高校を卒業して大学や短大などへ進んだ人は、全国で568,124人。
47都道府県で比べます。
使うのは総務省統計局の社会・人口統計体系、2023年の数字。
東京都が69,302人で1位。
高校の所在地で数えるため、住んでいる県がそのまま出ます。
人口10万人あたりの差は1.7倍にとどまりました。
47都道府県の平均は12,087.7人、中央値は6,754人です。
1位と47位の差は30.6倍、人口10万人あたりに直すと1.7倍でした。
47都道府県の単純平均
12,088人
高校卒業進学者数(2023年)
最も多い 東京都
69,302人
最も少ない 鳥取県
2,265人
地図で見る
| 項目 | 高校卒業進学者数 |
|---|---|
| 北海道 | 18,177人 |
| 青森県 | 4,887人 |
| 岩手県 | 4,499人 |
| 宮城県 | 9,353人 |
| 秋田県 | 3,236人 |
| 山形県 | 4,197人 |
| 福島県 | 7,059人 |
| 茨城県 | 12,584人 |
| 栃木県 | 8,782人 |
| 群馬県 | 8,456人 |
| 埼玉県 | 33,264人 |
| 千葉県 | 27,838人 |
| 東京都 | 69,302人 |
| 神奈川県 | 41,686人 |
| 新潟県 | 8,361人 |
| 富山県 | 4,694人 |
| 石川県 | 5,634人 |
| 福井県 | 3,990人 |
| 山梨県 | 4,358人 |
| 長野県 | 8,895人 |
| 岐阜県 | 9,488人 |
| 静岡県 | 16,344人 |
| 愛知県 | 36,440人 |
| 三重県 | 7,451人 |
| 滋賀県 | 6,992人 |
| 京都府 | 15,350人 |
| 大阪府 | 43,208人 |
| 兵庫県 | 26,802人 |
| 奈良県 | 6,379人 |
| 和歌山県 | 4,042人 |
| 鳥取県 | 2,265人 |
| 島根県 | 2,630人 |
| 岡山県 | 8,537人 |
| 広島県 | 13,733人 |
| 山口県 | 4,528人 |
| 徳島県 | 3,021人 |
| 香川県 | 4,414人 |
| 愛媛県 | 5,411人 |
| 高知県 | 3,025人 |
| 福岡県 | 22,379人 |
| 佐賀県 | 3,310人 |
| 長崎県 | 5,216人 |
| 熊本県 | 6,754人 |
| 大分県 | 4,600人 |
| 宮崎県 | 4,216人 |
| 鹿児島県 | 6,257人 |
| 沖縄県 | 6,080人 |
日本地図で見ると、色が濃く出るのは東京都です。
次いで大阪府、神奈川県、愛知県、埼玉県が続きます。
淡いのは鳥取県、島根県、徳島県でした。
47都道府県の平均は12,087.7人、中央値は6,754人です。
東京都の69,302人は平均の5.7倍にあたります。
上位3で27.1パーセント、1位と47位で30.6倍の開きがありました。
人口10万人あたりに直すと京都府が605.52人で最も多く、開きは1.7倍になります。
実数1位の東京都は人口あたりでは10位、人口あたり1位の京都府は実数では11位でした。
| 順位 | 都道府県 | 高校卒業進学者数(人) | 地方 | 人口10万人あたりの高校卒業進学者数 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 東京都 | 69302 | 関東 | 491.99 |
| 2 | 大阪府 | 43208 | 近畿 | 493.07 |
| 3 | 神奈川県 | 41686 | 関東 | 451.68 |
| 4 | 愛知県 | 36440 | 中部 | 487.36 |
| 5 | 埼玉県 | 33264 | 関東 | 453.74 |
| 6 | 千葉県 | 27838 | 関東 | 444.91 |
| 7 | 兵庫県 | 26802 | 近畿 | 499.11 |
| 8 | 福岡県 | 22379 | 九州 | 438.55 |
| 9 | 北海道 | 18177 | 北海道 | 356.97 |
| 10 | 静岡県 | 16344 | 中部 | 459.75 |
| 11 | 京都府 | 15350 | 近畿 | 605.52 |
| 12 | 広島県 | 13733 | 中国 | 501.57 |
| 13 | 茨城県 | 12584 | 関東 | 445.45 |
| 14 | 岐阜県 | 9488 | 中部 | 491.35 |
| 15 | 宮城県 | 9353 | 東北 | 413.12 |
| 16 | 長野県 | 8895 | 中部 | 443.86 |
| 17 | 栃木県 | 8782 | 関東 | 462.94 |
| 18 | 岡山県 | 8537 | 中国 | 462.21 |
| 19 | 群馬県 | 8456 | 関東 | 444.58 |
| 20 | 新潟県 | 8361 | 中部 | 393.27 |
| 21 | 三重県 | 7451 | 近畿 | 431.44 |
| 22 | 福島県 | 7059 | 東北 | 399.49 |
