1年でどれくらいのパスポートが発行されているのでしょうか。
47都道府県で比べます。
使うのは総務省統計局の社会・人口統計体系、2024年の数字。
東京都が721,683件で1位。
47都道府県の平均は78,725.77件、中央値は37,983件です。
1位と47位の間には77.87倍の開き、人口10万人あたりでは4.9倍の開きがありました。
47都道府県の単純平均
78,726件
一般旅券発行件数(2024年)
最も多い 東京都
721,683件
最も少ない 秋田県
9,268件
地図で見る
| 項目 | 一般旅券発行件数 |
|---|---|
| 北海道 | 87,778件 |
| 青森県 | 12,363件 |
| 岩手県 | 12,989件 |
| 宮城県 | 39,178件 |
| 秋田県 | 9,268件 |
| 山形県 | 14,139件 |
| 福島県 | 24,453件 |
| 茨城県 | 63,427件 |
| 栃木県 | 38,240件 |
| 群馬県 | 37,983件 |
| 埼玉県 | 218,353件 |
| 千葉県 | 203,153件 |
| 東京都 | 721,683件 |
| 神奈川県 | 362,409件 |
| 新潟県 | 31,911件 |
| 富山県 | 20,945件 |
| 石川県 | 27,488件 |
| 福井県 | 17,262件 |
| 山梨県 | 18,853件 |
| 長野県 | 41,413件 |
| 岐阜県 | 46,761件 |
| 静岡県 | 86,379件 |
| 愛知県 | 247,785件 |
| 三重県 | 41,967件 |
| 滋賀県 | 44,320件 |
| 京都府 | 90,391件 |
| 大阪府 | 326,643件 |
| 兵庫県 | 178,247件 |
| 奈良県 | 40,172件 |
| 和歌山県 | 19,425件 |
| 鳥取県 | 9,787件 |
| 島根県 | 9,397件 |
| 岡山県 | 40,335件 |
| 広島県 | 66,137件 |
| 山口県 | 25,647件 |
| 徳島県 | 13,365件 |
| 香川県 | 19,082件 |
| 愛媛県 | 23,973件 |
| 高知県 | 10,675件 |
| 福岡県 | 167,682件 |
| 佐賀県 | 17,871件 |
| 長崎県 | 25,121件 |
| 熊本県 | 39,928件 |
| 大分県 | 21,070件 |
| 宮崎県 | 17,580件 |
| 鹿児島県 | 23,432件 |
| 沖縄県 | 43,651件 |
日本地図で見ると、色が濃く出るのは東京都です。
次いで神奈川県、大阪府、愛知県、埼玉県が続きます。
淡いのは秋田県、島根県、鳥取県でした。
47都道府県の平均は78,725.77件、中央値は37,983件です。
東京都の721,683件は平均の9.2倍にあたります。
上位3で38.1パーセント、1位と47位で77.87倍の開きがありました。
人口10万人あたりに直すと東京都が5,090.16件で最も多く、開きは4.9倍になります。
実数1位の東京都は人数あたりでは1位、人数あたり1位の東京都は実数では1位でした。
| 順位 | 都道府県 | 一般旅券発行件数(件) | 地方 | 人口10万人あたりの一般旅券発行件数 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 東京都 | 721683 | 関東 | 5090.16 |
| 2 | 神奈川県 | 362409 | 関東 | 3928.55 |
| 3 | 大阪府 | 326643 | 近畿 | 3730.08 |
| 4 | 愛知県 | 247785 | 中部 | 3321.51 |
| 5 | 埼玉県 | 218353 | 関東 | 2978.08 |
| 6 | 千葉県 | 203153 | 関東 | 3249.93 |
| 7 | 兵庫県 | 178247 | 近畿 | 3339.84 |
| 8 | 福岡県 | 167682 | 九州 | 3293.05 |
| 9 | 京都府 | 90391 | 近畿 | 3586.94 |
| 10 | 北海道 | 87778 | 北海道 | 1740.59 |
| 11 | 静岡県 | 86379 | 中部 | 2449.08 |
| 12 | 広島県 | 66137 | 中国 | 2436.88 |
| 13 | 茨城県 | 63427 | 関東 | 2260.41 |
| 14 | 岐阜県 | 46761 | 中部 | 2440.55 |
| 15 | 滋賀県 | 44320 | 近畿 | 3161.2 |
| 16 | 沖縄県 | 43651 | 九州 | 2977.56 |
| 17 | 三重県 | 41967 | 近畿 | 2452.78 |
| 18 | 長野県 | 41413 | 中部 | 2084.2 |
| 19 | 岡山県 | 40335 | 中国 | 2202.89 |
| 20 | 奈良県 | 40172 | 近畿 | 3126.23 |
| 21 | 熊本県 | 39928 | 九州 | 2352.86 |
