県 | 98100 | 関東 | 3496.08 |
| 15 | 鹿児島県 | 87200 | 九州 | 5691.91 |
| 16 | 長野県 | 84800 | 中部 | 4267.74 |
| 17 | 新潟県 | 79500 | 中部 | 3787.52 |
| 18 | 熊本県 | 78400 | 九州 | 4619.92 |
| 19 | 岡山県 | 74100 | 中国 | 4046.97 |
| 20 | 栃木県 | 73000 | 関東 | 3872.68 |
| 21 | 群馬県 | 70800 | 関東 | 3746.03 |
| 22 | 岐阜県 | 66400 | 中部 | 3465.55 |
| 23 | 福島県 | 65900 | 東北 | 3780.84 |
| 24 | 三重県 | 60600 | 近畿 | 3541.79 |
| 25 | 沖縄県 | 59900 | 九州 | 4085.95 |
| 26 | 山口県 | 56700 | 中国 | 4426.23 |
| 27 | 長崎県 | 55400 | 九州 | 4424.92 |
| 28 | 大分県 | 53100 | 九州 | 4894.01 |
| 29 | 岩手県 | 51600 | 東北 | 4506.55 |
| 30 | 愛媛県 | 50300 | 四国 | 3942.01 |
| 31 | 滋賀県 | 50200 | 近畿 | 3580.6 |
| 32 | 宮崎県 | 50100 | 九州 | 4849.95 |
| 33 | 石川県 | 47100 | 中部 | 4289.62 |
| 34 | 青森県 | 45500 | 東北 | 3905.58 |
| 35 | 奈良県 | 39100 | 近畿 | 3042.8 |
| 36 | 山形県 | 37500 | 東北 | 3709.2 |
| 37 | 富山県 | 37300 | 中部 | 3741.22 |
| 38 | 香川県 | 35900 | 四国 | 3914.94 |
| 39 | 山梨県 | 34200 | 中部 | 4323.64 |
| 40 | 佐賀県 | 33900 | 九州 | 4302.03 |
| 41 | 秋田県 | 28700 | 東北 | 3199.55 |
| 42 | 島根県 | 27000 | 中国 | 4205.61 |
| 43 | 高知県 | 26900 | 四国 | 4100.61 |
| 44 | 和歌山県 | 25800 | 近畿 | 2931.82 |
| 45 | 福井県 | 25500 | 中部 | 3450.61 |
| 46 | 徳島県 | 24900 | 四国 | 3635.04 |
| 47 | 鳥取県 | 17700 | 中国 | 3333.33 |
このグラフについての豆知識
入居時期の分布
2023年の主世帯のうち、2021年以降に入居したのは527万400世帯、2016年から2020年に入居したのは583万9,500世帯でした。
5年ごとに区切ると、直近の10年で入居した世帯が全体の2割を占めることになります。
2018年調査とは別のデータ
当サイトには住まいや世帯を比べた記事もありますが、あちらは社会・人口統計体系がもとで、調査年は2018年です。
この記事は2023年(令和5年)調査を直接使っています。
住宅・土地統計調査は5年に一度の標本調査です。
全国から選ばれた対象を調べて全体を推計するので、数字は100の単位に丸められています。
小さな差を細かく読み取ることはできません。
数字の開き
1位の東京都は730,200世帯、47位の鳥取県は17,700世帯。
両者の間には41.3倍の開きがあります。
上位3で全国の28.4パーセント、上位10で60.7パーセントを占めます。
中央値は60,600世帯、平均は112,136.2世帯です。
平均が中央値を上回るのは、上位のいくつかの都道府県が全体を押し上げているためです。
人口10万人あたりに直すと1.9倍の開きになります。
実数の順位がどこまで人口の多さを映しているかは、この2つを見比べると分かります。
順位の並びがにている記事
この2021年以降に入居した世帯の並びに近い記事を、全記事の順位から機械で洗い出しました。
最も似ていたのは【2016〜2020年に入居した世帯】全国583万9,500世帯(順位相関0.99)です。
最も食い違ったのは【ひとりが使う部屋数】全国1.93室、差は1.52倍(順位相関-0.74)でした。
並びが似ていても、そこに関係があるとまでは言えません。
ただ、2つの地図をならべると読み方のヒントにはなります。
地方のなかで見た2021年以降に入居した世帯数
| 地方 | 最も多い(世帯) | 最も少ない(世帯) |
|---|---|---|
| 東北 | 宮城県 99500 | 秋田県 28700 |
| 関東 | 東京都 730200 | 群馬県 70800 |
| 中部 | 愛知県 318700 | 福井県 25500 |
| 近畿 | 大阪府 354500 | 和歌山県 25800 |
| 中国 | 広島県 118300 | 鳥取県 17700 |
| 四国 | 愛媛県 50300 | 徳島県 24900 |
| 九州 | 福岡県 240100 | 佐賀県 33900 |
まとめ
2021年以降に入居した世帯の数を47都道府県で比べると、最も多い東京都で730,200世帯、最も少ない鳥取県で17,700世帯でした。
1位と47位の間には41.3倍の開きがあります。
上位3で全国の28.4パーセント、上位10で60.7パーセントを占めます。
47都道府県の中央値は60,600世帯、平均は112,136.2世帯でした。
人口10万人あたりに直すと1.9倍の開きになります。
この2021年以降に入居した世帯の数字には、読み違えやすい点が3つあります。
1つ目は、100世帯単位に丸めた推計値であること。
2つ目は、家計を主に支える者の入居時期であること。
3つ目は2023年の数字であることです。
人口10万人あたりでは鹿児島県が5,691.91世帯で最多。
実数1位の東京都は人口あたりでは3位でした。
地方別に合計を出すと関東7都県が全国の36.2パーセントで最多、人口10万人あたりでは北海道が5,304.4世帯で最多でした。
2016〜2020年に入居した世帯や半世紀以上住む世帯を比べた記事とあわせて読んでみてください。
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出典
- 統計名: 住宅・土地統計調査(2023年)(世帯の住居移動)
- 調査年: 2023年
- 公開元: 総務省統計局
- 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/stat-search/database?statdisp_id=0004021712
- 備考: 家計を主に支える者が2021年から2023年9月までに現住居へ入居した主世帯の数。当サイトの社会・人口統計体系にもとづく住宅の記事は2018年調査がもと。人口10万人あたりは2024年の総人口で割った参考値
注記: 家計を主に支える者が2021年から2023年9月までに現住居へ入居した主世帯の数。
当サイトの社会・人口統計体系にもとづく住宅の記事は2018年調査がもと。
人口10万人あたりは2024年の総人口で割った参考値