| 23 | 滋賀県 | 6992 | 近畿 | 496.94 |
| 24 | 熊本県 | 6754 | 九州 | 395.20 |
| 25 | 奈良県 | 6379 | 近畿 | 492.21 |
| 26 | 鹿児島県 | 6257 | 九州 | 403.94 |
| 27 | 沖縄県 | 6080 | 九州 | 414.17 |
| 28 | 石川県 | 5634 | 中部 | 508.03 |
| 29 | 愛媛県 | 5411 | 四国 | 419.13 |
| 30 | 長崎県 | 5216 | 九州 | 411.68 |
| 31 | 青森県 | 4887 | 東北 | 412.75 |
| 32 | 富山県 | 4694 | 中部 | 466.14 |
| 33 | 大分県 | 4600 | 九州 | 419.71 |
| 34 | 山口県 | 4528 | 中国 | 348.84 |
| 35 | 岩手県 | 4499 | 東北 | 386.84 |
| 36 | 香川県 | 4414 | 四国 | 476.67 |
| 37 | 山梨県 | 4358 | 中部 | 547.49 |
| 38 | 宮崎県 | 4216 | 九州 | 404.61 |
| 39 | 山形県 | 4197 | 東北 | 409.06 |
| 40 | 和歌山県 | 4042 | 近畿 | 453.14 |
| 41 | 福井県 | 3990 | 中部 | 536.29 |
| 42 | 佐賀県 | 3310 | 九州 | 416.35 |
| 43 | 秋田県 | 3236 | 東北 | 354.05 |
| 44 | 高知県 | 3025 | 四国 | 454.20 |
| 45 | 徳島県 | 3021 | 四国 | 434.68 |
| 46 | 島根県 | 2630 | 中国 | 404.62 |
| 47 | 鳥取県 | 2265 | 中国 | 421.79 |
高校から進学した人が多い5都府県
高校から進学した人が多い上位5都府県です。
東京都は69,302人、大阪府は43,208人、神奈川県は41,686人でした。
東京都は2位の大阪府の1.6倍です。
4位は愛知県で36,440人、5位は埼玉県で33,264人。
上位5で全国の39.4パーセント、上位3で27.1パーセント、上位10で59パーセントでした。
1位だけで12.2パーセントを占めます。
47都道府県の平均は12,087.7人なので、1位は平均の5.7倍。
中央値の6,754人と比べると10.3倍にあたります。
6位以下は千葉県で27,838人、兵庫県で26,802人、福岡県で22,379人と続きました。
2位と3位の差は1,522人、3位と4位の差は5,246人でした。
上位5より下の42都道府県で、全国の60.6パーセントを分け合っています。
1位と2位を合わせると112,510人。
これだけで全国の19.8パーセントにあたります。
人口あたりの差は1.7倍しかありません
数字を並べるところまでが統計の仕事で、ここから先は解釈になります。
高等学校卒業者のうち進学した人の数の分布について、ほかの指標と突き合わせて立てた推測を書きます。
事実として確かめたものではありません。
人口10万人あたりで割り直すと、差はごく小さくなります。
1位は京都府の605.52人、2位は山梨県547.49人、3位は福井県536.29人。
4位以下は石川県、広島県と続きます。
逆に人口あたりの下位は秋田県354.05人、山口県348.84人。
京都府と山口県では1.7倍の開きです。
高校は住んでいる場所の近くに通うのが普通です。
ですからこの指標は、大学の立地ではなく18歳人口の分布をほぼそのまま映します。
人口あたりの差が1.7倍にとどまるのは、進学率そのものが全国で大きくは違わないためでしょう。
上位に来る府県は、18歳人口の比率が高いか進学率が高いかのどちらかです。
大学卒業者の記事では7.4倍の開きがありました。
「どこで学ぶか」と「どこから進むか」は、まったく違う分布になります。
地方別に人口10万人あたりの平均を出すと、近畿7府県が501.2人で最も多く、北海道が357人で最も少なくなります。
中部9県473.3人と関東7都県463.9人がそれに続きました。
実数で見ると順位は変わる
高校から進学した人が少ない5県
47位の鳥取県は2,265人、46位の島根県は2,630人、45位の徳島県は3,021人でした。
1位の東京都とは30.6倍の差があります。
44位は高知県で3,025人、43位は秋田県で3,236人、42位は佐賀県で3,310人と続きます。
大学卒業者の109.3倍に比べるとずっと小さい開きです。
高校は全国にあるため、大学ほど偏りません。
47都道府県の中央値は6,754人。
平均は12,087.7人なので、平均が中央値の1.8倍です。
47位の鳥取県は平均の18.7パーセント、中央値の33.5パーセントにあたります。
下位5県を合わせても全国の2.5パーセントにしかなりません。
1位の東京都1つで12.2パーセントを占めるのとは対照的です。
47位の鳥取県は、1位の東京都の3.27パーセントにあたる水準です。