| 22 | 宮城県 | 39178 | 東北 | 1742.79 |
| 23 | 栃木県 | 38240 | 関東 | 2028.65 |
| 24 | 群馬県 | 37983 | 関東 | 2009.68 |
| 25 | 新潟県 | 31911 | 中部 | 1520.3 |
| 26 | 石川県 | 27488 | 中部 | 2503.46 |
| 27 | 山口県 | 25647 | 中国 | 2002.11 |
| 28 | 長崎県 | 25121 | 九州 | 2006.47 |
| 29 | 福島県 | 24453 | 東北 | 1402.93 |
| 30 | 愛媛県 | 23973 | 四国 | 1878.76 |
| 31 | 鹿児島県 | 23432 | 九州 | 1529.5 |
| 32 | 大分県 | 21070 | 九州 | 1941.94 |
| 33 | 富山県 | 20945 | 中部 | 2100.8 |
| 34 | 和歌山県 | 19425 | 近畿 | 2207.39 |
| 35 | 香川県 | 19082 | 四国 | 2080.92 |
| 36 | 山梨県 | 18853 | 中部 | 2383.44 |
| 37 | 佐賀県 | 17871 | 九州 | 2267.89 |
| 38 | 宮崎県 | 17580 | 九州 | 1701.84 |
| 39 | 福井県 | 17262 | 中部 | 2335.86 |
| 40 | 山形県 | 14139 | 東北 | 1398.52 |
| 41 | 徳島県 | 13365 | 四国 | 1951.09 |
| 42 | 岩手県 | 12989 | 東北 | 1134.41 |
| 43 | 青森県 | 12363 | 東北 | 1061.2 |
| 44 | 高知県 | 10675 | 四国 | 1627.29 |
| 45 | 鳥取県 | 9787 | 中国 | 1843.13 |
| 46 | 島根県 | 9397 | 中国 | 1463.71 |
| 47 | 秋田県 | 9268 | 東北 | 1033.22 |
発行が多い上位5都府県
発行が多い上位5都府県です。
東京都は721,683件、神奈川県は362,409件、大阪府は326,643件でした。
東京都は2位の神奈川県の1.991倍です。
4位は愛知県で247,785件、5位は埼玉県で218,353件。
上位5で全国の50.7パーセント、上位3で38.1パーセント、上位10で70.4パーセントでした。
1位だけで19.5パーセントを占めます。
47都道府県の平均は78,725.77件なので、1位は平均の9.2倍。
中央値の37,983件と比べると19.0倍にあたります。
6位以下は千葉県で203,153件、兵庫県で178,247件、福岡県で167,682件と続きました。
2位と3位の差は35,766件、3位と4位の差は78,858件でした。
上位5より下の42都道府県で、全国の49.3パーセントを分け合っています。
1位と2位を合わせると1,084,092件。
これだけで全国の29.3パーセントにあたります。
人口の多い都府県が上位を占めました。
人口10万人あたりでも東京都が1位です
以下は、パスポートの発行件数にこれだけの差がつく理由についての推測です。
統計から確かめられる話ではなく、ほかの指標との突き合わせから考えたものです。
人口10万人あたりで割り直すと、並びが変わります。
1位は東京都の5,090.16件、2位は神奈川県3,928.55件、3位は大阪府3,730.08件。
4位以下は京都府、兵庫県と続きます。
逆に人口あたりの下位は青森県1,061.2件、秋田県1,033.22件。
東京都と秋田県では4.9倍の開きです。
人口10万人あたりでも東京都が1位でした。
実数と人口あたりの両方で1位になるのは珍しいことです。
パスポートを取るのは、海外へ行く予定がある人です。
国際線の空港が近いこと、仕事で海外へ行く機会が多いことが、都市部の数字を押し上げていると考えられます。
当サイトの旅行への支出の記事と並べると、その関係が読み取れます。
地方別に人口10万人あたりの平均を出すと、近畿7府県が3,086.35件で最も多く、東北6県が1,295.51件で最も少なくなります。
関東7都県3,077.92件と中部9県2,348.8件がそれに続きました。
実数で見ると順位は変わる
発行が少ない下位5県
発行が少ない下位5県です。
47位の秋田県は9,268件、46位の島根県は9,397件、45位の鳥取県は9,787件でした。
1位の東京都とは77.87倍の差があります。
44位は高知県で10,675件、43位は青森県で12,363件、42位は岩手県で12,989件と続きます。
上位と下位の開きは、人口の差よりも大きくなっています。
47都道府県の中央値は37,983件。
平均は78,725.77件なので、平均が中央値の2.1倍です。
47位の秋田県は平均の11.8パーセント、中央値の24.4パーセントにあたります。
下位5県を合わせても全国の1.4パーセントにしかなりません。
1位の東京都1つで19.5パーセントを占めるのとは対照的です。
