【有料老人ホーム】全国1万7,833施設、特養の2倍を超える数

【有料老人ホーム】全国1万7,833施設、特養の2倍を超える数

民間の事業者が運営する有料老人ホームは、全国で17,833所。
特別養護老人ホームの2倍を超える数です。
47都道府県で比べます。

使うのは総務省統計局の社会・人口統計体系、2023年の数字。

大阪府が1,543所で1位。
47都道府県の平均は379.4所、中央値は251所です。
1位と47位の間には49.8倍の開き、人口10万人あたりでは14.2倍の開きがありました。

47都道府県の単純平均

379所

有料老人ホーム数(2023年)

最も多い 大阪府

1,543所

最も少ない 福井県

31所

地図で見る

有料老人ホーム数(2023年)
有料老人ホーム数(2023年) 社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)(総務省統計局)をもとに作成。単位は所。 北海道 1,116所青森 486所岩手 277所宮城 226所秋田 110所山形 242所福島 173所茨城 210所栃木 117所群馬 555所埼玉 741所千葉 832所東京 1,069所神奈川 1,160所新潟 153所富山 111所石川 159所福井 31所山梨 48所長野 269所岐阜 353所静岡 332所愛知 1,120所三重 220所滋賀 47所京都 112所大阪 1,543所兵庫 546所奈良 136所和歌山 173所鳥取 69所島根 84所岡山 221所広島 251所山口 285所徳島 71所香川 139所愛媛 276所高知 76所福岡 1,055所佐賀 292所長崎 225所熊本 454所大分 382所宮崎 494所鹿児島 373所沖縄 419所
有料老人ホーム数(所)
有料老人ホーム数(2023年)
項目有料老人ホーム数
北海道1,116所
青森県486所
岩手県277所
宮城県226所
秋田県110所
山形県242所
福島県173所
茨城県210所
栃木県117所
群馬県555所
埼玉県741所
千葉県832所
東京都1,069所
神奈川県1,160所
新潟県153所
富山県111所
石川県159所
福井県31所
山梨県48所
長野県269所
岐阜県353所
静岡県332所
愛知県1,120所
三重県220所
滋賀県47所
京都府112所
大阪府1,543所
兵庫県546所
奈良県136所
和歌山県173所
鳥取県69所
島根県84所
岡山県221所
広島県251所
山口県285所
徳島県71所
香川県139所
愛媛県276所
高知県76所
福岡県1,055所
佐賀県292所
長崎県225所
熊本県454所
大分県382所
宮崎県494所
鹿児島県373所
沖縄県419所

日本地図で見ると、色が濃く出るのは大阪府です。
次いで神奈川県、愛知県、北海道、東京都が続きます。
淡いのは福井県、滋賀県、山梨県でした。

47都道府県の平均は379.4所、中央値は251所です。
大阪府の1,543所は平均の4.1倍にあたります。

上位3で21.4パーセント、1位と47位で49.8倍の開きがありました。

人口10万人あたりに直すと宮崎県が47.41所で最も多く、開きは14.2倍になります。

実数1位の大阪府は人口あたりでは18位、人口あたり1位の宮崎県は実数では11位でした。

順位都道府県有料老人ホーム数(所)地方人口10万人あたりの有料老人ホーム数
1大阪府1543近畿17.61
2神奈川県1160関東12.57
3愛知県1120中部14.98
4北海道1116北海道21.92
5東京都1069関東7.59
6福岡県1055九州20.67
7千葉県832関東13.30
8埼玉県741関東10.11
9群馬県555関東29.18
10兵庫県546近畿10.17
11宮崎県494九州47.41
12青森県486東北41.05
13熊本県454九州26.57
14沖縄県419九州28.54
15大分県382九州34.85
16鹿児島県373九州24.08
17岐阜県353中部18.28
18静岡県332中部9.34
19佐賀県292九州36.73
20山口県285中国21.96
21岩手県277東北23.82
22愛媛県276四国21.38
23長野県269中部13.42
24広島県251中国9.17
25山形県242東北23.59
26宮城県226東北9.98
27長崎県225九州17.76
28岡山県221中国11.97
29三重県220近畿12.74
30茨城県210関東7.43
31福島県173東北9.79
31和歌山県173近畿19.39
33石川県159中部14.34
34新潟県153中部7.20
35香川県139四国15.01
36奈良県136近畿10.49
37栃木県117関東6.17
38京都府112近畿4.42
39富山県111中部11.02
40秋田県110東北12.04
41島根県84中国12.92
42高知県76四国11.41
43徳島県71四国10.22
44鳥取県69中国12.85
45山梨県48中部6.03
46滋賀県47近畿3.34
47福井県31中部4.17
社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)(2023年、総務省統計局)をもとに作成

