人口は、このメディアで扱ってきた多くの指標の分母になってきた数字です。
人口あたりの喫茶店、人口あたりの図書館、人口100万人あたりの映画館。
その分母そのものを、今回は正面から並べてみます。
使ったのは2024年10月1日現在の総務省統計局「人口推計」のデータです。
日本に住んでいる外国人も含みます。
47都道府県を合計すると1億2,380万3千人。
これが日本の総人口になります。
人口はこのメディアで扱ってきた多くの指標の分母になってきた数字です。
人口あたりの喫茶店、人口あたりの図書館、人口100万人あたりの映画館。
その分母そのものを、今回は正面から並べてみます。
47都道府県の単純平均
2,634千人
総人口(2024年10月1日現在)
最も多い 東京都
14,178千人
最も少ない 鳥取県
531千人
地図で見る47都道府県の人口
| 項目 | 総人口 |
|---|---|
| 北海道 | 5,043千人 |
| 青森県 | 1,165千人 |
| 岩手県 | 1,145千人 |
| 宮城県 | 2,248千人 |
| 秋田県 | 897千人 |
| 山形県 | 1,011千人 |
| 福島県 | 1,743千人 |
| 茨城県 | 2,806千人 |
| 栃木県 | 1,885千人 |
| 群馬県 | 1,890千人 |
| 埼玉県 | 7,332千人 |
| 千葉県 | 6,251千人 |
| 東京都 | 14,178千人 |
| 神奈川県 | 9,225千人 |
| 新潟県 | 2,099千人 |
| 富山県 | 997千人 |
| 石川県 | 1,098千人 |
| 福井県 | 739千人 |
| 山梨県 | 791千人 |
| 長野県 | 1,987千人 |
| 岐阜県 | 1,916千人 |
| 静岡県 | 3,527千人 |
| 愛知県 | 7,460千人 |
| 三重県 | 1,711千人 |
| 滋賀県 | 1,402千人 |
| 京都府 | 2,520千人 |
| 大阪府 | 8,757千人 |
| 兵庫県 | 5,337千人 |
| 奈良県 | 1,285千人 |
| 和歌山県 | 880千人 |
| 鳥取県 | 531千人 |
| 島根県 | 642千人 |
| 岡山県 | 1,831千人 |
| 広島県 | 2,714千人 |
| 山口県 | 1,281千人 |
| 徳島県 | 685千人 |
| 香川県 | 917千人 |
| 愛媛県 | 1,276千人 |
| 高知県 | 656千人 |
| 福岡県 | 5,092千人 |
| 佐賀県 | 788千人 |
| 長崎県 | 1,252千人 |
| 熊本県 | 1,697千人 |
| 大分県 | 1,085千人 |
| 宮崎県 | 1,033千人 |
| 鹿児島県 | 1,532千人 |
| 沖縄県 | 1,466千人 |
日本地図で見ると、色が濃く出るのは関東の南部と近畿、東海です。
逆に淡いのは山陰と四国、東北の日本海側でした。
三大都市圏に人口が集まっているという、よく知られた形がそのまま出ています。
47都道府県の単純平均は263万4千人、中央値は153万2千人です。
中央値が平均の6割ほどしかないのは、上位のいくつかが全体を大きく引き上げているためです。
平均を超えたのは12都道府県だけでした。
上下の差は26.70倍。
下の表に47都道府県すべての人口を、全国に占める割合と並べて掲載しました。
| 順位 | 都道府県 | 総人口(千人) | 地方 | 全国に占める割合 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 東京都 | 14178 | 関東 | 11.45 |
| 2 | 神奈川県 | 9225 | 関東 | 7.45 |
| 3 | 大阪府 | 8757 | 近畿 | 7.07 |
| 4 | 愛知県 | 7460 | 中部 | 6.03 |
| 5 | 埼玉県 | 7332 | 関東 | 5.92 |
| 6 | 千葉県 | 6251 | 関東 | 5.05 |
| 7 | 兵庫県 | 5337 | 近畿 | 4.31 |
| 8 | 福岡県 | 5092 | 九州 | 4.11 |
| 9 | 北海道 | 5043 | 北海道 | 4.07 |
| 10 | 静岡県 | 3527 | 中部 | 2.85 |
| 11 | 茨城県 | 2806 | 関東 | 2.27 |
| 12 | 広島県 | 2714 | 中国 | 2.19 |
| 13 | 京都府 | 2520 | 近畿 | 2.04 |
| 14 | 宮城県 | 2248 | 東北 | 1.82 |
| 15 | 新潟県 | 2099 | 中部 | 1.7 |
| 16 | 長野県 | 1987 | 中部 | 1.6 |