47位の秋田県は、1位の東京都の1.28パーセントにあたる水準です。
46位との差は129件、45位との差は519件でした。
1位の東京都と47位の秋田県の間には712,415件の開きがあります。
地方別に見る
パスポートの発行は、人口の多い地方に集まります。
地方別に合計を出すと、関東7都県が全国の44.5パーセントで最も大きくなります。
次いで近畿7府県が20パーセント、中部9県が14.6パーセント、九州・沖縄8県が9.6パーセントと続きました。
少ないほうは中国5県が4.1パーセント、東北6県が3パーセント、北海道が2.4パーセント、四国4県が1.8パーセントでした。
人口10万人あたりの平均で見ると並びが変わります。
近畿7府県が3,086.35件、関東7都県が3,077.92件、中部9県が2,348.8件の順に多く、最も少ないのは東北6県が1,295.51件です。
このグラフについての豆知識
有効期間は5年か10年
パスポートには5年用と10年用があり、18歳未満は5年用しか取れません。
この記事の件数には、新しく取る人も切りかえる人も入っています。
2024年からは、切りかえの手続きがオンラインでもできるようになりました。
社会・人口統計体系という統計
社会・人口統計体系は、いろいろな調査の結果を都道府県ごとにまとめ直したデータ集です。
もとの統計はそれぞれ別で、この記事の数字も社会教育調査や旅券統計などから来ています。
調査によって年がちがうので、記事ごとに調査年を確かめて読むことが大切です。
数字の開き
1位の東京都は721,683件、47位の秋田県は9,268件。
両者の間には77.87倍の開きがあります。
上位3で全国の38.1パーセント、上位10で70.4パーセントを占めます。
中央値は37,983件、平均は78,725.77件です。
平均が中央値を上回るのは、上位のいくつかの都道府県が全体を押し上げているためです。
人口10万人あたりに直すと4.9倍の開きになります。
実数の順位がどこまで人口の多さを映しているかは、この2つを見比べると分かります。
順位の並びがにている記事
同じ形の地図になる記事はあるでしょうか。
パスポートの発行件数の順位で探してみます。
最も似ていたのは【文筆家・芸術家・芸能家】全国99万4,240人、4分の1が1つの都に集まる(順位相関0.96)です。
反対に、並びがいちばん逆だったのは【高齢者の割合】を47都道府県で比較すると地域差は16.8ポイント(順位相関-0.83)です。
これは並びが近いというだけで、片方がもう片方を生んでいるという意味ではありません。
地図を2枚ならべてみてください。
地方のなかで見た一般旅券発行件数
| 地方 | 最も多い(件) | 最も少ない(件) |
|---|---|---|
| 東北 | 宮城県 39178 | 秋田県 9268 |
| 関東 | 東京都 721683 | 群馬県 37983 |
| 中部 | 愛知県 247785 | 福井県 17262 |
| 近畿 | 大阪府 326643 | 和歌山県 19425 |
| 中国 | 広島県 66137 | 島根県 9397 |
| 四国 | 愛媛県 23973 | 高知県 10675 |
| 九州 | 福岡県 167682 | 宮崎県 17580 |
まとめ
パスポートの発行件数を47都道府県で比べると、最も多い東京都で721,683件、最も少ない秋田県で9,268件でした。
1位と47位の間には77.87倍の開きがあります。
上位3で全国の38.1パーセント、上位10で70.4パーセントを占めます。
47都道府県の中央値は37,983件、平均は78,725.77件でした。
人口10万人あたりに直すと4.9倍の開きになります。
パスポートの発行件数の数字を読むときは、3つの点に気をつけてください。
1つ目は、新規と切りかえの両方をふくむこと。
2つ目は、住んでいる場所で申請するとはかぎらないこと。
3つ目は2024年の数字であることです。
人口10万人あたりでは東京都が5,090.16件で最多。
実数1位の東京都は人数あたりでは1位でした。
地方別に合計を出すと関東7都県が全国の44.5パーセントで最多、人口10万人あたりでは近畿7府県が3,086.35件で最多でした。
旅行への支出や国内旅行の記事とあわせて読んでみてください。
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出典
- 統計名: 社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)
- 調査年: 2024年
- 公開元: 総務省統計局
- 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/stat-search/database?statdisp_id=0000010107
- 備考: 1年間に発行された一般旅券(パスポート)の件数。新規と切りかえの両方をふくむ。人口10万人あたりの一般旅券発行件数は総人口で割った参考値
注記: 1年間に発行された一般旅券(パスポート)の件数。
新規と切りかえの両方をふくむ。
人口10万人あたりの一般旅券発行件数は総人口で割った参考値