有料老人ホームが多い5都府県

上位5都道府県の有料老人ホーム数
上位5都道府県の有料老人ホーム数 社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)(2023年) 02004006008001,0001,2001,400大阪府: 1,543所1,543所神奈川県: 1,160所1,160所愛知県: 1,120所1,120所北海道: 1,116所1,116所東京都: 1,069所1,069所大阪府神奈川県愛知県北海道東京都
上位5都道府県の有料老人ホーム数
項目有料老人ホーム数
大阪府1,543所
神奈川県1,160所
愛知県1,120所
北海道1,116所
東京都1,069所
下位5都道府県の有料老人ホーム数
下位5都道府県の有料老人ホーム数 社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)(2023年) 010203040506070福井県: 31所31所滋賀県: 47所47所山梨県: 48所48所鳥取県: 69所69所徳島県: 71所71所福井県滋賀県山梨県鳥取県徳島県
下位5都道府県の有料老人ホーム数
項目有料老人ホーム数
福井県31所
滋賀県47所
山梨県48所
鳥取県69所
徳島県71所

有料老人ホームが多い上位5都府県です。

大阪府は1,543所、神奈川県は1,160所、愛知県は1,120所でした。
大阪府は2位の神奈川県の1.33倍です。

4位は北海道で1,116所、5位は東京都で1,069所。
上位5で全国の33.7パーセント、上位3で21.4パーセント、上位10で54.6パーセントでした。

1位だけで8.7パーセントを占めます。
47都道府県の平均は379.4所なので、1位は平均の4.1倍。
中央値の251所と比べると6.1倍にあたります。

6位以下は福岡県で1,055所、千葉県で832所、埼玉県で741所と続きました。

2位と3位の差は40所、3位と4位の差は4所でした。
上位5より下の42都道府県で、全国の66.3パーセントを分け合っています。

1位と2位を合わせると2,703所。
これだけで全国の15.2パーセントにあたります。

民間の施設は、入居を希望する人が多く、料金を払える層が厚い地域に集まります。
大都市圏が上位を占めました。

人口あたりでは宮崎県が1位になります

ここから先は、有料老人ホームの数がこう分かれる理由についての見立てです。
ほかの指標と突き合わせて立てた推測で、統計そのものが示している事実ではありません。

人口10万人あたりで割り直すと、九州の県が首位に立ちます。

1位は宮崎県の47.41所、2位は青森県41.05所、3位は佐賀県36.73所。

4位以下は大分県、群馬県と続きます。
逆に人口あたりの下位は福井県4.17所、滋賀県3.34所。
宮崎県と滋賀県では14.2倍の開きです。

有料老人ホームは民間が自由に設置できる施設です。
ですから需要のあるところに集まり、採算が合わなければ増えません。
公的な計画で配置される特養とは、成り立ちが違います。

人口あたりの差が14.2倍と大きいのは、その自由さの表れだと考えられます。
特養の3.6倍と比べると4倍の開きです。

住宅型の有料老人ホームは、介護サービスを外から受ける形で運営されます。
届出の基準が変わった時期に数が大きく動いた面もあります。

特養の待機者が多い地域ほど、民間の施設が受け皿になる。
2つの記事を並べると、その補い合いが見えてきます。

地方別に人口10万人あたりの平均を出すと、九州・沖縄8県が26.3所で最も多く、関東7都県が10.8所で最も少なくなります。
北海道21.9所と東北6県18.2所がそれに続きました。

実数で見ると順位は変わる

人口10万人あたりの有料老人ホーム数の上位5都道府県
人口10万人あたりの有料老人ホーム数の上位5都道府県 社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)(2023年) 010203040宮崎県: 47.447.4青森県: 41.141.1佐賀県: 36.736.7大分県: 34.934.9群馬県: 29.229.2宮崎県青森県佐賀県大分県群馬県
人口10万人あたりの有料老人ホーム数の上位5都道府県
項目人口10万人あたりの有料老人ホーム数
宮崎県47.4
青森県41.1
佐賀県36.7
大分県34.9
群馬県29.2

有料老人ホームが少ない5県

有料老人ホームが少ない下位5県です。

47位の福井県は31所、46位の滋賀県は47所、45位の山梨県は48所でした。
1位の大阪府とは49.8倍の差があります。

44位は鳥取県で69所、43位は徳島県で71所、42位は高知県で76所と続きます。

49.8倍という開きは、特別養護老人ホームの13.3倍よりずっと大きくなっています。

47都道府県の中央値は251所。
平均は379.4所なので、平均が中央値の1.5倍です。

47位の福井県は平均の8.2パーセント、中央値の12.4パーセントにあたります。

下位5県を合わせても全国の1.5パーセントにしかなりません。
1位の大阪府1つで8.7パーセントを占めるのとは対照的です。

47位の福井県は、1位の大阪府の2.01パーセントにあたる水準です。

46位との差は16所、45位との差は17所でした。
1位の大阪府と47位の福井県の間には1,512所の開きがあります。

地方別に見る

地方別の平均(有料老人ホーム数)
地方別の平均(有料老人ホーム数) 社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)(2023年) 0400800北海道: 1,116所1,116所東北: 252所252所関東: 669所669所中部: 286所286所近畿: 397所397所中国: 182所182所四国: 141所141所九州: 462所462所北海道東北関東中部近畿中国四国九州
地方別の平均(有料老人ホーム数)
項目有料老人ホーム数の平均
北海道1,116所
東北252所
関東669所
中部286所
近畿397所
中国182所
四国141所
九州462所