| 17 | 岐阜県 | 1916 | 中部 | 1.55 |
| 18 | 群馬県 | 1890 | 関東 | 1.53 |
| 19 | 栃木県 | 1885 | 関東 | 1.52 |
| 20 | 岡山県 | 1831 | 中国 | 1.48 |
| 21 | 福島県 | 1743 | 東北 | 1.41 |
| 22 | 三重県 | 1711 | 近畿 | 1.38 |
| 23 | 熊本県 | 1697 | 九州 | 1.37 |
| 24 | 鹿児島県 | 1532 | 九州 | 1.24 |
| 25 | 沖縄県 | 1466 | 九州 | 1.18 |
| 26 | 滋賀県 | 1402 | 近畿 | 1.13 |
| 27 | 奈良県 | 1285 | 近畿 | 1.04 |
| 28 | 山口県 | 1281 | 中国 | 1.03 |
| 29 | 愛媛県 | 1276 | 四国 | 1.03 |
| 30 | 長崎県 | 1252 | 九州 | 1.01 |
| 31 | 青森県 | 1165 | 東北 | 0.94 |
| 32 | 岩手県 | 1145 | 東北 | 0.92 |
| 33 | 石川県 | 1098 | 中部 | 0.89 |
| 34 | 大分県 | 1085 | 九州 | 0.88 |
| 35 | 宮崎県 | 1033 | 九州 | 0.83 |
| 36 | 山形県 | 1011 | 東北 | 0.82 |
| 37 | 富山県 | 997 | 中部 | 0.81 |
| 38 | 香川県 | 917 | 四国 | 0.74 |
| 39 | 秋田県 | 897 | 東北 | 0.72 |
| 40 | 和歌山県 | 880 | 近畿 | 0.71 |
| 41 | 山梨県 | 791 | 中部 | 0.64 |
| 42 | 佐賀県 | 788 | 九州 | 0.64 |
| 43 | 福井県 | 739 | 中部 | 0.6 |
| 44 | 徳島県 | 685 | 四国 | 0.55 |
| 45 | 高知県 | 656 | 四国 | 0.53 |
| 46 | 島根県 | 642 | 中国 | 0.52 |
| 47 | 鳥取県 | 531 | 中国 | 0.43 |
地方別に見る人口
地方別に平均を出すと、関東の大きさが際立ちます。
最も多いのは関東7都県の平均622万4千人です。
次いで北海道が504万3千人、近畿7府県が312万7千人、中部9県が229万人と続きます。
少ないほうを見ると、九州8県が174万3千人、中国5県が140万人、東北6県が136万8千人、四国4県が88万4千人でした。
最も多い関東と最も少ない四国では7.0倍の差があります。
関東7都県を合計すると4,357万人で、全国の35.2パーセント。
1都6県で日本の3分の1以上が暮らしている計算になります。
人口が多い5都府県
人口が多い上位5都府県です。
東京都は1,417万8千人、神奈川県は922万5千人、大阪府は875万7千人、愛知県は746万人、埼玉県は733万2千人でした。
上位5都府県を合計すると4,695万2千人で、全国の37.9パーセントを占めます。
東京都の1,417万8千人は、全国の11.45パーセントにあたります。
2位の神奈川県とは495万3千人の差があり、この差だけで静岡県の人口を上回ります。
上位5都府県のうち3つは関東で、東京都・神奈川県・埼玉県が並びました。
6位以下も625万1千人、533万7千人、509万2千人と続きます。
500万人を超えたのは9都道府県でした。
上位5都府県のうち4つは、面積では下位に入る都府県です。
狭い土地に人が集まるという構造が、実数のランキングからも読み取れます。
上位5都府県に人口の37.9%が住んでいる
ここからは統計から離れて、この数字の意味を考えてみます。
以下は確かめられた事実ではなく、他の記事の数字と突き合わせて整理したものです。
上位5都府県に全国の37.9パーセントが住んでいます。
この5都府県の面積を合計すると15,492平方キロメートルで、国土の4.1パーセントです。
国土の4.1パーセントに人口の37.9パーセント。
人口密度を比べた記事で扱った数字が、そのまま出てきます。
逆に下位5県の人口を合計すると325万3千人で、全国の2.6パーセント。
面積では25,655平方キロメートルで国土の6.8パーセントを占めます。
広さの割に人が少ない、という形です。
人口増減率を比べた記事では、2025年の1年間に人口が増えたのは東京都・大阪府・千葉県の3都府県だけでした。
上位5都府県のうち3つが増加または横ばいで、下位の県は軒並み減っています。
人口の集中は、これからも進む方向にあります。
もう1つ、人口は多くの指標の分母になります。