46位との差は365人、45位との差は756人でした。
1位の東京都と47位の鳥取県の間には67,037人の開きがあります。
地方別に見る
高校からの進学者は、18歳人口の分布にほぼ沿います。
地方別に合計を出すと、関東7都県が全国の35.5パーセントで最も大きくなります。
次いで近畿7府県が19.4パーセント、中部9県が17.3パーセント、九州・沖縄8県が10.4パーセントと続きました。
少ないほうは東北6県が5.8パーセント、中国5県が5.6パーセント、北海道が3.2パーセント、四国4県が2.8パーセントでした。
人口10万人あたりの平均で見ると並びが変わります。
近畿7府県が501.2人、中部9県が473.3人、関東7都県が463.9人の順に多く、最も少ないのは北海道が357人です。
このグラフについての豆知識
高校の所在地で数える
高校卒業者のうち進学した人の数は、卒業した高校がある都道府県で集計されます。
進学先がどこかは問いません。
大学の統計が「学ぶ場所」を示すのに対し、この指標は「育った場所」に近い数字になります。
進学率の差は小さい
人口10万人あたりで見ると1位と47位の差は1.7倍。
大学卒業者の7.4倍と比べると、ずっと平らな分布です。
高校からの進学は全国どこでも同じように起きている、ということになります。
数字は2023年のものです。
数字の開き
1位の東京都は69,302人、47位の鳥取県は2,265人で、その差は30.6倍です。
上位3で全国の27.1パーセント、上位10で59パーセントを占めます。
中央値は6,754人、平均は12,087.7人です。
平均が中央値を上回るのは、上位のいくつかの都道府県が全体を押し上げているためです。
人口10万人あたりに直すと開きは1.7倍。
実数の順位がどこまで人口の多さを映しているかは、この2つを見比べると分かります。
10年前とくらべると
全国の高等学校卒業者のうち進学した人の数は、2013年の562,892人から2023年の568,124人へ、この10年でほとんど変わっていません。
1位は2013年も東京都で、10年たっても変わっていません。
伸びがいちばん大きかったのは鳥取県で、10%増でした。
順位の並びがにている記事
この高等学校卒業者のうち進学した人の数の並びに近い記事を、全記事の順位から機械で洗い出しました。
0.99という高い相関を示したのが【新しく働き始めた人】全国357万人、離職より112万人多いでした。
逆に、ほぼ裏返しの並びになったのが【スーパーの数】が多いのは大都市ではありませんでした、人口あたりで比較(相関-0.81)でした。
似ているからといって理由が同じとはかぎりません。
それでも、2つを重ねると土地の性格が見えてくることがあります。
地方のなかで見た高校卒業進学者数
| 地方 | 最も多い(人) | 最も少ない(人) |
|---|---|---|
| 東北 | 宮城県 9353 | 秋田県 3236 |
| 関東 | 東京都 69302 | 群馬県 8456 |
| 中部 | 愛知県 36440 | 福井県 3990 |
| 近畿 | 大阪府 43208 | 和歌山県 4042 |
| 中国 | 広島県 13733 | 鳥取県 2265 |
| 四国 | 愛媛県 5411 | 徳島県 3021 |
| 九州 | 福岡県 22379 | 佐賀県 3310 |
まとめ
高校卒業後に進学した人の数を47都道府県で比べると、最も多い東京都で69,302人、最も少ない鳥取県で2,265人でした。
1位と47位の差は30.6倍です。
上位3で全国の27.1パーセント、上位10で59パーセントを占めます。
47都道府県の中央値は6,754人、平均は12,087.7人でした。
人口10万人あたりに直すと、開きは1.7倍まで縮みます。
高等学校卒業者のうち進学した人の数の統計を読むときの注意点は3つです。
1つ目は、高校の所在地で数えること。
2つ目は、進学先の県とは関係がないこと。
3つ目は2023年の数字であることです。
人口10万人あたりでは京都府が605.52人で最多。
差は1.7倍にとどまります。
地方別に合計を出すと関東7都県が全国の35.5パーセントで最多、人口10万人あたりでは近畿7府県が501.2人で最多でした。
大学進学率や高校を出て就職した人を比べた記事とあわせて読んでみてください。
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出典
- 統計名: 社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)
- 調査年: 2023年
- 公開元: 総務省統計局
- 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/regional-statistics/ssdsview/prefectures
- 備考: 指標コードE4602(高校卒業進学者数)の2023年の値。人口10万人あたりは2023年の総人口で割った参考値
注記: 指標コードE4602(高校卒業進学者数)の2023年の値。
人口10万人あたりは2023年の総人口で割った参考値