有料老人ホームは、需要のある地方に民間が集まります。

地方別に合計を出すと、関東7都県が全国の26.3パーセントで最も大きくなります。
次いで九州・沖縄8県が20.7パーセント、近畿7府県が15.6パーセント、中部9県が14.4パーセントと続きました。

少ないほうは東北6県が8.5パーセント、北海道が6.3パーセント、中国5県が5.1パーセント、四国4県が3.2パーセントでした。

人口10万人あたりの平均で見ると並びが変わります。
九州・沖縄8県が26.3所、北海道が21.9所、東北6県が18.2所の順に多く、最も少ないのは関東7都県が10.8所です。

このグラフについての豆知識

有料老人ホームの種類

介護付き、住宅型、健康型の3つがあります。
介護付きは施設の職員が介護を行い、住宅型は外部のサービスを使います。

老人福祉法にもとづく届出が必要ですが、設置は民間の判断で行われます。

特養との違い

特別養護老人ホームは社会福祉法人などが運営する公的な色の濃い施設で、自治体の計画にもとづいて整備されます。

全国の有料老人ホームは17,833所。
特養の8,548施設の2倍を超えます。

数字の開き

1位の大阪府は1,543所、47位の福井県は31所。
両者の間には49.8倍の開きがあります。
上位3で全国の21.4パーセント、上位10で54.6パーセントを占めます。

中央値は251所、平均は379.4所です。
平均が中央値を上回るのは、上位のいくつかの都道府県が全体を押し上げているためです。

人口10万人あたりに直すと14.2倍の開きになります。
実数の順位がどこまで人口の多さを映しているかは、この2つを見比べると分かります。

10年前とくらべると

全国の有料老人ホームの数は、2013年の8,489所から2023年の17,833所へ、この10年でおよそ110%増えました。

10年前の先頭は神奈川県。
いま1位の大阪府は、当時4位からの入れかわりです。

県別では岐阜県の253%増が最大です。

順位の並びがにている記事

有料老人ホームの数とよく似た並びになる記事が、当サイトにあるか探しました。

0.81という高い相関を示したのが【入院患者・精神病床】1日平均25万7,929人、入院の2割でした。
反対に、並びがいちばん逆だったのは【世帯が使う部屋数】全国4.63室、1位と47位で1.84倍(順位相関-0.68)です。

並びが似ていても、そこに関係があるとまでは言えません。
ただ、2つの地図をならべると読み方のヒントにはなります。

地方のなかで見た有料老人ホーム数

地方最も多い(所)最も少ない(所)
東北青森県 486秋田県 110
関東神奈川県 1160栃木県 117
中部愛知県 1120福井県 31
近畿大阪府 1543滋賀県 47
中国山口県 285鳥取県 69
四国愛媛県 276徳島県 71
九州福岡県 1055長崎県 225
社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)(2023年、総務省統計局)をもとに作成

まとめ

有料老人ホームの数を47都道府県で比べると、最も多い大阪府で1,543所、最も少ない福井県で31所でした。
1位と47位の間には49.8倍の開きがあります。

上位3で全国の21.4パーセント、上位10で54.6パーセントを占めます。
47都道府県の中央値は251所、平均は379.4所でした。
人口10万人あたりに直すと14.2倍の開きになります。

有料老人ホームの数の数字を読むときは、3つの点に気をつけてください。
1つ目は、介護付き・住宅型・健康型を含むこと。
2つ目は、民間の判断で設置されること。
3つ目は2023年の数字であることです。

人口10万人あたりでは宮崎県が47.41所で最多。
実数の1位とは顔ぶれが変わります。

地方別に合計を出すと関東7都県が全国の26.3パーセントで最多、人口10万人あたりでは九州・沖縄8県が26.3所で最多でした。
特別養護老人ホームの数や高齢者のひとり暮らしを比べた記事とあわせて読んでみてください。

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出典

  • 統計名: 社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)
  • 調査年: 2023年
  • 公開元: 総務省統計局
  • 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/regional-statistics/ssdsview/prefectures
  • 備考: 指標コードJ230221(有料老人ホーム数)の2023年の値。人口10万人あたりは2023年の総人口で割った参考値

注記: 指標コードJ230221(有料老人ホーム数)の2023年の値。
人口10万人あたりは2023年の総人口で割った参考値

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