喫茶店の数を人口で割れば人口あたりの店舗数、図書館の数を人口で割れば人口あたりの館数。
分母が大きい都府県は、どの指標でも人口あたりでは下位に沈みやすくなります。
このメディアで「実数と人口あたりで順位が入れ替わる」という話を何度も書いてきたのは、この分母の偏りが理由です。
人口が少ない5県
人口が少ない下位5県です。
鳥取県は53万1千人、島根県は64万2千人、高知県は65万6千人、徳島県は68万5千人、福井県は73万9千人でした。
東京都の1,417万8千人と鳥取県の53万1千人では26.70倍の差があります。
下位5県のうち2県は山陰、2県は四国です。
地方別の平均でも四国4県が88万4千人で最も少なく、東北6県が136万8千人と続きました。
鳥取県の53万1千人は、東京都の3.7パーセントにあたります。
全国に占める割合は0.43パーセントで、47都道府県で唯一0.5パーセントを下回りました。
100万人を下回ったのは11県です。
47都道府県のうち4分の1近くが、100万人未満ということになります。
このグラフについての豆知識
全国の11.45パーセントが東京都
人口推計によると、東京都の人口1,417万8千人は全国の11.45パーセントにあたります。
9人に1人が東京都に住んでいる計算です。
2位の神奈川県は7.45パーセント、3位の大阪府は7.07パーセント。
上位3都府県だけで25.97パーセント、4人に1人を超えます。
面積を比べた記事では、北海道1道で国土の22.1パーセントを占めていました。
人口では東京都が11.45パーセント。
土地の広さと人の多さでは、集中の仕方がまったく違います。
千人単位で公表されている
人口推計の都道府県別の数値は千人単位で公表されています。
この記事の数字もその単位です。
そのため47都道府県を合計した1億2,380万3千人は、公表されている全国の総人口1億2,380万2千人と1千人の差があります。
丸めによる差で、順位には影響しません。
人口推計は毎年10月1日現在の数値が公表され、5年ごとの国勢調査を基準に推計されています。
次回の国勢調査は2030年の予定です。
順位の並びがにている記事
この人口の並びに近い記事を、全記事の順位から機械で洗い出しました。
1という高い相関を示したのが【世帯に住む人の数】全国1億2,422万人、人口とほぼ同じ数字にでした。
反対に、並びがいちばん逆だったのは【スーパーの数】が多いのは大都市ではありませんでした、人口あたりで比較(順位相関-0.77)です。
並びが似ていても、そこに関係があるとまでは言えません。
ただ、2つの地図をならべると読み方のヒントにはなります。
地方のなかで見た総人口
| 地方 | 最も多い(千人) | 最も少ない(千人) |
|---|---|---|
| 東北 | 宮城県 2248 | 秋田県 897 |
| 関東 | 東京都 14178 | 栃木県 1885 |
| 中部 | 愛知県 7460 | 福井県 739 |
| 近畿 | 大阪府 8757 | 和歌山県 880 |
| 中国 | 広島県 2714 | 鳥取県 531 |
| 四国 | 愛媛県 1276 | 高知県 656 |
| 九州 | 福岡県 5092 | 佐賀県 788 |
まとめ
47都道府県の人口を比べると、東京都は1,417万8千人、鳥取県は53万1千人で、その差は26.70倍でした。
47都道府県の合計は1億2,380万3千人です。
地方別では関東が平均622万4千人と最も多く、四国が88万4千人で最も少ない結果になりました。
100万人を下回ったのは11県です。
人口の数字には、但し書きが3つつきます。
1つ目は、外国人を含む総人口であることです。
2つ目は、公表値が千人単位のため合計に丸めの差が出ることです。
3つ目は時点で、2024年10月1日現在の数字です。
上位5都府県が国土の4.1パーセントに集まり、そこに人口の37.9パーセントが住んでいます。
人口は、このメディアの多くの記事で分母になってきた数字です。
人口は、多くのランキングで分母になる数字です。
他の記事を読むときの土台として使ってみてください。
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出典
- 統計名: 人口推計
- 調査年: 2024年10月1日現在
- 公開元: 総務省統計局
- 参照URL: https://www.stat.go.jp/data/jinsui/2024np/index.html
- 備考: 日本に住んでいる外国人を含む総人口。千人単位で公表されているため、全国シェアは千人単位の数値から算出した
注記: 日本に住んでいる外国人を含む総人口。
千人単位で公表されているため、全国シェアは千人単位の数値から算出した
